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地域研究プロジェクトで「防災・減災キャンプ」を行いました

経済学部では、学生の社会人基礎力を育むことを目標とし、課題に取り組むことで力をつける「課題解決型学習」である地域研究プロジェクトを展開しています。この科目では、大学の外に出て、仲間や地域の人たちとの関わりながら、自ら考え、動くことが求められます。

この科目の導入として、これまでの局地的災害の経験から、地域について学ぶうえで重要なテーマである「防災・減災」について理解を深めること、そしてチームワークを高めることを目的に8月31日から1泊2日で、「防災・減災キャンプ」が企画されました。この合宿形式の授業では、経済学部生14名と教員7名が参加しました。講義だけでなく、フィールドワークやグループワークといった参加型の学びの要素が詰まっていました。

まず、東海市防災危機管理課の防災専門員から、東海市の被害想定や避難所、災害時に想定されること等について話を聞きました。その後は、何年も被災地支援を実践されている山本克彦福祉経営学部准教授と佐藤大介全学教育センター助教によるワークショップが行われました。

話し合いながら地図を製作中!

話し合いながら地図を製作中!

ワークショップでは、4つのグループに分かれて、メンバー各自しか持っていない情報(正しくない情報も含む)を基に地図を作成するワークが行われました。情報を提供する側の伝え方や判断により、作られる地図は大きく変化します。他のグループの地図を見比べてみると、参加者たちから大きなため息や歓声が沸き上がりました。

次に、災害時の食事を知るため、非常食で夕食をとりました。お湯でもどして食べるアルファ米や、パンの缶詰、常温のスープなど、これまでに味わったことのない非常食に、「意外においしい!」「これは苦手」などの感想が出ていました。グループを一つの家族とみなし、配給も自分たちで行いました。

色々な種類の非常食があります

色々な種類の非常食があります

一日目の最後は、緊急避難所となる東海キャンパス内を探索し、備蓄倉庫や体育館、トイレの場所などを確認しました。災害時には、どのような点が問題になり得るか…をシミュレーションしながら、キャンパスウォークが行われました。例えば体育館では、プライベート空間をどう確保するのか、もたれかかることのできる壁際は誰が使うべきかといった避難所運営を想定した意見も出てきました。

棚が倒れそうだね…と厳しい目を向ける学生たち

棚が倒れそうだね…と厳しい目を向ける学生たち

二日目は、避難生活や避難所運営の課題に対して、災害時に自分たちができることは何か、どのような活動が求められているのかを考えました。避難所の閉塞的な雰囲気を和らげるために、交流企画を行いたいという意見や、防災情報を集約し、発信するステーションを構築したいという意見が出されるなど、活発な議論が行われました。

話し合いは真剣そのもの!

話し合いは真剣そのもの!

1泊2日のワークキャンプを終え、修了証を手にした学生たちは、みなとても良い顔をしています。発災時には、緊急避難所の役割を担う可能性がある東海キャンパス―。当然ながら、学生もその運営支援で力を発揮することが期待されています。今回のワークキャンプでは、様々なアクティビティを通じて、チームビルディングをしながら、防災・減災を自分事として考えることができたようです。

【参考サイト】
日本福祉大学 地域研究プロジェクト
日本福祉大学 ふくし・マイスター

【企業との協働】みんなで作ろう、チャリティパン!

昨年度、経済学部が地域研究プロジェクト「はんだプロジェクト」で取り組んだ、地元の食材を使ったチャリティパンの開発-。今年も引き続き、経済学部の鈴木健司先生が率いる学生有志が㈱トラムスコープの「スペイン窯 パンのトラ」とコラボし、美浜の塩を使った4つのパンを開発しています。

完成したパンは、827日~28日(土・日)に開催される24時間テレビの企画として、パンのトラ安城店で販売されるのを始めとして、28日(日)に開催される東海キャンパスのオープンキャンパスでもお披露目をします!
また、一部のパンはその後も安城店や他の店舗で販売される予定です。 

2回目の打合せとなった8月3日は、お楽しみの試食会!トラムスコープ商品開発部長の村瀬さんと総務部の加納さんが、前回の会議で学生が出したアイデアを形にし、試作品を作ってきてくださいました。

試食会の様子―トラムスコープのお二人から説明を聞いています

試食会の様子―トラムスコープのお二人から説明を聞いています

「おいしい!」と思わずこぼれる感想の他に、地元食材である美浜の塩が感じられるか、塩を味わってもらうためにはどうしたらいいかなど意見を出し合いました。

 

よりよい商品を開発するために知恵を絞ります

よりよい商品を開発するために知恵を絞ります

最後は、学生同士で相談した内容を、村瀬さんと加納さんにフィードバック。お二人とも、真剣に学生の提案に耳を傾けてくださいました。

話し合った結果を、トラムスコープのお二人に聞いてもらいます

話し合った結果を、トラムスコープのお二人に聞いてもらいます

学生の意見を真剣に聞いてくれています

学生の意見を真剣に聞いてくれています

みんなの想いがつまったチャリティパン―美浜の塩がどんな風に変身するのでしょうか…。8月27日(土)は、知多半島の香りがするパンを買いに、ぜひパンのトラに足を運んでみてください!

(記:Cラボ東海 竹内)

【コミュニティ・ラウンジ】第2回 東海ハングアウト を開催しました!

地域と大学、若者と大人‐                                  違いを超えて、参加者がざっくばらんに話をする場である東海ハングアウト。         「たまり場」を意味するタイトルは、集まった人たちが一緒の時間を共有することで、普段は話さないようなことを語り合える…そんな場にしたいという想いが込められています。

第2回となった7月20日は、経済学部で「芸術創造」を担当している坂倉 守先生が「身近な異文化」をテーマに話題提供。ご自身の活動である町並みを活用したアートイベント「常滑フィールドトリップ」(http://www.tokoname-fieldtrip.jp/)で出版される冊子「とこなめ物語」での取り組みを通して考えました。

坂倉先生が愛知淑徳大学のゼミで取り組んでいる「とこなめ物語」

坂倉先生が愛知淑徳大学のゼミで取り組んでいる「とこなめ物語」

さすがメディアプロデュース学部メディア表現コース!ビジュアルがステキです♪

さすがメディアプロデュース学部メディア表現コース!ビジュアルがステキです♪

「身近な異文化に気づく」ということ

地域ににぎわいを創ろうと、観光で街を盛り上げることが取りざたされているけれど、分かりやすくコーティングされた観光イメージの皮をめくってみると、そこには地元の人々の地域に根ざした生き方があり、文化がある。虚飾に彩られた観光イメージの奥に一歩足を踏み入れると、その町に長く暮らして来た無名の人々の姿や語る言葉を通して、人が生きて来たなかに静かに輝くものが見えてくる。そこには、メディア社会に生きる私たち現代人にとって、地域社会という「異文化」が広がっていることに気づかされる。

話題提供をする坂倉先生

話題提供をする坂倉先生

そんな坂倉先生の問いかけに応えるように、愛知淑徳大学4年生のキヨさんが自身の「身近な異文化」との出会いを語りました。常滑で生まれ育ったキヨさんは、虫供養や万歳など、子どもの頃から地域の伝統行事に参加していました。子どもの頃は「伝承しろ」と言われても、その意義が分からず大嫌いなイベントだったそうです。

卒業制作で自分の生まれ育った地域のことを題材に取り上げ、祖父に話を聞いたり資料を調べたりすることを通して地域の歴史風土や風習の成り立ちについて知り、これまで気づくこと無くずっと触れ合ってきた“地域文化”に、まるで初めて出会ったかのような衝撃をうけます。これまで受け継がれてきた文化が、そのストーリーやつながりを含んで伝承された時、初めて“自分たちの文化”になる…それまで「誰かの文化」だったものが、「自分の文化」になった時の衝撃がまさに異文化体験だったというお話は、とても刺激的でした。

「とこなめ物語」作成に関わった愛知淑徳大学の学生も話題提供に加わってくれました★

「とこなめ物語」作成に関わった愛知淑徳大学の学生も話題提供に加わってくれました★

この興味深い話題提供を受けて、参加した11名がグループに分かれてざっくばらんに語りました。表象的なものから内面的なものまで、まとめきれないぐらい様々な意見が出てきました。

まち(地域)の生と死について話しました

まち(地域)の生と死について話しました

喧々諤々と意見を出し合いました

喧々諤々と意見を出し合いました

hangout_matome

たくさんのメモができました♪

特に印象に残ったのは、キャンパス間の文化的差異についての意見が出たことです。4年生の参加者は、2年間過ごした美浜キャンパスと昨年度オープンした東海キャンパスの文化の違いをとりあげました。自然があり、付属高校があり、人数が多い分ダイバーシティ(多様性)も見えやすく、美浜という地域のフィールドがあった美浜キャンパスと、真新しく完全バリアフリーで地域とのつながりもまだ浅い東海キャンパス。新しく形成されつつある環境の中で、どのように「ふくし」を学ぶ文化を創っていくのか…                                「身近な異文化」というテーマをきっかけに、色々なことを考えた東海ハングアウトでした。

メンバーで記念撮影!はい、チーズ♪

メンバーで記念撮影!はい、チーズ♪

COCサイト                                                   国際福祉開発学部

「昔の暮らし」を体験してきました @ 知多市歴史民俗博物館

教職を目指す経済学部2年生3名が、知多市の歴史民俗博物館で”昔の道具を知る・使ってみる”体験をしてきました。

知多市歴史民俗博物館は、 「海と緑に育まれた歴史と文化に学ぶ」というテーマのもと、市民の学術文化発展のために、郷土の民俗、歴史、考古、美術などに関する資料の収集、保管、展示、調査研究などを行っている施設です。(知多市歴史民俗博物館HPより抜粋:http://www.city.chita.lg.jp/docs/2013121600071/)

本学の曲田教授は、長い間こちらの博物館で研究活動をしています。今回のこの企画は、認知症の予防や進行抑制をする心理療法「回想法」に、博物館の所蔵品を使えないかという博物館職員さんの投げかけをきっかけに実現したものです。

歴史民俗博物館の職員である廣澤さんが、学生たちのために色々な道具を用意してくれました。

色々な道具を用意してくれました♪

色々な道具を用意してくれました♪

まずは、洗濯板!見たことがある人はいるかもしれませんが、実際に使ってみたことがある人はあまりいないかもしれません。今回は、実際に用意していただいたハンカチを洗ってみました。洗うだけでなく、すすぎのために水を交換するのも一苦労。「結構、重労働だ~」という声に対し、昭和30年代に自動洗濯機ができるまでは、みんなこれで洗濯していたとの説明がありました。

今回は石鹸を使います。昔は石鹸の代わりに、灰や植物を使っていたそうです

今回は石鹸を使います。昔は石鹸の代わりに、灰や植物を使っていたそうです

え、これも洗濯機!?

え、これも洗濯機!?

この道具は何だと思いますか?実は、これも洗濯機。手動で遠心力を起こし汚れを落とします。こちらも結構な労力が必要です。「昔の人はすごいね」と感動しながら、体験は進んでいきます…。

次は「てんびん棒」。昔の人は、これで水や物を運びました。ちなみに、水を汲みに行くのは子どもの仕事という家庭が多かったそうです(…すごい!)。水が入ると、重くてバランスをとるのが大変です!さらに底に穴を開けて、じょうろの役割で使う農家も多かったそうです。

昔の人はこれで、水まきまでしていたそうです!

昔の人はこれで、水まきまでしていたそうです!

他にも、様々な道具を紹介していただきました。

高下駄…雨の日にはこの下駄を使います

高下駄…雨の日にはこの下駄を使います。昔の長靴!?

マスととっくり…見た目は違っても容量は同じ一升です!

マスととっくり…見た目は違っても容量は同じ一升です。←確認スミ

お次は、竿秤(さおばかり)。最後にデジタル秤で確認したら、びっくりするくらい正確でした!

昔の秤を使って、実際に色々な物の重さを測ってみました

昔の秤を使って、実際に色々な物の重さを測ってみました。

一通り昔の道具を体験した後は、常設展示を見学しました。使ったことのある道具を見つけて、テンションが上がります。展示の目玉である打瀬船はすごい迫力!年に何回か掃除をするそうで、「手伝いに来たら船に乗ることができるよ」と言われた学生たちは、ちょっと心惹かれていました。

歴史民俗博物館の常設展示を見学しました

歴史民俗博物館の常設展示を見学しました

実際に使われていた打瀬船は、とても大きい!

実際に使われていた打瀬船は、とても大きい!

博物館の廣澤さんから、小中学生は見学に来るけど大学生は来ない…もっと若者に興味を持ってもらいたいという想いを聞いた学生たちは、小中学校の社会科見学で来るのとは違う面白さがあり、実際に道具の体験をすると新しい視点で昔の暮らしを見つめることができる。きっかけさえあれば面白さに気づいてもらえるはず!と、感想を述べました。

【東海キャンパス・コミュニティラウンジ】経済学部1年生のシルクスクリーン作品展 開催中!

経済学部の「芸術創造」の授業で、1年生がシルクスクリーンに挑戦しました。(担当教員:大塚泰子先生)

ラウンジが彩り豊かになりました♪

ラウンジが彩り豊かになりました♪

シルクスクリーンは、20世紀に発展した比較的新しい版画技法です。学生たちは、この印刷方法を学び、“Tシャツ”や“エコバッグ”など身近なものにプリントをしました。学生の個性あふれる作品は、シンプルな素材を、豊かに楽しく彩っています。

見に来てくれた人からは「ほしい!」という声もあがっています

見に来てくれた人からは「ほしい!」という声もあがっています

コミュニティラウンジでは、6月16日から7月19日(火)まで、学生たちの作品を展示しています。ステキな作品を見に、ぜひラウンジに足を運んでみてください。

展示を終えて記念撮影です

展示を終えて記念撮影です

撮影:佐藤章吾(経済学部1年)

【おまけ:作品展の舞台裏ー展示作業の様子】

作品展の裏側です

作品展の裏側です

窓に展示をするアイデアは斬新!

窓に展示をするアイデアは斬新!

経済学部広報プロジェクト 教員紹介第11弾~吉田直美先生~

広報プロジェクトによる教員紹介のお時間です。今回は、お茶目でチャーミングな吉田直美先生をご紹介します。
吉田先生

~吉田 直美(よしだ なおみ)先生編~

―――本日はよろしくお願いいたします。さて、2015年度に先生が担当されるのは、どんな講義なのですか?二つ教えてください。
まず一つ目は「現代の医療と福祉」です。「現代の医療と福祉」は、医療と福祉の制度についての理解を深めながら、現行制度の問題点とその背景、現場が抱えている課題について考えます。
二つ目は「高齢社会論」です。この講義では、高齢者の生活実態や制度面を学ぶとともに、高齢社会ゆえに発生する社会問題を、単に「高齢者の問題」としてではなく、高齢社会に生きる私たち全体の問題として考え、あるべき方向性について模索していきます。

―――「現代の医療と福祉」の問題点や課題で、こんなことを学生に強く伝えたいということはあるのでしょうか?
まず、それぞれにとっての「医療とは、福祉とは何か」について考えてみてほしいですね。教員と学生、学生間でも「医療」「福祉」のイメージは一人ひとり、そして時代によっても、捉え方が違うことを知ってほしいです。例えば、十年前の学生の多くは「福祉」というと「貧しい人、障害者」などを思い浮かべていたようだけど、最近では「介護」と答える学生が多いです。年代によって意味が違ってくるのですが、そういうのは、面白いですね。

―――「高齢社会論」を受講すると、親が高齢になった時、自分が高齢になった時、どんな社会が必要だろうかと考えさせられます。先生自身、高齢社会が今後どのようになっていくのが理想だと考えますか?
ただ長生きするのではなく、「自分も他者もここで生きていていい、ここに居ていい」と思える社会がいいと思いますね。人間は必ず衰えます。そして長生きするほど色々なもの(健康・経済・社会的役割等)を失うものが増え、その結果、孤独感や寂しさが募っていくことが多いです。そのような色々な意味での生きづらさを補うために制度やサービスがあると思います。人それぞれ「こうしたい」という社会の考えがあっていいのです。しかし、安心して暮らしていくための制度づくりやサービス提供をするためには財源が必要で、それを誰がどうやって負担するかという問題があります。介護等をはじめとする高齢者へのサービスを与えるばかりでは、サービスを貰う側はハッピーだけど、提供する側は不公平を感じ、不満もたまっちゃいますよね。win-winの関係を築けるのが一番です。救われるだけが「福祉」ではないですからね。

―――先生が今一番関心を持っている研究を教えてください。
防災・減災のために地域住民ができることは何かを住民自らが考え、一人でも多くの命を守ることが大切です。特に災害時要援護者の命を守れるようにしようという視点からの「住民が積極的にかかわる仕組み」づくりと、それを実現するための地区防災計画の立案について、関心があります。
災害弱者は高齢者と障害者だけではなく、子ども、外国人、妊婦、病人、土地勘のない旅行者なども挙げられます。つまり、誰でも災害弱者となる可能性があるということです。弱い人たちが助かる方法を自分たちで考えることが大切です。地域のことを知っているのはそこに住んでいる自分たちですから。自分の命は自分で守る。そんな仕組みを作りたいと考えています。

―――先生のことを教えて!のコーナーです。自分の性格を一言で表すと?
グータラしているのが好きだけど、実は極度の心配性。
お尻に火がつかないと動かないタイプです。

―――それでは、先生から見た日本福祉大学の魅力はなんですか。
ハード面からみると、立地条件。東海キャンパスは、駅に近くて通学に便利で校舎はきれいです。
ソフト面からみると、教職員と学生の距離感がわりと近いです。気軽に研究室に行けて、あれやこれやと話せますから。
経済学部では、学生を型にはめようとするよりは、いろんな経験することを応援する教員が多いことや、ほんのちょっとしたことをきっかけに、「大化けする」というか、ぐんと成長・変化できる学生さんがたくさん存在していることです。

―――最後に、受験生へメッセージをお願いします。
長い人生、成功することも失敗することもあります。大学受験は通過点の一つにしか過ぎません。でも、いろんなことに挑戦して積んでいく経験や、コツコツ努力してきたという事実は、誰にも奪われない財産です。チャレンジ精神と地道な努力の継続のどれか最低一つ(両方あれば最強ですが)があれば、きっと道は拓かれると思います。

―――以上で質問は終了です。ありがとうございました!

経済学部広報プロジェクト 教員紹介第10弾~藤井啓之先生~

随分ご無沙汰しておりました。待ちに待った広報プロジェクトによる教員紹介のお時間です。
今回は、今年から日本福祉大学で教鞭を執っている、チャレンジ精神旺盛な藤井啓之先生をご紹介いたします。

★IMG_3153

~藤井 啓之(ふじい ひろゆき)先生編~

―――藤井先生、インタビューにご協力ありがとうございます。早速ですが、2015年度に先生が担当されるのは、どんな講義なのですか?2つ教えてください。
「道徳教育の指導法B」と「特別活動方法論B」を担当しています。
「道徳教育の指導法B」は、教育免許を取得する学生向けの授業です。明治時代から現代までの道徳教育の歴史を概観するとともに、道徳の授業方法についての世界的な研究の発展を踏まえて、子どもの道徳性の育て方について考察します。

―――どのようなことを学べるのか全く想像ができないです…。
要するに、「道徳の時間」にどのように指導するかを学ぶ講義です。道徳の時間は明治時代からあって、どのような流れで変化してきたのかを知り、また、世界での道徳の授業方法なども学びながら、道徳について考えます。
二つ目の「特別活動方法論B」も、教育免許を取得する学生向けの授業です。教科指導とは別に学級担任として教科外領域で必要になる指導力を育てるため、特別活動(学級活動、文化祭・体育祭行事、生徒会等)の具体的な教育実践を取り上げながら、指導の在り方について学びます。

―――教員を目指している友人がとても大変そうなのですが、受講している学生の様子はどうですか?
初めて学級担任になって、「何をしたいか」「何をするのか」、自分の過去を振り返ってもらいながら指導を学んでもらっています。教えていると、回数を重ねていくうちに指導の視点が洗練されていくのを感じ、心に響いているのを実感しますね。

―――教員を目指す人に向けてメッセージをいただけませんか?
教員は大変な職業です。教員になるために、色んなことに積極的に挑戦し、出かけた先で色々な人と話してコミュニケーション力を磨くことが大切だと思います。公務員だから安定しているとして目指すと本当に大変です。相手は中高生で多感な時期ですからね。そして、生徒に教えるということは相当な知識が必要になります。たとえ教員になってもならなくてもその知識は人生の糧になりますから、「すごい教師になってやろう」という心意気で取り組んでほしいと思います。

―――先生が今一番関心を持っている研究を教えてください。
民主主義教育についてです。18歳選挙権の導入が決まり、原発問題や安保法制など、若者の間に政治への関心が高まっている現在、子ども・若者を民主主義社会の担い手に育てていくのに、どのような知識や能力が必要なのか、それはどのような教育内容や方法で育てることができるのかを明らかにすることです。

―――若者が政治に関わることができるということに非常に賛成です。しかし、高齢者数が若者数より多い今、若者の意見が反映されない可能性もあるのではないでしょうか?
必ずしも中高年世代が中高年に有利な政策に投票をしているわけではありません。それに、「どうせ自分たちの意見は反映されないから」と考えて行動しない人がいますが、若者全員が票を入れれば状況は変わると考えます。つまり、何もしないのが問題なのです。
そして、日本は、国民の権利などを学ぶにしても、それは受験のための知識でしかありません。「アルバイトでも有給休暇がとれる」と言うと、皆一様に「えー!?」と言うでしょう?権利を知ることは民主主義社会に必要なことだと思います。

―――先生のことを教えて!のコーナーです。自分の性格を一言で表すと?
そそっかしい。多趣味。
先日、宿をとる必要があって予約をしていたのですが、宿に行ってみるとその予約が別の日になっていて。これが最近のそそっかしい話です。
趣味はドラム、スキー、スノーボード、トライアスロンと色々あります。

―――それでは、先生から見た日本福祉大学の魅力はなんですか。
教育熱心な先生がそろっていることです。学生のための議論がされているんですよ。
また、今年から日福に勤務して、美浜キャンパスにも行っているのですが、やはり東海キャンパスは施設が良く美しいです。

―――最後に、受験生へメッセージをお願いします。
高校時代に身につけておくべき多様な力(基礎学力、社会性、社会に対する問題意識等)をしっかり身につけておいてください。今やるべき事をしっかりやれる人が、大学にはいってからも多くのことを吸収し、成長できるのだと思います。
大学に入ったらやろうと思っていては大学でも実行できません。今できることをやることが大切です。

―――以上で質問は終了です。ありがとうございました!

先生の多趣味には驚かされました。スキーを5年で習得して、さらにはスノーボードもできる。そこに痺れる憧れる!緊張でガチガチの私でしたが、最後は笑ってお話を聞けました。ご協力ありがとうございました!

今年も名古屋市消費生活フェアに出展しました!②


2日目写真1
2日目は、今年から始まった新たな企画「なごやHAPPYタウン~こどものまち~」です。主に中学生以下の子どもたちを対象にした体験型のイベントで、参加者は、クイズや工作・実験などで暮らしに役立つことを学ぶとともに、学習して獲得した買物券を使って会場内で買物をします。地域研究プロジェクトのなかのフードプロジェクトは、このイベントに果物や野菜、ポン菓子を販売する店として出展しました。参加した子供たちには、農産物や加工食品の表示等について学んでもらい、また学生が収穫した米やその米で作ったポン菓子等を買ってもらいました(写真参照)。

さらにこの企画のルールにより、参加した子供たちに出展者の仕事を手伝ってもらいましたが、学生にとっては、仕事を適切に分担し、その内容を小中学生にわかりやすく伝えるという点で貴重な学習の機会になりました。

この日は雨にもかかわらず開場前から行列ができるほど多くの来場者があり、商品が不足して、一部の購入希望者にはご迷惑をおかけすることになりました。今年初めての企画ということもあり、用意する商品の数や種類、価格の設定など、難しい問題も多く、勉強させられることの多いイベント出展だったと思います。
2日目写真2

今年も名古屋市消費生活フェアに出展しました!①

2015消費生活フェア HP (2) (1)
11月7日(土)、8日(日)名古屋市栄のオアシス21で、名古屋市主催の消費生活フェアが開催されました。今年も第1日目は経済学部近藤ゼミ、第2日目は加茂先生ご担当の地域プロジェクトが出展しました。

第1日目の様子をゼミ生たちの感想で紹介します。

・自分たちが作成したクイズを来場者にやってもらい、それを自分たちが解答・解説しました。子供から高齢者、家族連れが参加してくれていろいろなお話を聞けて楽しく過ごせました。

・自分たちで作った問題を来場者にやってもらい、それを解説するというのは、初めての体験で、間違ったことを教えてしまわないだろうかととても心配でした。でも、実際にやってみると、優しい方が大勢いて、説明を真剣に聞いてくれる人も多かったので、とてもやりがいがありました。

・来場者数は予想していたよりも多く、ブースにも思ったより多くの人が来てくれて、いろいろな人と会話ができてよかったです。中高生の数が少なく高齢者や小学生が多かったので、自分たちの作った問題がわかってもらえるか心配でしたが、割とわかってもらえたので成功したのかなと思いました。高齢者の方には説明を聞き取ってもらえるよう気を遣って対応しました。

・クイズを解いて「知らなかった!」という声を聞いたとき、この問題を出して良かった、と思いました。正解の数よりも、知らなかった事を知ってもらえてよかったです。

・今後、トラブルにあったときやトラブルにあわないために、クイズの知識を少しでも活用してもらえればいいと思いました。

・他の大学や消費者団体が出展しているブースを回り、とても勉強になってよかったです。

・イベントに参加することが楽しいということがわかりました。他のブースの人たちとも交流することができて良かったです。

2015年消費生活フェア HP(1)

「多種多様な民族が集まるバンクーバーへ留学」②

②
留学した理由は旅をすることが大好きで日本だけではなく、外国の文化にも他の人の経験談や本からだけではなく自分の身で体験してみたいと思ったからです。バンクーバーは外国からの移民(特に中国)がとても多く、街中は様々な人種の人々であふれています。ここでよく聞かれることが「移民?留学生?」という質問です。一番驚いたことは、バンクーバーの南に位置しているリッチモンド市というところでは市における総人口の半数以上がアジア系住民で特に中国人が大多数を占めているため、中国語で書かれている看板が街中に溢れていることです。このように、カナダ人が多数を占めているわけではないので、たまにカナダにいることを忘れてしまいます。食事も様々な国のレストランがあって美味しいですし、人々はフレンドリーで親切、夜中に歩いても安全な街(危険地帯除く)でとても過ごしやすい街だと思います。私自身も白人、黒人、アジア系、アフリカ系、カリブ系と様々な国の友人が出来ました。ただ、良く関わる友人はアジア系で固まっているのでこれは偶然なのかそれとも同じ人種同士で固まってしまうのか気になっているところです。様々な人種の人々が集まっているため、彼らの文化を知る機会も多く、日本では当たり前だったことがここでは当たり前じゃない、そういう衝撃を何回も受けたのと同時に、数多くの新しい発見があるのでとても楽しい日々を過ごしています。

更なる経験を積み重ねるために、今後は現地の会社でインターンシッププログラムを受ける予定です。聴覚障害を有しているため、どうなるのかという不安もありますが、バンクーバーでの経験を糧にして障害を言い訳にせず、どんどんとチャレンジしていきたいと思います。冬はイエローナイフのオーロラを見に行くことを考えています。日本に帰国したら、バンクーバーでの経験を活かして就職活動、卒業論文に集中して時間があれば旅をすることが大好きなので何らかの手段で日本一周をしたいです。
最後に、留学することを障害を理由にして「厳しいのではないか」と悩んでいた時期もありましたが、慣れてしまえばなんてことはありません。これからもチャレンジ精神を大切にして、日本に帰国して「やはり、留学して良かった」と思えるように残りの留学期間を頑張りたいです。

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