タグ別アーカイブ: 社会福祉学部

【半田 社会福祉学部】亀崎駅前の拠点づくり

7月13日(木)、半田市社会福祉協議会が主催する亀崎地区のふくし井戸端会議が、紀伊國屋駅前支店で開催され、地域の方々と社会福祉学部1年生の佐藤大介ゼミの学生が一緒になってその活用方法を考えるワークショップを行いました。

今回のワークショップでは学生がファシリテーションを行いましたが、そのために学生たちは数日前からシミュレーションを繰り返して準備をすすめ、この日を迎えました。

 

 

 

ワークショップでは、この場所をどんな雰囲気のしていきたいか、どんな設備が欲しいか、どう利用したいかなどをざっくばらんに話し合いながら、出てきた意見を付箋紙に書き出していき、それをグルーピングしていきました。

 

 

本番では、少し緊張した部分もあったかもしれませんが、参加者の笑いも誘いながら終始和やかな雰囲気でワークショップを進めることができたと思います。今回参加した佐藤ゼミの学生たちは、今後も亀崎のまちにお邪魔しながら継続してこの拠点づくりに関わっていく予定をしています。

このように地域の人達の意見を直接聞きながら一緒になって拠点を作っていくことは、学生にとって、多様な意見を知ることや、それをうまく合意形成していくプロセスを知る、絶好の学びの機会になるはずです。
今後も積極的にまちの人と関わり合いながら、まちの人から愛される拠点づくりに向けて頑張って欲しいと思います。

【社福春季セミナー】地域の支え合を学ぶ。

社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。
春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミごとに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。

2017年5月15日(月)、佐藤ゼミは知多市朝倉駅周辺を訪れ、朝倉梯子獅子で知られる牟山神社、知多市のコミュニティビジネス創業の拠点として注目される「わ~くわくラボ」、地域支え合センター「NPO法人ゆいの会」を見学しました。

まずは、牟山神社にて無形文化財朝倉梯子獅子保存会会長 加藤茂さんから梯子獅子の由来や起源、お祭りの様子など動画を交えてお話をして頂きました。

その後、知多市の空き家の活用モデルとして設置された「わ~くわくラボ」へ移動し、知多市企画部 企画情報課 課長補佐 小屋敷浩司さんより、知多市の現状の説明や「わ~くわくラボ」立ち上げの経緯や想いについてお話して頂きました。

最後は、NPO法人ゆいの会にて代表 下村一美さんより法人の立ち上げや新社屋ができた経緯、実施している訪問介護事業、たすけあいサービス、ふれあい活動について説明して頂きました。
学生も実際に体験させてもらい、活動の意図を深く理解しました。 

担当の佐藤大介助教から総括として「学生も地域に住んでいるひとりの住民として意識し、他人事を我が事として捉え、学生自らが助け合い・支え合いの地域福祉活動に参画することが大切である」とお話しされました。

【社福春季セミナー】東海市荒尾町の学童保育どんぐりクラブ訪問

社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミごとに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて18コースでフィールドワークを行いました。

2017年5月15日(月)、小林洋司ゼミは東海市荒尾町にある学童保育どんぐりクラブ(運営:NPO法人学童保育ざりがにクラブ)を訪れ、学童保育の歴史や学童保育の必要性などについて、代表の鳴海汎さんよりお話しをしていただきました。

全国学童保育連絡協議会の2013年「学童保育の保育指針(案)」によると、学童保育は、全国1600市町村にあり、施設数は2万か所を超え、約85万人の子どもたちが 学童保育に入所しているそうです。 代表の鳴海汎さんは、行政の施策として始まる前から民間で学童保育に取り組まれて38年になるそうです。その後、2003年にNPO法人化をして、NPO法人学童保育ざりがにクラブでは、現在、3つの自治体から学童保育の運営を受託しています。この他に、障がいを持った子どもの居場所づくりとして放課後等デイサービス事業にも取り組まれています。

学童保育の一番の問題は、「人材の確保」とのことで、いかに職員の待遇を改善して働き続けられる職場をつくれるかが課題となっているそうです。今後、法制化が進む中で、少しずつではあるが改善が図られていくとのお話を聞くことができました。担当の小林洋司助教は、「学童保育は、さまざまな背景をもつ子どもが集まる場所だし、日によって利用する子どもも違うため、指導員はその場面に応じて臨機応変な対応が求められる。そのため高度な力が必要になる。だからもし学生時代に関われるなら、力が身につく実践の場になる」と、話をされました。

質疑応答では、民間で学童保育を運営するメリットについて質問がなされ、「より柔軟に利用者の声を事業に反映できる」点をお話しいただきました。NPO法人学童保育ざりがにクラブでは、最大20:30まで延長保育の対応をしているそうで、共働き世代が増えるにしたがって、学童保育への社会ニーズはますます高まってきているようです。

その後、荒尾町のFWでは、臨海部の工業地域を眺めながら、東海市しあわせ村までのコースを30分ほどかけて全員で歩きました。学生たちは、古い家と新しい家やアパートが混在する地域を観察して、「移り住んできている人が多いのではないか」「旧住民と新しい住民との関係はうまくいっているのか」など、おのおの気づいた点をノートに記録していました。

【社福春季セミナー】岩滑地区で住民自治を学ぶ

社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員がゼミにごと分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて18コースでフィールドワークを行いました。

2017年5月14日(日)、大濱ゼミは半田市岩滑地区を訪れ、ゴミ収集の活動や自主防災の活動を通して、住民自治について学びました。まずは、岩滑区民館で、岩滑区長の炭谷重則さんから、岩滑地区の自治の仕組みやふれあいセンターの活動、地域お助け隊の活動についてお話をいただきました。

その後、2つのグループに分かれてFWを行いました。一つのグループは、岩滑地区の白ブロックの自主防災の活動を学びました。この日は、お休みにもかかわらず15名の地域住民の有志の方が出てきてくださり、普段体験することのない放水をさせてもらいました。女性でも扱えるように、自主防災で使うホースは、消防団で使うものよりも細くなっているとのことです。岩滑地区では、6つの地区に分かれて自主防災の活動が行われているそうで、地区ごとに毎年訓練が行われています。

もう1つのグループは、コミュニティの基盤活動になっている「ごみステーション」について、実際の場所を見学しながら区長さんから説明をききました。ブロックごとの地域住民で順番を決めてもちまわりで事に当たることで、顔と顔がみえるコミュニケーションを創りだしているそうです。岩滑区では「ゴミュニケーション」と呼んでいるそうです。岩滑で生まれたゴミの輪番制の自治の仕組みは、知多半島の各自治体のモデルとなってそれぞれの地域に根づいているそうです。

最後のふりかえりの時間では、体験してきたことを互いに共有し合い、気づきや学んだことを地域の人に感想としてお伝えしました。学生は、「区長さんが全体の調整役となって、行政とのやり取りや、地域内の自治の仕組みを機能させいることを学んだ。日頃からの住民同士の関係があるからこそ、何かやろうとしたときに、たくさんの人が協力をしていることが分かった。」とふりかえっていました。
行政専修を担当するこのクラス担任の大濱裕准教授は、「学生には、自治の仕組みが宝箱のように詰まった岩滑地区からたくさんのことを学んでほしい。将来住民と一緒につくる行政職員を志してほしい」と総括されました。

【美浜】第2回MIHAMA F-es~地域の魅力発掘市~開催。

2017年2月4日(土)、美浜町総合体育館において第2回MIHAMA F-es(美浜町商工会青年部主催)が行われました。この取り組みは、昨年度、商工会青年部と大学が連携して企画が行われ、美浜町の子どもたちに美浜町の魅力を伝えるために、「こども職業体験」、「朝市」、「ステージイベント」、「ゲームコーナー」などが行われており、今回が2回目の開催となりました。

美浜町商工会青年部のメンバーと社会福祉学部と子ども発達学部の1年生6名が実行委員会を組織して、11月から企画を行ってきました。学生は、学生の視点で、小さい子どもたちがどうすれば楽しめるかを考え、地域発掘ゲームを企画したり、当日の案内看板や装飾を準備しました。

また、学生の実行委員が所属するサークルや、友人たちに声をかけて、職業体験ブースやサブアリーナで行われたステージ企画の出演者の呼びかけ、当日ボランティアの呼びかけなども行いました。日本福祉大学からは、50名の学生が当日、様々な形でイベントに関わりました。

参加した子どもたちは、学生たちのサポートを受けながら、楽しげに職業体験を行っていました。美浜町の魅力が、たくさんの子どもたちに伝わったことと思います。

【学生サークルしんぽsium企画 こども先生授業が開催されました】 

日本福祉大学学生ボランティア団体  しんぽsium による「こども先生授業」が2017年1月21日(土)、東海キャンパスにて行われました。

しんぽsium代表 高橋康祐さん(国際福祉開発学部4年)から先生方へ表彰

 

しんぽsium(しんぽじうむ)は、人の心を動かす力、影響を与える力をサークルスローガンとして、週4回ゴミ拾い活動をするなど様々な取り組みをしています。自分たちの取り組みや活動が地域の皆さんや関わった人たちの心を動かし、元気や希望、幸せを与えられるよう、地域を盛り上げたいという願いで活動しています。

当日のこども先生授業は、以下の時間割で開催されました。

1限:郡上の魅力

2限:恐竜の世界

ワークショップ

3限:ロープワーク

4限:アートバルーン

しんぽsiumの代表である国際福祉開発学部4年生の高橋康介さんに記事を書いていただきました。

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~子ども先生授業を終えて~

子ども達が授業をやることで、子ども達の伝える力を育成し、地域の方に元気、希望、幸せを届けられたらいいなと思い、このイベントを企画しました。

当日は、お客さんがたくさん来てくださり、約60名の方が授業に参加してくれました。予想をはるかに越える来客数で正直驚きました。

11月から準備を重ねて、子ども達の授業の精度は徐々にあがっていき、本番では、しっかり時間を使い、お客さんに色んなことを伝えることができたと思います。また、お客さんにも今の子ども達の隠れた潜在能力を知ってもらうことができ、色んな事に活用できることを知ってもらえたとアンケートを読み実感しました。

こんな良いイベントができたのも周りの方々の協力があり、関わってくれた全ての方で作り上げたイベントなので、本当に感謝しています!

これからもしんぽsiumは、地域を元気にするため、自分自身の育成のため、活動していきます!どうぞよろしくお願いいたします!

高橋康祐

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トップバッターを務めた とってぃー

1限の郡上の魅力をテーマに授業してくれた とってぃーは、トップバッターにも拘わらず、緊張はせずに楽しく出来たと堂々とした様子でインタビューにも答えてくれました。

恐竜の魅力をクイズ方式で楽しく教えてくれた仲良し3人組

日常や災害時に使えるロープワーク、そしてロープで作れるトンボなど教えてくれました

「次は何ができるでしょう?」と風船をつかって色々なものを作り上げていきます。

国際福祉開発学部の学生から提供されたワークショップでは、グループに分かれて自己紹介からはじまり、「自分のこだわりや好きなものを否定されたらどうするか」や「多様性が認められたらどうなるか」など、今世界中で起きている問題と照らし合わせて様々な意見が出されました。身近なところから世界を考える、とても良いワークショップでした。

各グループに分かれて意見を出し合いました

参加者の方々からワークショップのまとめなどもしていただきました

全ての授業を終えて、子ども先生たちからの感想では「人前で話すことが苦手だったけれど、人前で話すことの楽しさを学んだ」「時間が足りなかった」など最後まで笑顔の絶えない先生方でした。

 

大勢の人の前で話したりプレゼンテーションをしたりすることは、大人でも難しいことです。それを堂々とやり切った先生方に、心を打たれました。これからも、地域の人たちを巻き込みながらたくさんの人を笑顔にする活動を行っていってほしいと思います。

学生だけでなく地域の子どもから大人まで最後は最後はみんなで記念撮影♪

 

【美浜】COC・DAY@美浜

2017年1月25日(水)、美浜キャンパス120教室で、「子どもの貧困~地域はどう向き合うか~」というテーマで、COC・DAY(美浜キャンパスおよび全学教育センター主催)のシンポジウムが開催され、学生・教職員、地域関係者約200名が参加しました。

この取り組みは、文部科学省 地(知)の拠点整備事業の採択を受けたCOC事業「持続可能な「ふくし社会」を担う「ふくし・マイスター」の養成」の取組の一環として、各キャンパスにおいて「ふくし・マイスター」養成に係る啓発促進と、地域課題の解決に向けた事例共有の場として開催されており、地域連携教育推進の一助となるよう、地域関係者・教職員・学生が協働した取組を展開するものです。

美浜キャンパスでのシンポジウムでは、人々が抱える生活問題を社会全体の関わりで理解できる人材の養成を目指す社会福祉学部と、子どもが抱える課題に専門的な視点から対応できる人材の養成を目指す子ども発達学部との結節点に「子どもの貧困」を位置付けたうえで、知多半島に焦点を当て、地域で取り組まれている子どもの貧困解消のための実践を理解し、子どもの貧困に地域がどう向き合うべきなのかを学生が考えるための学びの視点を提供する内容となりました。

【シンポジウムⅠ部】

「知多地域における子どもの貧困への取り組み」
社会福祉法人知多学園松籟壮 施設長 佐々木仁美 氏
NPO法人子どもたちの生きる力をのばすネットワーク代表理事 伊藤八千穂 氏
一般社団法人アンビシャスネットワーク 共同代表 田中嵩久 氏
特定非営利活動法人りんりん 理事長 下村 裕子 氏〈コーディネータ〉
山田壮志郎 社会福祉学部准教授
〈コメンテーター〉
岡 多枝子 社会福祉学部教授

【シンポジウムⅡ部】

「子どもの貧困をどう学ぶのか」
・児童相談所の視点から見た子どもの貧困
渡邊 忍  社会福祉学部教授・保育の視点から見た子どもの貧困
中村 強士 社会福祉学部准教授

・スクールソーシャルワークの視点からみた子どもの貧困
野尻 紀恵 社会福祉学部准教授

〈コーディネータ〉
山本 敏郎 子ども発達学部教授

【社福・看護】多職種間連携教育の研修会参加

世代や専門の違う参加者同士で自己紹介

本学の学生のファシリテーションで自己紹介を行う世代や専門の違う参加者

2016年12月24日(土)、岐阜駅前の複合ビルの岐阜シティ・タワー43の3階サンサン広場において、多職種間連携教育(IPE:Inter Professional Education)研修会が行われました。岐阜県可児高等高校の生徒や他大学を含む大学生、そして全国から集まった専門職の方が約100名ほどの参加者がいました。日本福祉大学からは、社会福祉学部「地域研究プロジェクト」を履修する3名の学生と担当の藤井博之教授、看護学部からは1年生7名と渡邊亜紀子准教授が参加をしました。

グループに分かれて事例検討を行う参加者

グループに分かれて事例検討を行う参加者

あるグループでは、介護福祉施設のケアマネージャーの方から、日常業務の説明を受けた上で、施設で実際に対応をされている事例を挙げて、その後当事者からのお話を踏まえた上で、当事者の問題を解決するためのケースディスカッションが行われました。

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相手の意見を聞きながら、自分の考えを伝えるのは難しいようです

本学の学生もファシリテータ役を自主的にかってでて、グループワークをリードしていました。相手の意見を聞きながら、自分の考えを伝えることの難しさを実感したようですが、多職種連携を進めていくにあたって、さまざまな考え方があるなかで、ひとつの解決策を模索する意義や達成感を感じていました。

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異なる意見を一つの解決策にまとめる参加者

高校時代に「地域看護」について知り、日本福祉大学の看護学部に入学した看護学部一年生は、「違う分野の専門職の人や同世代の方の多様な意見を聞けたのがとても刺激になった。これから専門的なことを学んでいくとともに、いろいろな人とコミュニケーションをとっていける力を身につけていきたい」と、話をしてくれました。

日本福祉大学では、他学部の学生がテーマに分かれて議論を通して解決策をみいだすプロセスを身につけていく「ふくしフィールドワーク実践」という科目を2017年度開講予定です。「ふくし」を創りだしていくための多職種連携というキーワードを実感する日となりました。

【Cラボ美浜】美浜町図書館15周年記念事業 図書館フェスティバルへ

 

2016年11月19日(土)美浜町図書館のイベントに、学生サークルの「スマイルコネクト」の9名と社会福祉学部助教富田克己ゼミの4名の学生が、美浜町図書館15周年記念事業「図書館フェスティバル」において、会場準備からクイズのスタンプラリーや各ブース講座の手伝いなど一日行いました。

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学生たちは、午前と午後と担当を分けて活動しました。活動の中で、フェスティバルの進行にたずさわることと、小さな子どもたちをはじめ参加者と、「もっと触れ合えるように」と考えて進行を行いました。大盛況の中、学生たちは、各講座に来てくれる人へのフォローをするだけでなく、講座の先生方ともいい関係とつくり、先生方から、アイシングクッキーやエコバックを作らせてもらいました。

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参加者総勢450名にものぼり、図書館館長をはじめ、職員の方々から、「学生さんが、多く参加してくれなかったら、このイベントは成功しなかったです。有難うございました」とお礼の言葉を頂き、学生たちも、「図書館をこんな風につかえるなんて」と感想をのべるなど、いい機会になっていました。

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学生達は、たった一日のイベントでしたが、、とても有意義な時間をすごすことが出来たようでした。

【社会福祉学部】地域研究プロジェクト報告会を開催

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7月20日(水)6限に、美浜キャンパス510教室で社会福祉学部の地域研究プロジェクト報告会が開催されました。4つのプロジェクトに所属する学生たちが1年半かけて取り組んできた活動をパワーポイントにまとめてプロジェクトごとに報告が行われました。学生たちはただ活動をするだけでなく、自分たちの取り組みを客観化する中で、新たな気づきを得て、社会課題をとらえる視点を獲得していたようです。

※地域研究プロジェクトは、地域の社会課題の解決を地域関係者と協働して取り組む中で、主体性や、問題解決力やチームで働く力など社会人基礎力を身につけることを目的にした教育プログラムです。

~こども・若者応援プロジェクト(担当:新美晃代講師)~

こども・若者応援プロジェクトの学生は、学童保育で体験実習をしたことがきっかけとなり、こどもと若者の当事者の居場所づくりが必要だと考えました。そこで、知多市で行われた「こどものまちin知多」で、子どもたちが主体となってつくる町の運営をサポートする活動を行いました。半年前から行われる企画会議から伴走した学生からは、「自分でお金を稼いで買い物ができる仕組みの中で、子どもたちが自分の役割を見つけて主体的に動いていた」と報告がありました。また、「あいち小児保健医療総合センター」でボランティアをしていた学生グループは、病院の担当者から機会を得て、外来に来ている子どものためのレクリエーションを企画しました。

~ホームレス・生活困窮者プロジェクト(担当:水谷聖子准教授)~

ホームレス・生活困窮者プロジェクトの学生は、中村区拠点をしているNPO団体の活動に参加させてもらう中で、健康を害している人が多いことに気がづき、健康づくりを行うために生活の中にあるタオルを使った体操をすればいいのではと考えました。体操は、自分たちで考えたものではないが、簡単にできる部分を抜粋して毎度の活動で行った。また、併せて栄養をとってもらうために料理教室を考え企画していったそうです。当事者は、その企画を楽しみにしてくれていたようで、次第にコミュニケーションが取れるようになり、そのかかわりの中から、夢を聞きだすことができるまでの関係性になったそうです。
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生活困窮者への生活改善サポートのひとつのタオル体操を体験している様子

~地域包括ケアによる多職種協働はいかに構築されるかを考えるプロジェクト(担当:藤井博之教授)~

地域にいる年齢や様々な困難を抱えている人の課題を包括して考えていくためには、「ひとつの専門職が行うには限界があり、多職種連携が不可欠である」との教員の教えをもと、このプロジェクトでは、まず多職種連携の大切さや難しさを理解するために地域にあるいくつかのサロンを見学してきました。その上で、いろいろな方(専門職や一般・子ども)にわかってもらうために、多職種連携をわかりやすく体験できるようにするために、カフェ運営ゲーム・ケーキゲーム・サロン立ち上げゲームなどのワークショップを企画して様々な場面で実践してきました。

~認知症プロジェクト(担当:斉藤雅茂准教授)~

認知症プロジェクトでは、公益社団法人認知症の人と家族の会の愛知県支部と連携をして、認知症の啓発を目的に取り組みを行ってきました。4つのグループに分かれて家族会へのヒアリングをもとに認知症啓発ゲームを開発したり、教員の力を借りて大学内のヤングケアラーの実態調査を行ったりきました。また、地域のサロンを訪れて、認知症についての理解を広めるなど幅広い活動を行ってきたそうです。

総括の中で、教員からは、「1年半の短い期間の中で、どのプロジェクトも大人が想定するよりもはるかに大きい成果を上げることができた。おそらく、みなさんの力だけでなく、担当の教員のサポートや地域の関係者の理解があったからだと思う。教員としては、せっかく受講してくれたのだから、学生に一つはお土産を持ちかえってもらいたいという思いでやってきた。プロジェクトは大変だったと思うけど、その分きっと何か得るものがあったと思う。自信をもってこれからの進路に進んでください。」と励ましの言葉が送られていました。

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報告も無事終わりみんなで集合写真

これからも、学んだことを活かして、地域の中で活動を続けていってほしいです。(廣澤)

【春季セミナーFW】岩滑地区のまちづくりを学ぶ。

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やなべお助け隊 隊長の森さん

社会福祉学部では、毎年、入学して間もなく春季セミナーという合宿型研修を行っています。2015年から、春季セミナーの中で、地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を通して、1年生全員が各クラスに分かれて地域を知り、地域で学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。

2016年5月16日(日)、大濱クラスは、岩滑地区のコミュニティづくりの中核を担う岩滑区民館を訪れ、岩滑区長の本間氏、やなべお助け隊隊長の森氏、ふれあいセンターの加藤氏から岩滑地区の重層的な組織による住民主体のまちづくりのお話を聞きました。岩滑区の自主防災会は、「防災功労者内閣総理大臣賞」を受賞しています。

その後、学生たちは、地域見守りシステムの「ごんの灯りプロジェクト」の取り組みを見ながら、岩滑地区を歩き、NPO法人りんりんの学童保育所りんごハウスに向かいしました。

NPO法人りんりんの代表下村さんからは、学生たちが生まれる前の22年前から始まったりんりんの活動の経緯を紹介しながら、現在おこなわれている事業を説明いただきました。変化するニーズに対応しながら、りんりんの役割も制度の変化とも交わりながら、「福祉制度の狭間」での取り組みの重要性についてお話をいただきました。

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また、地域との関係性を育む中で、地域にある資源を掘り起こし、資源をつなぎ合わせ福祉サービスをプロデュースしていく「黒子」の役割を垣間見る時間となりました。

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学生たちは、この機会に積極的に質問をしていました。

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担当の大濱裕准教授によると、「体育振興会やお祭りの組織など古くからある組織活動の中に、住民同士の協力の規範が経験として蓄積されていることによって、そのうえで、住民同士やNPOなどの創造的な住民活動が行われている」とのことでした。

社会福祉学部では、この他にもA日程では10コース、B日程では8コースに分かれて、知多半島と高浜市をフィールドワークを行いました。

認知症プロジェクト~知多市と常滑市の高齢者サロンで認知症啓発

社会福祉学部の開講科目の「地域研究プロジェクト」の認知症プロジェクト(担当:斎藤雅茂准教授)の取り組み成果が、着実に実を結んでいます。

※「地域研究プロジェクト」とは、地域課題の解決の実践を通して、問題発見・解決力、コミュニケーション力、チームワーク力、リーダーシップ、創造性など「社会人基礎力」に位置付けられる能力の向上に、自ら取り組む教育プログラムです。学生が主体となって地域の課題を発見し、教員が視点を与え、支援者として学修活動をサポートします。

認知症プロジェクトでは、認知症の啓発を目的に活動をしています。問題意識の近い学生が集まって「サロン班」、「ヤングケアラー班」、「啓発ツール班」の3つのグループをつくり、プロジェクトを展開しています。その中の「サロン班」は、これまで知多市の南粕谷ハウスと常滑市の多屋公民館で3回の認知症啓発活動を企画・実施してきました。

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(11月26日に知多市の南粕谷ハウスで行われた認知症啓発の活動風景)

高齢者サロンでは、高齢者にただ認知症について知ってもらうのではなく、学生が考えたレクリエーションを一緒に楽しみます。学生たちは、地域の高齢者の方に親しみをもってもらうため考えてきた自己紹介をした後、グループに分かれてレクリエーションを行います。これまでのプロジェクトでの先行研究を通して、「人との交流」が認知症予防に効果があるのではないかと考えた学生たちは、認知機能を活性化するゲームの中に、学生との交流を取り入れることでレクリエーション自体が、認知症予防になるように考えられているそうです。

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(多屋公民館で、レクリエーションを通して交流する学生と地域の高齢者)

 

毎回のサロン活動には、毎回20名ほどの高齢者が参加しているそうです。アンケートを取ってみると、「若い人との交流ができたのがよかった」と回答があり、予期せぬ副産物効果として「世代間交流の場」をつくることができていたようです。

学生は、高齢者の方から、「ありがとう」とお礼をいってもらえるのが励みとなって、また活動したいと次の活動の動機になっているようです。しかしながら、活動を通して、「地域のサロンは男性の利用率が女性に比べて低い」という課題が新たに見えてきたそうで、今は、その課題に対応する課題解決を提案する作業をグループで取り組んでいるそうです。

サロン班のリーダーの野崎涼(社会福祉学部福祉社会コース3年)さんは、「『地域研究プロジェクト』は、自分たちが課題解決に向けたアイディアを出して、まとめて、実践する機会を経験することができる。企画力や創造力が身につけることができるので、これから身近な課題解決にも活かしていきたい。クリエイティブな力は社会から求められているので、是非後輩の皆さんも履修してほしい」と話してくれました。

認知症プロジェクトでは、7月20日(水)6限(18:25~19:55)に行われる予定のプロジェクト報告会に向けて、成果をまとめていくそうです。

3 (南粕谷ハウスでの活動を終えたサロン班のメンバーの集合写真)

【関連ページ】
地(知)の拠点整備事業

地域研究プロジェクト

【ふくしコミュニティプログラム】新美南吉のふるさと岩滑をフィールドワーク

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4月28日(木)、社会福祉学部の社会福祉総合演習(富田クラス)では、1限のゼミの時間と2限のサブゼミの時間を活用して、新美南紀のふるさとである半田市岩滑地区を4つのグループに分かれてフィールドワークを行いました。社会福祉総合演習は、本学COC事業の「ふくし・マイスター」の養成プログラムの中の「ふくしコミュニティプログラム」に位置付けられており、「地域を知る」、「地域を調べる」、「地域と関わる」、「学習を深める」、「成果をまとめる」の5つの学習ステップが組み込まれています。

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名鉄半田口駅に集合すると、担当の富田克己先生からグループごとにオリエンテーションが行われ、グループごとに「地域を知る」フィールドワークが行われました。

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学生たちは、事前に童話『おじいさんのランブ』を読んで参加してきており、「当時の暮らしはどんなんだったんだろう」や、「岩滑地区はどんな町なんだろう」と各々の問に答えるように1時間程まちを見て回りました。学生からは、「道幅が狭い」「家と家の距離が近く感じる」など気づきが発せられていました。

社会福祉学部の1年生全員は、5月15,16日に、宿泊型研修の春季セミナーが予定されており、富田クラスは、新美南吉顕彰会のボランティアさんによる文学散歩ツアーに参加します。春季セミナーでは、宿泊型研修になっており、「学習を深める」ふりかえり会が予定されています。

童話『ごんぎつね』にも出てくる権現山をバックに記念撮影

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(関連記事)

総合演習ではじめてのフィールドワーク

春季セミナー事前説明会

【サービスラーニング】合同講義~サービスラーニング先を学ぶ

2016年4月22日(金)、社会福祉学部の地域福祉基礎演習では、6名の担当教員がペアになり、3つのクラスに分かれて実施される合同講義が行われました。この日は、夏季休暇中にサービスラーニングに行く団体と学生とマッチングするために、団体紹介が現場の先生から伝えられました。今年は、知多半島にある35団体でサービスラーニングを受け入れていただく予定です。

山崎ゼミと原田ゼミのクラスでは、NPO法人絆の代表でもある山崎紀恵子先生から、11の団体の情報が学生に伝えられました。学生たちは、現場の取り組みを知り、新鮮な関心を示していました。来週までに学生たちは希望を書いたシートを提出し、3~4人のグループに分かれてサービスラーニングの事前学習を行っていきます。

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山崎先生は、昨日の雨の中、11団体を回り、学生のために写真をたくさん使ったスライドを用意してきてくださいました。

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地域のさまざまな方との出会いが、きっと学生たちの成長にたくさんの刺激を与えてくれることでしょう。

【関連ページ】
サービスラーニング

春季セミナー事前説明会開催~フィールドワークの視点を学ぶ~

2016年4月21日(木)2限、総合演習のサブゼミの時間に社会福祉学部の1年生全員が2つのグループに分かれて、合同で春季セミナーの事前説明会が開催されました。

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※春季セミナーとは、1泊2日の宿泊型セミナーで、毎年この時期に行われています。導入教育として「読む」、「書く」、「話す」という学習の基礎リテラシーを育むためや、仲間づくりなど複数の目的で実施されます。今年は、5月15日と5月16日出発の2つの日程で18クラスの学生が研修に参加します。

この日は、事前説明とあわせて、1日目に行われる知多半島を中心に各地域で行われるフィールドワークの事前研修として、全学教育センターの佐藤大介助教が、「知多半島に出かけよう」というテーマでフィールドワークのポイントが伝えられました。

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ミニワークでは、知多奥田駅からキャンパスまでの写真をみながら、フィールドワークノートに記録を残す作業をおこないました。佐藤先生からは、「ただ単に見るのではなく、意識をもって地域を観ることが大切。」と伝えられ、「フィールドワークで身につける『観察する力』は、これからソーシャル・ワークを実践していくために、見えない課題に気づいたり、課題解決にむけて社会資源を活用したりするために重要な力になる」とメッセージが伝えられました。

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社会福祉学部の春季セミナーは、日本福祉大学COC事業「ふくし・マイスター」養成の一歩である「ふくし・コミュニティプログラム」に位置付けられており、地域で学ぶための5つのステップ(「地域を知る」「地域を調べる」「地域と関わる」「学習を深める」「成果をまとめる」)が、学習の要素として組み込まれています。

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社会福祉学部の総合演習では、6月16日(木)に春セミフィールドワーク報告会が予定されており、それぞれのクラスでの成果が報告されます。

【関連ページ】

社会福祉学部

【サービスラーニング】2016スタート!!

【サービスラーニング2016スタート】

2016年4月8日(金)、社会福祉学部の地域福祉基礎演習では、地域福祉コースの全学生131名を対象にしたサービスラーニングプログラムが今年度もスタートしました。

地域の福祉NPOの現場から3名の教員を招いて6つのクラスに分かれてプログラムが展開されていきます。

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サービスラーニングが専門の村上徹也特別教授からは、「年々サービスラーニングをみているが、学生の社会人としてのマナーが低下してきているように思う。このプログラムを通じて、社会に関心をもって、主体的に社会の課題に解決できる力を身につけてもらいたい」と少し厳しめの言葉が送られ学生たちは気を引き締めて真剣な表情で話に耳を傾けていましたIMG_9316

前期のプログラムでは、グループに分かれて実習先のNPOの方を交えながら、サービスラーニング期間における取組みの計画を立てていきます。これからどんな学生の成長がみられるでしょうか。

【ふくしコミュニティプログラム】総合演習ではじめてのフィールドワーク

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社会福祉学部1年生必修科目の総合演習では、地域と関わる学び(ふくしコミュニティプログラム)が展開されています。その中の1クラス佐藤ゼミの学生23名は、2回目の講義で、3~4人のグループに分かれて美浜キャンパスの奥田地区を中心にフィールドワークを行いました。

講義の冒頭、佐藤先生から、「ただ単に見てくるのではなく、意識的に観ることが気づきの一歩」と、フィールドワークの視点を与えられ、学生たちは、自分なりの観点で町を歩いた結果、発見があったようです。

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学生からは、「大通りは車どおりが多いが、一本道を入ると道幅もせまく人通りは少ない」など、短い時間の中でそれぞれが体験したことを言葉にして、全体で共有していました。

日本福祉大学では、このように学部ごとに設定された地域との関わりの中で学ぶ科目(地域志向科目)を10科目20単位を履修し、毎年年度末にリフレクション(ふりかえり)を行った学生に対して、「ふくし・マイスター」の認定し、日本福祉大学が目指すふくしの人材の養成に全学的に取り組んでいます。

【サービスラーニング】学内報告会

2015年12月11日(金)、社会福祉学部地域福祉コースの学生約150名が取り組んできたサービスラーニングを通じた学びの成果報告会が行われました。

日本福祉大学 サービスラーニング

美浜町の地域団体と連携して行ってきたサービスラーニングの岡久美子クラスの報告会では、美浜町商工会と連携してきたMIHAMA F-esで2000人を集めた事例をもとに「美浜の地域に暮らす人たちの温かさとともに、地域の人を集める力が高いということに気が付きました。」と地域に存在する社会的ネットワークとそれに付随する多様な資源の豊かさへの気づきが報告されていました。

明日は、NPO協働型サービスラーニングの学外報告会が企画されており、連携してきたNPOの担当の方を招いて報告会が実施されます。

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【地域研究プロジェクト】 認知症プロジェクト~中間報告会~

地域研究プロジェクトの認知症啓発プロジェクト(担当:斉藤雅茂社会福祉学部准教授)の中間報告会がありました。

本プロジェクトでは、3つのグループ4~7名に分かれ、取り組みをしています。
① “ヤングケアラー(若年介護者)”の認知度等の調査をする
② 認知症の啓発のためのゲームづくり
③ 認知症予防のためのサロン企画

学生が、「認知症」について学び、家族会で当事者家族からの話を聞き、感じたことをそれぞれのグループに分かれ、研究に取り組んでいます。今日は、各グループから、「テーマに取り組む背景(きっかけ)」「目的・方法」「中間結果」「今後の課題」という流れで発表がありました。

「調査のためのアンケート作りに、4か月以上かかった。」「パソコンは得意ではなかったが、認知症の啓発ゲームをつくるために、パソコンを触っているとゲームが作れるようになった」「参加した高齢者が笑顔になれるサロン企画を実施したい!」と、今までの経過とともに今後の抱負も聞くことができました。また、他グループへの質問や提案、感想も伝え合い、学びを深めていました。
(※今日の授業内容の詳細は、学生がまとめてくれているので、私は簡単にお伝えして後日のお楽しみとさせていただきます。)

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【Cラボ美浜】MIHAMA Fes~地域の魅力発掘市~が開催されました

10/18(日)美浜町総合体育館にて、MIHAMA Fes~地域の魅力発掘市~(主催:美浜町商工会青年部 共催:美浜町・日本福祉大学)が開催されました。


「MIHAMA Fes」は、今年の春から美浜町商工会青年部と、美浜キャンパスの学生有志が中心となって集まり、美浜町の魅力をみんなで感じられる楽しいお祭りを、ということで一緒に企画してきた事業です。

 当日は2000人を超える方がFesを訪れ、大盛況でした。子ども向けの職業体験ブースは大人気となり、一時は長蛇の列ができました。学生は受付の説明を丁寧にしたり、並んでいるお客様を優しく空いているコーナーに誘導したりと、機転をきかせたおもてなしをしていました。

社会福祉学部2年生の地域研究プロジェクト「地域包括ケアにおける協働プロジェクト」が子ども向けに開発した、チームワークを体験できるゲームも初お披露目され、ブースは大にぎわいとなりました。
他にも社会福祉学部地域福祉コースの地域型サービスラーニングのゼミ生たちが企画・運営に関わったほか、災害ボランティアセンター、大道芸サークルBoochi Boxもブースを出しました。また、ラテン音楽同好会はステージでの演奏を披露し、訪れた人を楽しませていました。

また、地域福祉コースの学生たちがお願いして出展していただいた町内の福祉系NPOブースも人気で、子どもたちも車いすや高齢者体験などを楽しんでいました。出展した方からは「行政、商工会(企業)、NPOや町内のサークルなど、こんなに様々な人が一堂に会する催しは初めてではないか」と話されました。
そのほかにも、会場内の段差がある場所では車いすで来場されたお客様にさっと気遣いをしたり、聴覚障害のある学生が来場した子どもに手話を教えたりと、日本福祉大学の学生らしい気配りも随所に見えました。多くの人と関わり、自分たちで決めたことを広く伝え、一緒に活動するという大きな学びの機会をいただいた美浜町の皆さん、ご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
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【地域研究プロジェクト】VCPJ~長野県辰野町で初となる地域おこし協力隊に赴任しました~

社会福祉学部4年の村上康介さんが長野県辰野町で初となる地域おこし協力隊に赴任し、4月1日に辰野町役場で任命式が行われました。

◆任命式に臨む村上さん(写真左側)任命式には報道各社が取材に訪れました

 日本福祉大学と辰野町・辰野高等学校は、これからの地域社会の担い手を継続して育むことを目的として、交流連携協定を平成19年7月13日に締結しました。村上さんは、これまで、社会福祉学部と経済学部の学生を対象に開講している正課科目「地域研究プロジェクト(※1)」への参加をきっかけに長野県辰野町との交流をスタートさせ、町内川島地区で、移住・定住者に対する住民意識調査や防災紙芝居の上映、川島小学校の運動会支援、横川峡もみじ祭り・ほたる祭りの運営補助、花街道の整備などに携わりました。また、多彩な活動の実現に向けて外部資金の獲得に取り組み、あいちモリコロ基金初期活動助成金プログラム(平成25年度後期、助成額:30万円)、全労済地域貢献助成事業(平成26年度、助成額:30万円)に応募し採択されるなど、辰野町の発展に向けて活動を続けてきました。

◆任命式終了後、加島範久辰野町長と懇談しました(写真右側)

 任命式で辰野町の加島範久町長は、「活動のなかで町内の魅力を見つけていただき、積極的に情報を発信してほしい。辰野町を訪れたい、住みたいという人たちを呼び込めるような活動を期待している」と語りました。村上さんは、「地域おこし協力隊として、川島地区に住みながら、辰野町の活性化に取り組んでいきます。より多くの人に辰野町の素晴らしさを知ってもらうためにも、皆さんと一緒に考えながら情報発信をしていきたい」と語り、後輩たちには「地域の方々と一緒に考えながら、皆で盛り上げていこう」とエールを送りました。村上さんは大学を休学して辰野町川島地区に居住し、移住定住促進や集落への支援を通じた地域活性化に取り組みつつ、後輩たちの学びをサポートします。

Copyright 学園広報室

関連リンク

【サービスラーニング】地域福祉バスツアー~知多半島の市民活動の現場から学ぶ~

社会福祉学部・地域福祉コースの新2年生が、3月25日・26日に「地域福祉バスツアー」に出かけました。2年生のゼミ活動を前に、実際に市民活動(NPO)の現場を見学し、地域の現状を把握するとともに、地域で学習することの楽しさや目的を学ぶことをねらいとしています。

 原田正樹教授から「これから皆さんは2つの団体を見学するが、その団体がなぜその活動をはじめたのか、どんな問題意識を持っているのかを聞いてきてほしい」と事前に説明を受けた学生たちは、バスに乗り込み知多半島内のNPO団体を訪問しました。
障害者の生活支援をしている事業所、地域に住む人たちが作った子どもからお年寄りまでが集える居場所、古い建物を活かして作ったデイサービス、学童保育など、学生たちは様々な現場を訪れました。最初は遠慮がちにしていた学生たちも、時間がたつにつれ自分から職員の方に質問をしたり、NPOが経営している喫茶店でコーヒーやお菓子を注文してみたりと積極的に。逆にNPOの方から「皆さんはどうして、日本福祉大学で勉強したいと思ったのですか?」と聞いていただくといった交流もありました。

 学生たちは「NPOというと非営利だから、サービスの提供に限界があると思っていたが、むしろ自分の願い・思いを発信し、よりよくしていくために動いていくことができると感じた」「お年寄りだけ、障害者の人だけ、子どもだけではなく、その家族や地域を含めて考えていくことが必要と分かった」などの感想を見学先の方に述べていました。

 学生たちはこの経験をもとに、2年生の1年間をかけて、「自分は地域のために何ができるか」を考え、実際に地域の人達と一緒に実践していく「サービスラーニング」と呼ばれる学習を進めていきます。

関連リンク

【サービスラーニング】サービスラーニング活動報告会を開催します

12月13日(土)サービスラーニング活動報告会を開催します

社会福祉学部では、2年生を対象に「サービスラーニング」を開講しています。サービスラーニングは1980年からアメリカで始まった教育活動の一つであり、社会活動を通して市民性を育むことを目的とするものです。本学では2009年からプログラムを導入しており、知多半島で活動するNPOと連携した協働による学びを展開しています。この取り組みを通じて「まなぶ力」「つながる力」「やりとげる力」という3つの力を身につけることを狙いとしています。

◆地域のNPOの方と一緒に活動を企画して実施し、ふりかえりをしてきた学生たち

 今回の報告会では、学生たちが1年間のサービスラーニングの活動から見えてきた地域や社会の課題について研究した成果などを発表します。一緒に活動していただいたNPOの方にも参加いただき、学生とともに研究成果についてディスカッションする時間も設けています。
学生・NPOの方以外でもどなたでもご参加いただけます。たくさんの方にご参加いただき、サービスラーニングに関わる学生や教職員、地域のNPOなどに対するご意見や、地域づくりに関するご意見をいただければ幸いです。