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岐阜県福祉就職相談会開催

2018年7月26日、美浜キャンパスの岐阜キャリア相談コーナーで、岐阜県社会福祉協議会の職員様と、岐阜県福祉人材総合支援センターのキャリア支援専門員様にお越しいただき、岐阜県の福祉分野への就職相談会を開催しました。

岐阜県福祉人材総合支援センターは、岐阜県社会福祉協議会が運営し、岐阜県の福祉業界への人材定着やスキルアップ支援を行うなど、福祉人材の支援拠点として今年の4月に開所された機関です。

また、お越しいただいたお二人とも岐阜県で活躍されている日本福祉大学の卒業生です。

今回で4回目となる相談会。前回に続いて、個別相談形式での開催です。

相談に来た学生のニーズや希望に応じて、県内の福祉分野の状況や、事業所、求人情報など、最新の情報を伺うことができ、学生からも笑顔がうかがえます。

人材センターでは、登録をすると、定期的に最新の求人情報も送られてきます。

岐阜県の福祉分野で活躍したい方は、ぜひ活用してみましょう。

岐阜県社会福祉協議会のサイト

西濃企業見学会2018開催

2018年7月7日[土]に、COC+参加大学共通プログラムの企業見学会が行われました。今年度3回目の見学会は、岐阜県西濃地域に本拠地を置く2社の企業をバスで訪問。5大学から21名の学生がしました。

1社目は、関ヶ原町の機械製造メーカー、株式会社関ヶ原製作所です。創業以来、関ヶ原を拠点として、鉄道の分岐器やトンネルの掘削機など、特徴のあるニッチで高度な技術を必要とする6事業を展開。グッドカンパニー大賞の東海地区優秀企業賞も受賞されています。

「会社は社員みんなのもの」という想いの元、会社はただ仕事をする場所ではなく、人が出会い、学び、高め合う場所だとして事業をされています。その現場では、技術を高め合う「道場」があり、皆が集える食堂や企画が催されたりと、「人づくり」に対する取り組みをいたるところで感じることができました。

 

後半は、社内で活躍している社員様との座談会。今回は、設計、営業、総務の部署から5名の方とお話しすることができました。

学生からは、事業や専門的な技術の話だけではなく、大企業と中小企業の違いや、会社に入社した理由などの質問も積極的に行われており、自分たちの進路を真剣に考えている様子がうかがえました。

 

お昼休憩をはさみ、2社目は大垣市のソフトピアジャパンにあるIT企業、株式会社ソフィア総合研究所を訪問しました。ソフィア総合研究所は、地域の高度情報化へ貢献すると同時に、社員のワークライフバランスの実現に向けた取り組みを積極的にされています。岐阜県の子育てエクセレント企業にも認定され、地元のメディアにも取り上げられています。

見学会は、本日同席してもらう4名の社員様の自己紹介からスタート。今回は、入社2~4年目の若手社員様に参加いただいたこともあって、学生たちもすぐに打ち解けていました。その後は、グループに分かれて、メイン企画のプログラミング体験です。

 

会社では、人材教育に力を入れられており、学歴や性別関係なく誰もが等しく活躍できる環境があります。その研修を経て現場で活躍している社員の方から、プログラミングの基礎を、実際にPCで動かしながら体験しました。

学生たちは、初めて目にするプログラミングの画面に戸惑いながらも、実際にプログラムを動かしてみると、歓声があがるグループもありました。終了後の学生の感想では、「プログラミングを趣味にしたい」という声もあり、今日が学生にとって視野を広げる貴重な時間となったのではないでしょうか。

 

 

次回の企業見学会は、11月に中農地域を予定しています。お楽しみに。

高山企業見学会2018開催

2018年6月24日[土]に、COC+参加大学共通プログラムの企業見学会が行われました。
今回は、日本国内外から多くの観光客が訪れる高山市の企業2社をバスで訪問。岐阜大学、中部大学、名古屋学院大学、日本福祉大学の4大学から30名の学生がしました。

1社目は、JTBが選ぶサービス最優秀旅館において、日本一を受賞した株式会社本陣平野屋。
まずは、学生がお客様となり、旅館のおもてなしを体験。グループに分かれ、各客室に仲居さんがつき、接客を受けました。2年目の仲居さんが担当してくださりましたが、教育研修が行き届いており、2年目とは思えないおもてなしをしていただきました。

 

「旅館を知っていますか?」という若女将の問いかけから始まった企業説明では、旅館の一日の流れとそれぞれの持ち場の仕事・役割について、どのような連携して働いているのかをわかりやすく説明していただきました。

本陣平野屋さんは、ひとりひとりのスタッフが、お客様のことを想い、常に新しい驚きと喜びを提供できる進化する“おもてなし”の宿づくりを心がけていらっしゃいます。そして、飛騨高山から日本の観光産業を盛り上げるべく地域貢献できる会社を目指していると聞かせていただきました。

2社目は、書籍やテレビなどのメディアで取り上げられる、話題の地元密着型スーパー、株式会社ファミリーストアさとう。

「地域の人が求めるものを揃えたい」という思いで、地元企業が作る地元食材を多く取り扱っています。そんな自慢の地元食材を全国に広げるためにネット販売にも力をいれています。
常に、お客様・生産者さん・一緒に働く仲間の目線を大切に、ファミリーストアさとうの個性を磨いて進化をされています。

 

株式会社ファミリーストアさとうさんは、「すぐやる。相談する。全員でやる。」というスピリットのもと、地域に根ざし、お客様とのコミュニケーションと絆を深め、お客様の満足に向けてもう一歩踏み込んで、新たなチャレンジをしていくと聞かせていただきました。

〜参加学生の声〜
〇地元に根付いた企業の考え方、経営の仕方を学ぶことができ、地域密着型企業について見方が変わった。
〇地元に対する熱意・思い入れというものが地域を支えており、様々な形で地元に貢献できることを知ることができた。
〇自分の就職活動に関しても、企業理念や経営方針などを意識して企業選びに活用したいと思います。
〇今回訪問した企業さんの考え方は福祉にも通ずるものがあると感じました。察して行動に移すことは難しいかもしれませんが、それができてこそ福祉職が務まると思うので、今日学んだことをこの先に活かしていくために「人を観て行動」していきます。

【参加者募集】サマースクール2018in中濃

COC+参加5大学の学生50名が一堂に会して地域の課題に取り組む企画「サマースクール」が今年も開催されます。

今年で3回目となるサマースクールの舞台は岐阜県の関市、美濃市、郡上市の中濃地域。刃物や和紙などの伝統産業と文化が栄えるこの地域でその魅力をさらに発信していく提案を考えます。

一昨年、昨年と、本学からも多くの学生が参加し、たくさんの学びを得て成長を遂げています。

昨年の様子はこちら

・他大学の学生と交流したい方
・地域の課題に取り組みたい方
・この夏、挑戦してみたい方 などなど

皆さんの参加をお待ちしています。

日程  |平成30年9月4〜6日
参加費 |9,000円( 宿泊費、朝食・昼食・夕食各2回分を含む)
研修拠点|郡上ヴァカンス村ホテル
参加定員|50名

申込期限|7月31日

申し込みは、以下フォーム、もしくは、チラシ裏面の申し込み用紙、メールでも受け付けております。
詳細はチラシを参照ください。

申し込みフォーム

サマースクールチラシ

東濃企業見学会2018開催

2018年6月16日[土]に、COC+参加大学共通プログラムの企業見学会が行われました。今回は、岐阜県東濃地域に本拠地を置く2社の企業をバスで訪問。岐阜大学、中部大学、日本福祉大学の3大学から27名の学生がしました。

1社目は、中津川市の食品製造会社、株式会社サラダコスモ。もやしやスプラウトなどの発芽野菜の生産を中心に事業を展開されています。母親が子を思う気持ちと同じように安全な野菜つくりを目指し、無農薬にこだわった天然のミネラルだけを使用した栽培を行っています。まずは、その現場、「中津川サラダ農園」を見学しました。

無農薬栽培のため衛生管理は徹底されており、そこにいる社員の皆が、その意識を持って働かれている様子を見ることができました。

続いて、教育型・観光生産施設「岐阜中津川ちこり村」へ移動します。土曜日ともあって、施設内は大勢のお客様でにぎわっていました。ヨーロッパでは日常的に食されている野菜「ちこり」をいただきながら、若手社員の方から、会社のこれまでの沿革や、事業概要、今後の展望をうかがいました。野菜を通じて、人々の健康を支える仕事をしているというお話に、学生たちも真剣に耳を傾けていました。

休憩を挟んで、次に訪問したのは、土岐市に本社工場を置く高砂工業株式会社。熱処理技術とその設備は、国内で最大級。東京ドーム30個以上という広大な土地で、国内産業を支えています。

はじめに、社員の方から会社の説明を伺いました。BtoBの企業であるため、日常生活で目にすることはあまりないかもしれませんが、車やスマートフォン、食品や薬まで、私たちの生活に必要なものを作るには、熱処理の技術が必要不可欠です。その生産設備を、メーカーなどの顧客の要望に合わせて作られている企業です。

開発から、生産、アフターフォローまで全ての工程を自社で行うことで、顧客からの信頼は高く、100年企業を目指して社員一丸となって頑張っておられます。

工場見学では、各設備を生産する現場や、商談に使用するショールームなどを回りました。本社事務所は部門ごとの壁がなく、経営者の方たちも同じワンフロアーで働かれています。また、敷地内には川魚の飼育も行っており、年に1回皆さんで食べるパーティーを行うなど、風通しの良さを感じました。

 

 

最後は、入社5年目と3年目の若手社員お二方との座談会。お二人が入社した経緯や、現在の仕事内容、働く職場の環境など、学生からの質問にざっくばらんに答えていただきました。

企業見学会は、今後も予定されています。関心がある方はぜひご参加ください。

 

<申し込み受付中>

2018年7月7日 西濃地区企業見学会

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

企業見学会チラシ

事業所取材企画、木沢記念病院訪問!

 

岐阜県の魅力ある事業所を紹介するガイドブック作成企画の取材。今回は、岐阜県美濃加茂市にある社会医療法人厚生会「木沢記念病院」に伺いました。木沢記念病院は1952年に開設以来、地域の方の要望に応え、安全で質の高い医療を提供するために、最先端の技術を積極的に取り入れられてきました。さらに、全国に4箇所しかない自動車事故による脳挫傷に起因した意識障がいを専門に治療する医療機関「中部療護センター」を運営しています。また、事業所内保育所やくるみんマーク取得など、働きやすい環境作りに積極的に取り組まれています。

今回の取材のインタビュアーを務めるのは、医療現場で相談職を目指す3名。社会福祉学部4年の岩本雄気さん、上田紗希さん、堀友理香さんです。

 

本学のOBOGである、経営支援部で活躍されている入社7年目の小川雅朝さんと、中部療護センターでメディカルソーシャルワーカー(以下MSW)をされている入社6年目の岩島志穂美さんのお二人から、入社してから現在までのお仕事の内容を伺いながら自己紹介。そして、人事部の廣瀬聡部長から、病院とセンターの概要を伺いました。

同じ美浜キャンパスで学んでいた先輩を前にして少し緊張したインタビュアーでしたが、岩島さんが、インタビュアーと同じゼミの出身ということがわかり、恩師の話で盛り上がります。

次は、職場の見学。病院内の各病棟と、療護センターを案内していただきました。岐阜県内で初めて外国人患者受入れ医療機関拠点病院に認定されたこともあって、案内表示は多言語表記、関係施設のパンフレットも多言語で充実しています。それぞれの場所で質問しながら熱心にメモするインタビュアー。将来の仕事への熱意がその姿から感じられます。

  

見学を終えて、先輩方へのインタビュー本番。施設見学で感じたことや法人の特徴、お二人の仕事の内容などを、じっくりと伺いました。

――病棟がたくさんあったのですが、それぞれ担当のMSWがいらっしゃるのですか?

現在MSWは法人全体で10名おり、1人が2病棟を担当しています。時代の流れや、さまざまな患者様のニーズに対応するために、年々増員してきました。特に退院の支援では、入院の早い段階から専門職のチームで患者様とそのご家族に関わり、より良い支援が行える体制をとっています。

――MSWとしての採用は行っていないと伺ったのですが?

以前は、事務職採用とMSWの採用を分けて行っていたのですが、現在は、一般の事務職員と同様にMSWも事務職として採用しています。そのため、入社後は最初から相談職に就くのではなく、まずは医療事務の仕事を経験してもらっています。事務職を通じて、医療現場の流れを知り、地域の連携先や社会資源を理解することができるなど、相談職を担う上で必要な基礎能力が身につきます。こうした方が、MSWとして患者様への力にもなっています。

――岩島さん、実際にMSWに就く前に事務職を経験してみていかがでしたか?

事務職でのベースがあったから、今のMSWの仕事をこなせています。事務職での最初の1ヶ月は、自分が何を目指してここにきたのかを見失いかけました。しかし、医療事務の仕事の役割の大切さに気づいてからは、その場所でのやりがいも感じ頑張ることができました。MSWの仕事は、地域で生活したい方の希望を実現すること。例えば、訪問看護を必要とする患者様がいたら、どこの事業所が担当してくれるのかなど、患者様が住む地域のことを知っていないと務まりません。私は、2年事務を務めましたが、この経験は大きいですね。

 

――療護センターでのMSWの役割は?

3年間かけて、患者様とご家族の退院支援を考えていきます。交通事故での入院のため、ご本人とお話できることは少なく、ご家族との話し合いが多くなります。ご家族の本当の気持ちを聴けるには半年はかかります。安心して話してもらえる環境と関係を築いて、しっかりと傾聴し、気持ちの整理を手伝います。退院後の支援は、支援者側がこうした方がいいという提案だと、患者様のためではなく、支援者が支援しやすい内容になってしまうので、患者様とご家族の意向を尊重することは忘れないようにしています。

――どのようにスキルアップされていますか?

岐阜県のソーシャルワーカー協会が主催する勉強会や、関係する学会に参加して学んでいます。療護センターの全国会議も開かれているので、そこで他のセンターの支援状況など、情報を共有することも学びになっています。また、恩師のゼミでは大学院で行われているケーススタディーに卒業生も参加できるので、学べる場所はたくさんあります。

 

――働いていて感じる職場の魅力はありますか?

職員同士の垣根が低いことです。うち職場では、年齢や職種、役職などの立場に関係なく、意見交換が活発に行われていて、接点も多いです。入社してすぐに仕事で疑問があって、誰に聞いていいかもわからない時、誰に聞いても答えてくれたのはありがたかったです。理事長からも、医師が全ての権限を持つのではなく、それぞれの専門職が、それぞれの立場で専門職としての役割を果たし、多職種で患者様に関わっていこうという方針が出されており、それが実践されています。

――地域とのつながりを深めるために何か取り組まれていることはありますか?

健康フェスティバルや、生涯学習センターで市民向けの講座を開催しています。健康フェスティバルは、地域の方が1,000人ほど来場されるイベントで、無料の健康チェックや、保健指導、身近な医療情報の提供など、来場いただいた地域の方に大変好評です。24時間365日、断らない対応を行っている病院が地域にあることを、統計データをもとに地域の方に知っていただくと、安心した顔が見られ、私たちも嬉しく感じます。

 

――最後に、私たち学生へメッセージをお願いします。

何事も経験するということを大切にして欲しいです。今日のように、実際に病院に行ってみなければ感じられないことが多いです。今やっている経験は、将来必ず役に立つので。また、一生懸命は大切ですが、頑張りすぎないことも伝えたいです。1年目から自分の力が発揮できるのは難しいです。焦らずに先を見て、仕事に取り組んで欲しいです。仕事は楽しいですよ。

取材終了後、インタビュアーの3人からは、インターネットなどの情報だけではわからなかった病院の魅力や雰囲気を肌で感じることができた。自分が働くことについて、あらためて考えるきっかけになったと感想をもらいました。

貴重なお話をたくさんいただいた廣瀬部長、小川さん、岩島さん、ありがとうございました。事業所の取材は今後も続きます。関心がある方は、gifuinfo@ml.n-fukushi.ac.jp星野まで連絡をお待ちしています。

事業所取材企画、大垣市社会福祉事業団訪問!

岐阜県の魅力ある事業所を紹介するガイドブック作成企画の取材。今回は、岐阜県大垣市にある社会福祉法人大垣市社会福祉事業団に伺いました。大垣市社会福祉事業団は平成2年に大垣市にある福祉施設の管理運営を目的に設立。公益性の強い社会福祉の専門機関として大垣市の社会福祉事業の推進を図り、現在では自主事業で特別養護老人ホームの運営や、地域包括支援センターの経営もされています。また、働く方の相談を受けるジョブサポーターの配置や、岐阜県が実施する「子育てエクセレント企業」にも認定されているなど、働きやすい環境作りに積極的に取り組まれている法人です。

今回取材のインタビュアーを務めるのは、社会福祉学部4年の山下悠さんと、同じく社会福祉学部2年の杉岡真帆さんです。

最初に事務局の臼井課長から事業団が成り立った経緯や背景を伺うとともに、本日インタビュアーの2人が取材に来たことに対して、1歩踏み出して現場へ足を運ぶ大切さをお話しいただきました。

 

事業団では、事務職専門の職員は原則おらず、臼井課長、含め全員が福祉の現場を経験してから事務方の仕事をされているとのこと。現場を知っているからこその強みや仕事の楽しさを体感されている臼井課長からのエールは、インタビュアーにとって心強い言葉となりました。

次は、施設見学。同敷地内にあるデイサービス、養護老人ホーム、ケアハウス、老人福祉センター、救護施設と一度に複数の施設を周り、情報を整理するために質問しながら必死にメモをとるインタビュアーの2人。一つ一つ説明いただきながら見て行くことで、それぞれの施設の違いを体感することができました。

 

 

見学を終えて、インタビュー本番。今回は、入社23年目、育休産休制度を3年取得し、子育てをしながら働き続けている相談員の長澤美里花さんにも参加していただき、お話を伺いました。

――育休制度が3年も取得できるのはどうしてですか?

以前は、法律と水準と同様の1年でした。しかし、職員さんの状況や時代にニーズに合わせて、3年間取得できるようにしていきました。この地域では先を見据えて他よりも早く3年取得に変更しています。

――長澤さんにお伺いしますが、実際に3年休んで復帰していかがですか?

3年経つと利用者さんが変わっていて、施設の雰囲気が以前とは違っているように感じました。また、法改正や制度の変更もあるので、新しく覚えなおすこともありました。私は、復帰半年後に相談員として、新人職員と一緒にデイサービスに配属されました。同じように、覚える事や、わからない事がありましたが、周囲に指示を出す立場でもあり、求められる事も多く、大変なこともありましたが、子育てに関しては、周りの理解がある職場なので働きやすいです。子どもが急に熱を出しても、周りの協力があって休みやすいです。

――今のお仕事(相談員)のやりがいはどのようなことですか?

利用者さんから言われるありがとうは、嬉しいですね。相談員としてのプレッシャーはありますが、現場で長く働いて来た年数と経験があることで、対応できることも多く、ありがとうにつながっていると感じます。

 

――お仕事をされる上で、大切にされていることはありますか?

「サービスをしてあげる」にならないことです。私たちの仕事は利用者さん主体で、相手が求めることをただやってあげるのではなく、ご自身で出来る事は行って頂きながら、出来ない所をお手伝いさせて頂くということだと思っています。そのため、全員に同じ支援ではいけないですね。支援したことで、これまでできていたことができなくなってしまってはいけません。

――職員さんから見た職場の雰囲気はいかがですか?

職員も利用者もいろんな人がいるため、良い部分も悪い部分ももちろんあります。ここでは、職員同士で、職場に足りていない部分を良くしていこうという雰囲気があります。職員の話を聞いてくれるジョブサポーターさんもいるので、安心して働けます。

――ジョブサポーターの方は、具体的に何をされているのですか?

月1回各施設を訪問して、守秘義務の上で、悩みや困りごとを聞いてくれます。上司に相談しにくいことも、個別に安心して話せる場所があることは助かります。解決を求めることもあれば、吐き出すことでスッキリして気持ちが楽になることもあります。

――他に、こちらの職場の強みはありますか?

介護だけでなく、障がい児支援や自立支援など様々な分野の現場があることです。入社してもらう時に希望を伺い、できる限りその希望からスタートしますが、経験とともに異動があり、他の分野を経験することで多くのことを学ぶことができます。そうやって長く続けていくことで、法人内外での人脈ができ、つながりが深まっていきます。そのため、ここでは勤続年数が長い方が多いことも特徴です。

 

――最後に、私たち学生へメッセージをお願いします。

最初にもお伝えしましたが、これから自分が働いて行く職場を選ぶにあたって、必ず現場に足を運んで自分の目でその場所を見て欲しいです。アポイントを取るための電話など緊張すると思いますが、勇気を持って行動すれば、得られることは絶対にあります。そして、自分で「ここで働く」と決めたなら、その職場をもっと良くしていこうと自分で主体的に考えて欲しい。職場や周りの人が悪いと考えてしまうと、辛いだけで何も変わりません。自分から改善していく姿勢、自分から職場に馴染む努力をして働くと楽しいです。

取材終了後、インタビュアーの2人からは、職場や仕事の良い部分だけではなく、現実的な大変さを知れたことで、より自分が働く姿を描けるようになったとの声がありました。

貴重なお話をたくさんいただいた臼井課長、長澤さん、ありがとうございました。事業所の取材は今後も続きます。関心がある方は、gifuinfo@ml.n-fukushi.ac.jp星野まで連絡をお待ちしています。

 

【参加者募集】岐阜企業見学会!

岐阜県の優良事業所をバスで見学する「企業見学会」。今年度も募集を開始します。

まずは、6月から7月に東濃、高山、西濃、それぞれ2つの企業を訪問。優良企業の現場を自分の目で見て学ぶことができる絶好の機会です。

岐阜県での就職を考えている方はもちろんですが、それ以外の方も貴重な経験ができることは間違いありません。

訪問先は、以下の通り。それぞれ申し込みに限りがありますので、お早めに申し込みください。


東濃企業見学会

開催日 |平成30年6月16日[土]

集合場所|JR岐阜駅 [北口団体バス降車場] 8:30

見学先

【株式会社サラダコスモ】

日本における植物工場の先駆敵存在。新規事業で立ち上げた教育観光型生産施設「チコリ村」は中津川市で有数の観光スポット。

【高砂工業株式会社】

セラミックスを作るための「窯」を製造する 企業。近年では金属加工処理設備にも力を入れており、ものづくりの根元を支えている。


高山企業見学会

開催日 |平成30年6月23日[土]

集合場所|JR岐阜駅 [北口団体バス降車場] 8:30

見学先

【株式会社本陣平野屋】

トリップアドバイザーのトラベラーズチョイスホテルアワードで選定された、高山を代表するおもてなし旅館。

【株式会社ファミリーストアさとう】

ベストオブご当地スーパーに選定。ネット販売にも注力し、飛騨高山の食文化を全国に発信する地元密着型スーパー。


西濃企業見学会

開催日 |平成30年7月7日[土]

集合場所|JR岐阜駅 [北口団体バス降車場] 9:00

見学先

【株式会社関ヶ原製作所】

鉄道用分岐器製造会社として創業。高い技術を生み出す人づくりを経営理念にも掲げ、最強のビジネスモデルを追求している。

【株式会社ソフィア総合研究所】

地域の情報化を積極的に推し進めたいという地元産業界の要望から設立。働きやすい職場環境作りで、岐阜県から認定を受けている。


詳細は、こちらのチラシをご覧ください。

企業見学会チラシ

申し込みは、フォームからお願いいたします。

申し込みフォーム

事業所取材企画、児童養護施設麦の穂学園訪問!

岐阜県の魅力ある事業所を紹介するガイドブック作成企画の取材。今回は、岐阜県中津川市にある児童養護施設「麦の穂学園」に伺いました。昭和33年、故藤井篤太郎氏から建築物の寄付を受けたことに始まり、施設の増築、改修を経て現在の定員は50名。子ども家庭支援センター麦の穂や乳幼児ホームかがやきも新設され、乳幼児から児童まで支援できる体制をとり、東濃地区の児童福祉地域センターとして機能されています。

今回取材のインタビュアーを務めるのは、社会福祉学部3年の原奏恵さんと、子ども発達学部3年伊藤つかささん。麦の穂学園の横川聖園長から園の方針を伺いながら、施設を案内していただきました。取材日は春休みということもあり、子どもたちが元気に遊ぶ姿が見られました。

一粒の麦は地に落ちて多くの実をつける。自分が成長することでより多くのことを世の中に与えるという想いが込められた「麦の穂」学園。その特徴は、乳児院、養護施設、家庭支援センターの3つが併設されていることです。乳児期から関わることで、子どもたちが施設での生活の中で、自分が大切にされてきたことを振り返ることができることは、子ども達の成長に大きく影響を与える。だから乳幼児期には特に手をかけて接するようにしているとの方針を伺いました。

また、3施設の職員が一緒に研修を受け、情報共有の場を定期的に設けることで、法人全体として様々な視点から子どもたちやその家族に関わっていけることもメリットになっているとのことです。

敷地内全体と、乳幼児ホームかがやきを見学した後は、改めて横川園長へインタビューを行いました。

――生活のルールはどのように決められていますか?

子どもと大人と一緒に話し合って決めています。子どもたちは、小学校、中学校、高校と自治会があり、長期休み中の過ごし方などを主に話し合っています。また、子どもたちからの要望があれば、その都度部会を開いています。例えば、以前は、高校生のお弁当は子どもたちが当番制で詰めていたのですが、話し合いの結果、現在は各自で詰めて持っていくルールになっています。

――子どもたちの意見はどれくらい取り入れていますか?

やりたいことがあれば、職員も一緒になって自由にやっています。先月だと、バレンタインデーのチョコレートを作りたいという声があったので、一緒に作っていました。私たちの仕事は、子どもたちの生活の場を支えています。そのため、様々な行事を通じて、同じ体験をし、子どもの感情を大人が一緒に感じることを大切にしています。また、子どもの「やりたい」を応援し、それを形にすることで、子どもたちが自信を持つことができます。

――情報共有はどのようにされていますか?

全ての職員が参加して顔を合わせて行なっています。特に、炊事係の職員の情報は大きいです。子どもの生活の変化は、朝ごはんを食べない、お弁当を詰めに来ないなど、まず食に現れます。その様子を共有することで、いち早く子どものサポートが行えています。私自身も、朝はできる限り一緒に食べるようにしています。

――子どもたちと関わる時にどのようなことを大切にされていますか?

本気で関わることです。入り込みすぎると客観性がなくなってしまう危険もありますが、それでも、子どもたちに、「ここで過ごして良かった」と本当に思ってもらえるために、真剣に本気で関わります。だから、卒園の時は、旅立つ嬉しさはありますが、寂しさもあり、複雑な想いになります。

――家庭支援センターはどのような役割を担っていますか?

様々な人や機関の間に入り調整を行います。最近は国の方針もあり、里親さんとの関わりが増えています。支援センターが施設と里親さんの間に立つことで、里親さんが施設に直接言いにくいことも支援センターになら話せることも多いのです。間に入りクッションの役割を果たすことで、誰かが傷つくことを避けることができます。

――施設としての役割はどのようなことですか?

専門家としての支援を行うことです。例えば、病気や怪我で入院した際は、医師や看護師などの専門職が連携して患者を支えます。ここも同じで、様々な要因で心が傷つき、社会的に苦しい状況の子どもや家族を、社会福祉士や保育士、心理士などの専門家が支えていく場所です。

――この仕事の醍醐味はどのようなことですか?

子どもを通じて自分が磨かれることです。子どもたちは、関わる相手によって「表す自分」が異なります。そのため、私たちがそれぞれの子どもにとって、どのような存在でいるのかをいつも振り返らされます。子どもたちはたくさんの可能性を持っているため、私たちも一緒に多くの経験ができます。また、この仕事は、結果がすぐに見える仕事ではありません。そのため、自分の仕事のやり方に「これでいいのだろうか」と不安を抱えやすくなります。それでも子どもたちに関わり続けていくために、職員がチームとなってお互いに認め合いながら子どもたちを支えています。

お忙しいなか、取材にご協力いただいた麦の穂学園の皆様、ありがとうございました。

事業所の取材は今後も続きます。関心がある方は、gifuinfo@ml.n-fukushi.ac.jp星野まで連絡をお待ちしています。

平成29年度岐阜大学地域協学センターシンポジウムで学生が報告!

ぎふCOC+事業推進コンソーシアム関係者の前で、プレゼンテーションを行う日本福祉大学の原奏恵さん

平成30年3月23日(金)、岐阜大学地域協学センター主催の「『地域活性化の中核拠点』を目指して」というテーマで開催されたシンポジウムで、これまでの取組みの成果が報告されました。
その中で、参加大学の学生活動報告が行われ、本学から岐阜県中津川市出身の社会福祉学部の原奏恵さんが、「私がCOC+の活動で得た財産」というテーマで報告を行いました。

原さんは、他大学の学生とともに参加した合宿型研修「サマースクール」や「多職種連携現場体験会」などの活動を通して、他大学の学生や教員・地域で活躍する専門職の方との交流の中からたくさんの学びを得ることができたことを報告しました。
卒業後、Uターン就職を考えている原さんに対して、中津川市役所の職員の方が「是非、戻ってきて」と声をかけてくださいました。

日本福祉大学のCOC+の取り組みは、学生の学ぼうとする力、学んでいく力を大切にしています。今後も様々な取り組みが予定されていますので、ぜひご参加ください。