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NPO法人学習創造フォーラム主催「(身近な)課題の見つけ方、課題に対するアクションプランの立て方」のワークショップが行われました。

 今年度、本校はPanasonic教育財団から特別研究指定校の指定を受け、ICTを活用した海外との教育プログラムに取り組んでいます。今回はその研究における取り組みの「国際塾」の第1回目として、関西大学名誉教授であり、NPO法人学習創造フォーラム理事長である久保田 賢一先生および関西大学にてカンボジア教育支援プロジェクト(J-CaJa)を行っている学生の皆さんをお招きし、「(身近な)課題の見つけ方、課題に対するアクションプランの立て方」と題したワークショップが行われました。対象となったのは、総合進学コース2年生の総合的な探究の時間「GFSⅡ」です。

 総合進学コース2年生の「GFSⅡ」では、6月から、地元美浜町と連携したPBLの取り組みと、特別研究となっているカンボジアの教育プロジェクトの活動が始まります。今回は、その導入編として、「探究学習とは何かを実践を通して理解しよう!」をテーマに活動を行いました。まず最初に久保田賢一先生より、導入として、調べ学習と探究学習の違いについて、お話をいただきました。その後、関西大学の学生さんたちから、実際に今回の授業の中で、探究の4つの工程のサイクルを回すワークショップを実施していただきました。課題への導入を生徒たちにもわかりやすいように工夫いただいたため、生徒たちはスムーズに取り組んでいきました。個人の作業から、グループでの活動へ移行する際に、うまく話し合いが進められたグループと、そうでないグループとで、明暗が分かれました。ある程度グループ内の課題のところで、共通理解が持てたチームは、最後までたどり着いていたと思います。うまくいった班、うまくいかなかった班、それぞれあったと思いますが、「協働」の意味合いが理解できたのではないかと思います。ICTスキルの課題についても、最後に久保田先生より、ご指摘をいただきましたので、この点については、また活動を通して、身につけていきたいと思います。

 久保田先生はじめ学生の皆さん、貴重な学習の機会をいただきましてありがとうございました。