熊本災害地での活動記から「お母さんの笑顔」

4月29日(金)から5月4日(水)までの6日間、日本福祉大学災害ボランティアセンターから

熊本県菊池市を拠点として熊本地震の現地活動を行いました。学生19名と教職員7名の中に

国際福祉開発学部1年の市川 翔(イチカワ シヨウ)と名倉 南実(ナクラ ミナミ)がいました。

お二人とも、お疲れ様でした!Good job !
13124490_974635142628217_1199932969713044377_n

引率した教員が災害ボランティアセンターのfacebookにのせた市川君の体験をここにシェアします。

【お母さんの笑顔】
ご縁があって、4月30日から5月3日まで田迎西小学校の避難所で活動させていただきました。
地震後に車中避難されていたご夫婦が30日からこの避難所に避難されてきたのだけれど、どうも中国語しか話せないみたいだよ、と女子学生が他の避難者から教えていただいく。
その女子学生はすぐにショウ君につなぐ。ショウ君は国際開発学部1年生で、中国語が話せるのです!
さっそく中国語で話しかけるショウ君。
すると…表情のなかったお母さんが、みるみる笑顔に!!!
お父さんは中国残留孤児で奥様は中国の方。余生を日本で過ごしたいと帰国されたそうです。お父さんは脳梗塞で3回倒れていて麻痺が残り、そして被災。
とても怖かったと何回も何回もショウ君に話さるお母さん。
また来るね、と約束して5月2日。。。
この日は避難所移転説明会。ショウ君がお母さんに通訳をしました。
書類は日本語だし、書き方も難しい。それを丁寧に通訳しているショウ君。(私には何を言っているかわからないですが。。。)
行政からの説明担当者に、ショウ君が手を挙げて「次の避難所には外国の人への支援をする方がいますか?」と質問。ナイス質問!
最初は、外国の方への個別な対応はできないと言っていた担当者さん。
ショウ君からお母さんお父さんの状況を詳しく伝えた結果、熊本市内の国際交流センターなどに通訳などの相談をしてみようと言って下さいました。よかった!!
その後、お二人は次に避難する場所を決めたそうです。お二人の避難生活は続きます。不安な毎日なんだろうと思うと心が痛みます。心細いだろうなと思うと辛くなります。
でも、私達のチームに中国語が話せるショウ君が居たことで、お二人の存在を行政の方に認識していただけました。少しでもお二人が不安な中にも相談がし易い生活ができる環境になればいいなあと切に思います。
声を聴かせていただくことで、全体では把握できないニーズが沢山あることに気付かせていただきました。
日本福祉大学の災害ボラセンとして、そんな声にならないニーズに寄り添える活動をしていきたい、改めて強くそう感じました。

13178059_978487902242941_4644492545388431301_n

*写真はお母さんが作ってくださった切り絵です!!一枚の折り紙で作ってくださいました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
To prove you're a person (not a spam script), type the security word shown in the picture. Click on the picture to hear an audio file of the word.
Anti-spam image