GFSⅡ防災講座 災害時のトイレ問題について学習しました!
2年生の総合進学コースとグローバル英語コースの生徒は、総合的な探究の時間「GFSⅡ」にて、美浜町とのPBLに取り組んでいます。その中の防災をテーマに取り組んでいるクラスで、1月18日の今回は、あいち防災リーダー会の原さんと畑中さんにお越しいただき、災害時のトイレ問題について学習しました。
最初に原さんより、今年の1月1日に起こった能登半島地震についてのお話と、その避難所などで起こっている問題について、お話をいただきました。被災地では、ライフラインが絶たれた状態での生活が続いている地域がまだあります。そうした過程の中で上位に上がる問題がトイレ問題です。今回はそのトイレ問題にについて、人体への影響や、水洗トイレにおける使用の判断、携帯トイレの方法等について解説をいただきました。
その後、実際の携帯トイレの作り方や、使い方、凝固剤の代用品などの説明を畑中さんにしていただきました。携帯トイレは、被災地にも届いているようですが、被災者の方たちがその使い方がわからず、その機能を果たしていないこともお話として伺い、平時から使用方法等について、啓発をしていくことの大切さを学びました。本日教えていただいた内容を元に、校内の備蓄物品の見直しや、携帯トイレの啓発活動について、高校生ができることに取り組んでいきたいと思います。原さん、畑中さんありがとうございました。