Category Archives: 07.あなたに身近な福祉の世界

日本福祉大学所縁の2016年カレンダーをご紹介します

<![CDATA[今年も残すところ半月ほどとなりました。そろそろ来年のカレンダーを準備するシーズンですね。
そこで今回は、日本福祉大学に所縁のあるカレンダーを、二点ご紹介いたします。

一点目(写真左)は、日本福祉大学客員教授の富山和子先生が、毎年制作されている「富山和子の瑞穂の国学 日本の米カレンダー」
日本の自然、農林漁業に通じ、「棚田ブーム」の元祖とも言われている富山教授。日本の米カレンダーは、2016年版で27年目になります。日本の四季や農林漁業を写した美しい写真とともに、富山教授の詩が英訳つきで掲載されています。水田を列になって泳ぐ合鴨たちが、とても可愛らしい表紙です。12枚の写真は、全国から集まった約1万枚の写真の中から毎年富山教授が選定されており、毎月、日本各地の四季折々の美しい自然と文化をお楽しみいただけるカレンダーです。
価格は1,598円(税込)。下記ホームページからご注文いただけます。
富山和子がつくる日本の米カレンダー2016
そしてもう一点(写真右)は、「ATELIER BRAVO2016カレンダー」
アトリエブラヴォは、障害福祉サービス事業所 JOY倶楽部のアート制作グループです。日本福祉大学のオープンキャンパスのノベルティを担当いただいたこともあります。
メンバーの方々が描かれた力強く生き生きとした絵が、各月のページを飾っています。
価格は1,400円(税込)。取り扱い店舗やご注文につきましては、下記リンク先をご覧ください。
アトリエブラヴォカレンダー2016 情報!
 ]]>

日本老人福祉財団が実践研究発表会を開催

<![CDATA[日本福祉大学卒業生も多く就職している一般財団法人日本老人福祉財団が、12月4日(金)に東京都中央区の日本橋公会堂で、全国に展開する施設で働く職員による実践研究発表会を開催しました。
同財団は、1973年設立。1976年に浜松にゆうゆうの里を開設して以来、現在は、全国7カ所で有料老人ホームを運営しています。
入居者の方の約7割は自立の方だそうで、お元気なうちに入居され、終身にわたって安心して生活できる場を目指して運営されている施設です。
これまでは、財団内部に限定した実践発表会であったものが、今回からは一般にも公開されることになったとのこと。
この日は、全国の施設での優れた実践例20演題が発表され、質疑応答も含めた積極的な実践交流が行われていました
DSC00001DSC00003
報告は、4つの分野に分かれて報告され、元気な段階で入居された方が、どのように生きがいを持ち続けるか、自立的な生活を続けていけるかという視点での発表を集めた「第一群」では、日本福祉大学福祉経営学部の田島誠一教授が座長として司会とまとめを行いました。
報告は次の5点。
1.楽しみのためのリクリエーションから生きる力となるような、入居者さんに合わせたリクリエーション展開
2.集団ケアの中で入居者一人一人を大事にしたバースデーパーティの実施による満足度向上の実践
3.入居者の方の発案・企画によるアート展の実施で、参加者の自立生活、やりがいづくりに貢献した実践
4.地域の医療や企業、公益団体と連携した認知症予防の取り組み
5.入居者の方の技能や経歴を活かして、地域と連携して活動の場を作った実践
座長の田島教授からは、自立を支え、生きがいやりがいを作る有意義な実践であったとの評価とともに、
コスト意識、生産性の意識も持った取り組みが重要であること、現場での実践は、直接サービスだけではない、こうした研究や勉強に支えられているものであることが指摘がありました。
DSC00010DSC00007
介護実践を中心とした「第四群」では、日本福祉大学卒業生の細田亨さんが、「浜松〈ゆうゆうの里〉での最期は不安じゃない~在宅療養支援診療所との連携~」と題して実践報告。
浜松のスタッフのみなさんは、入居者アンケートの結果から、住み慣れた〈ゆうゆうの里〉で最期を迎えたいというニーズが強いことに着目。
痛みや苦しみの不安を緩和するために、職員の訪問回数を増やすことで入居者の変化を丁寧に把握する取り組みをしていることや、地域の診療所との連携関係を強化して施設内での看取りを行っているといった実践が報告されました。
DSC00017DSC00019
この発表について、座長の淑徳大学社会福祉学部の山下興一郎教授は、不安と葛藤の中で高齢者は生きている。その不安と葛藤に寄り添って生きていくうえでどうサポートするかに応える貴重な発表と評価され、優秀賞に選ばれるという成果を上げられていました。
細田さんの優秀賞受賞は、同財団に勤務されている卒業生のみなさんの励みにもなったことでしょう。
これからも優れた実践を積み重ねられることを期待したいと思います。
DSC00039DSC00028]]>

第12回福祉用具アイデアコンテスト募集のおしらせ

<![CDATA[ 
高校生のみなさん、いよいよ楽しい夏休みがやってきましたね。
楽しい気分に水を差すようですが、夏休みの宿題も忘れてはいけませんよね?
そこで今回は夏休みの自由研究にも最適な「福祉用具のアイデアコンテスト」への応募のお知らせします!
回は自由課題として誰もが快適に暮らせるため「もの」「サービス」の工夫
特定課題として『おしゃれがしたい』をテーマに高校生のみなさんのアイデアを募集しています。

日頃生活する中で「もっとこうだったらいいのに・・・」と思うようなことはありませんか?
もしお年寄りだったら、目が不自由だったら?もし手が不自由だったら?
生活する中でどんなところが不便でもっと快適に過ごすために何が必要か??

いろいろな視点から考えたみなさんのアイデアを形にしてみてください。
応募要項など詳細については、以下のHPをご参照ください。
過去の受賞作品もご覧いただけます!
http://www.n-fukushi.ac.jp/fkidea/index.html 
応募締切  9月14日(月) 必着
 ぜひ、みなさんのご応募お待ちしています!  
            DSC00004
過去の受賞作品の一部です。
 DSC00006DSC00007    DSC00008DSC00010 
 ]]>

「提携社会福祉法人」の社会福祉法人横浜市福祉サービス協会が創立30周年

<![CDATA[日本福祉大学と教育・研究と実践の事業交流を図ることで、地域社会の発展や社会福祉人材養成の改善・充実に向けた取り組みを進めている「提携社会福祉法人」の一つ、社会福祉法人横浜市福祉サービス協会の創立30周年記念式典が、1月31日(土)に横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで開催されました。
DSC06755 DSC06760
社会福祉法人横浜市福祉サービス協会は、福祉実践の研究交流や実習生の受け入れ、卒業生の就職等で日本福祉大学と交流を進めてきました。
横浜市内の主婦6人が、「こんなサービスがあったら自分たちも助かるな」と思って始めたホームヘルプ事業が同法人の始まり。
その後、その事業の価値が認知されて横浜市との事業提携も実現し、今や国内で4番目の規模を持つ社会福祉法人へと成長されたとのこと。
30周年の歴史に心より敬意を表するとともに、お祝いを申し上げたいと思います。
DSC06759
式典では、横浜市副市長や横浜市議会議長などが祝辞を述べ、日本福祉大学理事長と学長からの祝電も紹介されました。
式典の後半には、同法人の優れた実践に取り組まれたスタッフの方の表彰が行われるなど、同法人が先進的に福祉実践に取り組む姿も発表。
こうした社会福祉法人と全国で連携を深めていることも日本福祉大学の魅力の一つになっています。
これからの同法人のご発展を願うとともに、社会福祉実践の交流や実習等へのご協力など、連携関係を今後も継続させていただきたいと思います。]]>

第41回国際福祉機器展が間もなく開催

<![CDATA[ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会である「第41回国際福祉機器展」が間もなく開催されます。
HCR葉書2014d
今年の開催期間は、10月1日(水)~3日(金)の3日間。
昨年と同じく、東京ビッグサイト東展示ホール(東京都江東区有明3-21-1)がその会場です。
同種の展示会では国内最大規模の企画。
車いすや杖、リフトや歩行器等の移動機器、介護用ベッド、入浴用品、トイレ・おむつ用品、義肢・装具、食品・調理器具、衣料品・着脱補助用品、日常生活支援用品、建築・住宅改装設備・機器、感染症等予防用品、福祉車両、コミュニケーション機器、リハビリ・介護予防機器、在宅・施設サービス経営情報機器など、さまざまな福祉機器・用品とその関連情報を得ることができます。
日本福祉大学卒業生が活躍する企業も多数出展しますので、卒業生同士の情報交換が可能になるかも。
一部のセミナーを除いて入場は無料ですので、福祉機器・用品の分野に就職を希望する在校生、福祉機器・用具の分野を研究している在校生の方、勤務する社会福祉施設や医療機関で活用できる福祉機器・用具を探している卒業生の方には必見の展示会です。

国際福祉機器展が開催される東京ビッグサイト

国際福祉機器展が開催される東京ビッグサイト

]]>

「老人漂流社会」といわれる中セーフティーネットの絆が重要

<![CDATA[好天に恵まれた5月9日(土)の午後、日本福祉大学神奈川県地域同窓会の総会と公開セミナーが開催されました。
総会では神奈川県地域同窓会の片倉会長から同窓会の活動報告があり、今年度も通信教育部学生との懇談・交流会を実施することなどの活動方針が確認されました。

活動報告を行う神奈川県地域同窓会の片倉会長

活動報告を行う神奈川県地域同窓会の片倉会長


引き続き開催された公開セミナーでは、「老人漂流社会~終の棲家と絆を求めて」というテーマで、NHK大型企画開発センター チーフプロデューサーの板垣淑子さんが講演
100名を超える同窓生や地域の方々がそのお話に聞き入りました。
現在、単身で暮らす高齢者の40%は年収100万円以下。2013年の統計では、東京23区の孤立死の遺体のうち65歳以上の人が5,000人にも上るという実態がこの日のお話のスタートでした。
DSC04160
ファイナンシャルプランナーの方によれば、要介護3程度で自宅で自立して暮らそうと思えば、一月に20万円程度の収入が必要といいます。
ということは一人暮らしの高齢者の方の4割以上は、自宅で暮らせる経済的余裕がないということになります。 そうした方々が生活のために切り詰める経費が医療と介護。
それまでごく当たり前の生活をしてきた人が、一度体調を崩すとそのまま孤独死というケースも珍しくないのだそうです。
しかも東京都の場合、血縁者が亡くなった人について身元を証明しなければ身元不明の無縁仏となるそうです。
ここには、人の絆、地域のセーフティーネットが崩れてしまった実態が見えてきます。
日本の社会福祉は申請主義なので、声が出せない、出すのを遠慮してしまう人は社会福祉のサービスを受けられないというケースが残念ながらよくあるのです。
講演する板垣さん

講演する板垣さん


一人暮らしの高齢者の方に取材をすると、「迷惑をかけて申し訳ない」という声をよく聞くそうです。
しかし、年をとって仕事を引退して年金で生活をしていくことは、「社会の迷惑」なんでしょうか?
こうした高齢者の方にも社会に参加していただいたり、困ったときは必要な支援が得られるようなシステムが求められているのではないかと板垣さんはお話になりました。
地域に住む方のコミュニティ再生のヒントとして、板垣さんはあるURの団地の例を紹介されました。
住民の方々がそれぞれの役割を持って、各自が持っている能力を活かして様々な団地内での企画を進めている例があるそうで、NHKの番組でもその内容を報告したところ大きな反響があったそうです。
この他にも人と人との繋がりができることが、生きる力につながる例を放送したところ、多くの社会福祉関係者の方々から、そうした繋がりを作れる力になりたいという声が寄せられたそうです。
自分のやれることを見つけて繋がりをつけることが、孤立死の防止に大きくつながることが取材を通じて明らかになってきたこととのことで、今後もNHKの番組でこうしたテーマを取り上げていくことをご紹介いただきました。
また、困難を抱えた人からの申請を待つだけでなく、アウトリーチの手法を活用して、地域の中で困難を抱えていても声を出せない人を発見し、地域の資源と結び付けていくことの大事さが改めて明らかとなりました。
DSC04158
NHKでは現在、火曜日の午後10時から「サイレントプア」という「コミュニティーソーシャルワーカー」の主人公の活動を描くドラマが放送されています。そこでは、地域の声にならない声を聞き、地域で困難を解決していくネットワークづくりに奔走する主人公(主演は深田恭子さん)の姿が紹介されています。
NHKの意欲的な社会福祉についての取材には大いに期待したいところ。
参加者の方々からは、今回の講演は問題の深刻さだけでなく、解決のための可能性を考えるきっかけとなったと共感の声が多く寄せられていました。]]>

2020年東京パラリンピックを契機に東京をよりアクセシブルな街に

<![CDATA[去る2月25日(火)、近代建築の三大巨匠の一人と言われるフランク・ロイド・ライト氏が設計したという、重要文化財の自由学園明日館講堂(東京都豊島区)で、アクセシブルデザインシンポジウムが開催されました。
アクセシブルデザインシンポ20140225b
アクセシブルデザインシンポ20140225c
主催のアクセシブルデザイン推進協議会は、公益財団法人日本テクノエイド協会、日本福祉用具・生活支援用具協会、公益財団法人共用品推進機構などで構成される、高齢者・障害者配慮の施策の普及・促進を目指す組織。各業界や団体が持つノウハウを活かして、高齢者や障がい者を始めとする「何らかの機能に制限のある人」でも使いやすい製品作りや街づくりを進めることで、より多くの人にとっての利便性を向上させる取り組みを進めています。
日本福祉大学も、この協議会の構成員である公益財団法人共用品推進機構の会員。高齢者や障がい者が住みやすい街づくりや利用しやすい福祉用具の開発などに、教育・研究、また地域でのボランティア活動などを通じて携わっています
アクセシブルデザインシンポ20140225a
今回のシンポジウムのテーマは、『「東京パラリンピック2020」開催に向けて、産業界が取り組めること』。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、東京の街や人々の暮らしのアクセシビリティ(誰でも利用可能にすること)をどう向上させるかを考えようというもの。
アクセシブルデザインシンポプログラム
ちょうど今ロシアのソチで冬季パラリンピックが開催されていますが、オリンピックとパラリンピックが同じ都市で連続して開催されることになったのは、1964年の東京オリンピックが世界でも初めてのことなのだそうです。
アクセシブルデザインパラリンピックの歴史
さらに、オリンピックとパラリンピックの2つを同一都市で2回開催するのは、東京が初めて
そういう意味では、東京で再び開催されるオリンピック・パラリンピックは、世界的にも注目されそうです。
日本パラリンピック委員会の鳥原委員長は基調講演で、東京パラリンピックの成功に向けて、障がい者スポーツの普及・拡大を進め、競技人口と社会の理解を広めていくこと、同時に競技力の向上を図り、その結果として社会の活力を向上させ、活力のある共生社会を作りたいと述べられました。
アクセシブルデザインパラリンピックの方向
元車椅子バスケットボール選手で、日本パラリンピアンズ協会副会長として、東京オリンピック・パラリンピックの招致の先頭に立たれていた根木慎志さんからは、パラリンピック競技の迫力と魅力を熱く参加者に語っていただきました。
アクセシブルデザイン基調講演
東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会準備部の澤崎道男施設運送計画課長は、2020年大会のレガシー(遺産)として、障がい者スポーツの振興、障がい者への理解の促進、高齢者・外国人等を含む全ての人々に対する理解、東京の街のバリアフリー、ユニバーサルデザインの徹底を図りたいと述べ、2020年を待たずに今から取り組めることを始めましょうと会場に呼びかけました。
アクセシブルデザイン障がい者スポーツの方向
シンポジウム終了後に鳥原会長や根木さんとちょっとお話しさせていただきましたが、鳥原会長はロンドンパラリンピックももちろん現地に行かれていたそうで、本学卒業生の中島茜さんが出場したゴールボールで金メダルを獲得したことを「たいへん頑張ってくれました」と、その成果を祝福されていました。
根木さんからは、パラリンピックで日本福祉大学の学生たちが大変熱心に応援してくれたことに感謝のお言葉をいただき、障がい者スポーツの発展と東京パラリンピックの成功に向けてぜひ一緒に取り組んでいきましょうと仰っていただきました。
2012年のロンドンパラリンピックには、日本福祉大学からも在校生・卒業生3名が出場しています。
障がい者スポーツの普及・拡大や、パラリンピック成功に向けたボランティア育成など、日本福祉大学が、
2020年東京パラリンピックに向け、よりアクセシブルな社会を作るために貢献できることも多々あるはず。
より多くの学生の皆さんにも関わっていただき、今後の学内で取り組みが注目されます。]]>

「復興への“声”を伝える」

<![CDATA[2月2日のブログでもご紹介しましたが、日本福祉大学も加盟する福祉系大学経営者協議会の主催で、「復興への”声”を伝える~ソーシャルワーカーのまなざしと歩みの継承へ~」というシンポジウムが、2月8日に東京本郷の文京学院大学で開催されました。
DSC03253
このシンポジウムは、福祉系大学経営者協議に加盟する大学の学生が、現地のソーシャルワーカーの活動をヒアリングし、記録に残し、伝えるプロジェクトの報告会。
当日の東京は、なんと45年ぶりというあいにくの大雪に見舞われましたが、会場には100人を超える学生や研究者、社会福祉関係者の方々が集まり、会場は寒さを吹き飛ばすような熱気。
DSC03259
この日講師としてご講演いただいた、宮城県社会福祉士会事務局長の高橋達男さんからは、震災直後、ソーシャルワーカーは全国からの支援の申し出の整理に追われたこと、中には被災地のことを考えない善意の押しつけ的なものも多かったこと、しかしソーシャルワーカーの声を残そうというこの取り組みには、先輩ソーシャルワーカーとして現場実習の一環として取り組んだこと、当時混乱の中で泥まみれで必死に活動していたソーシャルワーカーの行動をきちんと整理してもらえたことがたいへんありがたかったことなどをお話しいただきました。
現地のソーシャルワーカーとヒアリングに参加した学生との間には「絆」ができたとして、これからその記録をアーカイブとして残してもらうことへの期待も述べられました。
DSC03251
参加した学生たちからは、
災害時において、福祉は2番手ではなく、「命を守る仕事」であり、救われた命を継続的に守っていく仕事である。
被災者の表明されないニーズをいかに汲み取るか、「声なき声を代弁」することが重要である。
ソーシャルワーカーには、被災者に対して、共感する力、受け止める力が必要である。
など、インタビューから学んだことが発表されました。

2月8日、会場の外は大雪!

2月8日、会場の外は大雪!


このシンポジウムは、2月17日には名古屋の日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階でも開催されます。
DSC03156
名古屋会場では、岩手県社会福祉士会相談役の佐々木裕彦さんを講師にお招きし、震災後の福祉関係者の取り組みと、震災後に岩手県で誕生した、災害時要援護者の福祉・介護等のニーズ把握や応急支援などを担う「災害派遣福祉チーム」の概要についてお話をいただく予定です。
学生の発表は、日本福祉大学、関西福祉科学大学、中部学院大学の学生が担当します。
ご関心のある方はどうぞご参加ください。
復興支援プロジェクトシンポジウム2014名古屋会場
日時 : 2月17日(月)13:00~16:30(12:30受付開始)
会場 : 日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階(JR・地下鉄「鶴舞」駅下車 徒歩2分)
参加申し込みは、メールで下記までお申し込みください。
e-mail : fukko@ml.n-fukushi.ac.jp]]>

障害者差別解消法の円滑な施行に向けて

<![CDATA[明けましておめでとうございます。
本年も日本福祉大学東京オフィス公式ブログ「お江戸出張所日記」をどうぞよろしくお願いいたします。
新年第一回目は、日本福祉大学卒業生の方も関わるイベントのご紹介です。
2013(平成25)年6月に障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)が成立しました。
障害者差別解消法は、障害を理由とする差別等の権利侵害行為を禁止することを基本原則にしています。

日本福祉大学卒業生で、現在、内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付障害者施策担当参事官補佐を務められ、障害を理由とする差別の解消に取り組まれている仁木俊二さんから、障害者差別解消法の理念の周知を図るためのシンポジウム開催の案内がありましたのでご紹介します。
http://www8.cao.go.jp/shougai/forum/area/gaiyo.html
内閣府が主催する共生社会地域フォーラムというのがそのイベント。
「障害を理由とする差別の解消に向けて」をテーマに開催されます。
このイベントは、基調講演、シンポジウム等を通じて法律の理念を周知し、地域の障害のある人や関係者の方々から意見を広く伺って、法の下の「基本方針」などの策定に役立てたり、各地域における取組を促進させようというものだそうです。
すでに、沖縄県を皮切りに順次全国で開催されており、首都圏では1月13日(月・祝)に、千葉県千葉市千葉県(千葉市) 千葉市文化センター アートホール別ウインドウで開きますで開催されます。
千葉会場では、毎日新聞論説委員で障害者政策委員会委員、千葉県で差別解消の条例が作られたとき有識者会議座長であった野澤和弘氏が基調講演を行います。
参加を希望される方は、
「共生社会地域フォーラム」運営事務局
https://c-linkage.com/reg/s-forum/
まで1月10日(金)までのお申し込みください。
障害者差別解消法の施行に向けて
 ]]>

ソーシャルワーカーの声を伝える 

<![CDATA[日本福祉大学も加盟し、全国20の福祉系の大学で構成する「福祉系大学経営者協議会」では、東日本大震災の復興支援事業として、「ソーシャルワーカーの“声”プロジェクト」と「学生の“語り部”プロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトは、被災地の現状を理解するとともに、震災の時にソーシャルワーカーはどのような行動をとったのか、その後ソーシャルワーカーはどのような活動をしているのかを、当事者の方からインタビューして、その活動内容や今必要なことや改善すべきこと等を記録し、その内容をさらに多くの方々に伝え、ソーシャルワーカーへの後方支援策を模索するとともに、これから求めらるソーシャルワーカーの役割や活動に活かそうというプロジェクト。
これまで、4回にわたり学生・教職員の派遣を行い、日本福祉大学、日本社会事業大学、文京学院大学、淑徳大学、中部学院大学、関西福祉科学大学の6大学が参加しています。
DSC02603
 
その活動の現地報告会が、12月1日(日)の朝9時から岩手県盛岡市において、岩手県社会福祉士会盛岡ブロックと福祉系大学経営者協議会の共催で開催されました。
 
 
DSC02621
当日は、岩手県社会福祉士会の方々約30名の皆さんを前に、現地での活動に参加した関西福祉科学大学と淑徳大学の学生さんが、このプロジェクトの概要とインタビュー内容の報告を行いました。
また、岩手県社会福祉士会の山内二三男さんからは、震災後に創設された「岩手県災害派遣福祉チーム」(D-MAT福祉版)の取り組みが報告され、関西福祉科学大学の遠藤洋二准教授からは、「大規模災害発生直後におけるソーシャルワーク機能」についての考察が紹介されました。
DSC02594
 
 
参加した 学生たちはまず、このプロジェクトの概要を説明してくれました。
 
 
DSC02595
 
行程や活動内容を報告した後、自ら学んだことについて発表がありました。
DSC02613
 
 
 
参加した学生のインタビューに答えていただいたソーシャルワーカーの方が仰ったのは、福祉は命を守る仕事」だということでした。
これまで、災害時に命を守るのは医療チームで、社会福祉はその後だという見解がよく見られましたが、対象となる人の生活を見て適切な支援をすることが命を守ることになる、という現地ソーシャルワーカーの方からの貴重な経験を学生のみなさんは学んできました。
 
DSC02614
地域にある資源をつなぎ合わせてサポートをしていくことがソーシャルワーカーの大事な役割ですが、大規模災害時には、「人」という社会資源がたいへん重要な役割を果たすことが実証され、ソーシャルワーカーはその重要な資源である「人と人の絆をつなぎ合わせる仕事」である、とインタビューの内容をまとめてくれました。
 
DSC02634
このプロジェクトを中心的に運営されてきた関西福祉科学大学の遠藤先生からは、インタビュー結果から、震災発生直後のソーシャルワーカーの行動・思いを、「危機介入」、「関係調整」、「状況へのアプローチ」、「連携・協働」、「相談支援」、「自己犠牲」の6つのカテゴリーに分類して解説をしていただきました。
 
DSC02635
災害時のソーシャルワークは、まず、大規模災害発生時には、既存組織が機能不全になっていて通常使える社会資源が使えない、対象者が不明でその所在や安否を確認しなければならない、情報が不足しまた混乱している、という現場の状況が前提となることが紹介されました。
「崩壊」、「危機」、「混乱」、「葛藤」という現場の状況に、積極的にソーシャルワーカー介入していくことで、住民の命と安全を守ることができたケースがいくつもあることを紹介していただきました。
岩手県では、災害復興支援活動に取り組んだソーシャルワーカーの方々からのご経験から、福祉版D-MAT創設の検討がされ、昨年3月には、災害派遣福祉チーム(D-MAT福祉版)の組織化に向けた要望書が、岩手県知事あてに提出されています。
2013年9月には「岩手県災害復興広域支援推進機構」が設置され、岩手県災害復興派遣福祉チームの設置運営要領等が確認されています。
福祉系大学経営者協議会による「ソーシャルワーカーの声プロジェクト」の活動は、災害復興におけるソーシャルワーカーの新たな役割とその仕事の発展につながる貴重なものとなっています。
ソーシャルワーカーの声プロジェクトの報告シンポジウムは、次の日程で東京と名古屋でも開催される予定で、各地域の社会福祉関係者のみなさまに、震災時のソーシャルワーカーの活動やその後の復興支援に取り組む現地のソーシャルワーカーの状況をお伝えする計画をしています。
ご関心のある方はぜひご参加ください。
復興支援プロジェクトシンポジウム2014
東京会場   2014年2月8日(土)13:00~16:30  文京学院大学本郷キャンパスD館スカイホール
名古屋会場  2014年2月17日(月)13:00~16:30  日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階]]>