東京と愛知を結んで経済学部の将来を考える

日本福祉大学は今年が創立62年、その卒業生の組織である日本福祉大学同窓会は、大学の前身である中部社会事業短期大学が第1期の卒業生を出した年にできていますから、今年が創立60周年ということになります。
今年は、関東地方でも各地域同窓会が「同窓会創立60周年」を記念していろいろなイベントに取り組んでいますが、11月22日(日)には東海キャンパスで同窓会創立60周年を祝う全国イベントが開催され、その中で経済学部卒業生を対象とした企画が、愛知と東京をネット回線で結んで行われました
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この日は、上田副学長と曲田経済学部長から経済学部の現状と取り組みについて報告を受けたのち、愛知と東京の会場に集まった卒業生の方々から質問や意見が紹介されました。
東京の卒業生の方からは、医療福祉分野の企業や法人に在職している卒業生から見ると、この分野ではマネジメントができる人材が不足している状況であり、医療福祉マネジメントコースではぜひマネジメントができる人材を育成してほしいとのご要望が出されました
同じ意見は愛知の卒業生の方からもあり、経済学部でのマネジメント人材養成への期待が強く寄せられたことが特長的。
上田副学長や曲田学部長からは、福祉マインドを持った人の優しさが分かる人材という本学学生の良さを活かして、地域を活用した教育などの成果をきちんと自己アピールできる人材を養成していきたいと説明があり、人材養成の重要性を共有できる企画となりました。
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ネット中継が終わってからは、東京会場に集まった8名の同窓生のみなさんでのプレゼンテーション交流会。
東京海上日動サミュエル株式会社で常務執行役員をお勤めの山田真弥さんからは、デンマークの福祉の考え方を活かした同社のケア付き有料老人ホーム事業のご紹介がありました。
特にノーリフト介護を推進して、介護者の負担を減らす取り組みを重視していること、利用者の方から最もクレームの出やすい食事の改善進めていらっしゃることなど、同社独自の取り組みをお話しいただきました。
このご報告に対して他の参加者の方から、新卒者の定着のための手段について質問があり、新卒者が辞めないためには、毎年定期的に新卒者を採用して、近い世代の先輩からの継続的な支援や指導を受けられるようにすることが大事であるとご説明がありました。
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他の卒業生の方からは、放送大学ではネットで論文や文献情報を取れるサービスがあるが利用しにくい。学生に提供しているような論文検索情報提供システムを同窓生にも利用できるようになるとありがたいというご要望が寄せられたり、大学と同窓会のWINWINの関係作りが大事であるというご意見や、リカレント教育等でより学びたいという卒業生に対するフォローを望むといったご要望が寄せられました
こうしたご意見に対し、登録していただければ卒業生の方でも図書館の検索サービスが可能であること、東京でも大学院のオープン講座等のリカレント事業を順次スタートさせることなど大学の取り組み状況が説明され、卒業生の方からの期待の大きさが示された機会となりました。
プレゼンテーション交流会終了後は、場所を代えて懇親会。
参加人数は少なかったものの、大学から離れた東京の地でも60周年を祝い、新たな交流が生まれる機会となりました。
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