授業互見週間その2
今日も授業の様子を紹介します。
【1年生物理基礎】
斜面を降下する台車の加速度の実験をし、そのデータをとり、グラフの作成をし、加速度の大きさを出します。実験で得たデータは理論通りとは限りません。事実から学ぶ・事実から法則を導き出す、根気のいる作業を通して生徒たちは学びます。こうした地道な作業を苦手とする生徒もいるので、教師にも根気が求められます。実験・授業を通して生まれる「もやもやとした疑問」を適切な言葉に置き換え、持続する思考力を育てていきたいと考えます。
【3年生グローバル英語コース英語総合】
CNNニュースを教材とし、ATのIan先生と積極的に会話をしながら授業は進行していきます。今日のニュースは「Loss of Precious Life」このコロナ禍でなければ彼らが2年生の折に留学をしていたであろうオーストラリアの森林火災をめぐる問題を英語で学びます。中間試験終了後から、ブラジルからの留学生アンドレ君も授業に加わり、彼も積極的に発言をします。英語とともに、世界で課題となっている諸問題も同時に彼らは学びます。英語で思考し、討論する力をうんと伸ばし、世界で今、どのようなことが課題となっているのか、語れる力を身に着けていきましょう。
【1年生現代の国語】
教材は山崎正和著『水の東西』。高校1年生評論の定番教材。「『鹿おどし』について筆者はどんなことを感じていますか。ペアで文章内から見つけてください。」見つけたら全員Stand Up!ひとつのペアが発表。同じ意見のペアは座ります。立っているペアは更に付け加えをします。「次は『対比』に注目して文章全体を読み進めます。グループを作って。」何と何をどのように対比しているのか、スピーディーに読み進め、まとめます。「次は筆者の主張をまとめて」最初に小テストも行いながら、短い時間で集中的な読解作業を行った1年生の皆さん、難しい評論にもこの勢いで挑戦してくださいね!頑張れ!
Posted: 6月 9th, 2022 under 未分類.