日別アーカイブ: 2017 年 6 月 14 日

ファストパスは あり? なし?

6月12日(月)の「国際開発と障害学」にゲスト講師として山田隆司さんが話してくれました。

 「障害のリアル 〜ボクと君が出会う意味〜 」

担当教員の石本馨先生からのメッセージを以下のとおり共有します。

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「当事者(山田さんは障害者のことをこう表現しています)のことを理解してもらうより、認めてもらう方がいい」山田さんのメッセージです。障害は一人ひとり違う。そして、当事者が困っていることも一人一人違うもの。全部を理解するなんてできないし、「障害(者)とはこういうもの」と理解したつもりになってもらっても困る。だから、まずは当事者のことを知ってほしい。

山田さんはシャルコー・マリー・トゥース病(CMT病)という難病と共に生活しています。発症は4歳のとき。成長するにつれていろんな人と関わり、社会のバリアに直面しながら、自分自身と向き合う日々を送りました。「障害を持つ自分だからこそできる支援があるはず」との思いから作業療法士になり、現在は支援者と被支援者の両者をつなぐ「当事者セラピスト」として活躍されています。

山田さんは当事者に関心を寄せるコツを教えてくれました。それは「チューニング」。ラジオを聴くときにチューニングするように、「君のことを知りたい」という思いで相手の声に耳を傾けたり、生活を想像する。そうすれば、一人ひとりの違いも見えてくるし、自分たちと同じ生活をしていることにも気がつくでしょう。そして、同じ喜びや悩みを抱えているかもしれないことにも。
その上で、違っていていいんだと認めてほしい。そう、みんな一人ひとり違うように。違いを当たり前に認められる社会になれば、誰もが生きやすくなりますね。

山田さんは「障害」という字についても問題提起されました。障害?障碍?障がい?山田さんはある思いから「障害」という字を使っていました。その思いとは・・・?

グループワークも交えながら、楽しい授業でした。山田さん、本当にありがとうございました!!!