2025GFSⅡ カードゲームを使って、海洋問題を考える
去る9月25日(木)、2年生総合進学コースが学ぶ総合的な探究の時間GFSⅡの授業にて、「CHANGE FOR THE BLUE」のカードゲームを通して、海洋問題を考える授業を行いました。今回は、いつも「2030SDGsカードゲーム」の体験授業にてお世話になっている一般社団法人SDGs design 代表理事の曽根香奈子さんから、紹介をいただき、貴重な体験の機会をいただきました。
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームは、海のごみや汚れを減らす行動のシミュレーションを通して海洋ごみ問題について考えるきっかけとしてもらえるように「CHANGE FOR THE BLUE in富山実行委員会」と株式会社プロジェクトデザインが協業で開発したゲームです。ゲームでは、農家や漁師など12の役割を担い、それぞれの仕事カードと生活カードの中から、どんな行動を選択するのかをチームで話し合い、全員で海洋ゴミを減らすためのプロジェクトを実行していきます。プロジェクトを実行していくと、地域の状況を表すメーターが移動をし、常に変化をしていきます。
仕事カードと生活カードには、行動すると社会に良さそうな内容が並びます。にわか知識でカードを選択すると、思わぬ結果が待っています。プロジェクトは4ターン行いましたが、回を重ねるにつれて、地域の関連性がみえてくるチーム、自分たちが選択したプロジェクトが、思わぬ状況メーターの変動・無変動を起こし、そこで「なんで?」とようやく考えるチーム、はたまた深いことは考えず、自分たちの価値観を信じて突き進んでいくチーム、その様子は、まさに現代社会の縮図そのものです。生徒たちとともに楽しみながら、このゲームの奥深さを味わいました。
気づけば、2030年まであと5年。SDGsの達成に向けては、できることを行動に移して行かなければならないところにきています。日々の便利さだけでなく、その裏側につながる世界を意識できたのではないかと思います。いつもお世話になっている曽根さんをはじめ、姫野さん、西村さんにも遠いところからお越しいただきました。講師の皆様、ありがとうございました。





Posted: 10月 10th, 2025 under GFSⅡ.
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