月別アーカイブ: 2013年12月

神宮外苑銀杏並木、今年も黄葉シーズンラスト

このカテゴリーでは、東京オフィスの周辺環境や周辺での出来事、東京オフィスに来訪された際に楽しめそうなランチの店などをご紹介します。

第5回目は、東京オフィス周辺の代表的な名所のご紹介。

東京オフィスのある日本青年館周辺で、最も絵になる光景の場所と言ったらここでしょうね。

明治神宮外苑銀杏並木
外苑銀杏並木20131129
青山通りから明治神宮外苑に入る道路わきには、146本の銀杏並木が植えられています。
この銀杏並木はテレビ撮影や、いろいろな写真撮影のメッカでもあるので、どこかでこの並木の風景を見たことがあるという方も多いかもしれません。
私も何度かテレビ撮影の現場に遭遇したことがあります。

明治神宮外苑は1926(大正15)年の創建
その明治神宮外苑にこの銀杏並木が植樹されたのは、その前の1923(大正12)年
創建時に並木になるようにと、この銀杏の苗は1908(明治41)年から育てられていたのだそうです。
外苑銀杏並木1127a
この銀杏並木は秋から冬の初めにはきれいに「黄葉」します
紅葉は赤くなるので紅葉ですが、銀杏は黄色くなるので黄葉。
黄葉と紅葉は、葉に含まれる色素の違いで色が変わります。
黄葉は「カロチノイド」、紅葉は「アントシアニン」という色素だそうです。
今シーズンの「黄葉」風景もそろそろラスト。
この後は葉を全部落として、春にまた若葉が生えてくるのを来るのを待つことになります。
外苑銀杏並木初夏2
初夏の頃はまた色鮮やかで、別の楽しみ方ができます。

この銀杏並木、一番高い木は標高24メートル、一番低い木は標高17メートルで、
青山通りから眺めるときれいな遠近法で見ることができます。
一番奥には絵画館。
都市景観上もたいへん見事な眺め。
先人の知恵を感じさせてくれる並木の風景です。

企業研究にも役立つ「エコプロダクツ2013」開催中

12月になって、いよいよ2015年採用の就職活動も本格的にスタート。
明後日の日曜日には、東京ビッグサイトで大規模な合同就職説明会も開催されます。
日本福祉大学の3年生も、その合説に参加するため日曜日に東京まで来る人もいるようです。
合同就職説明会も企業研究をするためには大事な場。
でももう一つ、企業研究にとって役に立つ場として、「企業展示会」があります。
9月に東京で開催された「国際福祉機器展」もその一つでした。

そして今、東京ビッグサイトで開催されているのは、「エコプロダクツ2013」
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環境ビジネスに関する展示会では日本最大級と言われる展示会です。

会期は明日の14日(土)まで
電機、自動車、生活機器、繊維、住宅、流通、食品、印刷、化学、情報機器、等々、様々な業種の企業が参加しています。
各社とも自社の環境ビジネス商品を展示したり、自社の環境保全の取り組みの紹介を様々な形で行っています。

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日本福祉大学卒業生の方が就職されているこちらの会社も、
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こちらの会社も、
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こちらの会社も、出展されていらっしゃいました。

こうした企業ブースで、各大学の環境ビジネス関連商品を調べたり、CSR活動について学ぶことも就職活動には有効だろうと思います。
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出展企業のCSRレポートだって無料でもらえます これが企業活動を知る上では貴重な情報になったりもします。

なかなか面白いのは、SMBCグループのブース。
三井住友銀行等グループ企業の取り組みと共に、融資先や投資先の企業が一緒にブースで展示をしています。
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銀行から見ると、環境ビジネスは「社会的価値のあるビジネス」なのだそうです。
でももちろん、その企業に独自の強みがあったり、事業に新規性があったり、その企業が成長する可能性があるから銀行はその企業に融資や投資を行います。
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つまり、ここで紹介されている企業は、何らかの強みを必ず持っていて、将来への可能性を持っている企業と言うこと。
企業を見る目が、このブースを体験することで分かってくるかもしれません。

就活生のみなさん、明日の土曜日は、エコプロダクツ2013で企業活動を知り、日曜日には合同就職説明会で採用情報を収集するなんていう、2日連続で東京ビッグサイト舞台に就活やってみるなんていうのはいかがでしょう?

ソーシャルワーカーの声を伝える 

日本福祉大学も加盟し、全国20の福祉系の大学で構成する「福祉系大学経営者協議会」では、東日本大震災の復興支援事業として、「ソーシャルワーカーの“声”プロジェクト」と「学生の“語り部”プロジェクト」に取り組んでいます。

このプロジェクトは、被災地の現状を理解するとともに、震災の時にソーシャルワーカーはどのような行動をとったのか、その後ソーシャルワーカーはどのような活動をしているのかを、当事者の方からインタビューして、その活動内容や今必要なことや改善すべきこと等を記録し、その内容をさらに多くの方々に伝え、ソーシャルワーカーへの後方支援策を模索するとともに、これから求めらるソーシャルワーカーの役割や活動に活かそうというプロジェクト。

これまで、4回にわたり学生・教職員の派遣を行い、日本福祉大学、日本社会事業大学、文京学院大学、淑徳大学、中部学院大学、関西福祉科学大学の6大学が参加しています。

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その活動の現地報告会が、12月1日(日)の朝9時から岩手県盛岡市において、岩手県社会福祉士会盛岡ブロックと福祉系大学経営者協議会の共催で開催されました。

 

 

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当日は、岩手県社会福祉士会の方々約30名の皆さんを前に、現地での活動に参加した関西福祉科学大学と淑徳大学の学生さんが、このプロジェクトの概要とインタビュー内容の報告を行いました。

また、岩手県社会福祉士会の山内二三男さんからは、震災後に創設された「岩手県災害派遣福祉チーム」(D-MAT福祉版)の取り組みが報告され、関西福祉科学大学の遠藤洋二准教授からは、「大規模災害発生直後におけるソーシャルワーク機能」についての考察が紹介されました。

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参加した 学生たちはまず、このプロジェクトの概要を説明してくれました。

 

 

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行程や活動内容を報告した後、自ら学んだことについて発表がありました。

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参加した学生のインタビューに答えていただいたソーシャルワーカーの方が仰ったのは、福祉は命を守る仕事」だということでした。
これまで、災害時に命を守るのは医療チームで、社会福祉はその後だという見解がよく見られましたが、対象となる人の生活を見て適切な支援をすることが命を守ることになる、という現地ソーシャルワーカーの方からの貴重な経験を学生のみなさんは学んできました。

 

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地域にある資源をつなぎ合わせてサポートをしていくことがソーシャルワーカーの大事な役割ですが、大規模災害時には、「人」という社会資源がたいへん重要な役割を果たすことが実証され、ソーシャルワーカーはその重要な資源である「人と人の絆をつなぎ合わせる仕事」である、とインタビューの内容をまとめてくれました。

 

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このプロジェクトを中心的に運営されてきた関西福祉科学大学の遠藤先生からは、インタビュー結果から、震災発生直後のソーシャルワーカーの行動・思いを、「危機介入」、「関係調整」、「状況へのアプローチ」、「連携・協働」、「相談支援」、「自己犠牲」の6つのカテゴリーに分類して解説をしていただきました。

 

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災害時のソーシャルワークは、まず、大規模災害発生時には、既存組織が機能不全になっていて通常使える社会資源が使えない、対象者が不明でその所在や安否を確認しなければならない、情報が不足しまた混乱している、という現場の状況が前提となることが紹介されました。
「崩壊」、「危機」、「混乱」、「葛藤」という現場の状況に、積極的にソーシャルワーカー介入していくことで、住民の命と安全を守ることができたケースがいくつもあることを紹介していただきました。

岩手県では、災害復興支援活動に取り組んだソーシャルワーカーの方々からのご経験から、福祉版D-MAT創設の検討がされ、昨年3月には、災害派遣福祉チーム(D-MAT福祉版)の組織化に向けた要望書が、岩手県知事あてに提出されています。
2013年9月には「岩手県災害復興広域支援推進機構」が設置され、岩手県災害復興派遣福祉チームの設置運営要領等が確認されています。

福祉系大学経営者協議会による「ソーシャルワーカーの声プロジェクト」の活動は、災害復興におけるソーシャルワーカーの新たな役割とその仕事の発展につながる貴重なものとなっています。
ソーシャルワーカーの声プロジェクトの報告シンポジウムは、次の日程で東京と名古屋でも開催される予定で、各地域の社会福祉関係者のみなさまに、震災時のソーシャルワーカーの活動やその後の復興支援に取り組む現地のソーシャルワーカーの状況をお伝えする計画をしています。
ご関心のある方はぜひご参加ください。

復興支援プロジェクトシンポジウム2014
東京会場   2014年2月8日(土)13:00~16:30  文京学院大学本郷キャンパスD館スカイホール
名古屋会場  2014年2月17日(月)13:00~16:30  日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階