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看護学部4年生の皆さんに学ぶ

6月4日・5日の両日、日本福祉大学看護学部4年生の皆さんが、保健師になるための学校実習を本校で行いました。授業後、この機会を活用して「看護学部進学を目指す1・2年生のためのガイダンス」を開催しました。
学生の皆さんには、
①看護学部では何を学ぶのか
②看護師になるために求められる人間力とはなにか
③高校生の時にやっておくべきこと
の3点に渡り、お話をしていただいた後、グループに分かれて交流をしました。以下、学生の皆さんから語られたことを簡潔にまとめます。
*看護学部の勉強を振り返ると基礎の大切さを痛感する。高学年になり、難しいこと、分からないことをひもといて行くと、結局、1・2年生で学んだ基礎的な事柄にたどりつくことが多い。まずは、基礎をしっかりと学び、身に付けていくことの大切さを改めて実感している。
*わからないこともたくさんある。でも、その「わからない」ことをみんなで共有することが大切。「わからなさ」を共有し、ともにそれを「わかる・理解する」へ切り替えていく取り組みをしたい。
*看護学部の勉強には知識として学ぶことも沢山あるが、実習も多い。日々、レポートをまとめていかねばならないこともある。「やるべきことをやるべき時にやる」という習慣を身に付けておきたい。
*看護師は人と接する仕事。そのためにも、幅広い年代の人と話をすることのできる能力が必要だ。また、チームで仕事に取り組むことが多い。発言力、積極的な姿勢、他者と協同する力を身に付けたい。
*高校生の皆さんには、幅広く勉強に取り組むことが大事と伝えたい。どこで何が役に立つかわからない。受験に必要、不必要と早い時期に分けてしまうのではなく、万遍なくどの教科にも取り組むべきだと伝えたい。そのうえで、自分の得意教科が生きて来るのだと思う。
参加した高校生の皆さんはメモを取りながら学生の皆さんの話に耳を傾けました。今後の自己の学びの中に先輩のアドバイスを生かしていってください。