日本福祉大学災害ボランティアセンター : 萩の花プロジェクトE班報告

萩の花プロジェクトE班報告

 名取市にある特別養護老人ホーム「うらやす」についてです。

 

 

 部屋のなかには、外から流されてきた車や木の枝や鉄の塊など様々なものが入っていました。

 思い出探しをするのと同時に倒れたベッドや棚の片付けをしました。泥の中からは、アルバムや通帳、財布など様々なものが出てきました。

私たちにとってはごみと思ってしまうものも、利用者さんにとっては大切なものだということをしっかり頭に入れて協力しながら、みんなで作業をできたと思います。

 休憩時間を利用して、日和山に行きました。

大正時代、見張り・見晴らし台として人工的に作られた日和山ですが、この大震災による被災者の方々の慰霊の場になっています。

 

 かつては神社も祀られ、地域の方々の心のよりどころでもあったはずのこの山。それを超える大津波がここに来たのだなと思うと本当に心が痛くなりました。

 この震災により多くのかたの命が奪われた一方で、生まれてくる命もあります。次の時代を生きる子どもたちにどのように伝えていくべきなのか、生きるための知識を共有するなどまだまだ沢山の問題があると思いました。

 

 次に、石巻市の避難所「ビッグバン」についてです。

 ビッグバンでは、初日にこいのぼりをつけさせてもらいました。子どもたちも喜んでいるようでした。

 

 

 避難所として500人もの人たちが利用しているので、様々な問題がありながらも楽しいひと時、考えさせられるひと時、人と人との関わりの大切さを実感するひと時など、沢山のことを学ばせていただきました。

 私たちは、お風呂の掃除や炊き出しのお手伝い、高齢者のかたとの交流(お茶っ子会を含む)など本当に短い間の活動しかできませんでしたが、それぞれにこの活動の意義を考えることができたのではないかと思います。

 

ボランティアご苦労様でした。
私は日本福祉大学通信教育部のほうで数年前卒業した者ですが、4月の16日から19日ころまでCLCさんを通して、ビッグバンに行ってましたので、その後どうなっているかなと気になっていました。

夜中なかなか寝ない女の子たちや、自身も被災したのに炊き出しを必死に行っている方などといろいろお話をしたので今は彼女たちは何か良い方に変化がでてきたのか心配しています。

うっかり、兄弟は?などと話しをしようものなら、まだ、あがってないんだよね、などと言われ大変失礼なことを言ったなあと反省することもありました。
家を家族を失われた方たちには短期間のボランティアでは支えきれないものが数多くありました。

その反面、様々なお年寄りや子供たちと接するうちにこちらのほうがたくさん癒されたり勉強させられたりして楽しませていただいたような気がします。

課題としては保健室のようなところを作り、医療職の使い方をもう少し考えたほうがよいことと、衛生面のほうがまだ足りないところがあった気がします。また、長期におけるボランティア支援を継続していくためにはどうしたらよいものかと思いました。

全国からたくさんのボランティアさんに出会うことができたのがうれしかったです。でも、再度自分としては行きたいのに、仕事や家族のことがあるためしばらくはなかなかいけそうにないので、日本福祉大学の方たちにはこれからもCLCを通して何度もボランティアに行っていただきたいです。たくさんいろんな人に呼び掛けてください。よろしくお願いします。

2011 年 5 月 10 日 11:11 AM posted by suzuki


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