課題解決型インターンシップ完了!

学生たちが現場の課題を解決

2019年8月26日に、社会福祉法人新生会のサンビレッジ岐阜で課題解決型インターンシップの提案発表会をおこないました。オリエンテーションから一ヶ月。サンビレッジ岐阜でおこなわれていた小学生のお仕事体験にスタッフとして参加しながら、与えられた課題解決のための情報を集めてきました。
今回の課題は3つ。1つ目は「大学生インターンシップの受け入れ方法」。2つ目は「小学生に医療・福祉分野に興味を持ってもらう方法」。そして最後が「来年度に向けたイベントのPR方法」。
お仕事体験は、サンビレッジ岐阜内の診療所や保育園、訪問看護ステーション、また、岐阜駅内にある生涯学習センターでおこなわれました。学生たちは、それぞれの現場に小学生を引率しながら、参加した子どもたちが安心・安全に、そして楽しみながらいい思い出を持って帰れるように関わってきました。
 
学生たちも、自分たちが関わらなかった職業の現場を見ることができ、いい刺激になったようです。
最終日は、これまでの情報を元に課題の解決案を考えます。それぞれが体験してきたこと、観察してきたことを共有して、アイデアを出し合っていきます。最初は、なかなか出なかった意見が出なかった学生たちも、時間が経つにつれて、話し合いが活性化していきます。
 
そして、提案発表会。サンビレッジ岐阜の職員様に向けて、提案を伝えます。学生たちからは、もっと小学生が体験できる内容を増やしてはどうか、一社会人として接するのはどうか、体験だけでなく、医療・福祉の仕事がどうやって人の幸せにつながるのかを考えてもらってはどうかという意見が出ました。
また、PR方法は、ポスターやチラシの新しい配布先や、ポスターにQRコードを掲載して情報量を増やすなどの提案がされました。
 
発表を終えて、スタッフの皆様からは、「イベントに参加してくれる小学生の目線に立った意見がたくさんあった。早速来年の企画から取り入れてたい」と言葉をいただきました。
〜参加学生の感想〜
・子どもたちがどんなことに関心を持っているのかが間近で見ることができ、自分の専門分野の理解が深まった。
・岐阜市の中心で、子どもたちと一緒に社会を学ぶ貴重な体験ができた。地域には、まだ可能性があると感じた。
・学校ではできない経験がたくさんできた。来年も参加したい。