月別アーカイブ: 2015年9月

通信教育部学生の交流会を神奈川県で開催

通信教育というと、自宅で一人コツコツと勉強して、孤独と闘いながら勉強するものと思われている方も多いかもしれません。
実際、他の大学の通信教育部ではそうした勉強の仕方をする大学も見られます。
でも、日本福祉大学は違います。
ネット上に学生のコミュニティを開設し、学生間での情報交換も活発に行われています。
それでもたまにはリアルな世界で交流をしたいというニーズもあるでしょう。
そうした声に応えて、神奈川県地域同窓会主催の「通信教育学生との懇談・交流会」が8月30日(日)に横浜市上大岡のウィリング横浜で開催されました。
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在校生・卒業生合わせて約70名の参加者方々が参加し、ざっくばらんな情報交換が行われました。

この日はまず、3人の卒業生の方がご自身の学生生活の体験を紹介。
体育の教師として荒れた学校を経験したことから精神保健福祉士を目指し、見事国家試験に合格をされたという卒業生の方は、以前の大学は縦の関係が強かったが、日本福祉大学では横の関係の大事さを知り、自分の人間関係も広げることができたと、本学の学生間の交流や卒業生との交流の機会がご自身の学生生活に役に立ったというお話をされていました。
家族の支えによって学習を続けてきたと語る卒業生の方は、くじけそうになった時に、友人から「福祉は権利なんだから堂々と勉強しろ」と励まされたことでモチベーションを持ち直したこと、楽しんだもの勝ということに考えを変えて、学業も、母業も、職業も分かち合える関係を共有できる環境が大事だと実感したお話しされました。
50才を過ぎて転職を機に福祉の世界に入ったという卒業生の方は、高齢者施設の生活相談員を経て入学
したものの、当初は社会福祉士の仕事はイメージがつかめなかったが、児童や高齢者や障がい者の分野で働く人を見て、社会福祉にはなんでもありの世界であること、対象となる人のことを深く理解することの重要性を知ったと体験を語られました。
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体験談に続いては、各グループに分かれて情報交換と懇談会。
実習に行くための準備はどんなことが必要か?、国家試験に向けてどんな勉強をしたらいいのか?、忙しい日々の中でどう学習を進めたらよいのか?といった在校生からの質問に、先輩たちがご自身の体験を踏まえてさまざまなアドバイスをされていました。
「仕事や子育てをしながら頑張られた方の話は、将来の就職のきっかけ作りなど参考になった」、、「すき間時間の活用などみなさんの工夫の話が役に立った」、「先輩たちの話に背中を押していただけるような気になった」などの感想が寄せられ、在校生の方々には大いに参考になる交流会となったようです。
大学から参加した、綿福祉経営学部長は、今回を繋がりを大事にすることが大事であること、ソーシャルワークは対象となる人を見ることが大事で、障害者、高齢者、子どもという枠にこだわらない人に対する見方が必要であるので、実習も狭い枠にこだわらずに実習先を選ぶことが大事であることなどを説明。
参加した在校生からは、「この繋がりを大切にしたい」、「卒業してからもこうした繋がりのある大学と同窓会に感謝」という声が寄せられています。
神奈川県地域同窓会では、来年もこうした企画を実施していただけるとのこと、また今年は、埼玉県、群馬県でも同様の企画が計画されています。
お忙しい中この企画を実施していただいた神奈川県の卒業生のみなさん、参加していただいた在校生のみなさんには心より感謝申し上げます。
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横浜市社会福祉協議会 正規職員(主事) 募集情報

卒業生の方から、社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 正規職員(主事) 募集についての情報をいただきました!

横浜市社会福祉協議会は、住み慣れた地域社会の中で、「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会をみんなでつくりだす」という理念のもと、住民やボランティア、市民団体の方々など公私福祉関係者とともに、横浜における福祉のまちづくりをすすめています。
同社会福祉協議会では多数の卒業生の方々ご活躍されており、今回の情報も同社会福祉協議会にお勤めの卒業生の方からいただきました。

横浜市社会福祉協議会では、平成28年4月1日採用予定の正規職員(主事)の募集を行っています。
採用人数は10名程度を予定。
横浜市及び関東地方で就職をお考えの方には有効な情報と思われますので、詳細をご確認の上ご応募ください。

募集職務内容は以下の通りです。

  • 社会福祉事業の調査、企画、情報提供及び連絡調整
  • ボランティア活動の振興など地域福祉を推進するための業務
  • 福祉・保健人材の開発、育成
  • 高齢者や障害者の権利擁護相談等の業務
  • 地域ケアプラザでの居宅介護支援及び地域住民の福祉活動支援業務
  • 老人福祉センター等の運営管理業務
  • 障害者支援センターでの障害者及び家族等への支援業務
  • 法人運営、庶務・経理等の一般事務 ほか

応募対象は、昭和62年4月2日以降に出生した方及び大学卒業程度の学力を有する方(平成28年3月卒業見込みの方も含む)で、次の(ア)、(イ)、(ウ)のいずれかに該当する方(平成28年3月までに取得見込みの方を含む)です。

(ア)大学等において社会福祉に関する科目を3科目以上履修し、卒業した方 (詳しくは横浜市社会福祉協議会ホームページ 採用試験案内記載の受験資格をご確認ください)
(イ)社会福祉法により、厚生労働大臣の指定する養成機関又は講習会の課程を修了し、社会福祉主事任用資格を取得した方
(ウ)社会福祉士又は精神保健福祉士資格を有する方

詳しくは、横浜市社会福祉協議会のホームページをご確認の上ご応募ください。

社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会
正規職員(主事)採用試験案内
http://www.yokohamashakyo.jp/saiyo/h27syokuin.html

神奈川県社会福祉士会主催「たまひよくらぶ@ヨコハマ」のご案内

神奈川県社会福祉士会では、社会福祉士の受験勉強をしている学生の方、資格を取りたての方々を対象とした「たまひよくらぶ」を開催しています。
「たまひよくらぶ」は、社会福祉士を目指す方と社会福祉士になって日の浅い方とが、一緒に社会福祉士になることについて考える場。
同じ目標を持つ人同士が交流できる場です。
以下の日程にて横浜で開催が予定されていますので、社会福祉士を目指されている在学生、卒業生の皆様は、ぜひご参加ください!

事業名 神奈川県社会福祉士会主催 たまひよくらぶ@ヨコハマ
日時  10月9日(金)午後7時~
場所  横浜市西区福祉保健活動拠点 フクシア(横浜駅東口徒歩10分)

この会では、社会福祉士としてすでに活躍している方々も参加しますので、社会福祉士としての実際の仕事とはどういうものか?、社会福祉士の資格をとったらどんなことができるのか?、社会福祉士になって変わったことはどんなことがあるのか?などを知ることができます。
また、 最近合格した方の試験の勉強方法も知ることができます。

定員に限りがありますので、ホームページからお申込みください。
https://ssl.kacsw.or.jp/info_training/275.html

群馬の福祉を支える先輩から学ぶ

毎年夏の最後に開催されるのが群馬県地域同窓会。
今年は8月29日(土)に、新前橋の群馬県社会福祉総合センターで開催されました。
群馬県地域同窓会の特徴は、県内の社会福祉を支えてこられた卒業生の方々から、その実践を報告していただき、お互いに学ぶ会う企画が行われること。
今回は2人の卒業生の方から実践報告をしていただきました。
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最初の報告は、県内の小学校で30年以上特別支援教育に携わっていらっしゃる松本隆さんのご報告。
特別支援学級について簡単にご説明をいただいたのち、お仕事をしていらしゃる情緒ゆうあい学級の取り組みをご報告いただきました。
情緒ゆうあい学級とは、情緒に問題があり特別な支援を必要とする児童の学級のこと。自閉症スペクトラム、高機能自閉症の子どもたちが学んでいます。
そこでは、心理的な安定や人間関係の形成、コミュニケーション能力の養成といった自立活動の支援が重視されており、対人関係や集団行動を上手に営んでいくためのソーシャルスキルトレーニングが行われています。

特別な支援を必要とする子どもは平成24年度の文部科学省の調査で6.5%いるとされており、集中して取り組めなかったり、すぐに気が散ってしまったり、注意されたことが守れなかったり、学習がなかなか身につかない子どもが増えています。
これは、年齢相応の注意力・集中力をまだ獲得できていないということなのですが、子どもたちには成長途上で苦手なところもたくさんあります。
苦手なところを自分でも気が付き、早期からの適切な対応をすることで苦手が改善されて、社会的な適応能力も向上していくことができると、松本さんはご自身の実践からお話しされました。
自閉症の子どもから「先生と勉強したいんだよ」と言われて、信頼されていると実感できたことが一番のやりがいだとのことです。
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実践報告の2人目は、介護老人保健施設で7年間の実践を重ねていらっしゃる中野博章さん。
まずは、少子高齢社会の中で介護老人保健施設の役割、特別養護老人ホームとの違いをご説明いただき、介護老人保健施設はあくまでも在宅復帰を目指した施設であると解説していただきました。
お勤めの施設でのリハビリの取り組みの事例紹介では、楽しみながらリハビリに取り組める工夫をお話しいただき、参加者の方も興味深そうな視線でお話に聞き入っていました。
運用については、各施設によって違いがあることから、各施設の支援相談員に相談することが大事であること、介護老人保健施設の現状は本来の機能回復の場になっていないという問題があることなど、現場での実践を重ねているからこそのお話もありました。
中でも、家族が在宅復帰に消極的になっており、家族が支えられないために長期入所が増えている問題や、雇用の複雑化の中で貧困層の拡大が生じているため、介護老人保健施設にもなかなか入れない現状があることなど、高齢者福祉分野での取り組みだけでなく、生活保護や社会的セーフティーネット全体の問題として考えるべき課題も提起されました。

いずれも現場の第一線にいらっしゃるからこその、悩みや課題やお仕事上の大事な視点が提起されており、参加者の方からも共感の意見が出されていました。

この実践報告のあとは、総会と懇親会。
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実践報告を受けた後の懇親会では、社会福祉現場で働くみなさんの本音トークが一層炸裂。
明日からの社会福祉実践の貴重な糧となる交流を行うことができた一日となりました。

精神保健福祉士資格または社会福祉士資格を持つ正職員を募集中!

日本福祉大学神奈川県地域同窓会会長さんが専務理事を務めていらっしゃる社会福祉法人で、社会福祉士または精神保健福祉士の資格を持つ方の正職員を募集しています。

神奈川県内でどちらかの資格を持ち、お仕事を探されている方には絶好の機会。
ご関心のある方はぜひ下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

社会福祉法人うしおだ
採用担当:片倉
横浜市鶴見区下野谷町4-163-1  電話:045-508-7061

募集要項の主な内容は下記の通りです。
詳しくは、社会福祉法人うしおだのホームページ
http://shafuku-ushioda.or.jp/recruitment#satsuki
または、上記の問い合わせ先までご連絡ください。

募集職種  精神保健福祉士または社会福祉士(サービス提供管理者優遇)
勤務形態  正職員
勤務地    精神障害者グループホーム「ハイムさつき」(定員10名)*2015年12月1日開設予定
住 所   横浜市鶴見区生麦5-17-7
応募資格  精神保健福祉士または社会福祉士の資格を有する者
応募資格  2015年10月26日から勤務に従事できる者
勤務時間  12時~20時(勤務日は勤務表にもとづく)
休  日  4週8休 夏季休暇4.5日 年末年始休暇12月29日から1月3日 有休10日
年間休日  108日(年末年始休暇含む)
給与・賞与 195.150円~271,150円(各種手当含む)  賞与年2回、年間合計3か月
応募方法  履歴書・職務経歴書を郵送または持参

社会福祉法人 うしおだ 行事風景

お盆が終わると山梨県地域同窓会

毎年お盆が終わった最初の土曜日に開催されるのが、山梨県地域同窓会。
今年は8月22日(土)に、甲府市のかいてらす(山梨県地場産業センター)を会場に開催されました。
今回は日本福祉大学同窓会設立60周年の記念の会。
子ども発達学部の近藤直子教授を講師にお迎えした記念講演会には、70名を上回る方が参加されました。
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「発達の芽を見つめて」と題した講演で、近藤教授はまず、「子どもは、何かやりたいという目的があると発達していく」ことから、「本人が自分から変わりたくなっていくような支援が重要」であると、参加者に語り始めました。
成長の過程で、「子どもは心が育つからできなくなることもある」とのことで、「1才になると好き嫌いが出て食べられないものが増えてくる」という子どもの姿を例に出し、それは、「自分の身の回りの中で、自分の意志で選ぶことができる力が生まれてくるから」であると解説。
だからこそ、「子どもが選ぶ幅を広げてあげるような支援」が必要なのだと述べられました。

子どもは、発達しようとするから、うまくいかないと心の中で葛藤が起き、爪噛みや鼻ほじりやポケットに手を突っ込むなどのマイナス面の「癖」が出ることはよくあるそうで、そうしたときは、その行為を注意するよりも、子どもの心の揺れを支援すること大事であるとも語られました。
自分の素晴らしいところを改めて気づかせてあげること、その子どものいいところを認め、受け止め、共感していいところを広げてあげることが重要とのお話には参加者のみなさんも大いに頷いていらっしゃいました。

参加者の方には、現職の保育士や保育園の園長さんも多くいらしたことから、現場で活躍されている保育士の方に対して、子どもが好きでやろうとすることに、わくわくするようなネーミングを付けてさらに楽しくしてあげることで、子どもたちは保育士の先生を大好きになっていき、保育園での生活も充実していくこと。子どもたちが大好きなことを伸ばしてあげる実践が、親の支持も得られ、いざというときに保育園を支えてくれるというお話には、保育者の方々も真剣にお話に聞き入っていました。

落ち着きがないのは、何か目的ができるとエネルギッシュに行動できるようになるというプラスの側面を見てあげることが重要であること、実際に生活する場で生き生きやっていけるような生活の質が大事であること、子どもたち自身が自分が自分でいいと思える安心できる環境が大事であることなど、盛りだくさんの内容に、参加者の方々は一つ一つ熱心にメモを取りながら大いに学んでいらっしゃいました。
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この講演の後は、山梨県地域同窓会の総会と懇親会。
活動報告と今年度方針を拍手で確認したら、乾杯の音頭。
ここからは参加者の方の近況報告など情報交換。
現役の学生には、卒業生の方から就職についてのたくさんのアドバイスも寄せられます。
盛会のうちに時間も過ぎ、来年もお盆明けの最初の土曜日に再会することを約束して、この会は幕を閉じたのでした。
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