月別アーカイブ: 2012年10月
10/27, 28 ワールドコラボフェスタ(名古屋OASIS21)
名古屋市で開催される”ワールド・コラボ・フェスタ2012”に国際の学生が今年も出展します!
ワールドコラボフェスタ―(WCF) http://www.world-collabo.jp/
国際交流・国際協力・多文化共生などを未来につなげていくことの重要性を学ぶことで、持続可能な社会の実現をめざし、中部地域を発信地とする「学び、考え、行動する場」を市民、NGO、NPO、企業、行政が協力してつくりあげることを目的として開催され、今回で9回目を迎えます。昨年は9万人が来場した大きなイベントです。
★★
国際福祉開発学部生を中心に活動している”国際協力サークルDD1”が”国際JUNIOR”との団体名で、昨年度に引き続き、もちの木広場で2日間ブースを出展します。 「自分にとっての国際協力とは?」のワークショップ形式を予定しています。
日 時:2012年10月27日(土)・28日(日) 10:00~18:00
場 所:名古屋 栄 「オアシス21」・「久屋大通公園」
備 考:入場無料
当日は国際交流・国際協力団体が集合し、世界の歌や踊り、音楽の演奏などのパフォーマンスや各国のおいしい料理を楽しむことができます!興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【公開授業の案内】10/29「カンボジアで出逢った笑顔と優しさ」
公開授業の案内
この度、日本福祉大学 国際福祉開発学部での講義を一般公開し、
参加者を募集します。
日時: 2012年10月29日(月)4時限目 15:05~16:35
*「国際保健」授業の一部として実施
会 場: 日本福祉大学 美浜キャンパス 12号館3階 1232教室
講 師: 森 絵美子 NPO法人 MAKE THE HEAVEN Cambodia
http://www.maketheheaven.com/cambodia/
テーマ:「カンボジアで出逢った笑顔と優しさ」
カンボジア支援を通して出逢った、縁ある孤児院やスラムの子どもたち。
貧困問題に直面する彼等が、いつも笑顔なのはいったい何故だろう。
脳性麻痺で車椅子の女の子と一緒にカンボジアに行った時の話、
不登校引きこもりの男の子がカンボジアに行ってどう変わったのか、
カンボジアで出逢ったキラッキラした子どもたちの写真を見ながら、
カンボジアの魅力をお話しします。
Profile:
6年間の営業職を退職後、世界放浪の旅に出る。日本語教師として
オーストラリアで1年間の実習後、ふらっとアジアを旅した際、カンボジアと
運命の出会いをする。村の寺子屋で日本語をボランティアで3カ月教えた
ことがきっかけで、カンボジアをもっと好きになる。2005年よりNPO法人
MAKE THE HEAVEN Cambodiaの駐在員として単身でカンボジアへ。
首都プノンペンに事務所を立ち上げる。3年間、主に子どもたちの
支援活動に夢中になる。2008年、結婚&出産のため日本に帰国。
現在は大阪で、育児の傍ら同団体カンボジアチームにて活動を
サポートしている。
参加手続: 氏名・学籍番号(学外の方はお住まいの地域)・連絡先を以下までお知らせください。
問合せ: 学事課 (国際福祉開発学部担当:沖田一成Erick)
メール wym-jim@ml.n-fukushi.ac.jp
A small harvest
海外での研修先確定!
海外体験報告会 presentations on overseas experiences
10月4日(木)に、この夏、個人で海外に行った学生が報告会を行いました。
カンボジアで観光: 2年山本裕果、2年土屋珠美、2年上野梨紗
フィリピンでNGOスタッフとしてボランティア: 2年三川智衣
フィリピンでのスタディーツアー参加: 2年塚本彩加
フィリピンてのスタディーツアー参加: 3年塗師悠
ニュージーランドへの語学留学: 2年樋口夏希
中国での学会参加(発表): 2年高澤ほたる、2年小倉研児
マレーシアへの半年間留学: 4年脇田ルイ
ラオス調査の教員同行: 2年村仲なつみ
企画者の高澤さんより
「参加してくださった方々、発表してくださった方々、本当にありがとうございました!
私自身、行ったことのない国のことを知り、みんなが行った国に行ってみたくなりました。友達や先輩など身近なひとたちががんばっていると思うと、自分のモチベーションにもなりますね!こうやって共有していくことが力になるなーと実感できた一日でした。何より発表者の皆さんから場を設けたことを感謝していただけたのが一番嬉しかったです。
また、こういった場を開いて行きたいと思うので、ご協力、ご参加よろしくお願いします!!」
※10月17日にはカナダへ1年間留学した寶崎優子の報告会が予定されています。
sea turtle 放流
日本福祉大学を出て青年海外協力隊に行こう
JICAボランティアセミナーの開催
国際福祉開発学部教員 小國和子
9月27日の3限に、JICA中部主催のボランティアセミナーが行われ、国際福祉開発学部をはじめ複数の学部の卒業生まで、25名の学生が参加しました。ちょうど10月1日から秋の募集がはじまるタイミングで、特に3-4年生の学生達の目は真剣そのものでした。
今回、体験談を話してくださった協力隊OBの鈴木さんは、本学の社会福祉学部の卒業生であり、本学の学生にとって身近な先輩という立場から、貴重な経験をとても論理的かつわかりやすくお話しくださいました。
以下に、参加した学生の声を紹介しましょう。
JICA説明会で話を聞いて
国際福祉開発学部 国際福祉開発学科
3年 山田 芽
私は今回、日本福祉大学で行われるJICA説明会に3回目の参加をしました。このJICA説明会は毎回話をしてくださる方が変わり、毎年協力隊で経験したいろんな話が聞けて贅沢に感じています。
今回は日本福祉大学の卒業生でした。自分自身も協力隊に参加したいという気持ちがあることから、日本福祉大学を卒業してどのような進路を歩んできたのかを学べたらと思い参加に至りました。
鈴木さんは、2004年に卒業をして一度就職を経て協力隊で派遣されました。村落開発普及員として「小農家の生活の質の向上」を目的にプロジェクトを行ったということでした。そこから、生活の質を向上することはどういうことなのかという挌闘や、鈴木さんが行ったプロジェクトの内容やプロジェクトを行う上で現地の人への接し方についてのお話を聞くことができました。
今回JICA説明会に参加させていただいて、実際に協力隊で現地に行った時のリアルな経験を知ることができました。たとえば、出された指令に対して自分がどのような立場で関わるのか、またどのように問題と向き合い、どのような成果・発見ができたかなど協力隊として行った人にしか語れない話です。
これまでの2回は、説明会で話を聞いても身近なことに感じずただ聞くだけでしたが、今回は、自分が協力隊に参加したいという思いもありすごく身近なことのように感じ、自分だったらどうしようと考えることができました。
まだ、自分が将来どのような仕事に就きたいか決まっていない方は、このような人生の先輩の話を聞ける場を大切にして、将来の道を広げておくのもいいことだと思います。
国際福祉開発学部 国際福祉開発学科
2年 高澤ほたる
私は去年もこのセミナーに参加しました。前回と今回で違ったのは、話していただく方が卒業生でとても身近な存在であったことです。内容はとてもわかりやすく、特にご自身の想いや心境の変化のプロセスを具体的に話していただけたことで活動がよりリアルに伝わってきました。体験談を聞く時は、どうしても何が成果だったのかに目を向けてしまいがちですが、今回の鈴木さんのお話は、村人とのギャップや最初の半年は何を思ってどう過ごしていたのかなど、等身大に語られていたので、イメージがしやすく、集中して聞くことができました。
私も将来は開発関係の職業や活動につきたいと考えているので、自分だったらどんなことができたのだろうかと考えながらお話が聞けて、大変参考になりました。