プロジェクト結35期(3月13日)

夜11時、先ほど全体での振り返りが終わり、感じたことや気づいたことを共有しあいました。
3月13日(火)午前中は、万石浦小と広渕小に分かれて活動しました。
万石浦小では、図書の整理と絵本の読み聞かせの見学を行い、広渕小では、卒業式で使う桜の飾りの準備と遊具のペンキ塗りを行いました。


午後は、大橋、開成仮設住宅の集会所に分かれて、みんなの場で活動を行いました。
やはり、子どもは震災のことをさりげなく話しますが、昨日経験している分、構えることなく話ができました。
しかし、元気よく遊びすぎる子どもちをうまく注意することができずにいたので、明日からは声をきちんとかけていきたいと思います。
また、集会所によって、高齢者と子どもたち、ママさんスタッフの関係が築けているかどうかに、差が生まれていることを感じました。みんなの場で遊ぶ際に、子どもだけ、大人だけで固まらないよう、今後の関係づくりにつながるような働きかけもしていきたいと感じます。
明日の午前中は、祭の準備、公園の看板作り、広渕小での遊具のペンキ塗りに分かれて活動する予定です。

荻の花第2クール(3/13)活動報告

「ちょこらい」というサロンにて、昨日(3月12日)より活動をしています。
13日火曜日は、ちょこらいの買い物の日であり、イオン石巻東店にて利用者の買い物に同行をさせて頂きました。
東北の方々はおもてなしの心をとても大切にされており、ちょこらいにて他の利用者、ボランティアに差し出せるよう、お茶菓子をどうするか悩んでおられることがとても印象的でした。
その後ちょこらいにて集まられた皆様とオセロやトランプなどのレクリエーションを行い、会話を楽しみました。


最後に千葉県からいらしているボランティアさんに車を運転していただき、石巻市沿岸部の被災状況を見学することができました。

仙台市や石巻市の内陸部を見てきた印象では、「あまり大した被災ではないのではないか。」という印象を持っていましたが、沿岸部の被災状況を目で見てみることにより考え方を改めることができました。震災というものの爪痕を、より明確に考えさせられる1日でした。

プロジェクト結35期(3月12日)報告

プロジェクト結35期は、3月12日(月)午前中、広渕小にて音楽室と図工室のワックスがけをしました。
午後は開成団地のみんなの場で活動を行いました。
全体の振り返りも終わり、これから学生で振り返りを行います。
今日子供たちとの交流の中で、「被災者の言うことを聞くのがボランティアでしょ」と言われた場面がありました。
子供たちのボランティアの捉え方、今後の接し方について考えさせられました。
また、今回の被災で転校してきた子がいて、担任の先生に優しくされるのが嫌だといっていました。
大人なりの優しさだとは分かるのですが、そういう些細なことにも子供たちは敏感になっているのだと感じました。
明日は2グループに分かれて活動予定です。

萩の花第2クール報告(3月12日)

萩の花プロジェクト・第2クール活動報告(3月12日)です。
あがらいんに到着後、雄勝診療所の方へ向かいペンキ塗りと階段作りの方を行いました。
雄勝診療所へ向かうまでには津波の被害を受けた学校や病院等がありました。
雄勝診療所の方も仮設住宅のような形で作られており、ささえあいセンターが近くに建てられています。
そこで玄関の前の階段やスロープ等の木を防腐剤がわりに青のペンキで塗る作業を行いました。
その後大工さん3人、消防士さん、お医師さんと共に駐車場と診療所を結ぶ階段作りを行いました。
穴を掘ったり、コンクリートを作ったりするなどかなりの肉体労働で大変な作業に手こずり、さらには夕方から雨や雪が降るなど天気も崩れて大変でしたが、なんとか大工さんの下階段の土台が完成しました。


様々なトラブルが起きて予定通りの時間に終わることは出来きなかったことが反省です。しかし、雄勝診療所の方に大変喜んでいただけたので、うれしかったです。
明日は朝から仕上げがあるので、しっかりと頑張りたいと思います。

プロジェクト結34期最終日(3月9日)

プロジェクト結34期最終日です。
2ヵ所での活動を行いました。  河南公民館で民具の整理作業と,広渕小でワックスがけと遊具のペンキ塗りに分かれて活動しました。広渕小では,前回ペンキを塗った用具で遊んである形跡があり嬉しかったです。
午後は,貞山小でワックスがけと開成の集会所での活動に分かれて活動しました。
貞山小では今日も先生方がお話をしてくれ,震災当日の状況も写真で見せてもらいました。
貴重なお話をいっぱい聞けてよかったです!
21時30分に,宿泊している湊水産を出発、22時20分,無事夜行バスに乗りました。
他のメンバーと仲良くなれたので,別れがつらかったですが
色々なことを知れて,良い経験ができよかったです☆

萩の花第1クール最終日(3月9日)

先ほど「あがらいん」をたち、今は仙台ゆきの高速バスに乗っています。Sさんの活動報告を転送します。ぼくも、今回は今までとはまた違う、泣きたくなる気持ちをおさえながらの、感動の1週間でした。<A>
昨日は報告メールを書いているうちに眠ってしまいました。併せて書きます。
昨日も「ちょこらい」というサロンでした。午前中は誰ともなしに始まった津波の話を聞き、午後は入浴される方のお手伝いやオセロ、折り紙をして過ごしました。
送迎の合間に、利用者さんの仮設のお家でおやつ(とは言えないほどの量)をいただきました。ワカメをたくさん食べて美人になったと思います。
今日も「ちょこらい」でした。午前中まったりトランプをしたり、方言を習ったりしました。午後は散歩に行き、一緒に散歩した方のお知り合いの家に行きました。国から出るお金の仕組みと市町の行政対応についてお話を聞き、考えさせられました。
1週間しか関われなかった人間関係ですが、最後は半泣き状態で、がんばっぺと思い笑顔でお別れしました。
我慢強く温かい石巻の方々を見習わなねば、と思います。
写真は、ご近所さんの差し入れでいただいた宮城名物かす汁などご飯風景、近所の方でタオルを服のように作りインターネットで販売している方がいたので、お話を聞きに行ったときの写真です。




情報交換や宴会やらで1週間睡眠不足でした。
体調はまずまずです。帰って伝えたいことがたくさんあります。
ボランティアに行ったのに、貰うものが多すぎて胸がいっぱいです。
あと私に限ったことですが、どのお宅に行っても美味しい物を出されるので、食べ過ぎて確実に太りました。わんこそば状態で、次から次へと出てくる料理にたまげてしまいました。
本当に本当に来て良かったです。<S>

高蔵高校「公開選択講座」で講演してきました

3月7日、名古屋経済大学高蔵高等学校「第13回公開選択講座」にお招きいただきました。「総合的な学習の時間」として幅広い分野にわたり、58におよぶプログラムが開講されていました。そのうち、東日本大震災を取り上げた講座には、私たちのほか、「東日本大震災復興支援のための寄付ワークショップ」や、「自衛隊の災害派遣と危機管理」などもありました。
災害ボランティアセンターは、「3.11が私たちに問いかけるもの ~ボランティアから生まれる人とのつながり~」というテーマにより、原田副センター長の講演と、智内・岩田・中山・山本の4人の学生スタッフがプレゼンとワークショップを1・2限連続で講座を行いました。


原田先生の講演に続き、智内より災害ボランティアセンターの取り組みが紹介されました。


岩田より、2011年春の連休時における支援活動の報告と学んだこと、中山より、この2012年1月に岩手県西和賀町にて開催した避難所運営訓練の報告が行われました。

最後に、山本の企画により、ワークショップ「感じたことを漢字1文字で表そう」が行われました。1・2年の生徒たちは、こうしたグループ学習は初体験だそうですが、いろんな意見や漢字を表現し、グループで1つの漢字にまとめ発表しました。

グループ発表では、Aが「変」、Bが「繋」、Cが「思」、Dが「時」です。
東日本大震災を機に、被災地と日本が変わること、人と人との繋がりがつよまることを願い、そうした思いがひろがり、時が経っても3.11を忘れないというメッセージがこめられた発表でした。
まとめとして、学生たちから高校生へのメッセージが伝えられ、講座を終えることができました。
学生たちの発表の機会を与えていただいた高蔵高校の先生方に御礼申しあげます。受講された生徒のみなさんも、どうもお疲れ様でした。

プロジェクト結34期(3月6日)

プロジェクト結34期の2日目です。
今日は午前中、万石浦小学校と広渕小学校にわかれて活動を行いました。
万石浦小学校では絵本の読み聞かせ、本の整理をしました。

絵本の読み聞かせの際は子どもたちの集中力に感動。
広渕小学校では民具の整理,教室のワックスがけを行いました!!
お昼には給食をいただきました。
給食センターが津波の被害にあい、おかずが一品足りない状況。
午後は南境と開成の集会所で子どもたちとふれあいました。
部屋の中で走り回る子どもたちは、なんだか窮屈そうで…。もっと子どもたちが伸び伸びと遊べる場所が、必要だと感じました。

3月6日萩の花活動報告

3月6日はAとSは別行動となりました。Aは午前中、石巻市の合同庁舎で行われた「宮城県被災者支援従事者研修」に参加し、午後は昨日に引き続き、「ココロ寄席」の打ち合わせのため、雄勝地区や大須地区をまわりました。研修では、支援者が悩みを話し合い、その悩みを共有するというワークショップをしていました。今後の支援のあり方を考えさせられました。写真は支援従事者研修会の風景です。

午後は「ココロ寄席」の打ち合わせのため、関係者のところを6箇所程度まわらせていただきました。雄勝地区は同じ道を何度も通りましたが、そこの風景を見ると何度でもこみ上げるものがあります。
Sは、「ちょこらい」というサロンに行きました。午前中、買い物に同行し、午後は会話を楽しみました。初日の現場でしたが思った以上に楽しく、やることもたくさんで、これから数日でどこまで人間関係を築けるかだと思いました。
写真はちょこらいでの食事風景、ちょこらいの看板です。

第3次萩の花プロジェクト&「結」34期始動

2011年春と夏期に続いて、第3次萩の花プロジェクトの支援活動が始まりました。
3月4日夜9時に名古屋を経ち、降雪の影響で高速道路が交通止めとなったため、仙台到着が5日の11:30となりました。そこから高速バスに乗り石巻に向かいました。
石巻専修大学のバス停までCLC現地事務所「あがらいん」の方に迎えにきていただき、 「あがらいん」にてお昼ご飯をいただきました。 その後スタッフの方と、ボランティアに来ている 鳥取の医学大生と共に石巻市東部、雄勝地区をまわりました。
3月18日開催予定の「ココロ寄席」の打ち合わせに 同伴し、雄勝仮設や石浜仮設、 雄勝診療所を訪問しました。 途中、津波の被害を受けた大川小学校や雄勝小学校、 雄勝中学校なども見学しつつ、一日の活動を終えました。 


プロジェクト結第34期のメンバーは、3月4日東京での事前研修を終え、石巻に5日朝到着しました。朝の夜行バスは予定より早く到着しました。
午前中は海岸沿いを通り、地盤沈下していて道路だけ元の高さになっている様子や、瓦礫や車が山積みになっている様子、
まだ全壊の建物がまだ取り壊されていない様子を見てきました。
その後旧市庁舎へ移動し、仕分け作業や明日の絵本読み聞かせをする人は絵本選びや練習をしました。
昼食後は南境と開成にある集会所に移動し、子供たちと遊び楽しく過ごしました。
子供たちと遊び始めるまで、時間がかかってしまいました。明日からはもっと子供たちと遊べるようになれるといいなと思います。
雪も雨に変わり、だいぶ溶けました。長靴に関してですが、長靴を貸し出してくれているので必要なさそうです。
人参の写真、今日の夕食自炊で男子メンバーがご飯作ってくれました!!
この人参がトマト鍋に入ってました(笑

 この写真は、評判の「まるか食堂」のお弁当です。