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岐阜の地域情報を掲載

【Uターン先輩紹介】 社会福祉法人飛騨慈光会 益田山ゆり園 早瀬さん

人との繋がりを大切にする

岐阜県岐阜市出身の早瀬渓さん。大学時代はバスケットボールや柔道の練習相手として汗を流し、アカペラ活動やアルバイトなど充実した学生生活を過ごしました。2015年社会福祉学部を卒業後は、社会福祉法人飛騨慈光会へ入職。岐阜県下呂市の障がい者支援施設「益田山ゆり園」で生活支援員として活躍している早瀬さんにお話を伺いました。

━━現在はどんな仕事をされていますか?

知的障がいのある方(18歳~70歳代前半)たちへの生活支援・介護の仕事をしています。
生活介護の時間を利用して、しめじのキャップ磨き作業や綿棒の袋詰め作業など、地域の会社から頂いた下請け作業の指導をしています。その他、さおり織りや施設の飾り付けなど余暇活動を支援しています。
利用者が自立した日常生活を営むことができるように、生活の質の向上のお手伝いを通して、毎日の暮らしを楽しく、充実したものになるよう心がけています。
また利用者との普段のコミュニケーションを大切にし、話の内容や言葉遣いにメリハリをつけ、楽しんでもらえるよう意識して接しています。

━━職場ではどんな役割を担っていますか?

施設運用をカバーする機動力だと意識しています。若手職員なので、上司や施設全体のサポートができるよう、薬の補充など自分で考えて率先して動くことが大切だと思います。自分を含め職員全体が働きやすい環境を整えることで、利用者と接する時間を増やしています。

━━仕事におけるやりがい、原動力は何ですか

やはり利用者さんの笑顔ですね。利用者さんと毎日接しているからこそ、笑顔を見るととても嬉しくなります。「外出したい」というニーズがあれば、あまり行かないような公園やコンビニエンスストアに行ってみようかなど考え、利用者さんの希望を叶えられるようにします。また普段の生活の中で、何気ない会話から笑顔を引き出せるよう、楽しんでもらう工夫をします。
仕事をしてから、学生時代に障がいの種類・特性、対応や社会制度などもっと勉強しておけばよかったなと思いました。

━━岐阜で働こうと思ったのはどうしてですか?

他の県で働くことも考えましたが、就職活動を始めてから、岐阜に帰ろうと思いました。就職をすること、仕事を頑張ることはとても大切ですが、時には心身ともに自分を壊してしまうのも仕事だと思います。
今回私は、たまたま障がい分野のおもしろさを知り、楽しく仕事をしていますが、すべてそうであるとは限らないと思います。仕事が合わなかったり、職場環境が良くなかったら、仕事は辛いものになりえます。そんな時、近くに昔からの友人がいたり、家族がいる環境があるのはとても重要なことだと感じています。だから岐阜に帰ること、近くにいることのメリットは、“自分の命を守る”大きな保険だと思っています。

━━働いて気づいた地域の魅力は

とにかく人が温かいです。下呂は昔から人を迎い入れる文化があるみたいで、良い意味でのお節介な人が多いです。また地域の人が益田山ゆり園を知っているので、利用者さんと一緒に外出するには、安心できる環境です。地域とのつながりがあるのは、田舎の良さだと感じています。
そして岐阜には有名な山脈や特産物があり、誇れるところだと改めて思いました。

━━地元就職を目指す後輩へメッセージをお願いします。

まだ若い分未熟な面もあるため、知っている人や相談できる人がいるだけで、安心できる環境となり自信がつきます。
また福利厚生や給与面などの就業条件も大切ではあるけど、一番大切なのは職場環境だと考えています。OB・OG訪問や企業・職場見学を通して、生きた情報収集を大切にしてください。そのためには人との繋がりを築いておくことも重要です。
あとは各自治体で家賃や奨学金の補助金制度があるので、調べることをお勧めします。

~インタビュアーの感想~

実際に岐阜に戻って就職された先輩からお話を聞くことができ、就職活動や働き方のイメージをもつことができました。生活支援員として働く上で、利用者の方にもっと楽しんでもらおう、笑顔になってもらおうという心がけが大切だと教えていただきました。地元就職には、相談できる人や帰る場所がある安心感が大きなメリットであることが学びました。あたたかい人間関係が、働く面だけでなく住む面でも暮らしやすいのが岐阜の魅力であると感じました。今回のインタビューを通して、岐阜に就職して地元に貢献したいという思いが強まりました。

子ども発達学部心理臨床学科 野口航暉

高山成果報告会実施!

たくさんの出会いとつながり、学びがあった一か月半

平成29年6月13日[火]、東海キャンパスグローバルラウンジで、国際福祉開発学部の町野紗希衣さんが高山での長期インターンシップ&フィールドワークの発表を行いました。

4月中旬から約1か月半、高山の特定非営利活動法人まちづくりスポット(以下、まちスポ)の一員として過ごしていた町野さん。今日の発表では、高山、そしてまちスポとの出会いから、今日に至るまでを、紙芝居にしてわかりやすく発表してくれました。

インターンでは、まちスポの運営や実務を体験しながら、企画会議などのミーティングにも参加。NPOがどんな運営を行っているか、お金の流れ、スタッフの目標共有などについて学びを得てきました。

フィールドワークでは、まちスポと地域がどのようにつながっているのか、そして、そのつながり具合やまちスポの役割など、地域からどのように思われているのかをヒアリングにて調査を行ってきました。

成果発表会では、その調査方法や、調査の様子だけではなく、そこから町野さんが何を感じ、何を考えたのかについて、町野さんの言葉で素直に語っていただけた印象です。

「こうすれば、もっとまちスポのことを広く知ってもらえるのではないか。」調査中に身をもって感じたこと、考えていたことを訴える様子からは、高山、そしてまちスポへの町野さんの愛情を感じます。

今後は、ここで得た学びをつ次の自分のステップにつなげたいと語る町野さんからは、さらなる成長が期待できそうです。

【お知らせ】COC+通信Vol.14発行

夏のイベントなどを掲載!

毎月1回発行しているCOC+広報誌「COC+通信」の最新号Vol.14を発行しました。

Vol.14では、この夏に開催されるイベントの情報を多数載せています。
岐阜出身学生の紹介もありますので
お時間があるときに、是非ご覧ください。

COC+VOl.14を読む

【参加者募集】高山インターンシップ成果報告会開催決定!

このブログでも随時活動内容を配信していましたが、岐阜県高山市に拠点を置く特定非営利活動法人まちづくりスポットで、国際福祉開発学部の町野紗希衣さんがフィールドワークとインターンシップに取り組みました。

その様子を発表する会を開催します!

発表会では、町野さんが、この1か月半の取り組みを通じて感じた事、得た事、学んだことについて、町野さん自ら語ってもらいます。

これから、長期型インターンシップへの挑戦を考えている方
フィールドワークについて関心がある方
町野さんに色々聞いてみたい方など
多くの方の参加をお待ちしています。

自由参加ですので、気軽に足をはこんでください!

【Uターン先輩紹介】大垣工業高等学校 有嶋さん

自分が社会人としての鑑になる

岐阜県多治見市出身の有嶋翔さん。高校時代にバレーボール部の活動を通じて教諭になることを決意し、大学時代は健康科学部の教諭過程で免許を取得。2014年に卒業後は、現在の職場である岐阜県立大垣工業高等学校へ配属され今年で4年目になります。いつかは絶対に母校で働きたいという有嶋さん。教諭の仕事に対しての熱い想いをお話しいただきました。

━━教諭のお仕事は、具体的にどんなことをされていますか?

勉強を教えることはもちろんですが、就職や進学の支援、生徒同士の人間関係の調整、保護者の方の対応など本当にたくさんの仕事があります。工業高校は卒業後に就職する生徒が多いため、企業の方とお話しする機会もありますね。でも、子ども達と接する事が一番の仕事です。

━━実際に教諭の仕事をしてみて、この仕事はいかがですか?

毎日が真剣勝負です。スポーツで言うと練習試合はなく、毎日本番のような感じでしょうか。初めて担任を持った頃は、生徒もこの仕事も正直嫌いになり、なんのために働いているのかわからなくなった時期がありました。でも、毎日、生徒と向き合っていく中で、まずは自分がしっかりしなければという責任感が自分の中にできていった気がします。ただ教諭を目指していた教育実習の時の自分と、今の自分とは、仕事に対する意識は全く違っています。

━━有嶋さんの仕事での役割はどのようなことですか?

生徒たちに、働く知恵や生きていく知恵を伝えることだと思っています。工業高校の生徒はここが社会に出る前の学びの最終場所になるので、ここで学んだことがこれからの人生に大きく影響します。だからこそ、生徒たちが社会で自立できるために必要なことはしっかり伝えていきたいですし、何より、自分自身が社会人としての姿を見せなければいけないと意識しています。

印象的なエピソードはありますか?

昨年、初めて卒業生を送り出したことですね。卒業式後の最後のホームルームで生徒に直接伝えたことなのですが、そのクラスは周りから見ても大変なクラスで、先ほども話したように、最初は彼らのことが嫌いでした。でも、2年の間、どうすれば生徒たちが外の世界に出てやっていけるかを意識して色々と自分なりに挑戦して彼らと関わっていると、だんだんと生徒に伝わり、彼らが変わっていく姿もみられました。最後の時間、名簿を一切見ずに、ひとりひとりの顔を見て名前を呼んでいったのですが、やんちゃでどうしようもなかった生徒らが、真剣な表情でこちらを見て「はい」と力強く返事をする姿には、こみ上げてくるものがありました。

━━有嶋さんにとってのやりがいはどんなことですか?

生徒が社会に出て頑張っている姿をみることです。つい先日、卒業した生徒が訪問してくれました。学校が嫌いで、「先生の言う事なんて聞くものか!」って言っていた生徒が、給料をもらったといって菓子折りを持って顔を見せに来たのです。その際に、「働いてみて、先生が言ってくれていたことがやっとわかった」と言ってもらえ、あきらめずに伝え続けてきてよかったと思えました。

働いてから気づいた岐阜の魅力はどんなことですか?

各地域に、その土地に根差した企業があることは魅力です。特に西濃は地元企業に就職する生徒が多く、企業から学校へ講師に来てくれることもあります。また、小学校や中学校に生徒が授業をおこないに訪問したり、ショッピングモールに出向いて地域の方たちと関わる取り組みもあり、地域でつながりがあることは良い環境だと感じます。

地元就職を目指す後輩へのメッセージをお願いします。

就職して地元に戻ると、その地域を支える立場になります。そこで、どうやったら、その場所で、その地域で自分の力を発揮できるかを考えて働いてほしい。持っている力を出してほしいです。きっと、発揮できる力があるはずです。また、大学時代に、色んな場所に行って、色んな人と話して、大学以外の外の世界を経験しておくと、発揮できる力も広がると思います。

 

〜インタビュアーの感想〜

私自身中学3年生の頃から先生になりたいと思っていた時期があったため、「うわ、私も教師やってみたいな」と思いました。今日の話で一番印象的だったのは、担任をした3年生の生徒の卒業式で、名簿ではなく顔を見て名前を読み上げ、いままでやんちゃしていた生徒が「はい」と返事をする姿に感動したというエピソードです。教師という職柄、普通に生きているより多くの人と接する仕事だと思います。自分の高校時代を振り返りながらお話を聞けてよかったです。

そしてびっくりしたのは、高校の先生は地域企業への顔が広いということ。工業高校ということもあり、生徒が地元就職するのであれば、地域に根ざした高校での学びは大切だと改めて感じました。知識的な学び以外にも地域のことを多く学んで幅の広い視野ができるといいと思いました。

有嶋先生のように、日福を卒業して岐阜で頑張っている人のお話を伺うことができ、自分の今後のビジョンを考える材料になりました。

国際福祉開発学部 町野紗希衣

【卒業生訪問】子ども家庭支援センター麦の穂相談員、石田公一様

岐阜県のスクールソーシャルワーカーについて知りたいという声があったため、社会福祉学部の原さんと岐阜県中津川市にある子ども家庭支援センター「麦の穂」で相談員をされている本学の卒業生の大先輩、石田公一様にお話を伺いにいってきました。

岐阜県福祉職員として長年県内の児童相談所等で子どもたちの支援に力を注がれてきた石田様。現在は、相談員として関わる子どもたちを支えながら、東濃地域のスーパーバイザーも務めていらっしゃいます。

岐阜県の児童支援の実情や課題を、現場の声として伺うことができ、実際の仕事内容や職種連携の状況が大変よくわかりました。

「学生時代に、愛知県の施設に自ら自主実習に行き、そこで出会った子どもとの出会いが、その後、この仕事を続けていくうえで大きかった。」と、ご自身の学生時代の様子もお話しいただきました。

「憎たらしい部分も、嫌な部分もたくさんあるが、全部含めて子ども。この仕事をやめようと思ったことはない。こんなに意義のある仕事ができることがやりがい。子どものことを考え、子どもたちが少しでも活き活きとなれば、将来の可能性を少しでも広げられればいい。」石田様の言葉からは、本当に子どもが好きで、子どもたちのことを真剣に考えていらっしゃった、仕事への姿勢が感じられます。

最後に、今後、福祉の仕事をめざす学生にメッセージを頂きました。

「学生は“ガッツ”が大切。大学の実習だけでなく、自分から自主的に実習でもかばん持ちでも積極的にお願いして動いていけば、受け入れてくれるところはたくさんある。そこから得られることや学べることは本当にたくさんある。だからどんどん行動してほしいです。」

<訪問の感想>

実際の仕事について、どのような相談があって、どういうような働き方があるのか、ということはもちろんですが、それ以上に、人生の先輩から、学ぶ姿勢、人を支援する心持ちのようなものも教えていただけました。

積極的に自分から動いて、たくさんのことを吸収したい。与えられる実習の機会だけでなく、学生のうちに様々な施設をみたり、興味のある分野を突き詰めたり、ということをしなくては、という気持ちになりました。

また、どんなに大変でも、どんなに時間がかかっても、子どもはかわいい、人を支援したい、という思いが根っこにあること、それがぶれないということ、が大切だと教えていただけました。

それがずっと変わらないということが、支援していく上でとても大切なんだなと思い、自分自身もしっかりぶれない気持ちをもつこと、それを常に大切にすること、を大切にしたいです。

社会福祉学部社会福祉学科
原 
奏恵

 

今後も、「岐阜県で、こんな仕事をしている卒業生に話が聴きたい!」という希望があれば、こちらまで。

gifuinfo@ml.n-fukushi.ac.jp

【学生企画】利き酒night開催!

平成29年5月17日、有限会社舩坂酒造店「蔵Bar」で、日本酒を親しむイベント『利き酒night』が開催されました。

このイベントを企画・運営したのが、高山のまちづくりスポットでインターン中の国際福祉開発学部の町野紗希衣さん。

 

優良な地酒が多い高山で、日本酒離れをなんとかしたいと、高山にインターンシップに来ている他大学の学生2人を巻き込み開催。
新聞にも取り上げられたこともあって、定員以上の申し込みがあり、開催前から注目度の高さが伺えました。

 

高山市の古い町並みの中にある有限会社舩坂酒造店は、敷地内に、見る・買う・食べるを兼ね備えた地酒のテーマパーク。日本酒から高山を活性化させたいという有巣社長の強い思いが込められた場所。昨年、COC+の企業見学会でもお伺いした高山の優良人気スポットです。

イベントは、町野さんの司会進行の中、唎酒師でもある有巣社長から、日本酒の奥深い世界についてわかりやすく丁寧に語っていただきました。

 

参加者の方は、10種類の日本酒を飲み比べながら交流を深め、日本酒の魅力について体感するだけではなく、新たな人と人とのつながりの楽しさを感じていた様子。

新しい環境で、新しい挑戦を続けている町野さん、お疲れ様でした。

今回、イベント開催に快くご協力いただいた有巣社長ありがとうございました。
高山に行かれた際は、ぜひ舩坂酒造店に立ち寄られててはいかがでしょうか
舩坂酒造店HP

【地域訪問】高山市若林農園!

平成29年5月17日、「ワーキングホリデーin飛騨高山」受け入れ先農家の若林農園を訪問してきました。

東海キャンパスでは、10月の学園祭で、飛騨高山の野菜を利用したブースの出店を計画中!
その打ち合わせと情報収集に、高山でインターン中の町野さんと伺いました。

高山は、トマト、ほうれん草、そして宿儺カボチャと、美味しい野菜がたくさんあります。

それらの野菜をもっとたくさんの人に知ってもらうために、
学園祭で一旗あげようという計画です。

今後、東海キャンパスで打ち合わせと作戦会議を行なっていきます。

一緒に、ブースをやりたい方、ぜひこちらまでご連絡ください!
gifuinfo@ml.n-fukushi.ac.jp

 

また、飛騨高山では、夏にシェアハウスで生活しながら
農業体験を行うワーキングホリデーin飛騨高山を今年も開催します。

新しい体験をしたい方は、要チェック!

ワーキングホリデーin飛騨高山のブログ

【お知らせ】COC+通信Vol.13発行

新任Coの紹介や夏のイベントなどを掲載!

毎月1回発行しているCOC+広報誌「COC+通信」の最新号Vol.13を発行しました。

Vol.13では、ブログでも進捗を掲載している
高山で長期インターンシップに参加している学生の紹介や
4月から美浜キャンパスに着任した小西Coの紹介などを掲載しています。

お時間があるときに、是非ご覧ください。

COC+VOl.13を読む

【Uターン先輩紹介】和光会グループ三好さん、松野さん

正解がない仕事。だから変化が多くやりがいがある。

岐阜県高山市出身の三好裕美さん[21年目]と岐南町出身の松野麻衣さん[11年目]。お二人とも同じ社会福祉学部での学びを経て、現在は和光会グループで連携を取りながら働かれています。岐阜出身、同窓生だけではなく、子育てをする母親同士としても繋がり、支え合いがあるお二人にお話を伺いました。

━━現在はどんな仕事をされていますか?

三好さん|主任介護支援専門員として、施設や病院から在宅へ移られる方のコーディネートをしています。他の支援スタッフと連携をし、話し合いを重ねて、利用者の方がどうすれば安心して帰れるか、そのためにどんな支援が必要かを考えています。

松野さん|私は、老人保健施設で介護の現場に5年間携わっていました。現在は、同じ施設で支援相談員として、入所者や通所利用者の方、またそのご家族の相談を受けています。三好さんのようなケアマネジャーや、病院のスタッフと連携・調整して在宅復帰に向けたお手伝いをしています。

━━職場ではどのような役割を担っていらっしゃいますか?

松野さん|情報を共有して、関係するみなさんをつなぐ役割です。例えば、新しく利用される方の情報を病院に足を運んで確認し、受け入れる現場のスタッフと共有をします。いかに情報を共有できるかが在宅復帰に向けた目標設定には大切になってくるため、そこを意識して考えています。

三好さん|そのおかげで、松野さんは地域の医療関係者との繋がりが強いですね。私は、現職の前は介護予防などの地域活動を行ってきたので、地域との連携が得意です。私たちは、お互いに得意分野を生かし、不足部分を補いあって連携しています。

  

━━地域のお話が出ましたが、この地域の魅力はどのように感じていらっしゃいますか?

三好さん|まずは住んでいる方の温かさです。地域を回る際は自転車でうかがっていたのですが、今もその地域を自転車で移動していると「元気しとるかー」と地元の方が声をかけてくれます。自分を覚えてくれている方、自分を知ってくれている方が地域にいてくださることは、働く上で大きな支えになっています。

松野さん|同じ話題や同じ方言で気兼ねなく話ができるところは、暮らしやすく、働きやすいと感じます。また、地域の魅力というよりは職場の魅力になるのですが、職場は産休・育休取得率がほぼ100%で、子育てをしながら働ける環境があることは大きな魅力ですね。

三好さん|そこは私も同じです。でも、職場だけではない魅力だとも感じます。柳ヶ瀬地区では子どもたちが楽しめるイベントがたくさん行われており、地域全体で子どもを育てていこうという風土は、この地域の魅力ではないでしょうか。

━━どうして岐阜で働こうと思われたのですか?

松野さん|最初から岐阜で働くことしか考えていませんでした。自分が一番よく知っている生まれ育った地域で働きたいという思いをずっと持っていたので。家族のそばから離れて暮らすことも考えていなかったですね。

三好さん|私は、岐阜の福祉をよくしていきたいと想いがあるからです。

━━働くやりがいは何ですか?

三好さん|支援で関わった方が元気になっていく姿、できないことができていく姿を見ると、やっていてよかったと感じます。この仕事は看取りをすることも多く、辛さもあります。でも、最近はヘルパーさんや看護師さんなど多職種で連携し、ご本人やご家族の希望に沿って、ご自宅での看取りを行えたときは、よかったと思えるようになってきました。

松野さん|課題がたくさんあって「絶対に自宅には帰れない」と思っているご利用者ほど、大変ではあるけれど、帰れた時の喜びは大きいですね。その方が入所から在宅に移って、元気に生活していらっしゃる姿を見ると、やりがいを感じます。辛いことも多いですが、その姿に助けられますね。

三好さん|辛いことがあっても辛いで終わらせないことです。苦情を直接きつい言い方で受けたり、厳しい意見を言われたりすることも多いですが、どれだけ相手に真摯に向きあって関わっていくかで、信頼してもらえて関係も変わってきますね。

松野さん|ご家族の気持ちもわかるし、現場での経験があるので、現場で働くスタッフの気持ちもよく分かります。施設を良くしていこうと現場の士気も高めながら、みんなでどうすればいいかを考えていくことも私は楽しいです。支援の仕事は正解がないし、毎日毎日変化があって学びも多いですから。

  

最後に地元就職を目指す後輩へのメッセージをお願いします。

松野さん|福祉の仕事の幅はとても広いです。ただ、私もそうでしたが、この仕事を目指す方は、根本の想いとして「人と関わる仕事をしたい」という方が多いのではないでしょうか。その「人と関わりたい」という想いは大切にしてほしいです。

三好さん|地域で暮らす方の安心した生活を支える役割が「ふくし」にはあると思っています。そこに携わることができることは大きなやりがいではないでしょうか。分野は様々ですが、ぜひ福祉を学んだ方は、福祉の分野を目指してほしいです。

〜インタビュアーの感想〜

実際に現場で働くOBの方のお話をきくことができ、仕事に対するイメージが具体的になりました。また、どういったことを大切に働かれているのかや、仕事の魅力、岐阜という地域で働くという魅力を感じることができ、改めて地元で働きたいという思いが強くなりました。長く働きたいという思いがあるので、子育て環境が整っていることや理解があることなど、女性も働きやすい職場が岐阜には多いこともわかりました。地元に貢献できるように、地域を支える一員として将来活躍していきたいです。

社会福祉学部社会福祉学科 中井綾子

岐阜県は女性が働きやすい環境が整っていることを知りました。和光会様でも施設内に託児所があり、子育てをしながら仕事をすることができ、女性の方が育児と仕事を両立することができるうえに、施設職員の方の育児に対しての理解が深いことがわかりました。そのため、福祉職は身体的・精神的負担が大きく、職を離れてしまう方が多い中でも、職員同士が同じ悩みを相談できることで、負担が軽減されていってるのではないかと感じました。これからまた、岐阜県の魅力を見つけたいと思います。

社会福祉学部社会福祉学科 早坂美乃莉