ふくしま子どもリフレッシュサマー体験ツアー2014

2012年夏からはじめた福島大学災害ボランティアセンターと本学災害ボラセンとが共同して取り組む「ふくしま子どもリフレッシュサマーキャンプ」は、今年で3回目となりました。2014年度は「サマー体験ツアー」として、8月20日(水)~22日(金)に、名古屋城、南知多で海水浴とバーベキュー、常滑散歩道・めんたいパーク、名古屋港水族館など、子どもたちの体験プログラムが実施されました。
20日の夕方に、例年の「レシーア南知多」で福祉大の災害ボラセンの学生がお出迎えし、山海の海岸にてビーチハイクを演出しました。21日は内海にて地引網、海水浴とスイカ割りを行いました。例年より子どもが10人少ないこともあったせいか、ややおとなしめの感じでした。
地引網スイカ割り
 
 
 
 
 
 
それでも、夜になって美浜町・小野浦バーベキュー場に到着後は、慣れてきたため、こどもたちは「おにごっこ」や「かくれんぼ」などで遊ぶようになりました。例年、せっかく地引網でとった魚をホテルで調理してもらっても、子どもたちは余り食べませんでした。そこで今年は、子どもたちにアルミホイールでバターと醤油を加えた魚の切り身を包ませ焼くと、とてもよく食べてくれました。鈴木典夫先生のねらいがみごとに「的中」しました。
 
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22日は常滑散歩道を歩き陶芸体験、そして名古屋港水族館見学で、名古屋港にて子どもたちと福祉大生はお別れでした。毎年のこととはいえ、船から叫びあう子どもたちと学生の姿には泣かされます。
 
おわかれさようなら
 
 
 
 
 
 
今年が3年目としてひとつの「区切り」を迎えますが、福島大学と日本福祉大学との協働・交流は今後も形を変えて継続されることでしょう。
南知多の地域の方々の暖かいご支援に改めて御礼を申し上げます。

(5月22日) 春の安全の日が開催されました

  522()、春の安全の日が開催されました。
安全の日は主に新入生を対象に開催され、防災・防犯の面に主眼を置いて美浜キャンパス周辺を歩きました。
フィールドワークから帰った後は炊き出しでポトフ、かんぱんを使ったピザ、同様にかんぱんを使ったティラミスが振る舞われました。
今回の炊き出しでは「賞味期限の迫ったかんぱんをいかにおいしく食べるか」ということに着目しました。
グループワークでは一年生が積極的にワークに取り組んでいて、それぞれが今回のフィールドワークで、気づきを得られたように感じられました。
また、奥田地区の区長さんや家主組合の方々が多数参加してくださり、私たちもたくさんのことを学ぶことができました。
今回の行事をきっかけに、防災・防犯についてしっかりと意識を高めることができたように思えます。(さいとう)
 
 
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(5月18日)知多地域同窓会主催市民公開講座にて発表しました

 
5月18日(日)、コミセン3階で行われた知多地域同窓会による一般公開講座で、私たちの活動紹介をさせていただきました。被災地で学んだことを伝える、「被災地を忘れないで」という思いを伝えるという目的で話をしました。萩の花プロジェクト・いわてGINGA-NETプロジェクト・ふくしま子どもリフレッシュキャンプ、そして地域の減災活動の紹介と共に、一人一人、活動で撮った思い出の写真についても話しました。当日は約30人の同窓生。一般市民の方が足を運んでくださいました。終わった後には、「もっと活動を知りたい」、「応援したい」と言ってくださる方もいました。

今回、お話しさせていただいて、知多地域にはボラセンの活動をする上で、強い味方になってくれる方が多くいると実感しました。講演会終了後には、昼食を囲みながら懇談をおこないました。これからは、OB・OGの方と共に、被災地で学んだことを活かし、災害に強い地域・大学を作っていきたいです。(みき)
 
 
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3.11忘れないキャンペーンを展開しました。

震災から3年を経て、私たち災害ボランティアセンターでは、これまでの活動を見つめ、想いをたどり、被災地の現状、人々の暮らしを、多くの皆さんと分かち合うために、「3.11を忘れない」というキャンペーンを展開してきました。3月11日には、美浜キャンパスと石巻の開成団地内で活動中の学生スタッフが、それぞれの場所で、これまでおこなってきた被災地支援活動を振り返り、これからの復興支援について共に考えました。卒業式と入学式の日には募金活動を実施し、在学生オリエンテーション期間の3月29日には、炊き出しとして振る舞いをおこないました。また、新入生オリエンテーションでは、新たに迎えた新1年生に対して、活動参加の呼びかけをおこない60名を超える新入生がボランティア登録をしました。キャンペーンの総まとめとして、4月24日に、「3年を振り返る~今、私たちが想うこと~」と題して、学内で報告会を開催しました。ボランティア登録をした1年生を交え、これまで被災地支援活動をおこなってきた学生スタッフが、印象に残る活動中の写真を紹介しながら、自分たちの言葉で想いと今後に向けたメッセージを語りました。災害ボランティアセンターは、本学教職員による寄付を中心にして、学生達が主体的に活動を展開しています。今後とも、ご支援の程、お願い致します。
 
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(3月29日)キャンパスプラザで炊き出しを行いました。

 3.11を忘れないキャンペーンの一環として、災害ボランティアセンターの活動PRと災害時の意識を啓蒙していくことをねらいとして、在学生オリエンテーション2日目の3月29日にキャンパスプラザで炊き出しをおこないました。
今回の炊き出しメニューは具だくさんコンソメスープ。当日は、学生、教職員約95名に振る舞いをおこないました。思わぬ炊き出しに最初は、遠巻きに見ていた人たちも、段々と列に並び、「災害ボランティアセンターですか?野菜がいっぱいとれて、とても温まりました」などの声がありました。災害ボランティアセンターは、新年度に向け、また気持ちを新たに、被災地支援、減災活動を発信していきます!
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いわてGINGA-NETプロジェクト 春銀河2014

夏休みに続いて、2名の学生スタッフが3月19日(水)~3月24日(月)
にかけてプロジェクトに参加してきました。
 (3月19日)
今日は釜石と大槌の沿岸の視察に行きました。岩手の沿岸ではトラックや重機とたくさんすれ違いいたるところで工事をしていました。そして今日大槌町のきらり復興商店街へ行ってきました。そこではTSUTAYAやほっかほっか亭などのチェーン店も商店街の中に入っていて驚きました。もうひとつ驚いたことがその商店街には美容院が四つか五つくらいありなんでだろうな~??と思いました。
(3月20日)
城山公園に行き高いところから視察を行いました。昨日は平面からでしたが今日は高いところからの視察だったので広い視野で見ることができました。今日は商品開発の打ち合わせを三陸産業復興支援の活動をしている高橋辰昇さん、通称『たつさん』ときらり興商店街でランチをしながらしました。打ち合わせでは新しいものをつくるのではなく、地元に元々あるものをいかに工夫して売れるようにしよう!ということになりました。
(3月21日)
今日は活動が中止となったので拠点と拠点付近の雪かきを行いました。 4チームに別れて30分ローテーションで行いました。僕は雪かきをしたことがなく、どんな感じかな?と思いながら雪をかいていました。実際は10分くらいで腰が痛くなり雪かきをしているひとはとんでもないなーと思いました。今回僕たちは拠点を雪かきしていましたが、地域の方に雪かきをしましょうか~?と聞いたりして地域の方とお話をしたり顔見知りの関係をつくっておくことによってもしもの時につながるのかな、と思いました。お昼ご飯は買い出しに行くことができなかったので拠点にあったものを使ってカレーを作りました。みんなで和気あいあいとしながら食べることができました。
(3月22日)
昨日は、外にいくことができなかったので、今日の晴れ、活動できる今日一日を大切にして、頑張っていきます!!しかし、みんなで雪かきをしたり、炊き出しをしたり、緊急時にどのように対応すればよいのか、学びになりました!
(3月23日)
昨日は、午前は、大槌きらり福幸商店街に行き、観点をしぼり、生産者へのインタビューやどのような思いがあり、お店を出しているのか、商品にはどのような思いがあるのかなどをシフォンケーキのお店のお母さんから、たくさんの話しを聞きました。午後は、みんなで考えた商品のポップをつくるためにお土産などの商品をシープラザで買い、試食をしました(^O^)どれも美味しかったですが、まだたくさんの人たちに手がまわればよいのか、食べて感触や味や匂いなど五感で商品がどのような感じなのかを確かめてみました!夜には、話し合い、それぞれのポップをつくり、代表がプレゼンをするための流れやまとめをしました^ ^みんなのそれぞれの思いがあり、みんなのありのままに感じたことや考えたことなどを届けていき、想いをぶつけていきたいです!
みんなの想いをカタチにしていきたいです!1期の想いを引き継ぎ、届けていきたいです(^O^)/
(3月24日)
今日は前々から活動報告していた通りに商品開発のプレゼンをおこなってきました。  プレゼン内容はひとてまプラスして何かいいものを!という内容で発表してきました。見た目が良くて味もいいのになんで売れないの??と疑問を持ち、生産者の思いや美味しさなどをポップなどにかいて目につくようにしたり、パッケージをインパクトのあるものにしてひと目につくようにするなどのひとてまをみんなで考えました。復興商店街やお店に売っているものを売ることによってお店にお金が入ったりお店の人の元気がでるんじゃないかな~??とおもいながらこの活動をしています。しかし、今回の活動で僕たちは一旦岩手から離れてしまうのて直接していくことはできません。なので、岩手県内でできることと県外でできることを分けてこれからは動いていきたいなぁーと思っています。
まだまだこの5日間で感じたこと思ったことをまとめきれてないので帰ったらまた報告書をつくったりしてまとめていきたいと思います。
以上
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(3.15)新たな門出へ

本日、3月15日は学位記授与式がおこなわれ、本センターの学生スタッフ4名が卒業を迎えました。震災からの3年間、支援活動を通して教室だけでは学べない様々なことを感じながら、それぞれが新たな門出を迎えました。また本日は、式が始まる前に、在学生スタッフが募金活動をおこない、3.11を忘れないキャンペーンを繰り広げました。
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萩の花プロジェクト 石巻開成団地3月11日の報告

「3.11 集いの場」を開催しました。

東日本大震災から3年を迎えた今日3月11日、災害ボランティアセンターでは「3.11を忘れないキャンペーン」の1つとして、本センターを開放し、 「3.11 集いの場」を行いました。14時46分には、1分間の黙とうを捧げ、被災地の真の復興を願いつつ、これまでの本センターによる3年間歩みを参加者間で共有しました。これから2014年度に向け、情報発信を高めながら、さらなる活動を計画していきます。

(3/5~12)萩の花プロジェクト石巻開成団地~3.11を忘れない~展開中です。