タグ別アーカイブ: 社会福祉学部

【美浜】スペシャルオリンピックス日本ナショナル大会合宿ボランティア

2018年9月22日~24日、4年に一度開催されるスペシャルオリンピックス日本の夏季ナショナルゲーム大会が愛知県で開催されました。全国から知的障害をもつアスリートたちが愛知に集まり、全13種目において、日頃のトレーニングの成果を競い合い、全国のアスリート・コーチ・ボランティアが交流・親睦を深める機会として開催されました。

この大会では、全国から約1000名のアスリートと約500人の役員・コーチが参加して、延べ4500人のボランティアが大会の運営を支えています。日本福祉大学からは教職員とスポーツ科学部と社会福祉学部の学生合わせて約120名が宿泊ボランティアとして参加をして、3日間にわたり宿泊会場の一つとなった美浜少年自然の家において、競泳・ボウリングのアスリートとコーチ併せて約500名の受け入れを行いました。

学生たちは、アスリートの出迎えや受付、入浴や食事といった、いわば裏方となり、アスリートや選手たちが大会での緊張感で疲れた体をリラックスしてもらい、次の試合に臨めるように、企業ボランティアと3名のリーダー学生を中心に宿泊施設の運営が行われました。

2日目は、予定していたよりも1時間も早くアスリートたちが到着する想定外の出来事が発生しましたが、先に入浴を済ませてもらうように臨機応変に対応しました。食事では、お腹を空かせたアスリートたちが限られた食堂スペースに押し寄せてしまいましたが、学生たちは配膳や下膳、席の確保などを行い円滑に食事をとれるようにサポートしていました。帰り際に「ありがとう」「明日も頑張ってきます」と感謝される姿は、とても満足感に満ちているように見えました。また夜間は、アスリートたちが施設外に出ていかないように見回りを行うといった活動も経験しました。

学生たちは、「大変だった」と口々にしていましたが障害をもったアスリートとのふれあいを通して、支援する役割を全うした達成感を強く感じていました。3日目まで参加した学生は、活動後バスにのり2限の授業に笑顔で向かっていきました。

本活動には、学生の移動費などに日本福祉大学後援会の「学生への教育活動における支援を目的とした特別支援事業」が充てられています。後援会のみなさま、ありがとうございました。

 

関連記事
スペシャルオリンピックス宿泊ボランティア

スペシャルオリンピックスについて

第4回知多半島フィールドワークEXPO開催しました

10月12日(金)、美浜キャンパスの11号館コミュニティセンター1階で、第4回知多半島フィールドワークEXPOが開催されました。
この取り組みは、知多半島で魅力的な活動をしている地域の方や団体と、日本福祉大学の学生・教職員との出会いと交流を目的として、日本福祉大学美浜キャンパスで1年に1度開催しているイベントです。行政・企業・市民セクターの垣根を超えて、地域で活躍する多種多様な主体をつなぎあわせることで、地域課題の解決に向けた基盤づくりを行っています。

お昼から始まったイベントは、Ⅰ部の学生企画とⅡ部の交流会を行いました。
学生企画では、社会福祉学部4年の堀崎洋夢さんと社会福祉学部3年の高津優奈さんが司会を務めてくれ、団体紹介と、NPO法人や美浜町に関するクイズ、また地域団体から学生に対する質問タイムなど、学生と地域団体が交流を深める機会を設けました。

   


Ⅱ部の交流会では、「福祉NPO論」の講義を受講している学生が参加しました。自分の興味関心のある分野や将来の職業選択、またこれから地域活動をはじめる参考に、実際に知多半島地域で活動している団体から直接話を聞くことで学びを深めることができました。

学生と話す半田市社会福祉協議会さん

学生と話すNPO法人とこっ子さん

 

 

 

 

 

 

今回の知多半島フィールドワークEXPOは、150名を超える学生と教員、職員と大勢の方に参加して頂きました。
毎回このイベントは、地域団体と学生・教職員との交流だけでなく、団体同士の交流の場にもなっており、大学が地域課題解決にむけたネットワークづくりの中心的な役割を担っています。

参加した学生さんから「いろんな団体の様々な活動の話を聞けた。分からないことを学ぶことができ、中にはなかなか考えつかないような取り組みをしていて面白いと思った。また積極的にイベントに参加しようと思う。」という感想を話しました。
また参加した団体さんから「学生とたくさん交流ができて良かった。学生の疑問や興味を知れて面白かった。知っていただく手段が限られているので、機会をいただけありがたく思います。今後に繋げたいです」と感想をいただきました。

これからも活動の輪が拡がることを期待しています。
【参加団体】
美浜町、知多市、NPO法人SmileyDream、半田市社会福祉協議会、NPO法人Pakapaka、NPO法人とこっ子、在宅福祉センター メロディ、食医研究所、一般社団法人アンビシャスネットワーク、NPO法人アルフィン、あいちアールブリュットネットワークセンター、公益社団法人半田青年会議所、半田国際交流協会(順不同)

【美浜 社会福祉学部】サービスラーニング~東浦町NPO法人絆~

夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。

東浦町にある「NPO法人絆」では、今年で9回目となる「絆まつり」が開催されていました。サービスラーニングの最終日となるこの日は、NPO法人絆のスタッフの方や地域のボランティアスタッフに指導を仰ぎながら、学生たちは焼き鳥を焼いたり、「はしまき」を作ったり、焼きそばを作って販売をしていました。はじめて「はしまき」作りに挑戦した学生は、何度も失敗していた様子ですが、時間が経つにつれ、手つきも慣れ、次第に笑顔になりました。一方で焼きそばを担当した学生は、経験者ということで、手慣れた様子で、楽しみながら取り組んでいた様子でした。

最終日はお祭りでの活動でしたが、それ以前は、「デイサービスセンター 絆」「さくさく工房 絆」「地域の縁側 グリーンラソ」の3つの事業所に社会福祉学部2年生7人が分かれて活動をしました。「デイサービスセンター 絆」ではと高齢者と一緒に「箱ずし」を作って食べたこと、「さくさく工房 絆」では、クッキーを作り、おまつりで販売したこと、「地域の縁側・グリーンラソ」では「うどんづくり」に挑戦したとのこと。

NPO法人代表理事の山﨑紀恵子代表理事は、「稼ぐ生活介護」を目指しているとのことで、今回は、「最初から学生に企画から携わってもらった」と話し、様々な経験を通して、「地域を感じてもらえたら嬉しい」と語りました。

【常滑 社会福祉学部】サービスラーニング「NPO法人とこっ子」学生企画

8月29日(水)、サービスラーニングの一環でNPO法人とこっ子の野花で活動している学生が、子どもたちと一緒に遊ぶ企画を行いました。

サービスラーニングとは、1980年からアメリカで始まった教育活動の一つで「社会活動を通して市民性を育む学習」とされています。

本学の社会福祉学部では、「フィールド実践演習」の一環として2年生対象にサービスラーニングを開講しています。学生たちが自発的に地域貢献活動を企画・実施することで、学生に市民社会を形成する主体的な力をつけることや、知多半島の地域活性化につなげること等を目的としています。

この夏休み期間中に学生たちは、ご協力いただいた知多半島内のNPO法人や社会福祉協議会で活動をしています。
8月29日(水)、常滑市にあるNPO法人とこっ子で活動する4人の学生は、子どもたちのために『とこっ子スナイパー』という遊びを企画しました。

 

 

 

 

 

『とこっ子スナイパー』とは、水鉄砲で紙を狙って破り、つるしてあるお菓子を落とすゲームです。学生たちは、どの子も楽しめるよう職員さんたちに相談しながら、ルールづくりや紙の種類、落としやすさなど考えて企画・準備しました。
事前に、職員さんから運用や説明の仕方などアドバイスをいただいてからスタート。
晴天にも恵まれ、安全確保と熱中症対策に気をつけながら、子どもたちはもちろんのこと、自分たちも楽しもうと子どもたちと一緒に自分たちが考えたゲームで遊びました。

 

 

 

 

 

上の段と下の段1つずつ、2個のお菓子をゲットすることがこのゲームのミッション。思い通りにいったりいかなかったりと、歓声や拍手が沸き起こる中、なかなか紙の的に当たらない子には、サポートしながらみんなで汗いっぱい遊びました。

参加した学生たちは、「子どもたちが楽しんでくれて、ゲームもうまくいき、企画として成立してよかった。難易度をもっと工夫した方がよかったという反省点もあるが、全体的にとてもいい経験になった。」と感想を話しました。

ご協力いただいたNPO法人とこっ子「野花」の皆さま、ありがとうございました。

【社会福祉学部】サービスラーニング~野間灯台に灯りを灯せ~

社会福祉学部では、サービスラーニングの手法を用いて学習がとりくまれています。夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。

その一つのグループは、美浜町で地域活性化に取り組む一般社団法人美浜まちラボで活動しています。8月31日(金)、これまでの活動を踏まえて、11月4日(日)に企画している野間灯台に登れるかプロジェクトで、子どもを対象としたワークショップの企画発表会が知多奥田駅下にあるChabs(チャブス)で行われました。

学生は、当日来場する方の目線に立って企画を考えました。来場者が待ち時間に手持ち無沙汰にならず、さらにその時間を利用して野間灯台を魅力的に発信してもらおうと考えてSNSで楽しく参加してもらえる企画をとして、フレームを作成するなど具体的なアイディアとして提案しました。

(この他にも学生が考えた内容として、美浜町を学ぶ!として食の館や南知多ビーチランドにスタンプラリーで回ってクイズをする案と犯人を探せ!で仮装したスタッフを探しだすことで景品がもらえるなどのアイディアの報告もありました。)

一般社団法人美浜まちラボのメンバーからは、まずは地域の子どもに灯台を親しんでもらいたいので、子どもにも楽しんでもらえる企画になるといいなど、さらなるニーズを聴いた上で企画を考えていくようです。それに加えて観光で来てくれた方にも野間灯台をしって頂くことも、美浜まちラボでは考えてます。

まちラボでは、現在志を共にして共に活動するメンバーを募集しています。
お問い合わせは、美浜町ラボまで。

一般社団法人美浜まちラボホームページ
http://lab380.com/index.html

 

【半田 社会福祉学部】学童保育の子どもたちへの認知症啓発活動を行いました

8月27日(月)、社会福祉学部の2年生が特定非営利法人りんりんの放課後児童クラブりんごクラブで、児童クラブの子どもを対象とした認知症啓発活動を行いました。
活動に参加した学生は正課科目「フィールド実践演習」(担当教員:斉藤雅茂社会福祉学部准教授)で、認知症の啓発を目的に企画をするメンバーです。
学生たちは、今後の超高齢社会を支える中核になる子どもたちに「認知症」への正しい理解と対応等を深めてもらいたいと、先輩学生が認知症啓発の一環として制作した「認知症啓発カルタ」と「認知症啓発紙芝居」を使い、子ども達に楽しく学べるよう企画しました。

元気いっぱいの約50名の子どもたちを前に、最初は戸惑いながらも職員さんたちの手助けもあり、5つのグループに分かれて「認知症啓発カルタ」を行いました。

 

 

 

 


「認知症啓発カルタ」の後は、みんなでどんな絵が描かれたかを話し合い、遊びを通して認知症への理解を深めることができました。



 

 

 

 

次に、認知症啓発紙芝居の上映です。臨場感ある学生の紙芝居は、子ども達に大好評でした。主人公のおじいちゃんが行動した理由を問いかけると、子どもたちは一斉に手を上げ、元気よく回答をしてくれました。

参加した学生たちは、「初めてのことで最初は戸惑いもあったけど、小さい子に少しでも楽しみながら認知症のことを知ってもらえてよかった。自分たちも楽しめた。子どもたちは、気づくことも早いし、こうした方が分かりやすいと指摘もしてくれた。そういう意見を大切にしていきたいと思う。」と感想を話しました。

【美浜 社会福祉学部】サービスラーニング~子どもの冒険遊び場で~

夏休み期間を利用し、学生が地域でボランティア活動に取り組んだり、さまざまな市民活動に参加しています。その中で、社会を見つめる基本的な力や課題について理解を深め、広い意味で仕事をするために必要なものの見方や判断力を身につけながら、市民性を育むことを目的として、学習に取り組んでいます。

知多市にあるNPO法人新青樹が運営する冒険遊び場「そうりプレーパーク」で、3人の学生が学びました。学生たちは、まず子ども達と一緒に何をしていくのか、看板を制作しました。

プレーパークでの現地入りを前に、プレーリーダーからロープワークを学びました。そしてプレーパーク到着後、現地を見ながら、何を作るのか3人で話し合いました。東浦町や東海市にある他のプレーパークの視察にも行きました。そして制作する遊具をイメージしていきました。まずは材料となる竹の確保から。サービスラーニング初日は慣れない竹のこぎりの扱いやロープワークで苦労しました。

遊具はツリーハウスを作ることを決め、子ども達と遊びながら、作業を進めました。
「積極性とコミュニケーション力を高め、子ども達だけでなく自分たちも楽しみ、学ぶ」とプレーパークを運営するNPO法人新青樹の理事長 竹内より子さんは、学生たちに伝えていました。

 

最終日は気温が高く、暑さが堪える中、ツリーハウスの最終作業を行いました。理事長の竹内さんに見守られながら、黙々と作業を進め、何とか完成!
「たくさんの子どもが遊んでくれるといいな。」
学生たちはそんな想いを残しながら、サービスラーニングの活動を終えました。

【美浜 社会福祉学部】「フィールド実践演習」~障害者と健常者の共生~学生インタビュー

「フィールド実践演習」(担当:矢崎裕美子助教)では、「当事者側・行政側の視点から地域住民と行政のつながり、働き方を考える」をテーマに、自治体がもつ課題、行政として働くことについて考察を深めています。

学生たちは、自分の興味・関心のあるテーマでグループに分かれ、それぞれのテーマについて調査・学習を進めていきます。

7月17日(火)、「障害者と健常者の共生」をテーマに考察するグループの学生が、本学内で働く当事者と雇用元である株式会社エヌ・エフ・ユーへインタビューを行いました。

今回インタビューをした新井宗太郎さんは、「事前にホームページで障害者雇用率を調べ、共生できている会社のイメージはあったが、実際にお話を聞かせていただき、当事者と雇用元の関係性がとても良いことに驚きました。配慮は必要であるが、特別扱いをしないことの大切さを感じました。人として、障害を越えた関係性を大事にしたいと思いました。」と話しました。
また浅井智也さんは、「一緒に働く仲間がお互いに支え合い、障害の有無に関係なく尊重し合う関係性を築いていることはすごいと思いました。このように同じ人間として、障害を越えた関係性が職場から地域に拡がることで、地域での障害者と健常者の共生もできるのではないかと思います。」と話しました。

学生たちはこのインタビューを通して、 “共生”とはお互い近い距離で関わり合うことで、共に学びあい、育ちあうことを実感したと感想を述べました。

【知多】認知症啓発カルタを囲んでちたざっく開催

2018年7月22日(日)、知多市勤労文化会館において、本学の地(知)のマイスターとして大学の教育・研究・社会貢献の活動に協力をいただいている日比野徳男さんが主催するちたざっくやろう会によるちたざっくvol11が開催され、約20名が参加しました。 

はじめに主催者の日比野さんから、知多市でざっくばらんにひと・もの・ことを目指して行われているちたざっくの想いが共有されました。
そして、この日は、昨年度、社会福祉学部の斉藤雅茂准教授が指導する「フィールド実践」を受講した社会福祉学部3年生の学生4名がゲストに招かれ開催されました。今回の企画は、新聞報道で認知症カルタの存在を知った本学の市民研究員(※1) であった日比野さんから招きを受けて、それに学生たちが応える形で実現しました。

学生たちからは、認知症プロジェクトの活動紹介や、認知症啓発カルタの制作のコンセプトや思いが伝えられました。「何も知らない人でも対応できるように、認知症をネガティブに捉えるのでなく、認知症になっても周りの人が理解していれば大丈夫ということを伝えたい」という強い想いからスタートして、イラストも文字も読みあげる句の内容もゼロから学生が考えたものです。その後、参加者で実践してみると、大人でも楽しみながらカルタを通して、認知症の人への対応を学べるようになっていました。次第に白熱して自然と距離がちかくなっていく様子がみてとれました。

最後は、ファシリテータの日比野さんの進行でみんなで円になって学生の想いを汲んだ改善点や活用についてのアイディアがフィードバックされました。「どの札が一番好き」という質問に対して、学生も含みそれぞれの参加者から「すみなれたこのいえでずっとくらしたい」や、「なつかしいおもいでいっぱいきかせてね」、「ふらふらとあるくことにも意味がある」「見つけようおばあちゃんのいいところ」などがあげられて、温かい気持ちになりました。

参加した方からは、「書いてある内容は、認知症の人だけでなく、人と人とのコミュニケーションにすべてあてはまる」といった意見が聞かれ、それに応えるように、学生からは「この人(認知症の人)とそのまわりの人をみんなで支えていくことでよりよい暮らしにつながっていって欲しい」と思いが伝えられました。

地(知)のマイスターの日比野さん、学生の活躍の機会をつくってくださりありがとうございまいた。

【社会福祉学部】公務員育成プロジェクト~考えた課題解決のアイディアに地域の意見もらう~

7月19日(木)、暑い日差しの下、社会福祉学部行政専修の公務員育成チャレンジプロジェクトの報告会が開催されました。愛知県、東海市、美浜町の3つの自治体から提示された5つの課題に対して、これまでグループで検討してきた課題解決のアイディアを披露しました。この日は、自治体ごとに課題に関係する以下のゲストの方にご協力をいただき、住民目線のフィードバックをしてもらうことで、11月に予定される行政関係者を前にした報告会にむけてさらに具体的な提案を目指していきます。

(愛知県)
山本廣枝(愛知県母子寡婦連合会)
伊藤一美(特定非営利活動法人子ども&まちネット)

(東海市)
加藤龍子(NPO法人まち・ネット・みんなの広場)
森岡由美(NPO法人まち・ネット・みんなの広場)

(美浜町)
辻直哉(愛知障害フォーラム事務局長)
美浜在住の行政職員


このプロジェクトは、県・市・町の行政担当者が仕事の内容や抱える課題の一端を披露し、学生たちと共有するだけでなく、その解決に向けて学生たちがグループワークを行い、幾度かのフィードバックを経て提言(提言は11月)としてまとめていくものです。一連のプロセスの経験により、参加した学生が公務員を目ざす理由を明確にし、主体的な学習姿勢を醸成し、日本の地域社会に貢献することの意義を理解することを目的としています。
これまで実施されたきたプロジェクトでは、愛知県・東海市・美浜町の担当者から、それぞれが抱える課題を5つ提示いただき、学生たちはその解決に向けて調査やディスカッションを行ってきました。東海市の課題に取り組むクラスでは、高齢者が暮らしやすい街を目指して、中心市街地に多目的トイレを整備するアイディアが披露されました。それに対して、住民からは東海市で活動するオストメイトの会の話があり、ニーズがあることが確認されました。この他にも、各ゲストから有意義なコメントをたくさんいただき、学生にとっては大変貴重な学習機会となっていました。

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

【関連記事】
大学ホームページ トピックス(7月20日)
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/18/180720/18072001.html

大学ホームページ トピックス(6月4日)
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/18/180604/18060401.html

大学メディア掲載情報(6月18日)
中日新聞(6月1日)「公務員目指す学生 自治体の課題に提案 日本福祉大学」
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/media/18/1806/13.html

【美浜 社会福祉学部】「総合演習」~農業体験を通じて譲り受けた農作物を利用して料理を作る~

7月12日(木)、美浜キャンパスにおいて、「総合演習」(山本和恵ゼミ)の一環として、農業体験を通じて譲り受けた農作物を使った調理体験と料理コンテストが行われました。担当の山本和恵助教は、「農業体験を通じてお礼に譲り受けた農作物を使って、支援対象者向けの料理を作ることで、旬の食材を理解し、食材廃棄を失くし、感謝する気持ちを育むこと。そして、料理を作る意欲を沸かせて健康にも繋げていきたい」と講義の目的を話しました。


今回は、先日農業体験をおこなった学生たちが、7つのグループに分かれ、この季節に収穫された野菜を使い、高齢者・子どもなど対象別に献立作成をし、各グループごとに調理を行いました。
2018年6月21日の農業体験の様子
【美浜 社会福祉学部】農業体験を通して課題を見つけ出す

   
   

当日は、農業体験をさせていただいた地域連携アドバイザーの廣澤さんの畑からいただいたお野菜を使って、自炊に慣れた学生と料理経験のない学生が協力して教えあいながら、複数品目の料理を並行して作っていきます。
学生たちは、高齢者や障がい者、子どもなどそれぞれ設定した対象者向けの料理をカロリー計算しながら、いただいた野菜を余すことなく創意工夫して盛り付けました。

地域連携アドバイザーの廣澤さんの畑からいただいたお野菜

1班(高校生向け)天丼・卵スープ

 

 

 

 

 

 

 

2班(5~12歳向け)ウサギぴょん夏のり弁当

3班(中学生向け)ロコモコ丼・コンソメスープ・フルーツヨーグルト

 

 

 

 

 

 

4班(障がい者向け)サンドイッチ・きのこソテー・ミネストローネ・リンゴヨーグルト

5班(高齢者向け)ご飯・豆腐ハンバーグおろしポン酢・きゅうりの塩昆布和え・トマトの冷製スープ

 

 

 

 

 

 

6班(高齢者向け)夏野菜キーマカレー・サラダ・フルーツポンチ

7班(高齢者向け)ご飯・豆腐ハンバーグ・オクラとみょうがの塩昆布和え・なめこと油揚げのお味噌汁・フルーツヨーグルト

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、先日の農業体験でゲスト講師をしていただいた出口崇仁さんに、仕事の合間を縫って審査員としてお越しいただきました。
出来上がった各グループの料理を、参加者全員で試食し採点を行い、1位から3位のグループを選びました。どのグループも、季節の野菜を取り入れながら、対象者に合わせたメニューや味付け等を工夫した中で、1位は中学生向けロコモコ丼を作った3班でした。

1位になった3班には、出口崇仁農園の有機野菜が授与されました。

学生の尾崎克仁さんは、「最初は全貌がみえなくて不安が大きかったけど、みんなと協力して美味しいものができてよかった。サンドイッチの見た目が悪くなってしまったのが残念。味付けの調整が難しかった。」と感想を話しました。
また、大田美沙希さんは、「普段料理を作らないから、大変だった。高齢者の好みや味付けを調べることが難しかった。でもみんなで一緒に作ることが楽しかった。」と感想を話しました。

 

【美浜】スペシャルオリンピックス宿泊ボランティア説明会

2018年7月12日(木)、スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知の事務局から2名の方が美浜キャンパスに来学され、2限と3限の時間の2回に分けて説明会を開催し、スポーツ科学部と社会福祉学部から約100名の学生が参加をしました。

スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人たちに継続的なスポーツトレーニングとその発表の場である競技会の提供を使命とし、活動を通して彼らの自立と社会参加を促進し、生活の質を豊かにすることを目的に活動しています(※1)。

今年度開催される第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲームは、来年度アラブ首長国連邦で開催される世界大会の選手選考もかねて開催される大会で、美浜キャンパスが位置する美浜町の美浜少年自然の家がアスリートとコーチの宿泊先になっています。

はじめに学生たちは、プロモーション動画を通して、スペシャルオリンピックスの沿革や理念、活動の目的を学びました。その後、事務局の大須賀さんから宿泊ボランティアの説明を受けて、「アスリートたちのキラキラした目が印象的だったと思う。わたしたちは、そのアスリートたちが日頃のトレーニングの成果を十分に発揮できるための環境を整えることが役割」と、学生に宿泊ボランティアの意義を伝えていただきました。最後に、「大会のコンセプトが『超える歓び。』ですので、学生のみなさんにもこの大会での経験を通じて、今までの自分を越えてチャレンジをしてほしい」と事務局からの想いが伝えられました。
学生たちは、真剣な表情で、終始説明に耳を傾けていました。学生たちは、9月22日から24日に大会が開催されるのに合わせて、美浜少年自然の家で、アスリートとコーチ陣あわせて300名の受け入れのための宿泊ボランティアに臨みます。

3年前にスペシャルオリンピックス愛知のブロック大会の宿泊ボランティアに携わって以降、事務局と大学とのコーディネートを行ってきた全学教育センター地域連携教育コーディネータの佐藤大介助教は、「宿泊ボランティアは、見えない部分で選手たちを支える大事な役割。日本福祉大学で学んでいることを活かす場になる」と話してくれました。

※1 スペシャルオリンピックス公式ホームページ
http://www.son.or.jp/activity/index.html

【美浜 社会福祉学部】「総合演習」~農業体験を通じて課題を見つけ出す~

6月21日(木)、美浜町内の上野間地区において、「総合演習」(山本和恵ゼミ)の一環として、農業体験を通じて地域の課題を見つけ出す学習が行われました。
この日は、地域連携アドバイザーの廣澤さんの協力のもと、名古屋市から美浜町に移住し農業をしている株式会社出口崇仁農園の出口崇仁さんを講師に迎え、社会福祉学部人間福祉専修の学生(1年次)が2グループに分かれて体験しました。1つのグループは、草刈りから鍬で耕し、ならしてから畝(うね)をつくり、種をまくまでの一連の農作業。もう1つのグループは、新じゃがと天草を使ったところてんの料理体験と交互に行いました。

 

 

 

 

 

学生たちは、はじめは慣れない手つきだった鎌や鍬といった農具の使い方を覚え、畝をつくり、枝豆の種をひとつひとつに愛情を込めて植えました。
並行して、廣澤くみ子さんの指導のもと、ところてんを作ったり、新じゃがの皮むきと盛りつけをし、食卓に運び準備をします。

 

 

 

 

農作業を終えたチームと食卓の準備を終えたチームが揃うと、出口さんの講和・質疑応答とともにご飯会が行われました。

 

 

 

 

 

出口さんからは、自分が有機農業を始めた経緯や農業に対する想い、出口さんが追求している幸せを生む『健幸野菜』づくりについて、熱く語っていただきました。
その後、学生から農作業で大変なことやどんな生活をしているか、土づくりのなど、出口崇仁さんと廣澤くみ子さんにそれぞれ質問をしました。

山本和恵ゼミの学生の1人関本匡孝さんは、「農業体験は初めてのことで楽しかったけど、毎日はしんどいと思う。将来は高齢者分野で働くことを考えているため、高齢者と農業で何ができるか考えるきっかけになった。」と感想を話しました。
また、比内茉莉さんは、「出口さんの話を聞き、自分のやりたいことや夢に向かって突き進んでいる姿勢を尊敬します。周りの意見や思い込みだけで判断するのではなく、実際にやってみることが大切だと思います。」と感想を話しました。

【美浜】認知症の方やご家族が安心して暮らせる地域づくり(市民研究員)

6月22日(金)、2018年度市民研究員の伊藤諭さんが美浜キャンパスに来校され、社会福祉学部2年生の「フィールド実践演習」(担当:斉藤雅茂准教授)の講義にて、一緒に研究をする学生を募集しました。

市民研究員とは、「地(知)の拠点整備事業」の一環として、市民が研究員となって、住民視点から具体的な地域課題を明らかにし、その解決の道筋を探求する調査や活動に対して支援を行う制度です。大学研究者とは異なる角度で地域の課題に地域住民自らが迫り、研究成果の社会還元をとおして、よりよいまちづくり(ふくし社会の構築)に寄与することを目的としています。

伊藤諭さんは、ご自身の活動で認知症啓発の取組をされています。超高齢化社会に突入している現在、認知症を抱える方が多くなり、地域全体で関わりを持つことが必要とされています。
そこで、日本各地で革新的な住まいづくり、場所づくり、活動を行っている、団体、法人、施設から学び、提案していくことで、学生の成長、市民の意識改革がおこり、東海市が認知症にやさしいまちになることを目指されています。
伊藤さんの研究を一緒に行いたい学生は、全学教育センターの地域連携コーディネータまでお伝えください。連絡先:info@ml.n-fukushi.ac.jp

【社会福祉学部】自治体の課題解決のアイディアを出し合う

知多奥田駅周辺の活性化についてアイディアを出し合う学生に質問する末盛准教授

社会福祉学部行政専修(専修長:末盛慶社会福祉学部准教授)では、同専修の1年生を主な対象とした「公務員育成チャレンジプロジェクト」を立ち上げました。2018年6月21日の3限に1231教室で、社会福祉学部行政専修のボランティア科目の3回目の「公務員育成チャレンジプロジェクト」が開講されました。このプロジェクトは、愛知県、東海市、美浜町と3つの自治体と連携して、実際の行政課題を学生に提示してもらい、その課題に対して学生がグループで課題解決の提案をフィードバックをもらいながら行うことで、公務員の業務の理解と志望動機を高めることを目的にしています。

美浜町を担当する角崎准教授と学生のクラス

美浜町は末盛慶准教授、東海市は角崎洋平准教授、愛知県は久保隆志助教が、それぞれの自治体の課題に向き合う学生の支援をしています。学生は、この日までに、自分が担当する課題に対して、5つ解決策を考えてくることになっており、思いのこもった解決策をメンバーの前で披露していました。

同じ行政専修でもこの日が初めて顔をあわせる学生もいる中で、教員のサポートを受けながら次第に課題の本質を議論する中で、打ち解けあって行く様子が垣間見えました。

担当する角崎洋平准教授は、「楽しいところも、難しいところもあったと思うが、政策作成のプロセスを実践してみることで、実際の公務員の仕事について少しでもイメージを持って公務員の仕事を理解していってもらいたい」と、1年生のこの時期から自主的に参加する学生の姿に期待を寄せていました。

次回、7月19日の開講日には、それぞれの自治体の住民の方をゲストに招き、課題の解決策をプレゼンテーション行い、住民のニーズがしっかりと施策に反映できているのかフィードバックをもらいます。11月には、自治体担当者の前でグループごとに報告を行う予定になっています。

関連リンク
日本福祉大学公式ホームページ 公務員育成チャレンジプロジェクト
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/18/180604/18060401.html

日本福祉大学ふくし・マイスターblog
http://blog.n-fukushi.ac.jp/coc/archives/2279

メディア掲載
中日新聞 6月1日(金)「公務員目指す学生ら 自治体の課題に提言 日本福祉大学」http://www.n-fukushi.ac.jp/news/media/18/1806/13.html

【美浜 社会福祉学部】公務員チャレンジプロジェクト

5月31日(木)、社会福祉学部の行政専修の1年生を対象としたボランティア科目「公務員チャレンジプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、愛知県、東海市、美浜町と3つの自治体と連携して、実際の行政課題を学生に提示してもらい、その課題に対して学生がグループで課題解決の提案をフィードバックをもらいながら行うことで、公務員の業務の理解と志望動機を高めることを目的にしています。

この日は、はじめにこの科目を主導する末盛慶准教授から、オリエンテーションが行われた後、興味関心に応じて3つの自治体ごとに分かれて、行政職員のプレゼンテーションを聞きました。愛知県、東海市、美浜町から現役の行政職員の方が、美浜キャンパスにお越しいただき、それぞれ課題を提示いただきました。学生は、現役の公務員の方のプレゼンテーションを聞いて、それに対して「施策を作成するプロセスはどのようになっているのですか」や「公務員の仕事でやりがいと困難なことはなんですか」など積極的に質問をしていました。

自治体から提示された課題一覧

愛知県
少子化の流れを変えるためには、どうしたらよいか?
安心・安全に子どもを妊娠・出産できるためには、どのようにサポートすれば良いか?
小学生が放課後に安心して過ごすことができる居場所を確保するためには、どうすれば良いか?
ひとり親家庭に必要な支援情報を届けるためには、どうすれば良いか?
児童養護施設等で生活する子どもが自立するためには、どうすれば良いか?
東海市
子育て支援・ひとづくり
高齢者福祉(地域包括ケア・高齢者の支えあい)
地域防災力の向上
シティプロモーション
観光振興
美浜町
みはまイルミネーション
ラッピングバス
地域資源を活かした地域ブランドの開発と情報発信
知多奥田駅周辺のまちづくり
美しいまちをつくろう~ゴミの出し方~

 

【美浜】社会福祉学部春季セミナー報告会

 6月7日(木)2限、美浜キャンパスで社会福祉学部1年生の春季セミナー報告会が開催されました。行われました。
この日は、フィールドワークにご協力いただいた自治体や団体等の関係者もお越しになり、学生の発表を聞いていただきました。
報告会では、行政専修・子ども専修・医療専修・人間福祉専修の4専修ごとクラスを分け、それぞれのフィールドワークの内容を振り返り、その成果を報告しました。

行政専修:木戸ゼミ、大濱ゼミ、角崎ゼミ

子ども専修:富田ゼミ、野村ゼミ、牧ゼミ、矢崎ゼミ、松尾ゼミ

医療専修:横山ゼミ、下本ゼミ、松山ゼミ、佐藤ゼミ

人間福祉専修A:高須ゼミ、伊藤ゼミ、村川ゼミ、権ゼミ

人間福祉専修B:小林ゼミ、山本ゼミ、鈴木ゼミ

感想をお話しする半田市社会福祉協議会の中根さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれのゼミが特色ある発表を終えるごとに、活発な質問・意見交換が行われました。
また、学生たちは自らのフィールドだけでなく、他のフィールドのゼミ報告にも興味を持ちながら聞いていました。
参加していただいた地域団体の方からも「分かりやすくまとまっている。学生の視点から話が聞けることが自分たちの活動にとって刺激になる。1年生から地域の取り組みを知ってもらえることはとてもうれしい。ぜひ活動に参加してほしい」を熱いメッセージを頂きました。
学生たちは、[地域を知り→地域を調べ→地域と関わり→学習を深め→成果をまとめる]という一連の学びを通して、地域理解を深めたことと思います。この学びを基礎に、これからの学生生活を通して、より専門性を高め学びを深めてほしいと思います。

【知多 社会福祉学部】春季セミナーフィールドワーク「ともに生きる地域社会」を学ぶ

5月14日(月)、松山ゼミは知多市を訪れ、地域支え合センター「NPO法人ゆいの会」と知多市のコミュニティビジネス創業の拠点として注目される「わ~くわくラボ」を見学しました。

まずは、NPO法人ゆいの会にて、代表 下村一美さんより法人の立ち上げや新社屋ができた経緯、実施している訪問介護事業、たすけあいサービス、ふれあい活動について説明して頂きました。
施設内の見学やさおり織りの体験をさせてもらい、活動の意図を深く理解しました。
 

その後、朝倉駅周辺の懐かしい住宅地の風景をみながら、朝倉梯子獅子で知られる牟山神社の脇道を通り、「わ~くわくラボ」へ移動しました。

わ~くわくラボでは、知多市役所の企画情報課の担当者から、立ち上がりの経緯や取り組み・活動内容、今後の課題についてお話しいただきました。

 

 

 

 

 

学生たちは、事前の調べ学習で訪問先の知多市、NPO法人ゆいの会、わ~くわくラボについて、ホームページや書籍、新聞などで調べまとめてきました。
今回の春季セミナーで、地域を調べ、現場を訪れ、直接お話を聞くことで学びを深められたことと思います。

【常滑 社会福祉学部】春季セミナーフィールドワーク「窯業の今昔から住民の想い」を学ぶ

5月13日(日)、村川ゼミは常滑市を訪れ、とこなめ散歩道を住民の方たちにお話を聞かせていただきながら歩き、「みんなの縁側」を主催する渡辺美佐さんからサロン立ち上げの経緯や活動内容についてお話を伺いました。
常滑市は、日本六古窯の一つである常滑焼で栄えた地域で、約900年の歴史があり、明治から昭和にかけて作った窯やレンガの煙突など古い街並みが残っています。学生たちは事前に、その歴史ある散歩道を観光・職業・歴史・生活の4つのグループに分かれ、調べ学習を行ってきました。その際に、フィールドワークで「何を見てくるのか」を考えました。フィールドワークでは、その「何を見てくるのか」を意識し、伺ったこと、気づいた・考えたことなどを、良い点を赤、悪い点を青、興味深い点を黄色の3色の付箋を使ってメモを取っていきました。
この日は大雨でしたが、学生は地図を片手に、レンガ造りの煙突や窯、陶器の坂道「土管坂」など焼き物の町並みを歩きながら、住民の方やお店の方にお話を聞かせていただきました。

学生の質問に答えるmorrinaの杉江さん

学生の質問に答えるアトリエキューノの久野さん

1時間ほどのフィールドワーク後に、「みんなの縁側」に訪問し、主催の渡辺美佐さんにサロン立ち上げの経緯や運営についてお話を伺いました。

みんなの縁側にて話を聞いている様子を360度カメラで撮影

「みんなの縁側」は、旧道沿いのとこなめ中央商店街の酒屋を改装してつくられており、みんなの『あったらいいな』を実現する、人とまちを笑顔にする情報発信基地です。
 

お話を伺った後は、グループのテーマごとの視点から常滑市の住民の想いや課題などについて質問しました。
フィールドワーク中が大雨だったおかげで、とこなめ散歩道の道幅の狭さや坂の大変さ、滑りやすさに気づいた学生も多かったようです。調べることで分かったこと、実際に歩いてみて分かったこと、地域の人に聞いて分かったこと、これらに違いがあり、そのどれもが大切であると気づき、これからの大学生活に生かすことができれば、今回のフィールドワークは大成功だったと言えるでしょう。

【社会福祉学部】春季セミナーフィールドワークで岩滑区訪問。

社会福祉学部では、入学して間もなく、春季セミナーという合宿型研修を毎年行っています。春季セミナーの中で知多半島地域のフィールドワーク(以下、FWと略す)を実施して、1年生全員が19ゼミに分かれて、地域を知り・地域を学ぶ体験を培うプログラムを実施しています。今年は、2日間の日程に分かれて19コースでフィールドワークを行いました。

2018年5月13日(日)、大濱ゼミは半田市岩滑地区を訪れ、ゴミ収集の活動や自主防災の活動を通して、住民自治について学びました。まずは、岩滑区民館で、岩滑区長の炭谷重則さんから、岩滑地区の自治の仕組みやふれあいセンターの活動、地域お助け隊の活動についてお話をいただきました。

この日は、あいにくの大雨のため、計画されていたまちあるきと自主防災の活動、ごみステーションの見学は中止となってしまいましたが、急きょ、区長さんはじめ3役の方、自主防災の会、岩滑お助け隊の隊長さんが一堂に会して、活動写真を使って事業紹介をしていただきました。岩滑区では、自治会、コミュニティ推進協議会、自主防災の会の3つの組織が有機的に連動をして、様々な活動が行われています。

はじめに区長の炭谷さんから「雨の中、岩滑区にお越しいただきありがとう」と歓迎の言葉をいただき、担当の大濱裕准教授からは「学生たちは行政専修の学生で将来公務員をめざしているが、住民と一緒になって考える職員になってほしいと思っています。今日は、岩滑区の皆さんから自治の活動によってどのように住民同士が支え合っているのか、またどうしてそれが可能なのかを学ばせてもらいたい」と挨拶がありました。

自治区では様々な活動を行っていますが、今回特にゼミで興味をもったのが「ごみステーション」の取組と「自主防災」の活動でした。岩滑区は、6つに色分けしたブロックに分かれて、自主防災の活動とごみステーションの活動が行われているそうです。ブロックは、24ある町内会がそれぞれのブロックに所属しています。さらに町内会の下には10人程度で組織されている「隣組み」が組織されています。この単位ごとに、役割と職務内容が明確に決められており、活動を通して知識や経験が引き継がれているということが、見えてきたようです。

コミュニティの基盤活動になっている「ごみステーション」について、ブロックごとの地域住民で順番を決めてもちまわりで事に当たることで、顔と顔がみえるコミュニケーションを創りだしているそうです。岩滑で生まれたゴミの輪番制の自治の仕組みは、知多半島の各自治体のモデルとなってそれぞれの地域に根づいているそうです。また、地域見守り活動として始まった「ごんの灯りプロジェクト」では、それぞれの家に灯りをつけて、それを朝晩灯りを切り替えることで、互いに意識し合いながら安否確認をしているそうです。実際に、この取り組みによって高齢の方の命が救われたケースも1件あるとお話しいただきました。学生からは、「防犯の面で、空き巣に入られたりしないのか」といった質問があったのですが、日常的な見守りは、地域全体の防犯効果も高めているそうで、空き巣などは起こっていないとのことでした。

最後のふりかえりの時間では、体験してきたことを互いに共有し合い、気づきや学んだことを地域の人に感想としてお伝えしました。最後に、全員で集まってくださった岩滑区の方々にお礼を述べて、区長さんからは、大学での生活に励ましの言葉をいただきました。雨の中、急きょ予定を変更して学生の学びのために準備してくださった岩滑区のみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。

 

参考

岩滑区ホームページ
昨年度の岩滑区での取組み

【社会福祉学部】「総合演習」(大濱ゼミ)奥田区フィールドワーク

2018年5月10日、「総合演習」(大濱ゼミ)を履修する行政専修の1年生学生がサブゼミアワーを利用して、知多奥田駅をスタート地点にフィールドワークを行いました。この日のテーマは、「共同管理を観る」ということで、奥田の農道と旧道を抜けて、知多奥田駅の駐輪場、知多奥田の水田に利用される水のため池、山車が納められているさや、住宅地の一角にある花壇などを巡りました。

学生たちは、はじめに指導教員の大濱先生から、「見えていないないものを”観る”ことがフィールドワークでは大事」とオリエンテーションを受けて、「田んぼの水はどこからきている」と質問をうけました。学生たちは、はじめのうち「雨」、「川」からと答えていましたが、先生から「高いところを見てごらん」といわれると、「ため池」とある学生が答えました。

また教員に「ため池は、だれが、どうやって管理しているのかなぁ。管理するためには、何が必要になってくるだろう」と問われ、学生たちは、一つずつ問に答える中で、私有地でなく、共有地の存在に気づき、共有地には共同管理が必要になるという理解を深めていきました。また、そのための組織や、ルール、資源、能力や経験がどのように蓄積されているか、外部との連携はどうなっているのかを考えていくことが必要だという自治の基本や条件について学んでいました。

他にも学生は、知多奥田の焼杉の壁をみながら、「なんでどの家も壁が黒いんだろう」など気づきを口にしていました。その後、学生はグループに分かれて、春の穏やかな表情を見せる奥田区のフィールドワークを行いました。

大濱ゼミは、5月13日に春季セミナーのフィールドワークで半田市の岩滑地区を訪問して、岩滑区の自治について学ぶことになっています。
ノーベル経済学賞を受賞したエリノア・オストロム教授は、共有財産の管理について、1000件以上の事例をもとに、国家権力か市場による解決ではなく、セルフガバナンス(自主統治)の可能性を示した※1が、いかに人間は利害の対立を克服して協力を実現できるか、また、人間は(第三者の強制なしに)いかに協力を実現するルールを自らが構築できるかを考えていくことは、豊かな地域づくりにとって必要なことであることを学生たちは、小さな事例をもとに感じ取っていたようでした。(中野)

※1出典:岡田章、2009年「エリノア・オストロム教授のノーベル経済学賞受賞の意義」

【美浜】社会福祉学部春季セミナーオリエンテーション開催

4月19日(木)、社会福祉学部総合演習のサブゼミの時間に社会福祉学部の1年生全員が2つのグループに分かれて、合同で春季セミナーの事前説明会が開催されました。
※春季セミナーとは、1泊2日の宿泊型セミナーで、毎年この時期に行われています。導入教育として「読む」、「書く」、「話す」という学習の基礎リテラシーを育むためや、仲間づくりなど複数の目的で実施されます。今年は、5月13日(日)と5月14日(月)出発の2つの日程で19クラスの学生が研修に参加します。
この日は、事前説明とあわせて、1日目に行われる知多半島を中心に各地域で行われるフィールドワークの事前研修として、全学教育センターの佐藤大介助教が、「知多半島に出かけよう」というテーマでフィールドワークのポイントが伝えられました。社会福祉学部の春季セミナーは、日本福祉大学COC事業「ふくし・マイスター」養成の一歩である「ふくし・コミュニティプログラム」に位置付けられており、地域で学ぶための5つのステップ(「地域を知る」「地域を調べる」「地域と関わる」「学習を深める」「成果をまとめる」)が、学習の要素として組み込まれています。
これから4年間を過ごす知多半島について、知って学びを深めてほしいです。
6月7日(木)には、春季セミナーフィールドワーク報告会が予定されており、それぞれのクラスでの成果が報告されます。

【美浜】奥田区祭礼を共に盛り上げる

3月24日、25日に、美浜町の奥田区で行われた祭礼において社会福祉学部4年の泉周作さんが、子ども向けのゲームの企画・運営をしました。奥田地区祭礼は、五穀豊穣などを願い地元神社へのお囃子の奉納を行う由緒ある神事としてこれまで地域のさまざまな方の協力の上に継承されてきました。

今回、伝統と発展を融合すべく奥田北区長の都築さんから「大学生の参加を。」と協力の願いがあり、その話をまちづくりに関心をもつ泉さんに話したところ、直接、地区の担当の渡辺さんに連絡をとり、活動が生まれました。泉君の呼びかけで集まったNPO法人チャレンジド職員の宮本さんや日ごろから地域活動に励む学生たちの協力によって運営された「スーパーボールすくい」と「自作のピンボールゲーム」は子どもたちに大人気。2日間でおよそ250人ほどの人がゲーム参加をしたといいます。また、本学の災害ボランティアセンターのボランティアスタッフも地元商工会と協力し「水風船釣り」などを企画・運営していました。

学生たちは、日頃の活動の中で地元商工会の方や住民と出会い、それぞれに声をかけてもらいブースを出店することになりました。企画から運営までを行った社会福祉学部の泉周作さんは、「子どもと大人が、こうした文化・伝統行事を通して関わりあえる機会がこれからの地域づくりに必要だと思います。これからもこうした行事への積極的な参加を通して、学生と地域との顔の見える関係が作っていければと思います。」と、話してくれました。

 

【半田】ふくしフィールドワーク実践「一人の暮らしを皆で支える地域包括ケア」

 

社会福祉学部、子ども発達学部、看護学部の学生11名が、「一人の暮らしを皆で支える地域包括ケア」を学ぶために混成でチームを作り、半田市社会福祉協議会の方々にご協力いただきながら、対象者をアセスメントし、「病気や障がいをもつ方の支援プラン」の作成を行いました。

 

2018年2月26日(月)実際のケースに関わっている支援事業所を訪問し、支援する側の方々からお話を伺いました。また、翌27日(火)は要支援者の方のお宅へ訪問させていただき、要支援者の方のこれまでの暮らしや、今考えていることなどのお話を伺った上で、チームごとに支援プランを検討していきました。

チーム内での話し合いについては、各学部で学んでいることの違いを感じながらも、様々な視点からの考えをまとめる合意形成の難しさや、お互いの考えを尊重し、要支援者のためにそれぞれの専門性において知識を補い合うことの重要性などを学ぶことができました。

28日(水)には振り返り講義では、半田市社会福祉協議会の方々を前に自分たちが立案したケアプランの発表を行いました。

地域社会の中での実践的なフィールドワークによって、多職種と協働できる人材を育てるこの「ふくしフィールドワーク実践」。

地域包括ケアの重要性が叫ばれている現在において、将来的に一緒に働くであろう専門職同士が学生の頃から互いを認め合い、一緒に学習する意義は非常に大きいはずです。

【全学】目指せ!「ふくし・マイスター」

本学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目ざす『ふくしの総合大学」として、地域社会と時代が求める人財を養成しています。
 その一環として、学部科目と全学共通科目による体系的な地域連携教育で「ふくし・マイスター」を養成しています。(※2015年度新入生より対象)

「ふくし・マイスター」とは、地域の課題を理解するとともに、生涯を通して地域と関わりながら暮らす市民としての基礎力、地域課題を見据える「ふくし」の視点を身につけ、「身をもって」地域課題の解決に取り組むことができる人のことです。

 この度、地域活動を積極的に取り組み、「ふくし・マイスター」を目指している学生にインタビューをしました。各学部、特色のある取り組みをして、学びを深めています。
※画像をクリックすると、インタビュー動画をみることができます。(本学アカウントのみ)

   

  

「ふくし・マイスター」になるには、2つの条件が必要です。
①「所属学部+全学教育センター」の「地域志向科目」の中から、卒業時までに10科目20単位以上修得すること。
②1年次から4年次まで、毎年リフレクション(ふりかえり)を実施すること。
学びを積み重ね、「ふくし社会」を担う力を高めた学生には、卒業時に「ふくし・マイスター」の修了証が授与されます。

地域と関わり、活動を通して学びを深め、リフレクションを積み重ねて「ふくし・マイスター」を修得することで、得られるメリットがあります。

学生生活を通して地域と関わることで、視野を拡げ専門的な学びを深める機会がここにあります。その経験は、就職活動や自分の将来にも活かすことができます。自分なりの「ふくし・マイスター」を語り、地域社会と時代が求める人財として活躍することを期待しています!
————————————————————————
Cラボでは知多半島の地域創生に資する取組で、学びの機会となる情報を学内外に紹介しています。Cラボ美浜・半田・東海の地域連携コーディネータまでご相談ください。
連絡先:info@ml.n-fukushi.ac.jp