【公開授業の案内】7/8「触る文化への招待~ 触学・触楽・触愕のフィーリングワーク ~」

公開講演会のお知らせ

この度、日本福祉大学「国際福祉開発学部」での講義を一般公開し、参加者を募集します。

テーマ:触る文化への招待 ~触学・触楽・触愕のフィーリングワーク ~

日時: 2011年7月8日(金)13:25~14:55
     *「異文化理解」授業の一部として実施

会場: 日本福祉大学 美浜キャンパス 12号館(キャンパスセンター塔)3階
    1232教室

講師: 国立民族学博物館 准教授 広瀬浩二郎

講義概要と講師からのメッセージ:
全盲の僕が国立民族学博物館(民博)に就職したのは2001年である。マイノリティである視覚障害者が健常者中心の社会で自信を持って生きていくためには、「見えなくてもできること」ではなく「見えないからこそできること」を自分なりのやり方で探していかなければならない。僕にとって民博での10年間は、視覚障害者のオリジナリティを追求する試行錯誤の日々だったといえよう。
   民博に着任した僕は、「見学」「観覧」の語に象徴されるように、博物館が「見る」場所であることを思い知らされた。そんな「見る」場所から、もっとも縁遠い存在だったのが視覚障害者である。博物館で 働く障害当事者として、まず僕は目が見えない人でも楽しめる展示方法を研究することになった。いわば「見えなくてもできること」を具体的に提案するのが僕の課題だった。こういった研究と実践の中で触知・触学の魅力に出会った。初めは「見る」ことができない代わりに「さわる」人がいること、視覚障害者が多くの展示物にさわれる配慮をすべきことをアピールした。しかし、自分自身が各地でさまざまな「さわる」経験を繰り返す中で、「さわる」ことは目が見えている人にとっても大切なのではないかと考えるようになった。僕の仕事は、見えないからこそ気づいた触文化の可能性を万人に伝えることへとシフトしたわけだ。
   2009年4月、僕は『さわる文化への招待』(世界思想社)を刊行した。本書の内容、「見えないからこそできること」を探究するフィールドワークを中心に、講義ではみなさんに僕のユニーク・ライフの一端をご紹介したい。

参加手続:会場準備のために氏名(学生は学籍番号)・連絡先・講義名を
  以下の問い合わせ先まで事前にお知らせください。
     
問合せ:日本福祉大学 学事課 (国際福祉開発学部担当:沖田一成Erick)
  メール wym-jim@ml.n-fukushi.ac.jp / Fax 0569-87-2273 / Tel 0569-87-2322
  http://www.n-fukushi.ac.jp/gakubu/kokusai/

以上

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