和太鼓部楽鼓 東北被災地交流演奏2016 その1
8月16日(火)和太鼓部楽鼓は、18日(木)までの2泊3日の行程で、東日本大震災被災地での交流演奏に出発しました。
東日本大震災から5年が過ぎました。
被災地の仮設住宅も今年が区切りの年になっています。
「仮設住宅での演奏も最後になるかもしれない」
そんな思いをもって、楽鼓のメンバーは東北に向かいました。
16日は福島県川俣町山木屋地区の仮設住宅。
17日、18日は宮城県石巻市の牡鹿半島を訪問する計画です。
これまで、和太鼓部楽鼓は、福島県山木屋地区には2年前に、石巻牡鹿半島には5年前と3年前に訪問して、和太鼓の演奏をし、交流を深めてきました。今回は、その福島と石巻の2か所を巡ることになります。
午後2時。山木屋地区の仮設住宅に到着。準備開始です。
福島県川俣町山木屋地区は、福島第1原発事故により、ふるさとが帰還困難地域に設定された地区。
「ふるさとに帰りたくても帰れないまま」約5年間、住民が仮設住宅に住んでいる地域です。
事前に配布をお願いしていたチラシやポスターが目に入ります。
演奏開始の30分前には、すでに住民のみなさんが、仮設のベンチや縁側に座って演奏開始を待って下さってます。
熱中症にならないようにと、和太鼓部楽鼓のメンバーがお茶を配って回ります。
さあ、2年ぶりの演奏開始です!
Posted: 8月 16th, 2016 under 52和太鼓部~楽鼓~.