【現地からの報告】ラオスの農村地域における「人とのつながり」

国際フィールドワークをラオスで行っている4年生の石村未来からの中間報告を送ります。

+++++

今回のフィールドワークでは、ラオスの農村地域における「人とのつながり」について調査を行っている。計4か村を訪問し、ヒアリングを行った中で見えてきたことは、村人にとって人とつながるということは「あたりまえ」ということである。ラオス農村では、焼畑や水田を中心に生計を立てている。田おこしから収穫までを一家族だけでするのは難しく、またそれに必要な道具をすべての人がもっているわけではないため、昔からあたりまえにお互いの田畑を手伝っているいわゆる労働交換があることがわかった。民族によって、村人全員で行うこともあれば、近くに住んでいる者同士、または焼畑地が近い者同士など様々である。共通して言えることは、誰かを助けたり、頼まれたりすることは、自然なことであり、それを拒んだり、コミュニケーションを取りたくないという人はいないということである。ヒアリングを通じて、自分が持っている概念にあてはめようとするばかりに、彼らにとって人とつながることは自然なこと、あたりまえ、伝統的であることという考え方を理解するのに困った。しかし、今回のフィールドワークでは、単にラオス農村地域での人とのつながりがわかっただけではなく、自分の概念を持って相手に接するのではなく、彼らの生活実態を一つ一つ読み解くことの必要性も学ぶことができている。残り限られた時間を有効に使い、今回の調査をまとめていきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
To prove you're a person (not a spam script), type the security word shown in the picture. Click on the picture to hear an audio file of the word.
Anti-spam image