日本福祉大学災害ボランティアセンター : (3/5~12)萩の花プロジェクト石巻開成団地~3.11を忘れない~展開中です。

(3/5~12)萩の花プロジェクト石巻開成団地~3.11を忘れない~展開中です。

本学災害ボランティアセンターでは、2011年5月のゴールデンウイークに宮城県での被災地支援活動を初めて行いました。それ以降、私たちは、宮城県でのボランティア活動を「萩の花プロジェクト」と名付け、継続的に活動実践を行いたいという思いを持続しながら、これまで石巻の開成団地におけるボランティア活動を実施してきました。震災から3年目を迎える今、開成団地では、3.11の前後1週間をメモリアルウィークとして、あがらいん主催で様々な企画を準備しています。その中で、本プロジェクト参加学生があがらいん主催で行われる3.11関連イベントに参画し、自らも11月クールから続けてきた子ども向けの企画(子ども達の「食」に焦点を当てた内容)を独自に展開しています。

3月12日にかけて、5名の学生が現地で活動しています。これまでの現地報告をまとめて以下にアップします。災害ボランティアセンター

(3月6日の報告)

今日の定食はひじきごはん、鯵の開き、タコの酢の物、味噌汁、りんご、いちごでした。
こんなに盛りだくさんのうえに、ご飯はお代わり自由という大サービスでした!
私はお茶出しと、500円を預かり引き換えにチケットを置くという仕事を任されました。
時間が経つにつれどんどんお客さんが来て少し手こずった場面もありましたが、無事任務は果たしました!おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさま方、市の職員など様々な方が来ていました。

改めてあがらいんは開成団地で繋がりを提供している場所であり、繋がりがたくさんある場所なのだなと思いました。

午後からはあがらいんの入所者さんと洗い物、洗濯物をしたりのんびりお茶を飲んで過ごしました。2日間過ごしてみて、なんとなくですが”繋がり”というキーワードが自分の中で大きくなってきました。明日は少しお休みをもらって、私から繋がってきます!
とっても楽しみです◎(みかりん)

(3月7日~8日の報告)

金曜日は朝からお休みをもらって”繋がり”を探しに出かけてきました。一緒に行ってくれたのはあがらいんで週2日お手伝いに来ているどんちゃんです。まずはじめに連れて行ってもった場所は牡鹿(おしか)半島にある”おらほの家”という場所でした。ここではキャンナスという団体(できる(can)ことをできる範囲でするナース(nurse))が牡鹿半島の住民のみなさんに向けて、仮設住宅の談話室や集会所を利用して、定期的に健康相談会を行っています。仮設住宅の集会所では男性が集まりにくいことや、集まる人が決まってしまう中で、おらほの家は昔ながらの一軒家を解放して、集まりやすい雰囲気を作り仮設だけではなく牡鹿半島に住んでいる住民さんも一緒に健康相談会が行われていました。私が行った時には正しい手の洗いた方についてやっていました。そのあとはカラオケをしたり、ストレッチをしたり、和やかな暖かい空気の中行われていました。集会所ではない空気感がありとってもほっこりできました。宿泊もできるそうです。看護師のくまちゃん、作業療法士ののつくんと知り合うことができ、またおいでと言ってもらえました。お昼は私が行きたかったはまぐり堂さんに行ってきました。とーーーーっても素敵な場所でカフェ好きな私は終始にたにたしていました。ここでも色々な情報を得ることができました。東北に100個のツリーハウスを作るというプロジェクトがあり、その1つめがはまぐり堂さんにできるそうです。見に行くとロープと板が吊るしてありました。完成がとても楽しみです◎

ご飯を食べ終わると、あがらいんの近くに戻り、リハビリ施設のりぷらすを見学に行きました。ここのリハビリ施設は他のリハビリ施設とは違い、とにかく筋トレです!70.80.90代のお年寄りが私でも辛くなるほどの筋トレをしていました。ここの代表の方にお話を聞くと今のお年寄りは若い時は今の私たちよりも運動をしていた。(車など今ほど便利なものが少なかった)その運動能力は私たちはよりもはるかに優れているもの。じゃあ筋トレもできるだろうということで40分×3コマをみっちりやっていました。

また、りぷらすでは少人数でリハビリをするため一人一人のことを丁寧に見ることができ、リハビリだけではなくたまに山に登ったり、芋掘りをしたりなど地域との関わりも大切にしていました。”ほんとにこういうことがしたくて、楽しいんだよねー”と代表の方は楽しそうにお話をしていました。ボランティアも募集しているそうです(^_^)3カ所の場所を周り、新たな繋がりができたと思います。そして、3つともとにかく皆さんがすごく楽しそうにしていました。そこにいた人も、運営をしている人も。笑顔の繋がりがたくさんできたなと思いました。

土曜日は午前中は一人で石巻駅まで自転車で行ってきました。ものすごい風雪の中子どもに負けないくらいチャリを全力で片道30分漕ぎました!笑

駅に自転車を置いて散策してきました。またもや行きたかった日和キッチンに行きました。小さい場所でしたが暖かい空気の中美味しい朝食をいただきました。朝早くからやっているお店が少ないからいいですねと店員さんとお話もしました◎次に行ったところは市(いち)というお店です。障害者の方がお菓子を作り、そのお菓子を販売、その方たちも店員さんとして働いているワゴンカフェです。”いち”という名前には初めの1歩の1、石巻のいちの意味が込められています。時間がなかったため、少しの時間しか居ることができなかったですがとても可愛い空間で今度はゆっくり行きたいなと思いました。

午後からは足湯をしました。ハンドマッサージとフェイシャルエステも一緒にやっていて、お年寄りを中心にみなさん癒されていました。足湯ではお話をしていると、一年前の足湯を覚えていてくださる方が何人かおり、気持ちいいよーと言っていただきました。去年と違ったことは震災当時の話だけではなく、これからのことをお話できるようになったことです。復興公営住宅や、これからどうしていくのか、自然に明るい未来のお話ができました。

すごくうれしかったです。
去年はお話をしていても、どう反応していいかわからず悩むこともありました。でも今は明るいお話が自然にできます。これも一つの復興、心の復興なのかなと思いました。(みかりん)

(3月9日の報告)

昨日は9時過ぎにあがらいんに到着し、私達が考えた食の企画の準備をする人と、プレパークのの手伝いをする人に分かれました。プレパークでは、駄菓子屋設営のお手伝いをしたあと、子どもたちと遊びました。15人くらいの子どもが来ていて、鬼ごっこをしたり駄菓子を買ったりしていました。朝ご飯を食べていない子どもや夕ご飯をコンビニで済ますようにと言っている子どもがいて、仮設での食の問題は、仮設での暮らしが日常となってしまった今でも続いていると感じました。食は生きることの基本なので、これは解決しなければならない深刻な問題だと思いました。あがらいんに帰ってきてからは、準備していた食の企画を開催しました。
今回の企画は、パスタを作りです。
パスタはバリエーション豊富で簡単に作れる(専用の容器を使って電子レンジでも作れる)ことを子どもたちに知ってもらう目的で企画しました。また、パスタで使用した材料を入れたミネストローネスープも作り、材料を他の料理に応用することも知ってもらえたら良いなと思い企画しました。それから、レシピも作り配布しました。

この企画には、プレパークで会った女の子2人が参加してくれました。予定では、ナポリタンを作るグループとキャベツと卵の和風パスタ+ツナコーンマヨパスタを作るグループに分けるつもりでしたが、2人だったので、好きなパスタを作ってもらうという風に予定を変更しました。家で手伝いをしているという子どもだったので楽しそうに作っていました。事前に私達の役割分担ができていたので、スムーズに行うことが出来ました。

午後からは、あがらいんでやっている企画のチラシを配るために団地を歩きました。その時に会った自転車に乗った男性が、「自分が今乗っている自転車は、震災時にがれきの山から拾ってきて譲ってもらった物」という話をしてくださいました。私達の心の中には、「なぜ今会ったばかりのボランティアに震災当時の体験を話してくださったのか」という疑問がわきました。男性がその時持っていた「自転車」という物がそうさせたのか、日本福祉大学として何度もボランティアに来ているから心を開いてくださったのか、答えは出ておりませんが、もし物が震災時のことを話せるきっかけになるのであれば、大切な物を持ち寄ってもらって、じっくりお話を聴くという企画も良いかなと思いました。

あがらいんに戻ってからは、お年寄りと子どもを対象にしたカラオケをしました。あがらいんの利用者さんを含め10人くらいの方が参加されていましたが、子どもの参加者はいませんでした。これは、どの企画にも共通しますが、子どもへのアプローチが足りなかったと思いました。先ほども書いたように、時が経ってしまったのでだんだん来なくなってしまったというのもありますが、子どもの目線にあったアプローチの仕方を見つけて実践することが私達の課題だと思いました。

私が昨日の振り返りで私が感じたことは、私のような震災で大きな被害も受けてないし、資格も得意なこともないのに、3.11という日を被災地の方と一緒に過ごして良いのかということです。でも、何か自分だからできること・学生だから出来ることを活動の中で探したら3.11に被災地で私が活動する意味も少しは見えてくるのかと思います。(みき)

(3月10日の報告)

〜本日の活動〜

ラジオ体操
職員さん直伝の健康体操
手洗いの方法
編み物教室、あむばむ(アルバム)作り

 昨日に比べるとスケジュールはゆったりしていたように思います。
健康体操に参加した方々とお茶を飲みながらゆっくりお話する機会がありました。
震災当日、津波を知らせる放送等が全然聞こえず、外で「逃げろー、逃げろー」という声で避難を始めたという人もいました。
避難訓練等で災害のために!と準備しているからといって大丈夫!という訳ではなく、それがうまく機能しなかったら意味がないのだと感じました。他には、家族みんな一緒がいいね〜と話している方がいて、家族みんなが生きている!ということも当たり前ではないのだなぁと改めて感じました。

みなさんそれぞれの場所で3.11を明日迎えるかと思います。3年前自分はどこで、誰と、何をしている時に地震が起きたのか、この3年間ボラも含めどのような活動、生活をしてきたのかなどを考え、振り返るというだけでも東日本大震災を忘れない!というものに繋がるでは…と私は思います。(りな)


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