GFSⅢの学び① SDGsを考える
3年生は3年間、GFS(Global Fukushi Studies)という授業で「SDGs」について考えてきました。
SDGsとは「国連の持続可能な開発目標」のこと。2030年を目標とし、達成するための具体的な17の行動指針です。最近、ニュース番組でも取り上げられることが多くなってきました。
そのまとめとして行われたのが、「ひとこと多い張り紙」の作成。JANICがホームページで公開(https://www.janic.org/world/sdgsws/)しているSDGsを知っている人のためのワークショップです。
「ひとこと」カード、「張り紙」カード、「世界の現状」カードを組み合わせて、世界の現状を世の中に伝えるメッセージを考えていきます。
まず、3種類のカードを見て、組み合わせを考えます。なぜこの組み合わせなのか意図も考え、また貼りたい場所も考えます。
できあがったところで、発表しました。このときは次の授業で全体に発表するクラス代表を決めました。
このクラスの代表は、
「家族との時間を大切にするために/本日はノー残業デー/8働きがいも経済成長も」。
意図は、「仕事だけに追われる人生ではかわいそうなので、家族との交流で気持ちをリセットしてまた改めて仕事に取り組んでほしい」とのこと。会社のデスクに貼ってほしいそうです。
次の時間には各クラス代表者による発表を行いました。教室をGoogle Classroomでつないでの発表となりました。
すべての作品を3年生の廊下に貼り、よいと思うものに投票しました。
得票が多かったのは、
「電気のムダづかいを辞めさせることで、電気が本当に必要な人にも電気を使えるように/退出時には消灯してください/7エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
でした。
SDGsについてもっと広く知ってもらうためにはどうしたらいいか、考える機会となりました。