【10周年記念行事】日越日本語教育シンポジウム

国際福祉開発学部 助教 カースティ祖父江

11/29に、国際福祉開発学部はハノイ大学日本語学部の学部長のギエム ホン ヴァン先生と、副学部長のグエン ラン アイン先生を招き、ベトナム人に対する日本語教育や、現在日本にいるベトナム人の現状を学ぶ時間として、シンポジウムを行いました。

1時間目に、ヴァン先生からハノイ大学の日本語教育について基調講演を聞き、ハノイ大学が取り組んでいる日本語教育、卒業生の進路や、現在日本語教師の不足から生じている課題について伺いました。その後、ランアイン先生、愛知県で多文化ソーシャルワーカーとして活動されている神田すみれ氏や、「研修制」として日本で働く経験があるグエン ホン クアン氏との間、「日本にいるベトナム人の現状と課題」をテーマにパネルディスカッションが展開ました。クアンさんから「研修制や実習生は日本にいる間に日本語をしっかり学ぶとその先のキャリアに繋げられるので、日本語教育はとても大事だ」というコメントをいただき、神田さんからは「定住している外国人に一番必要なのは日本人の間での話し相手。違いにコミュニケーションができれば、違いにいろいろ生活のストレスが解消される」という話を伺い、今後の日本で日本人と定住外国人がしっかり話あえることの大切さを感じました。また、ランアイン先生からは、「ベトナム人が日本から学びたいことがとても多くあるけれども、日本に来て大変な状況におかれて頑張っているベトナム人が多いから、みなさん応援してほしい」という、大切なメッセージを会場に伝えてくれました。

当日、地域の日本語教育関係者、地元の企業を経営していらっしゃる方々、ベトナムとなんらかの関係がある方々が多く集まり、大学関係者や学生を含めて会場が満席となり、質疑応答と、イベントの最後に行われた交流時間では活発な意見交換が行われた。地域住民を対象にボランティアの日本語教室を提供している、いくつかの国際交流協会の方々との話し合いの結果、3月に日本語教育センターとまちづくり研究センター主催のイベント、「知多半島地域の日本語サミット」を企画することになりました。今後、知多半島にいる定住外国人のために、大学と地域の方々がともに、積極的に課題解決に取り組むきっかけになればと考えています。

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