第52回卒業証書授与式
2012年2月18日(土) 第52回卒業証書授与式が行われました。
本校の卒業式は第1部と第2部に分かれています。第1部は厳粛な空気の中で行われる卒業証書授与式。緊張した面持ちで臨む3年生。担任の先生に自分の名前が呼ばれると、大きな声で返事をしていました。卒業生代表の言葉では、代表制と2名が本校で学び本校を巣立っていく決意を、涙を流しながら力強く語りました。
第2部は生徒会主催の「卒業生を祝う会」。今回のテーマは「数えきれないありがとうを」。この日のために、体育館の椅子を並べ、会場を装飾したり、卒業生がつけるコサージュを作成するなど、在校生がさまざまな準備をしてきました。
まずは2年生による在校生発表。ビデオレターでは部活動の後輩たちが先輩へ感謝の思いを伝え、かつて本校で教壇に立っていた先生方からいただいたビデオメッセージには、一同大喜び。先輩との思い出をもとに作成した寸劇や構成詩、合唱「歩いていこう」を披露しました。卒業生だけでなく、在校生の中にもすすり泣く姿が見られました。
次に本校全教員による発表。合唱「いつかどこかで」「旅立ちの日に」を披露し、3年学年担任団の教員2名が卒業生に向けて語りかけました。それぞれの思いの詰まったメッセージに、卒業生を含め会場中が涙に包まれました。
そしていよいよ卒業生発表。卒業式は3年生にとっての「最後の授業」です。卒業生はこの発表のテーマを「151人の絆 ~今一つの形に~」と定めて昨年末から練習を重ねてきました。練習中紆余曲折がありましたが、その衝突もこの日の発表をより良いものにしたいため。
3年間の思い出の詰め込まれたスライドショーを皮切りに、発表が始まりました。本校和太鼓部「楽鼓」、知多半島和太鼓こころ会、武豊太鼓教室「武鼓」に所属する3年生の合同チームによる和太鼓の演奏は圧巻。短期間の練習にもかかわらず、力強い『大河』を演奏しました。後輩・両親に向けた手紙の朗読、先生方に向けた構成詩、合唱「Best Friend」「振り向けば」によって、後輩や教員、ご家族の皆さんへの感謝の思いを伝えました。ボランティア部の3年生生徒はこれらの内容をすべて手話で通訳しました。
そして感動のフィナーレ。クラスごとに担任の先生や来場された父母に向けてメッセージを送り退場。どの子の目にも涙が光り、3年間の集大成とも言える、卒業生発表となりました。
卒業生の皆さん、改めて卒業おめでとう!これからの新たな道で、さらに飛躍することを期待しています。