「被災者の話を全力で聞いてほしい」

萩の花第3クールの1週間という活動も、終わってしまいました。
現地、石巻で実際の被災状況を見て、聞いて、感じてきましたが、なかなか一言で表現することができません。
活動初日、あるスタッフさんから言われた言葉は、「短期の活動であるなら、何かを変えようとかしてあげようとか考えなくていいし、そんなことは難しい。今は、利用者さんのお話を全力で聞いてほしい。そして、情報として伝えてほしい。」ということでした。実際、ボランティアをし、現地の人が話してくれた深いお話を自分だけに心を拓いてくれた…と喜び半分、または抱え込んで帰られる人は少なくないとのこと。。それでは、次の支援に繋がらないと、スタッフさんがおっしゃっていました。

愛知から、短期間の活動に参加し、右も左もわかっていない自分に何ができるのか…と不安でしかなかった時間も、スタッフさんの的確な助言でやるべきことを明確にして活動できたと思います。支援はずっと繋げていくことに意味がある、と感じました。
他に感じたことは、必ずある居場所の大切さです。絶対になくならない居場所、安心して過ごせる人との繋がりがある場所…それらを「全ての人々」に作っていく支援も必要だと感じました。
自分自身の振り返りをただただ述べてしまいましたが、萩の花プロジェクトに参加し、多くの人々に出会って感じたことを他の人々に伝えこれからに繋げていかなければ、と思います。ありがとうございました。(O)