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【卒業生訪問】ひまわりの丘第四学園、安田遼太郎さん

何事も全力でやってみる。

安田遼太郎さんは2017年3月に日本福祉大学を卒業後、社会福祉法人岐阜県福祉事業団に入職。岐阜県関市にある障がい者支援施設「ひまわりの丘第四学園」で生活支援を担当されています。今回は、仕事を始めて5ヶ月目に入った安田さんを訪問いたしました。
——実際のお仕事は何をされていますか?
障がいを抱えた方と作業を一緒にしたり、一緒に雑誌を読んだり、散歩をした入りと、その人その人に合わせた関わりを行なっています。相手の方を把握することが大切なのですが、同じ障がいを抱えている方でも、その方によって関わりは異なるし、同じ方でも日によって状態が違い、毎日新鮮です。食事の時は、特に忙しいです。細かく切る方や薬を飲む方など、食事提供の方法がみなさん違い、それを間違いなく、時間内に行えた時はやった感がありますね。
——仕事を始める前はどんな思いでしたか?
入る前はやっていけるか本当に不安でした。でも、少しずつでも、どんな風に何をするか、自分が仕事をしている姿をイメージするようにして過ごしていました。今思うと、このイメージすることは、大きかったですね。
 
——仕事を始めた頃はどうでしたか?
今は自分なりにだいぶ慣れて、楽しく働けていますが、最初はただ立っているだけでした。職場のことを何も知らないし、障がいの知識もあまりなかったので、わからないことがわからず、自分から周りの方に聞くこともできませんでした。でも、このままではいけないし、少しでも仕事をできるようにしたいと思い、まずは、先輩たちが何をしているのかを見て、真似をすることから始めました。
——今は、どんな想いで仕事をしていますか?
社会人だから、まず何事も全力でやろうと意識しています。そして、基本的なこと、一つ一つの動きをちゃんとやることを心がけています。そのおかげかわかりませんが、ベテランの先輩の方が褒めてくれることがとても嬉しく、頑張ろうという気持ちになれます。
 
〜編集後記〜
今回は、安田さんから「楽しく働いています!」と元気な声で電話をもらい、会いに行ってきました。周りの方たちから慕われて働く姿は、新人5ヶ月目とは思えないほど。職場の先輩方からも、「安田くんは頑張っていて、みんなの人気者なんですよ」とお声をいただきました。卒業生が頑張って生き生きと働いている姿に出会うと、こちらも元気をもらえます。
岐阜県福祉事業団のひまわりの丘第四学園では、ボランティアの受け入れを行なっています。
卒業生と一緒に、職場を体験して見ませんか?
岐阜県立ひまわりの丘第四学園のサイト