月別アーカイブ: 2014年3月

仲間のため、将来のための協働活動

 

先日の卒業記念式典の裏にはたくさんの準備をした3年生の実行委員がいました。

大事な先輩のために、大勢の保護者や先生を前に大学生活最後の感動を作ってくれました。

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また、昨日は4月から学部に入る新入生のために現1年生の春季セミナー実行委員が

合宿先の下見にいきました。企画のシミュレーションをしながら業者と綿密に打ち合わせをして、

準備をちゃくちゃくとすすめていました。

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教職員も東海キャンパスに向けて、ICT関係の機材についてアイディアを

だしあい、学生が新しい地域で社会に貢献しながら、のびのびと学べる仕組みを

皆で考えていました。新しいキャンパスでの可能性を想像するだけでもわくわくしますね~

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International Welfare Development 3rd Graduation Ceremony

昨日、国際福祉開発学部の第3回目学位記授与式・卒業記念交流会が開催されました。

卒業生代表として小出さんが挨拶をしてくれました。

成績優秀学生としては山田さんと脇田さん、

優秀論文表彰には長谷川さんと花岡君、

語学力表彰としては鈴木さん、脇田さんが表彰されました。

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卒業おめでとう!

 

本日、第3期生の卒業式!!!

先輩の送り出しのために3年生の実行委員がもくもくと準備をすすめています!

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第一部 14:30~15:40

開会の言葉

学部長挨拶

卒業生代表挨拶 小出香澄

乾杯 学部長補佐

懇談タイム(軽食)

第二部 15:40~17:00

卒業研究担当教員の挨拶

岡本眞理子 教授
佐藤慎一 准教授
中西哲彦 准教授
野崎泰志 教授
吉村輝彦 教授

学位記交付(ゼミごと)

優秀学生表彰 教務委員長

閉会の言葉

集合写真(ゼミ別・全体)

終了

【国際FWフィリピン】さようならフィリピン:18日目(帰国日)

<さようならフィリピン>
3.7  ついに帰国日となってしまいました。研修担当のジャッキーさん達が空港まで送ってくださいました。最後の最後まで、こうやって時間を共有していただけることに多大なる感謝です。学生たちとハグして再会を誓います。将来UPに留学!?大学院に進学!?なんて学生さんがこの中から出てくれるかもですね。

空港に向かうバンの中で、学生から「英語をもっと勉強したい」、「将来、国際的なNGOでソーシャルワーカーとして働きたい」、「コミュニティ開発の専門家になりたい」etcなんて声が聞こえてきました。
そうです。みなさんは国際福祉開発学部と社会福祉学部の学生です。この国際FW研修フィリピンはまさに“国際”“福祉”“開発”を凝縮したような内容でした。国際福祉開発学部の1年生にとっては、初年時に自分の学部の真髄を身をもって学べたことや、語学の必要性、逆に語学“以外”の福祉や開発に関する学びの重要性に改めて気付いたはずです。また、社会福祉学部の3年生にとってはソーシャルワーカーが海外でどのように活躍しているか、必要とされているか、国外からの視点でソーシャルワークを学ぶ貴重な機会となったはずです。
それぞれ、本研修でかけがえのない“学びのきっかけ”を手に入れましたね。今後の学生生活で自分なりにその学びを深めていってくれることに大いに期待しています。

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※Matt先生や研修担当のジャッキーさん達がお見送りに来てくださいました♫

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※このUP×NFUプログラムをコーディネートしてくれたMatt先生に謝辞を伝える野崎先生です。

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※フィリピンを離れるのが寂しそうな(悲痛な?)表情の学生たちです。

 

現地ニノイ・アキノ空港を14:45分に発ち、19時30分頃一同無事にセントレア到着です!
わずか4時間ほどで着いてしまうので、距離的な近さを感じさせます。ですが今は距離以上に身近な存在としてフィリピンに親近感が湧きますね。

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※セントレアに無事到着です。最後までフィリピのタイム!でしょうか二時間弱遅れました(笑)

思えば最初はぎこちなかった研修メンバーも最後にはチームフィリピンとして一丸となり課題に向きあい、助け合って乗り切っていました。個々人出発前とは別人のようなたくましく、そして凛々しい顔つきをしています。なにより、この国際FW研修をやり遂げたことが学生達の力になったのだと思います。
帰国後も報告書の作成に、報告会の準備など、盛り沢山です(笑)
休まる暇が無いと思うかもしれませんが、みなさんは学生です。学びは続き、未来へと繋がっているものだと思います。思い出話に花を咲かせつつ、エンジョイしながらみんなで助け合い“KAPWA”精神で乗り切ってください。

最後に、国際FW研修を支えてくださったすべての方(ブログを読んでくださった方も)に感謝すると共に、これにて大過無く2013年度国際FWフィリピンを無事終了したことのご報告とさせていただきます。マラーミンサラマッポ!

 

【国際FWフィリピン】UP×NFUプログラム修了~Solidarity Night:17日目

<UP×NFUプログラム修了!~LAST UP~>
3.6 ついにこの日が来てしまいました。
長かった国際FWフィリピン研修もいよいよ帰国日を残して残り1日です。UPに向かう道のりもこれが最後となります。
思えば、今日までの17日間、毎日を必死で走り抜けた気がします。
研修の集大成としてのグループ発表もあり、昨日の夜は学生達も夜更かししてそれぞれのプレゼン資料作りに勤しんでいました。

UPに到着後、すぐにグループ発表の最終準備に取り掛かりました。
各々英語での表現を再チェックしたり、伝えたい内容を見直したりと真剣に取り組みました。

その後、MATT先生による研修全体のリフレクションです。

この17日間の研修を通じて学生達に問いかけます。
研修をふまえて、何を一番の問題・課題に感じたか、また、何が印象に残っているか、
そして何より、この研修で得た事を、今後の自分自身の“チャレンジ”にどのように繋げるかを考えて欲しい。
・As a Student of NFU 社会福祉や開発を学ぶ学生として
・As a young Japanese 若い世代の日本人として
・As“KAPWA”of the rest of humanity 私達に関わった個人として(共生する一人として、他人ではない)
そして、最後にそれぞれの思いや考えを絵(画)にしました。
この研修で感じたこと、悩んだこと、考えたことをそれぞれが発表いたしました。想いがうまく表現できましたね。
決意表明とも言える素晴らしい内容でした。
思わず、目をウルウルさせている学生さんもいたように、全員がこの研修で得た思い出をしっかりと筆に乗せました。

続いて午後からは、ついにプレゼンテーションの時間がやってきました。
これまでの研修(学び)の集大成とも言うべきもので、3グループがそれぞれのテーマで発表を行いました。
テーマは
『Sustainable Development』持続可能な開発
『Understanding and Knowledge』人と人との繋がり
『Childrens Happiness』子どもたちの幸せ
の3つについてです。
学生達のプレゼンテーションは、この研修を通じて五感を使って全身で情報を吸収し、フィリピンの抱える問題や困難の要因に自分たちなりに気付き、知りえた事実・現実を“消化”した上で、帰国してからの具体的なアクション、また、日本とフィリピンの展望にも触れるような素晴らしいものでした。
限りある時間の中で、うまくまとめてあり、コンパクトながらもパンチのある内容で、聴講していたUPの地域開発学部教授陣からも質問が出たりと、拍手喝采で終えることが出来ました。伝えたい内容や想いがしっかり詰まった、選び抜かれた“言葉”がたいへん良かったです。皆さん、本当にお疲れさまでした。
*学生達のプレゼンテーション内容詳細は後に作成される報告書をご参照ください。

そして研修修了式です。この研修の修了証と、記念の“ONE”Tシャツ・マグカップがJocelyn地域開発学部長より一人ひとり手渡されました。
こちらからは御礼と感謝の気持ちを込めまして、NFU学生代表として藤井さんが挨拶を行い、さらに大学としては僭越ながら私が挨拶を務めさせていただきました。
学生達を導き、ご指導いただいた野崎先生の顔にも安堵の表情がうかがえるとともに、ここまで良くやった!と思わず笑顔がこぼれます。
全員胸を張って研修修了です!

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※UPへ向かうのも最後となります(泣)

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 ※最後まで、学生に熱心に指導くださいました。ここまで導いてくれた野崎先生に感謝です。

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 ※世界に一つだけの“ONE”幕?とも言うのでしょうか。とにかく思い出や学び、すべての経験が詰まったオンリーワンかつプライスレスなモノです!

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 ※写真左は、初日から現在までの“学び”の軌跡です。

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 ※堂々とプレゼンしています!準備を頑張った分、結果に繋がりましたね。

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 ※Matt先生とJocelyn地域開発学部長からお褒めの言葉を頂きました。

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 ※みんなお揃いの“ONE”Tシャツです。まさに連帯!最高ですね。

 

<フィリピン最後の夜>「Thanksgiving Jam and Solidarity Night」
夜には、この研修の締めくくりとして感謝と今後の連帯のためのパーティーです!
ここまで、たくさんの講義に外部フィールドワーク、プレゼンテーション作りとハードな17日間をよくぞやり遂げました。
Solidarity Nightには本研修でご講義していただいたUP教授陣はもちろんのこと、都市部ホームステイでお世話になったステイ先のUP学生や、「友会」のメンバー、通訳でお世話になったバディ学生などが駆けつけてくださり、みんなで食事に会話に大いに盛り上がりました。

都市部ホームステイを受け入れてくれたUP学生との再会を喜び、記念写真撮影大会が始まったかと思えば、「友会」のメンバーによるフィリピン版イス取りゲームのようなレクリエーションを楽しみ、しまいにはダンスセッションが始まりみんなでダンシング♫ フィリピンの陽気な国民性を表しているように、こちらの人はみんな本当に踊るのが大好きですね。
MATT先生の今年のテーマである“ONE”に合わせた曲“SMILE FOR YOUR LIFE”で輪になって踊ります。文字通りみんなが一つになった瞬間です。

今年が21回目を迎えたUP×NFUプログラムも年々内容は深まっていき、絆はより強固なものとなっています。今後、このような短期交流からUPとNFUの協力関係がさらに発展することに期待させます。

悲しいもので楽しい会ほど、終わりを早く感じてしまうものです。
お世話になったUP学生達との別れを惜しみ、涙する者、FACEBOOKや連絡先を交換する者も多くいます。最後に研修担当のジャッキーさんと、ポイさん(ジャッキーさんの彼氏さんでもあります)が、別れの歌として荒井由美の“ひこうき雲”を二人で歌ってくださいました。ホスピタリティ溢れるUPのみなさんの心遣いには言葉が出ません。17日間の長きに渡り、私たちに付きっきりでコーディネートしていただきまして、本当にありがとうございました!
またフィリピンに戻ってくることを約束し、いつか会える日を楽しみにしてUPを後にしました。

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※「友会」のメンバー達も駆けつけてくれました。毎年このUP×NFUプログラムを陰から支えてくれる大切な存在です。

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 ※輪になって、“ONE”になって一緒にダンシング!

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 ※この研修では本当にたくさんの方の支え、ご支援があったのだと改めて痛感します。

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 ※それぞれの都市部ホームステイでお世話になったUP学生との嬉しい再会です!

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※UP地域開発学部の教授陣です。(左写真) 通訳を担当してくれたバディ学生(UPに留学している日本人学生)さん達です。その高い語学スキルや、UPへ留学した動機などは、学生達にとって大変大きな刺激となりました。本当に17日間お世話になりました。ありがとうございました。(右写真)

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 ※UP×フィリピン混合で一緒に遊びます!大いに盛り上がりました。

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 ※最後はそれぞれ都市部ホームステイでお世話になった学生との記念撮影です。

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※なぜかダンスセッションが始まりました(笑)野崎先生もモウリーン地域開発学科長も参戦です!

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 ※大号泣からのハグ!女子特有の別れの惜しみ方です。寂しさが伝わってきます。

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 ※研修担当のジャッキーさん達が荒井由美の“ひこうき雲”をサプライズで披露してくれました。この研修はジャッキーさんの学生たちへの細かな気配りや思いやりに大分助けられました。感謝してもしきれません。

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学生達はこれまで走りきった疲れがどっと出たのか、パートナーシップセンター到着後はいつもより早く寝てしまう者もいたようです。
明日はお昼過ぎの便でフィリピンを発ち、帰国します。

【国際FWフィリピン】JICA訪問~OLD MANILA等観光:16日目

<JICA訪問>
3.5 今日は学外フィールドワークで、学生たちが楽しみにしていたJICA訪問です。
ご存知かとは思いますが、JICAは独立行政法人国際協力機構の訳で、日本における政府開発援助(ODA)の実施機関であります。
JICAフィリピンはマニラ市の下に隣接している都市部のマカティ市にあります。

AM7時30分にはパートナーシップセンターを出発しましたが、なんと到着まで約2時間半!もかかってしまいました。渋滞が無ければ45分くらいで着いてしまうとのこと。そんなフィリピンの洗礼とも言える交通渋滞にはまってしまいました。マカティ市はミニ銀座とも呼ばれるエリアで、交通量もケソン市の比になりません。
JICAフィリピンはマカティ市の中心のRCBC PLAZAビル40階に事務所を構えています。厳重なボディチェックを受け、訪問いたしました。

総務班 九野優子さんより、JICAの概要やフィリピンにおける活動について説明を受けました。

フィリピンは人口が増加しているが、就業先が無く、貧困層が広がっている傾向にある。
他国に比べると過去の誘拐事件等により、どうしても治安の悪いイメージがあり直接投資がまだまだである。
政府開発援助(ODA)の意義は、開発援助(物的・知的資源)を行うことと、資源(原材料等)・エネルギー・労働力の交易によって途上国と日本の双方の繁栄を目標としている。
技術協力、有償資金協力、無償資金協力、市民参加協力、国際緊急援助隊など、JICAは多岐に渡る活動を行っているが上記は手段でしかない。
その目的、つまりJICAの対フィリピン援助計画重点分野は
・投資促進を通じた持続的経済成長
2000年に特別円借款で供与した日本製車両、聞きへの高い評価からSTEP(日本の技術を一部使用する)要請につながり2013年も引き続き鉄道等の開発を行っている。

・脆弱性の克服と生活および生産基盤の安定(水資源および防災分野の例)
減災に特化したインフラ整備や、バリアフリー環境整備を行っている。また、日本は特に災害大国なので、その技術は高く評価されているほか、防災教育やソフト面の教育についても力を入れている。

・ミンダナオ支援(ミンダナオにおける平和と開発)
農業に適している肥沃な土地であるがもともとムスリムの影響の強い地域であるので、移民政策によるキリスト教との宗教を背景とした紛争が起きている。国際停戦監視団の派遣などを行っているが、なぜミンダナオ支援を日本が行っているかというと、日本は宗教色が無いので中立的な立場を取れるといった理由からである。

続いて「草の根国際協力の観点から(青年海外協力隊)」について
現地のコミュニティに入り込んで、村落開発普及(コミュニティ開発)や自動車整備、看護師、教育、ソーシャルワーカー、行政サービス、環境教育等に関わる人材を派遣しており、コミュニティに入りカウンターパートナーと同じ目線に立って活動している。

・民間連携
事業を公的な行政に依頼するのではなく、民間企業に委託することにより民間の活力や公平性を高めることや、途上国のニーズに即した事業展開などが、ODAの枠の中で行われている。

・科学技術協力
感染症の予防対策をUPや九州大学と連携して研究したり、地震監視能力の強化を(独)防災科学技術研究所と行ったりしている。

日本企業等へのビジネス連携促進や支援においては、調査協力などを通じて、途上国でビジネスを展開しやすいようにしている。これは展開されるビジネスそのものが形になった時、途上国にとって有益であり、貧困や衛生問題解決などの課題解決に繋がっているかどうかが何より重要なのでそこを見極め、支援を行っている。
また、途上国のニーズを解決するだけではなく、企業やNGOなど、つまり日本側のニーズにもきちんとマッチした事業を支援することがJICAとして大事にしている。

九野さんにはJICAの概要から取り組み事例まで詳細をお話いただきました。
学生からも、青年海外協力隊等の支援後のコミュニティの自立性強化について、支援事業の持続性についてなどなど、多くの質問がなされました。それに対して学生の目線に立って熱心に答えてくださいました。久野さんお忙しい中お時間をいただきありがとうございました。
その後、学生からは将来青年海外協力隊に入りたい~なんて声も聞こえてきました。早速影響を受けています頼もしいですね。このスポンジのような柔軟性が学生たちの醍醐味ですね。

→下記の画像をご参照ください。

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※マカティ市の東京にも見劣りしない高層ビル群の景色に一同、急にシャッターを切ります。事務所のある40階からの景色です。フィリピンが一望出来ます。フィリピンドリームですね。

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※九野さん(右の写真)は学生たちの質問にも熱心に答えてくださいました。質問がここまで多く出ることは稀ですと、お褒めの言葉もいただきました。学生さん達よかったですね♪ また、青年海外協力隊では養護や理学・作業療法士などの職種の需要が高いとのことです。本学からもキャリアアップとして、今後輩出されることに期待したいですね。
※NGO等とJICAの協力プロジェクトに関するパンフレット(左の写真)に、本学経済学部の後藤先生がフィリピンで行われている“エコツーリズムを導入した流域単位での森林再生と環境教育事業”の団体「イカオ・アコ」についても載っていました。

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<Old Manila観光>
午後は、Old Manila(オールドマニラ)観光です!マカティ市内のショッピングモールや、マニラ市内の歴史的観光名所等に行ってきました。

まずは昼食を取りるため、マカティ市内にある高級ショッピングモールのグリーンベルトに行きました。
ここは、フィリピン屈指の高級ブティックが連なるショッピングモールで、日本でもお馴染みのブランドや高級レストランが入っており、ここがフィリピンであるという事を忘れてしまうようなハイソな空間です。周辺は高層ビルが立ち並び、とても貧困に苦しんでいる国とは思えない錯覚に陥ります。
学生たちは思い思いの店で昼食を取ったり、お土産を変える最後のチャンス!とのことで時間の限り店舗を周ったりしていました。

続いてRIZALPARKに向かいました。フィリピンで最も歴史のあるマニラホテルのすぐ近くにある公園で、建国の父ホセ・リサールの記念碑などがあります。ここでは大統領が新たに当選した際の就任演説なども行われるようです。

その後、日本でも一部メディアによって報道されて、知っている方も多いと思いますがフィリピンではゴミ山(スモーキーマウンテン)の近くに住み、スモーキーマウンテンから売れるものを探し生計を立てている人々が居ます。
マカティ市からほど近いマニラの港に、現在は政府の再定住政策によって住んでる方は居ないみたいですが、スモーキーマウンテンの跡地があるとのことで、学生の強い要望もあり、向かうこととなりました。予定変更に応じてくれたMATT先生、ありがとうございます。

アロヨ政権時代にスモーキーマウンテンの再定住政策がなされ、エストラーダ現マニラ市長(元大統領)の大統領時代にスモーキーマウンテンの緑化政策が実施されたことから、スモーキーマウンテンは草木で覆われており、テレビで見た光景を見ることはできませんでした。しかし、まだところどころはゴミが散乱していることや、この地区一帯が大きなスラム街となっており、フィリピンの貧困を垣間見ることは出来ました。
学生達は、先ほどの高級街にあるショッピングモールの光景と、車でわずか十数分の目の前に広がるスラムとのギャップに言葉を失っていました。貧困は何も農村部や再定住地区だけの問題ではありません。大都市にも確実に存在しています。今まで学んできたことや聞いて知ったつもりでいた事実を目の当たりにして、改めて“貧困”について考えさせられているようでした。

スモーキーマウンテンを見学した後、イントラムスと言うスペイン統治時代の建物が残るエリアのSANTIAGO要塞を見学しました。ここは第二次世界大戦に係る歴史的建造物で日本とも関わりの深い場所です。現在は観光地化しており、欧米人も多く訪れていました。

そして最後に、今夜のディナーも兼ねてマニラ湾クルーズです!UPの粋な計らいで、セッティングしていただきました。講義をしていただたUP教授陣も駆けつけてくださり、みんなで大いに盛り上がりました。
先ほど訪れたスラム街の光も、高層ビルの光も不思議なもので同じマニラの夜景となって輝きます。マニラのサンセットから夜景までを堪能し、それぞれが残りわずかのこの研修に思いを馳せます。
寂しいもので、UPでの研修はいよいよ明日が最後となりました。パートナーシップセンターに帰ったら、総仕上げのプレゼン準備です。なんとか今夜を乗り切りましょう!
UPの皆さん、思い出深い夜をありがとうございました。

 

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※マカティ市の高級ショッピングモールで、野崎先生もカメラバッグをご購入されておりました。

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※スラムが、マニラ湾の付近一帯に広がっています。スモーキーマウンテンはこの地域にあったそうです。

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※この地域の集合住宅(アパートメント)はマルコス政権時代に建てられたモノで、約10年前、2003年当時の本学フィリピン研修のフィールドワーク先でもあったようです。MATT先生は当時の事を懐かしんでおられました。

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※スモーキーマウンテンも、今は緑化政策で草木が生い茂っています。

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※野崎先生、かなり様になっています(笑)

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※アコースティックライブもあります!至れり尽くせりのベイクルーズです。なんとその後、ツネくんが飛び入りで歌ってしまいました。若さに、勇気に拍手です!

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※パートナーシップに帰った後、明日のプレゼン発表資料の作成に取り掛かります!終盤に来て、学生さん達のヤル気も神がかっています。あまり遅くまで、頑張りすぎないでくださいね。

 

 

【国際FWフィリピン】講義6(最終講義)~Young People Initiatives Forum:15日目

<講義6「日比関係」Professor Mary Lou L.Alcid 社会福祉学科>

3.4 いよいよ最後の講義です。本講義ではマクロレベルで日比の関係を紐解いていきます。
Mary先生は日本とフィリピンをつなぐ、社会的文化的コネクションについて講義されました。

日本は世界に3番目の経済大国だが、フィリピンは40番目であり、その差にはギャップがある。2012年時点で人口においては両国に差はほとんどない。
GDPや寿命などの人間開発指数においても差が大きく開いている。女性の社会進出を図る指数ではフィリピンはアジアで唯一トップテン入りをして世界5位である。これらから何が見えるだろうか。
第二次世界大戦で両国とも壊滅的な被害を受けたにも関わらず、日本は経済大国へと成長を遂げている。
歴史的な繋がりを紐解くと、12世紀から交易を通じて日本とフィリピンの交流は始まっている。最初は経済的交流からだった
フィリピンは3百年以上、スペインに統治されていたが、何度か反乱をフィリピン人は起こしていた。明治時代に日本政府に独立運動の支援を依頼したが、聞き入れられることはなかった。しかし、一部で武器や資金を支援してくれる日本人も存在した。アメリカ統治時代では、日本はフィリピンの最大の貿易国であった。
特に1860年~1920年までは“からゆきさん”という多くの日本人女性が売春を目的としてフィリピンに移住していた。
1935年には貿易の35%が日本人移民によって行われていた。1940年までには40%が金属等による貿易を日本と行っていた。
1941~1944までの第二次世界大戦中、日本がフィリピンを統治しており、この時代に多くのフィリピン人が殺害され、慰安婦の問題も発生した。私の母親や父親の親族も日本の植民地政策に反対し、殺されてしまった。
第二次世界大戦後、平和的な貿易を日本と行っており、ODAの金額も日本が最大の援助国である。2012年時点で海外直接投資も日本が35%と大きい。
また、介護士、看護師の派遣先としても日本は大きなパートナーである。さらには、貿易協定を初めて結んだ国が日本であった。すでにご承知のとおりJFCなど、血縁関係でも繋がりが見られる。

現在は住友コーポレーションやキャノン、ホンダなど多くの企業が、農業用の土地を産業用としてフィリピン政府の融資により企業展開している。それはインダストリアルパークと呼ばれる。
日本企業いわく、フィリピン人はホスピタリティや語学力など高スペックで人材が豊富であり、労働コストが安価なので、中国に代わり、フィリピンへの期待が高まっている。
ODAは一方的な人道的なモノではなく、日本も利益を享受している。ODAの50%は日本の技術や資材を使った(使わなければならない)支援である。
ニノイ・アキノ国際空港のターミナル2の建設などもODAによるものである。
一方、過日のミンダナオ島台風被害の支援物資を最初に届けてくれたのは日本であった。

現在の日本とフィリピンにおける輸出入を比較して見ると、どちらの値段が高いと思うか。
フィリピンが日本へ原材料を送って、完成品をフィリピンに日本が送っている。これら一例から、豊かな国が利益を上げる搾取の構造が見受けられる。

・労働力の日比関係について
日本には21万2千人の登録されたフィリピン人が在住しており、日本の中で4番目に多い国である。
1980年代まで多くの日本のサラリーマンがフィリピンで売春ツアーなどに訪れていた。1980年代以降はフィリピンのフェミニズムが高まり、それらを禁止し排除していった。これらは政府により対策ではなく、人々の意識の高まりによるものである。これら背景により稼げなくなったフィリピン女性が今度は逆に日本に出稼ぎに行くようになり、やはり多くが水商売などに従事した。このような日本へのフィリピン女性の出稼ぎは、JFCの抱える両親の離別や、貧困などの問題に直結している。
一度出稼ぎに行ったフィリピン人女性は帰国しても、なかなかフィリピンで再就職することが難しい。
また、近年日本の過疎地域での農業、漁業の継続のためにフィリピンやカンボジア等の国から女性を後継者対策として迎えることも多い。

・トレイニー制度について
コンセプトは日本で働いて、技術を学び、得た知識をフィリピンに持ち帰ってきて還元すること。
日本ではルーチンによるマニュアルワークばかりで、知識や技術が十分に得られなかったとの声が聞かれ、日本での不当な扱いが見受けられる。改善要求を政府機関等に訴えているが改善されていない。国連はこのトレイニー制度は強制労働や隷属的な労働であるとして批判している。中国、ベトナム、インドネシア人などの諸外国も同じような問題が日本との間に起きている。
トレイニー制度による介護士や看護師の日本への派遣は現在6期目で187人が日本へと向かった。
介護士や看護師たちは日本とフィリピン遭わせて日本語を1年間学ぶのだが、日本で資格試験を合格するのに十分な期間では無い。
特に看護師資格は1回落ちてしまうと制度上フィリピンに帰国しなければならない。
このようにトレイニー制度の問題点は言語の壁によるものが大きい。
トレイニー制度で看護師として日本に派遣される候補者は、フィリピンではすでに大学を卒業して看護師の経験を擁している、だが、日本ではなぜ“候補者”であるのか。
トレイニー制度の失敗の原因は日本での資格試験の難しさがあるだろう。日本はこのトレイニー制度で1000人の看護師不足を解消しようと考えているが、満たされていない。これらからも、この制度は根本的に見直されるべきである。
日本国内で補えない労働力をフィリピンの人材で補うのは良いが、彼ら彼女らを二流、三流の劣る人材として扱わず、適正な待遇により、公平に評価して欲しい。

・日本フィリピン経済協力協定について
この協定は資本の自由な交易を促進するものですが、米や牛乳、小麦粉、いわしなど一部は除外されています。

最初に述べたようにこれらに対して明確な結論、答えはない。フィリピンと日本は多くの協力関係があるが、その半面大きな問題もあり、例えば交易での利益格差などが挙げられる。しかし人対人の繋がりでは日本でのフィリピン人の権利擁護など多くの協力関係が見受けられる。
これらに対し各個人が考え、将来、この問題を解決するようなアクションをとって欲しい。
国と国の政府同士の関係はいつも対等なパートナーシップでは無い。人と人同士の繋がりにフォーカスし、より強固にしなければならない。
第二次世界大戦の歴史的教訓を私たちは決して忘れてはならないし、政府に同じような過ちを繰り返させてはならない。
平和時における搾取の構造は複雑であり、政府によって公然と行われていることに目を向けなければならない。二カ国間協定などの評価を私たちはしっかりと行うべきである。
あなた方が日本に帰国した時、フィリピン人を違った視点でみることが出来るだろう。また、二国間協定などが公平なものであるか、どのような利益をもたらすかをしっかりと意識して欲しい。

Mary先生から最後に、今日の講義を受けどのような解決が考えられますか?二カ国間での関係の改善や修復などについてなにか意見はありますか?との問いに学生たちは頭を悩ませながらも、自分の意見を必死に伝えていました。
何を持ってフェアと言えるのか、これまでのフィリピンで見て聞いたこと経験したことをふまえ国同士、人同士のパートナーシップのあり方とはなんなのか、各々悩みながら考えを深めていました。

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※Mary先生はシリアスな観点から、過去から現在までのフィリピンと日本の関係を紐解き、今後の両国の関係のあり方を私たちに問われました。

 

<ヤングジェネレーションフォーラム~若い世代のチェンジメーカー達~>
午後からは「Young People Initiatives Forum」と題して、UP卒業生とICAN、本学学生によるヤングジェネレーションのフォーラムが開催されました。最初に、過日の巨大台風ヨランダによって被害を受けた被災地へのボランティア活動について、UP卒業生でボランティア団体代表のパプー君により具体的な取り組み事例のプレゼンがなされました。

次に、今度はICANによる巨大台風ヨランダへの支援策についてです。
このフォーラムにICAN(認定NPO法人アジア日本相互交流センター:本拠地が愛知県名古屋市)の職員である岩下さんと、国際福祉開発学部3年で、現在インターン中の三川さんがプレゼンのため駆けつけてくれました。
学生たちも活躍している先輩にまさかフィリピンで会えるとは思っておらず、とても良い刺激を受けたようでした。インターナショナルに活躍する先輩を見て、後に続いていく学生がこの中から出ることに期待したいですね。ICANのお二人には大変お忙しい中ご参加いただき感謝です。ありがとうございました。

続いて、UP卒業生で現在政府機関で働いているアイアさんによる「Light a Mind Foundation」活動を通した“貧困における教育の希望・可能性”について紹介してくれました。

そして最後に本学の番です。学生たちも昨年から準備してきたそれぞれのプレゼン内容を発表いたしました。
テーマは①東日本大震災について、②フィリピン産バナナについて、③日本における高齢社会についてです。
レベルの高いプレゼンが続いていましたので、極度の緊張の中でしたが、堂々とプレゼンを終えました!途中レスポンスや笑いもあり、最後には大きな拍手ももらい、学生たちにとって、海外で英語によるプレゼンが出来たことはとても大きな経験となりました。日本の学生が、輸入しているフィリピンバナナを身近な存在として捉え、“バナナ”から見えるフェアトレードやバナナ農家の貧困の構造等を課題として考えてくれているのが、良い刺激になった。日本社会が直面している高齢社会問題を知ることが出来た。また、不公平や不平等に気付いて課題として認識しているなど、前向きな感想をUP学生やオーディエンスからいただきました。プレゼンを無事に終えて一安心ですね。

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※巨大台風ヨランダへの支援ボランティアの代表のパプー君です。とってもジェントルマンです。

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※ICAN職員の岩下さんです。本学国際福祉開発学部3年の三川さん(左写真の右)です。元気にインターンシップがんばっていますね。

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※UP卒業生で現在政府機関で働いているアイアさんです。片思いが切っ掛けで始めた、貧困における教育問題の解決に向けた活動についてお話してくださいました。

 

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※堂々と発表していました♪

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※UPの卒業生で、仕事をしながら、災害支援や貧困問題解決に向けた活動など幅広く活躍しています。

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通訳のアベさん(写真左)とまとめを担当してくださったタタ先生(写真右)です。タタ先生から、学生たちのプレゼン内容に、短期間での成長を感じるとお褒めの言葉も頂きました。タタ先生、ありがとうございました!