群馬県内の社会福祉を支える日本福祉大学卒業生の実践報告がありました

8月31日(土)に、日本福祉大学群馬県地域同窓会が、新前橋の群馬県社会福祉総合センターで開催されました。

群馬県社会福祉事業団も入る群馬県社会福祉総合センターが、群馬県地域同窓会の会場

群馬県社会福祉事業団も入る群馬県社会福祉総合センターが、群馬県地域同窓会の会場

地域同窓会というと、日本福祉大学の教員が講演をすることが多いのですが、群馬県はちょっと違います。
県内の社会福祉分野で日々活動されている日本福祉大学卒業生の方の実践報告が行われるのです。今回はお二人の方からそのお取組みのお話がありました。

最初のご報告は、特定非営利法人青少年の自立を支える群馬の会「風の家」にお勤めの山岸有香さん
山岸さんは社会福祉学部第2部のご卒業とのこと。
児童養護施設を退所後の青少年の自立を支える実践に取り組んでいらっしゃいます。
幼い頃から虐待を受けてきていたり、家庭環境の問題から親が育てることができなくなって児童養護施設に入所した青少年は心に大きな傷を受けているケースがほとんどで、山岸さんはそうした青少年の自立のためには、当事者をよく理解してしっかり寄り添ったサポートが大事であることをご報告されていました。

NPO青少年の自立を考える群馬の会にお勤めの 山岸有香さん

NPO青少年の自立を考える群馬の会にお勤めの       山岸有香さん

2番目のご報告は、社会福祉法人みやび会特別養護老人ホーム「ふじの里」にお勤めの小出良一さん
社会福祉学部第1部のご卒業とのことです。
現在は特別養護老人ホームの事務職のお仕事をしていらっしゃいますが、事務職は、利用者情報や地域情報など膨大な量の情報が集まるそうで、そうした情報を地域の社会福祉実践にどう有効に活用していくかを考えていらっしゃるそうです。
お勤めの施設で、認知症で入所者されている方に対して、入所者の方の自ら持つ能力を引き出していく実践や、介護に当たるチームの各スタッフの特徴と役割を解説し、各スタッフ力量を高めることによってサービスを充実させていく実践は、共通する問題に取り組む他の卒業生の方の参考となる内容でした。

特別養護老人ホームでの実践を報告される、小出良一さん

特別養護老人ホームでの実践を報告される、小出良一さん

総会には30名弱の方が出席されました。
記念撮影終了後に行われた懇親会では、それぞれの職場での実践や悩みについての情報交換や、久しぶりの再会に、笑顔で近況を交換し合う姿が各所で見られ、また1年後の再会を約束し、お互いの健康を祈りながら散会となりました。

群馬県地域同窓会に参加されたみなさん

群馬県地域同窓会に参加されたみなさん            また来年もお会いしましょう!