【授業の様子】高浜市長 吉岡初浩さんのゲスト講義が行われました。

国際福祉開発学部・吉村輝彦准教授が担当する専門科目「現代福祉」で5月8日(火)、愛知県高浜市長の吉岡初浩さんによるゲスト講義が開講されました。これは、“福祉と健康でまちづくり”を施策として推進する高浜市との地域連携で本学が設置した「高浜市まちづくり研究センター」の副センター長を、吉村准教授が務めていることから実現したものです。吉岡市長は、同センターが昨年度から開催している地域活性化の企画「たかはま ざっくばらんなカフェ」にも定期的に参加するなど、本学との連携事業にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。今回のゲスト講義は「テーマパークは作れない」と題して行われました。

◆愛知県高浜市長・吉岡初浩さん

「私の学生時代は学生運動が下火になっていく頃で、いわゆるノンポリ学生でした」と話し始めた吉岡市長。高浜市を舞台に制作中の映画「タカハマ物語」の話題を軸に、子どもや若者が夢と希望を持てるまちづくりについて語りました。「この映画の制作に対して大きな予算は用意できませんが、子どもたちの未来を創るという目標に、市民も参加する制作実行委員会やプロのスタッフが手弁当に近い形で取り組んでいます。映画によるまちおこしとは、住む人、特にこれからを担う世代に参加を通じて地域で何かやりたい、できるんだと思わせることです」と力説し「時代と社会の変化により、一緒に何かをしたり、じっくりと話し合うことが減っているなか、現代なりの解決を探りたい」と話しました。そして、「不便や面倒といった要素も工夫やコミュニケーションを促すものです。住民の参加や工夫を引き出すためであれば、行政は必要以上に手を出さないといった考え方も必要です。テーマパークのようにメニューやアトラクションを与えることでは解決しません」と締めくくりました。
吉岡市長は学生へのメッセージとして「目的をもって何かに取り組むことも大切ですが、やりたいことや楽しいと思うことにもどんどんチャレンジしてほしい。そこで出会った人や見つけたことが後の人生で大きな影響を与えてくれることは、私自身が経験したことです」と語りかけました。吉村准教授は「今と未来が結ばれるのは偶然ではなく必然ということ。今を大切にしていろいろなことに取り組んでいきましょう」と付け加え、講義を終えました。

◆「若い人の共感を得られるように話すのは難しいですね」と言いつつ、熱心に学生へ語りかけました

「現代福祉」の授業は、ひろがりを持つ福祉の諸課題に対して、こうしたゲスト講義も交えながら、福祉社会開発の視点から考えていくカリキュラムで構成されています。この次には「たかはま ざっくばらんなカフェ」を中心とした高浜市まちづくり研究センターの実践を題材に学びを進める予定です。

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