日本福祉大学災害ボランティアセンター : 2012 : 3月

「被災者の話を全力で聞いてほしい」

萩の花第3クールの1週間という活動も、終わってしまいました。

現地、石巻で実際の被災状況を見て、聞いて、感じてきましたが、なかなか一言で表現することができません。
活動初日、あるスタッフさんから言われた言葉は、「短期の活動であるなら、何かを変えようとかしてあげようとか考えなくていいし、そんなことは難しい。今は、利用者さんのお話を全力で聞いてほしい。そして、情報として伝えてほしい。」ということでした。実際、ボランティアをし、現地の人が話してくれた深いお話を自分だけに心を拓いてくれた…と喜び半分、または抱え込んで帰られる人は少なくないとのこと。。それでは、次の支援に繋がらないと、スタッフさんがおっしゃっていました。

愛知から、短期間の活動に参加し、右も左もわかっていない自分に何ができるのか…と不安でしかなかった時間も、スタッフさんの的確な助言でやるべきことを明確にして活動できたと思います。支援はずっと繋げていくことに意味がある、と感じました。

他に感じたことは、必ずある居場所の大切さです。絶対になくならない居場所、安心して過ごせる人との繋がりがある場所…それらを「全ての人々」に作っていく支援も必要だと感じました。

自分自身の振り返りをただただ述べてしまいましたが、萩の花プロジェクトに参加し、多くの人々に出会って感じたことを他の人々に伝えこれからに繋げていかなければ、と思います。ありがとうございました。(O)

「復興って何なのでしょうか」

3月23日は、昨日行われた、「あがらいんのお昼ご飯(食事会)」の参加者名簿を作りました。

食事会では配膳のお手伝いや参加者とお話をしました。

私は食事会とは、皆で同じ時間に一斉に食事をするのものだと思っていました。
実際は好きな時間にお越し頂き、思い思いに食事を召し上がっていました。

仮設で知り合った2~5人程のグループが多かったです。
食事会と言っても、出会いの場や、その出会いをどのように繋げていくのか…趣旨や目的が多岐に渡っていると思いました。
また、住民の皆さんは勿論、建設業の方や社協の方、支援員の方などもみえていました。
開成団地は周りに食事をする場が無いことからも、レストランみたいな感じもしました。

実際に見て感じることで、人々の集える場の必要性が増すといいますか…視野が広がったように思います。

5日間、様々な経験をさせて頂きました。たくさん悩んで考えました。
そしてたくさんの出会い、笑顔もありました。

震災から1年が経ち、周囲の見方やボランティア数の減少が危惧されています。
復興って何なのでしょうか。抽象的な言葉ですし、1人ひとり復興の考えが異なるのは確かです。やるべきことはたくさんあります。被災地に行くことが全てではありません。私に出来ることをこれからも、取り組んでいきたいです。

石巻の皆様、CLCの皆様、共同生活を共にしたボランティアの皆様、本当にありがとうございました。(U)
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画像1枚目
食事会の会場準備!

2枚目
今回のメインは肉じゃが。
惣菜販売はきんぴらごぼう。
私のじゃがいも・ごぼう達との戦いの答えです*

 

 

 

 

 

3枚目
毎週木曜日が食事会です。
来週分のポスターを作らせて頂き、仮設の掲示板に貼りました。

また岩手に来るぞーっ!

3月25日の夜9時過ぎに五葉基地を出発し、26日朝10時ごろ名古屋に着きました。

今日は基地の撤収作業を行いました。
撤収作業は各活動チームごとに分かれて、トイレ掃除や体育館掃除、グランド整備などを行いました。
人数が40名ほどと多かったのであっという間に作業は終了しました。
これまでの活動で岩手県立大の学生が行ってくれていた撤収作業を私たちもさせてもらえる事で、仮設住宅での活動以外の部分の大切な事にも気づかされる事ができたと思います。
私たちが活動に前年出来るのも、こうした影で支えてくれる人の存在があるからなのだと、実感した瞬間でした。

思いのほか作業が早く進んだので、午後は釜石のシープラザにお土産を買いに行きました。
それぞれ、かもめの玉子や浜千鳥や釜石ラスクを買ったりと、その土地でお買い物をしてお金を落とすこともできました。
またこれまでの温泉とは別の、夏にお世話になっていた温泉にも行くことができました。
ここは大船渡の温泉で、私が夏に活動したのも大船渡だったので何だか懐かしく、あの時お世話になっていた方々のお顔を思い出しました。
今回は釜石での活動でしたが、また大船渡で活動したいという気持ちも強く感じることが出来ました。

岩手に来てまたさらに学ぶことが多く、とても充実した毎日を送ることができました。
改めて、継続した支援をしていく必要を感じたと同時に、継続していくことでこれまでの先入観が時として邪魔をしてしまうこともあるのでは無いか…など様々なことを考える事が出来ました。
全国から集まった同じ気持ちを持った学生と出会い、ともに活動出来るこのプロジェクトに参加する事ができて幸せでした。

ここだけでは、学んだことや感じたこと全てを書く事はできません。
この経験を愛知に持ち帰り、これからの活動につなげていきたいです。

今回出会った方全てに感謝です!
また岩手に来るぞー!!

一面の雪(春GINGA)

3月25日、今日は起きてびっくり!
昨夜降った雪で一面雪で覆われていました。

 

活動地周辺も水分を多く含んだ雪が、10センチぐらいは積もっていました!今日、私は上中島の仮設住宅での活動でした。
上中島は割と早い時期に建った仮説で、戸数も多く、お年寄りや子どもがらたくさん暮らしています。
夏からの活動で上中島の子どもたちは元気いっぱいで、遊ぶのについていくのに大変だと聞いていました。
しかし、今日は雪の影響なのか、春休みの土曜日だからなのかわからないですが、比較的おとなしく遊ぶ事ができます。
本を読んだり、お絵かきしたり、トランプをして遊びました。

 

 

また、子どもたちだけではなく談話室にお年寄りも何名か来てくださいました。
五葉に帰ってからは各グループでの振り返りと、全体での報告をしました。

 

明日は五葉の撤収作業です。これも大切な作業ですので、頑張ります!

アコーディオン演奏会(春GINGA)

3月23日は小川公園での活動3日目で、午前中は安否確認として各戸訪問や井戸端会議に混じったりしました。
話をしてくださる方が多いのが印象的でした。
昨日来てくれた子どもたちも遊びに来てくれて、お絵かきなどをして遊びました。
また、仮設住宅の目の前の地区の公民館では、社協主催による体操が行われていました。ここには地区の方や、仮設住宅にお住まい方など、仮設住宅以外での地域交流の姿を拝見することもできました。
午後からは、活動地である小川公園仮設住宅にお住まいのアコーディオン奏者の方とそのお友達のギター奏者の方のミニ演奏会を開催しました。
これは、前期からの引き継ぎでアコーディオン奏者の方がこの仮設住宅にお住まいだと言う情報を得ていて、活動初日にお宅に伺ってお願いしたところ、今日であればお時間があるとのことだったので実現しました。
昔懐かしい曲やみんなで歌える曲を演奏して頂き、聞きにいらした方も楽しそうだったし、演奏者のお二人もいきいきしていたように感じ、嬉しくなりました。


小川公園での活動は3日間で今日が最後でしたが、住民さんそれぞれのお力の強さや地域の力にふれるとが出来る活動でした。
たくさん学んだ分、また悩むこともありますが全体を通して良い活動が出来たのではないかと思います。

そして、今日はサプライズがありました!
いわてGINGA-NET代表の八重樫さんと副代表の松本さんが昨日、岩手県立大学をご卒業されました。
さらに今日23日は松本さんのお誕生日でもありました。
そのお祝いをみんなでしました(*^_^*)
この場にいられることがとても楽しくて幸せな時間でした!

長浜、門脇、そして日和山の被災状況

3月22日、萩の花プロジェクト第3クールの報告です*

今日も1日、「ちょこらい」の活動に入りました。午前中、利用者3人とスタッフと共に散歩をしました。ある神社へ案内して下さり、またそこにある遊具等も使って、天気もよく暖かな気候の中でゆったりと過ごしました☆

今回は、午後に利用者の皆さんに集まっていただき、今後のちょこらいをどのようにしていきたいか、という話し合いがなされました。私も参加しましたが、話し合いの名前から、利用者とスタッフ皆さんで話し合って決めている様子を見て、今後この活動をこの石巻でみんなで盛り上げていこうとする気持ちが、伝わってきた時間であったように感じます。

また、今日は石巻工業の甲子園第1戦だということで活動中はその話題で盛り上がり、利用者含む地域の方々にとって、とても大切な1日のようでした。

昨日、海岸沿いの長浜、門脇、そして日和山の被災状況を見に連れて行ってもらいました。その様子です。

「また明日ね!」

3日目になると岩手の寒さにも、活動にも慣れて、ますます楽しくて仕方がないです。

私は今日も小川公園での活動でした。
今日は寒いので鍋をやろうと「鍋っこサロン」を企画し、準備班とチラシ配り班に別れて、住民さんが来られるように支度をしました。
支度中に子どもたちも遊びに来てくれたので近くの川に行ってきました。

鍋っこサロンにはお年寄りや子どもが合計13名来て下さって、盛況でした!
鍋を囲んで、日常の事を話したり震災関連のお話しを聞かせて頂きました。
私はある住民さんが、「元の家があった場所には家を建てることはできないし、怖いから建てたくない。お父さん(夫)も俺が死ぬまで土地を手放したくないと言っている。」「何度見に行っても何もないのには変わりないけど、何度も元の家を見に行く。」とおっしゃった言葉が印象的でした。

釜石市内の移動で、被害を受けた地域を毎日のように見るのですが、だいぶ片付いていて少しずつ前に進んでいるような気がするのですが、住民さんの心はまだ整理がついていないことも多いのではないかと思いました。同じ住民さんや私たちに話して下さってることで、多少なりとも整理をつけることが出来れば良いなぁとも思います。

また、帰り際におばあちゃん同士が「また明日ね!」と談話室を後にする姿も印象的でした。そういうの凄く嬉しいです!!
さらにこの仮設のある地区は元々の町内会の方も仮設の方々に対して友好的だそうで、「地区のイベントにも呼んでくれるし、道ですれ違っても挨拶をしてくれる」と嬉しそうでした。だけどなかなか1人では行けないようですが…
住宅の皆さんが仮設の方々だけではなく、そこの地域にお住まいの方々とも関係が築いていけたら良いなぁと思いますし、その為になにが出来るのか考えていきたいと思います。

明日は住民さんがアコーディオン奏者らしく、お友達のギター奏者とライブを開催してくださるとのことなので、14時からアコースティックライブです!
今日、鍋っこに来てくれた方々のリクエストで坂本九の「上を向いて歩こう」を皆さんで歌うことにもなっています。
4日目も楽しみです♪( ´▽`)

 Mからのレポートです。今日はグループ全体ではケータイ講座を開きました。初日に、自治会長さんからいただいたアドバイスを元にして内容を考えました。ただ告知が急だったせいか、集まったのは2人でした。

 私は1日中子どもたちと遊びました。実際に遊んでみて、子どもが安心して遊べる場所が少ないことが気になりました。 
明日はおばあちゃんたちと編み物教室をする予定です。

「井戸端会議」

【お茶っこサロン活動開始!】
今日から仮設住宅での活動でNは小川公園、Mは田郷に行って来ました。それぞれの活動で、あまり2人で情報共有が出来てないので…私個人の報告になりますが…読んで下さい。
GINGA-NETとして春銀河から関わりはじめた仮設住宅で、前期の引き継ぎノートの情報量が多かったのですが、イメージが行くまで出来ませんでした。
到着後、自治会の方と連絡支援員さんにご挨拶して、お茶っこサロンの宣伝の為にチラシを各戸訪問しながらお配りしました。
平日の日中という事もありお留守のお宅が多かったのですが、出てきてくださったお宅の方とは、お話しさせて頂くことができました。


前期のメンバーが住民の方との関係づくりをしっかりと築いてくれていたので、初日であるにも関わらず談話室にたくさんの方にお越し頂くことができました。
これまで他の団体さんもサロンを行ったことがない様子でしたが、おばあちゃん達同士の関係性は徐々に築けてきている様子が会話の中から伺えました。
また、震災から1年が経ったことでお互いに話せることも増えてきているのではないかと感じました。震災当初のお話や、亡くなられた方の供養のことなど、お互いにに気にされていた部分を井戸端会議のように話していらっしゃいました。私たち学生はその場にいるのにも関わらず忘れられるぐらい、おばあちゃん達同士で話が盛り上がってました。
このような状況になったことは、とても良かったと思っていますし、こうして住民の方同士だけでも話せる雰囲気や環境がもっと増えていけばと思っています。


ちなみに、この仮設住宅は同じ部落からの入居ではなく釜石の各地から入居されているので、ゼロからコミュニティ形成していった場所ではありますが、隣近所に子や親戚も入居しているというお宅も数件あるという場所です。

沿岸部の釜石でも寒いので、明日はみなさんとお鍋を囲んで交流できたらと考えています。
お茶っこサロン改め、鍋っこサロンです(*^_^*)
どんな感じになるかはわかりません
が、とても有意義な活動なになりそうで楽しみです。

「ちょこらい」でのまったりした一日

萩の花第3クール、2日目の報告です。

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今日は一日、「ちょこらい」の活動に入りました。利用者の買い物からスタートし、私も一人の利用者に同行しました。

事前に、利用者本人の自主性や主体性を大切にしていることをお聞きしていたので、買い物では利用者に付いて行き、お話をしながら、また品物が複数あった場合には数や量、値段などをお伝えしていきました。

ちょこらいでは、3人の利用者と共にトランプをしたり、お話をして過ごしました。活動初日の私は利用者のお話を聞いたり見たりすることしかできませんでしたが、昨日は少し積極的に入ることができたのか、と思います。

2日間で色んな方々のお話を聞いたり様子を見たりし、自分自身で気付き考えたことはたくさんあります。しかし、それらをこの活動の中でどう生かすのか、また活動自体に何を中心にして取り組みたいのか…ということがわからず、自分の中での疑問になっています。(O)

 
補足であがらいんからも*

今日は利用者と一緒に、木曜日に行われる昼食会の準備をしました。

じゃがいも60個の皮むきと、ゴボウの千切りをしました。
ここから何が出来るのか、また作業中に指を切ってしまったことは秘密です(笑)

利用者とお喋りしながら、まったり過ごしました(^^)♪  (U)

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ちょこらいにてトランプ☆

 

 

 

 

 

2枚目
じゃがいもくんたち&ゴボウの千切りなんだな~

春GINGA第一日目

春GINGA3月20日の視察では釜石、大槌のボラセンで社協の方のお話しを伺いました。
震災当初から今の状況について教えていただき、それぞれのボラセンで全く違う様子や規模を知ることができました。

釜石では、今月より生活支援相談員に加え、それぞれの仮設住宅ごとに連絡相談員と呼ばれる方をNPOに委託し、配置しているそうです。
また、大槌ではこれから先の復興活動に地元の方々ももっと積極的に参加して頂けるようにしたいとのことでした。その第一歩として、子どもたちに防災教育やボランティア学習を通して関わっていきたいと、地元社協の熱いお話を伺いました。
さらに、被害を受けた地域に加え、再建したお店で昼ごはんを食べることができました。


視察から戻ったあとは、実際に明日から活動するメンバーを決めて、活動に向けての準備をしました。
ちなみに、Nは春銀河からの活動地である釜石の小川(こがわ)公園で、Mは夏と冬に活動したことのある田郷での活動に決まりました。
今回は初めて銀河に参加するという全国の仲間もいますが、すでに和気あいあいとした雰囲気で、凄く充実した活動が送れそうな感じです。夏や冬に共に活動した仲間との感動の再会もありましたよ!

実際に明日からは「お茶っこサロン」を開催します。

2人とも活動地が異なり、それぞれの仮設ごとに特色を感じることができるのではないかと思います。
どんな方に会えるのか、どんな活動になるのか楽しみです。
私たちができることをしっかり活動してきたいと思います。