第7次萩の花プロジェクトを終えて
今回は1年生6名、3年生1名の合計7名で8月25日から29日にかけて行いました。
参加者もおり、災害ボラセンも新しい世代が入っての萩の花プロジェクトでした。
より、石巻市立門脇小学校の教職員、児童・生徒による震災の
証言が収録されたDVD「3月11日を生きて~石巻門脇小・人びと・ことば」
を視聴しました。
8月24日夜名古屋を出発する高速バスで仙台に向かい、25日午前中に
石巻市開成にある福祉仮設住宅あがらいんに到着しました。
到着後、石巻・開成のより処「あがらいん」を運営するCLCのスタッフさん
より、あがらいんの活動概要、仮設住宅の状況などについてオリエンテーション
を受け、その後、市内に行き、門脇小学校跡、大川小学校跡などを視察してきました。
26日活動2日目は、開成団地内に惣菜の移動販売(キッチンカー)の
活動に参加しました。あがらいんの利用者さんも一緒になって、出来立ての
惣菜を販売しました。
27日活動3日目は、地元NPOと一緒になっての子育てサロン、同年代の
お母さんと子どもたちが集まってのカフェに参加しました。
28日活動3日目は、地域食堂と八百屋さん、団地の人たちが野菜を買いがてら
お昼ご飯を食べていきます。その日のメニューはちらし寿司と暖かいそうめん。
29日活動最終日は、2日目に同じく移動販売をおこない、夕方には
1週間の活動を終えて、お別れとなりました。
仮設住宅でのコミュニティ支援の取組みに参加する中で、次は自分たちで
どのような企画をつくれるか、あがらいんで過ごした1週間は、1年生にとって
次につながりそうです。今、仮設住宅から復興公営住宅への移行が進む中で
あらたな課題も生まれてきていることも学びました。3.11の日に何があったかを
お話ししてくれたこと方々に感謝しつつ、私たちはこれからも開成団地の動き
から復興の過程を見つめていくことになります。