月別アーカイブ: 2010年6月

ブルキナファソの農村社会における「富」 – ねたみと生きる女性たち 【7/1公開授業の案内】

この度、日本福祉大学「国際福祉開発学部」での講義を一般公開し、参加者を募集します。

 

日時:2010年7月1日(木)09201050

     *「異文化理解」授業の一部として実施

 

会場:日本福祉大学 美浜キャンパス12号館(キャンパスセンター塔)31231教室

 

講師:名古屋大学大学院文学研究科 博士研究員 浅野史代

 

講義概要と講師からのメッセージ:

サヘル地域の内陸国。「灼熱の地」という言葉がぴったりの国。それが今回舞台となるブルキナファソです。ブルキナファソとは「清廉潔白な土地の人びと」を意味し、貧しいアフリカのなかでも最貧国に位置づけられています。

貧しい国ではありながらも、人びとは、と言えばとてもパワフルかつ働き者です。市場では、女性たちの声が高らかに響きわたっていて、売り手・買い手ともに女性が積極的な役割を担っています。客が途絶えない地酒屋などは、さぞかし儲かっているんだろうなと思いきや、利益は予想よりはるかに少ないんです。日本では商売において利益を求めることが当然ですが、ここでは異なります。女性たちは儲けることでねたまれるのを恐れるのです。

それは、ねたむ気持ちが呪術に発展することがあるからです。羨望のまなざしや「キレイね」という言葉に「悪いもの」が含まれていて、無意識のうちに他人を病気にしてしまうことがあると考えられています。あるいは、呪薬を用いて命さえ奪ってしまいます。そのようなことから、女性たちはねたみを気にして「富」を得ようとしないのです。

ブルキナファソの農村女性の生活や実践を通じて、ここでは何が「富」だと捉えられているのか、また、その先にある「豊かさ」とは何か、について考えてみましょう。

 

授業内容:はじめに:研究者を目指そうとしたきっかけ

     ブルキナファソ女性の生活

     ブルキナファソ女性とねたみ

     ブルキナファソ女性と「富」

     おわりに:「豊かさ」とは何か

 

講師紹介:浅野 史代(あさの ふみよ)

     名古屋大学大学院文学研究科、博士研究員。

     専門は文化人類学,ジェンダー学,アフリカ地域研究

 

参加費: 無料(会場準備のために氏名・参加人数・連絡先を

        以下の問い合わせ先まで事前にお知らせください。)

問合せ: 日本福祉大学 学事課 (国際福祉開発学部担当:沖田一成Erick

     メール wym-jim@ml.n-fukushi.ac.jp / Fax 0569-87-2273 / Tel 0569-87-2322

     *学内には駐車場がありません。車でお越しの場合は学外の第7駐車場にお願いします。

以上

働くとは ~高校教師から女性経営者までの経験から~【公開授業のまとめ】

岡本眞理子(OKAMOTO, Mariko) 教授

 

69日、5限インターンシップ(張先生)の時間に、キャリア開発お勧め授業のゲスト講師として、小塩貞子さんに来ていただきました。小塩さんは、母であり妻であると同時に、女性起業家として企業の経営とNPOの運営、その他いろいろ社会的活動をされており、大変魅力的な女性でした。そのお話は、親のすねをかじりながら漠然と夢をむさぼっている人たちには、チクチクする話でしたよ。では簡単にまとめておきます。なお、当日の話の順番とは少々異なっています。

 

1. 会社は何のためにあるのか?

  この問いに対する答えを、前回「株主のため」としたら、「ショックでした」との答えを聞いて、言葉足らずだったとの感をいだき、もう一度説明。

会社は何らかの事業を担うためにあり、会社はその事業を通して、また従業員はそこで働くことを通して、社会に貢献している。自分は社会貢献をするために、起業したいと思った。食べていくためには、企業としての「ライスアイランド」を経営し、社会貢献としては、NPOの「アグリ・ツーリズム協会」の運営にも関わっている。それらを通して、「ビジネスの繁栄」「農業・農村の活性化」「安全な食の確保」を追及している。

 

2. 農業へのかかわりと社会貢献

棚田は休耕地が増えていて、農業衰退を象徴。これは農薬が使えないことにもよる。日本やフィリピンで棚田が消えている。しかし棚田のあることで、環境が守られている。ナショナルトラストのような仕組みで、少し高くてもそこで生産された米を買って棚田を支えるというようなことも必要だ。

 

3. 仕事をするということ   

女性は結婚で仕事が変わる。民間だと育児休暇を取りにくい。しかし専業主婦もいやだったので、教師の道へ。その後、結婚に伴う家業の支援のために教員はやめたけれど、働き続けている。何らかの形で「仕事をする」という意志を持ち続ければ良い。

 

  ピーター・ドラッカー(「経営の神様」と呼ばれている)の「レンガ積み職人の話」

   通りがかりの人の「何をしているのですか」との問いに、

     最初の職人は「見りゃわかるだろ」

     2番目の職人は「壁をつくっているんだ」

3番目の職人は「教会をつくっている。これができたら、きっと多くの人が喜んでくれる」

同じ仕事をしていながら、どの職人が最も達成感があるだろうか?やりがいのある仕事として取り組むかどうかを決めるのは、結局自分自身。

 

4. 社会人として望まれること

     素直・誠実、  ②自立心、  ③ 前向き 

 

     は、今やるべきことをすぐにできるかどうか、ということでもある。試験準備をしなければならない時に、先送りしてはいかん!人口65億人のうち、明日の食糧を心配しなくて済む人はわずか18%。サイコロでその中に入れることが決まるとすれば、とてもサイコロを振れない。心配しなくて当たり前と考えず、真剣に生きるべし。

 

(法律上は20歳で社会人扱いだが)社会人として働き始めて、やっと社会人。その二年後ぐらいから本当の自分の人生が始まる。(つまり最初の2年は社会人見習だ)

 

5. 企業はどのような人材を求めているか

企業は仕事の達成能力が高いだけの人を求めているわけではない。企業文化への共感も必要。(岡本注:例えば、チームで支え合って目標を達成するタイプの会社では、能力があっても一匹オオカミ志向や仲間の蹴落とし型は困る)。両方高ければ最高の人材だが、目的達成が高いだけの人は「要注意で矯正が必要」。企業文化への共感度が高ければ、目的達成度(仕事能力)が現在は低くても、セカンドチャンスをやる価値がある。どちらも低ければ、退職してもらう対象。

 

他にも、フェアトレードの話、ボリビアの高地(3200m)でアマランサスの栽培を指導し、粗放農法の現地の人たちに農業の基本技術を教えていること、食糧安全保障の話など、盛りだくさんでした。

 

ところで、残念なことに、当日は学生が教室の後半に固まっていて、講師の前にぽっかり空間が空いていました。ゲスト講師が来たときは、「自分はここでも聞ける」ではなく、「講師にとって話しやすいだろうか」も考えてくださいね。それがオトナっていうもんです。

プレーミーティングを終えて・・・

国際福祉開発学部2年 加藤 政信

ワールドユースミーティング広報係

 

61920日にワールドユースプレミーティング(予行練習)が開催されました。

まずこのプレミーティング開催にあたって、多忙な中、実行委員のみんなは本当に頑張りました。前日から会場で入念な打ち合わせをする係り、ワールドに懸ける気持ちが伝わってきました。そんなこんなで無事にプレミーティングを迎えることができました。今年は初参加の学校も多数あり徐々にではありますがWYMが広がりつつあるのだと思いました。

 

そしてWYMの醍醐味でもあるプレゼンテーション!!今年も参加校の皆さんがとても頑張っていました。プレミーティングに参加してみて本番ではもっとすばらしいプレゼンをしたいという声も聞きました。きっと参加したみんなが思ったことでしょう。本番では皆さんのすばらしいプレゼンテーションを期待しております。そんなすばらしいプレゼンテーションを見ることができて、いい刺激を得られるのはワールドユースミーティングだけです!少しでも興味が湧いたあなた!ぜひWYMに参加してみませんか?

 

いざ、プレミーティング!

佐藤慎一

World Youth Meeting のプレミーティングが、いよいよ、6/19, 20 に開催されます。
学生実行委員会によるWebページも、工夫やWYMにかける思いが見られますので是非ご覧下さい。

予行練習的な位置づけとはいえ、遠方からの学校を招いてのイベントということで、前日の今日、ホールを利用してのリハーサルが行われていました。夜にちらりと覗きにいくと、学生達のみで、2年生が中心に自律的に動いている姿がそこにありました。

当日の流れを確認しながら、壇上から、照明や音声などの制御部屋に指示を出している2年生の姿には、思わず、「かっこいい~」と感じてしまいました。当日はきっと思い通りに行かない点、反省点もたくさん出てきてくるのでしょうが、このように真剣にやっていればこそ、それらも次へのステップになるものと信じています。

※ 写真は、(左)発表準備をする1年生、(中)舞台から指示を出す2年生、(右)制御室で舞台の学生と連絡しつつ機器操作を確認する面々。

6/6 2010年度第1回英語学習セミナー開催!

去る6月6日、恒例の英語学習セミナーをクラシティ半田
にて開催しました。

小学生から社会人まで幅広い参加者が、訳読になりがち
なリーディングを、内容を自分の中で整理して実際に相手に
発信してみることで、どれほど英語の学習効果があがるか
ペアワークを通じて実践しました。
また併せて国際福祉開発学部の学生がワールドユースミーティング
や国際フィールドワーク、それらを通じて知り合った海外の友人
との交流の中で実感した、英語力を持つことの効用や活動の広がり
を紹介しました。

この企画は年間4回の予定で次回は6月20日に実施します。
英語学習に行き詰っている方、学習のヒントがほしい
方、どなたでも参加可能(参加費無料)ですので、興味のある方
は以下のwebサイトからお申し込みください。

http://www.n-fukushi.ac.jp/news/10/100527/10052701.html

日本人が決まりごとをしっかり守るという点

斎藤千宏(SAITO, Chihiro) 国際福祉開発学部 教授

梅雨入り前の快晴の一日、6月9日の比較文化論はゲストをお招きしました。名古屋在住のモニカさんです。出身はバングラデシュ。日本の大学院で研究を続けておられる方です。バングラデシュの豆知識から始まり、モニカさんからみた日本社会、日本人の特徴や「良きところ」「気になるところ」など、簡潔明瞭に話していただきました。日本人が決まりごと(=ルール)をしっかり守るという点には感心しているとのこと。

続いて、同国の言語であるベンガル文字を皆で書いてみました。画像にあるように、インドのヒンディー語と同様、デヴァナーガリ文字の一つです。さらには、同国女性の伝統的な服装であるサリーを着付けしてもらいました。とってもキュートな学生に変身しました。

From CANADA3 【留学中の様子】

<個人留学中の森川 祐介(3年)からの報告>

Hello everyone!

 

I’ve stayed in Vancouver for 2 months and 1week now. I learned a most interesting thing from my teacher. My teacher said to us that language is NOT a skill. It’s a part of CULTURE. So, you don’t need to learn it. You need to understand it. You need to relax.

 

I think that we can study grammar, listening and writing in Japan. But we can’t practice speaking because, we need to understand their culture such as what they like to talk, what they usually do etc. This is most important thing when we communicate with each other. So I want to understand their culture as possible I can.

 

Anyway, I want to switch the topic. Last Sunday, I went to Seattle. Do you know Seattle is in America? I’d never been to America before that. So I didn’t know Seattle well except for the Seattle Mariners. However, Seattle is an exciting and amazing city. I went to downtown of Seattle. There’re many modern buildings and transportations. And also, there’re many archaic things. I went to Pike Place Market, one of the archaic things,  where there’re many kinds of shops and people. And I also went to the very first star bucks which was founded in 1912. Now you can drink star bucks’ coffee anywhere. Ha-ha

 

I think people’s personality is friendly, similar to Canadians. And the weather is also. So maybe the weather is related to people’s personality. I finally came back Vancouver at 9:30pm. I had a great time.

 

Yusuke

 

「マンモスフリーマーケット出店」 会計報告【DD1国際サークル】

                                                                        国際福祉開発学部・学科 3年
                                                                        国際協力サークル DD1 代表
                                                                        大石 恵理

 今年の1月18日~20日 と 4月19日~21日に、みなさんに寄付して
いただいたものを5月2日(日)無事にマンモスフリーマーケットに
出店することができました。お陰さまで無事終了した事をご報告いたします。

 ※国際福祉開発学部ブログ 5月2日投稿 参照
  「1・2・3年 いらっしゃいませー【国際サークルDD1の活動】」
  http://blog.n-fukushi.ac.jp/kokusai/2010/05/page/2/

 今回、得られた利益は以下のように寄付をすることができました。
NGO団体MAKE THE HEAVEN 「天国はつくるもの基金」http://maketheheaven.com/

 1.「カンボジア海外支援・バックスラムへの食料援助」 15,000円
 2.「天使が舞い降りるJAPANツアー」 427円

 たくさんのご協力、心から感謝しています。ありがとうございました。

今後ともご協力よろしくお願いします。

 大石 恵理  国際協力サークル DD1 代表

以上