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第18回高校生福祉文化賞エッセイコンテスト 伊奈穂乃佳さん(1年)入賞、高校に学校奨励賞 受賞

毎年日本福祉大学が朝日新聞と共催で実施している「高校生福祉文化賞エッセイコンテスト」。(https://www.n-fukushi.ac.jp/50th/essay/)
付属高校は毎年取り組んでいます。
今年は1年から3年までGFS(グローバルふくしスタディーズ)という授業で取り組みました。
「わたしと福祉」にまつわる3つの分野について、どれかひとつを選び、自分の考えたことを具体的なエピソードとともに書きます。
 
今年は、1年 伊奈穂乃佳さんが「入賞」、高校に「学校奨励賞」をいただくことができました。
おめでとうございます!

 
 
 
 
 
 
 
 
『「ありがとう」とできること』
1年 伊奈穂乃佳
『今日はありがとうね。また来てね。』
『お姉ちゃんまた遊ぼうね』
私がボランティアについて考えるようになったきっかけは母だった。幼い頃、母のボランティア活動によくついて行っていた。初めは何をやるのかよくわからないまま大人に言われた通りにただ動くだけだった。初めてのボランティアのことは今でもよく覚えている。老人ホームの方々と風船で遊んだり、幼いながらに肩もみをさせてもらったりした。その短い時間でボランティアに対しての思いが変わった。何も考えたことがなかったけど、ボランティアはすごいと思った。短い時間で、お互い楽しくなれて、新しい発見ができることに幼いながら感動した。
小学生、中学生になり、夏季休暇のボランティア募集には積極的に参加するようになった。児童センターや老人ホームなどたくさんの場所に行かせてもらった。その中でも老人ホームで一人の方と話したときのことをとても強く覚えている。当然ながら、自分よりも年を多く重ねている、まさに人生の先輩。普段私生活で聞けないような話をたくさん聞かせてもらった。その方は話し終えると、『聞いてくれてありがとうね。』と言った。思わず嬉しくなった。その方曰く、普段スタッフさんは忙しいから一人だけの相手はできないから話を聞いてもらえて嬉しかっただとか。この言葉を受けて、人の話により耳を傾けたいと思えた。嬉しいことがあったり、相談したいことがあったり、どんな話でもいい。自分が誰かのためにできることがあるならどんなことでもしたい。そう思えたのがその言葉だった。
高校生になった今はなかなかボランティアに行けていないが、自分に何ができるか考えることはできる。ボランティアだけでなく日々の生活で。そして、ボランティアで学んだことをどう活かすかを。
ボランティアで出会った人に伝えたい。
『こちらこそありがとう。また来ます』と。