寒くなってきましたね。
日々の、また一日の中でも温度変化が大きいですね。
1年生の教室では、ちょうどいい感じの温度、を目指してエアコンの微調節をしながら過ごしています。

さて、本校の特色の一つである『学内実習』。
目下、進行中です。
9月からスタートした『構音障害』の実習は無事に修了し、今は『言語発達障害』の実習に取り組んでいます。

『学内実習』とは、当事者の方に来校していただき、評価から訓練まで、学内で教員の指導を受けながら、言語リハビリの一連の流れについて実際に経験しながら学ぶものです。

写真は構音障害の演習中の1コマです。

↑ 発音改善のためのドリルを作成し、それを音読していただいている場面です。発音に必要な舌やのどの動きを座学で理解してきたので、ばっちりな指導方法を選べています。

↑ 麻痺した顔面の運動を促進する手技にトライする緊張感・・・
にもかかわらず、対象者の方(写真は教員)の努力や気分を支え、よい運動を引き出せるような、明るくて適切な声かけができています。

1年生、奮闘中です。

皆さん、こんにちは。
朝晩には涼しい風が吹き始め、いよいよ秋本番ですね。

さて、昨日1年生が「AAC体験」をしました。


AACとは何のことでしょうか?
AACとは、Augmentative & Alternative Communicationの略で「拡大代替コミュニケーション」。

コミュニケーション上の困難がある人が、スムーズなより充実したコミュニケーションを可能にするために使う、さまざまな道具や手段のことです。

AAC機器はさまざまなものがありますが、多くの機器や最新の機器に触れながら学習する経験はめったにできません。
ご協力くださっているのはパシフィックサプライ株式会社様。


↓透明文字盤です。目線を合わせて、一文字ずつ読み取っていきます。練習が必要。コツも必要。

←自動で進むカーソル。タイミングに合わせてスイッチを押すと、「何か」できます。今回はカメラのシャッター。


対象となる方の「できる」を活かし、「伝えたい」という気持ちや意欲を育てる関わりや、柔軟な発想でコミュニケーションを支えていくことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

こんにちは
蒸し暑い雨天続きですが、前期の講義はラストスパートの時期を迎えています。

2年生は臨床実習がいよいよ9月から始まります。
お世話になる指導者の先生方を学校にお招きして、またオンラインでご参加賜って、実習指導者懇談会が開催されました。

 ↑ オンライン上で指導者の先生と面談している様子です

指導者の先生との個別面談タイムでは、とくに習熟度を高めておくことが望まれる検査法や、重点的に勉強しておくべき領域をはじめとして、一日のスケジュールや昼食の準備の仕方、などなど、詳細に確認させていただくことができました。実習施設の指導者の先生方には、ご多用中、丁寧に温かくご指導いただけることに心から感謝しております。

面談後は、安心&気合が入ってきた様子の2年生です。

第26回言語聴覚士国家試験、本校の2023年度卒業生の合格率は100%でした!!


先日の卒業生は、4月1日に入職式を終え、それぞれの勤務先で言語聴覚士としてのキャリアをスタートさせています。自分を生かして活躍してほしいと願っています。

本日4月2日、今年度の入学式が執り行われました。
言語聴覚士科では16期生を迎えました。 新入生の皆さんはいろいろな想いをもって入学されたと思います。目標に向け、これからの2年間、がんばっていきましょう。


本校にほど近い鶴舞公園は桜の名所です。


今日の日に合わせたかのように一気に華やかに咲いています。

みなさん こんにちは
本日3月15日に令和5年度卒業式が執り行われました。
14期生が2年間の全課程を修めて、卒業証書を受け取りました。


入学当初はたくさんの教科書に驚き、授業の進度にちょっと震えたこともあったそうです。それでもクラスメイトと励ましあいながら、課題もテストも学内実習もやり遂げ、最後には笑顔満開で今日の日を迎えられました。下級生へのメッセージとして「まあ、なんとかなりますよ」「楽しんでね」とか「余裕っす(?!)」などとエールをおくってくれる卒業生の皆さんをすごく頼もしく思います。
4月から言語聴覚士としてそれぞれが選んだ場所で、ご活躍されることを祈っています。

みなさんこんにちは
先週、令和5年度臨床実習報告会が開催されました。

2年生は9月から臨床実習として、病院や発達センターなどにおいて現場の知識や技術を習得します。
報告会は経験させていただいた症例について、評価や訓練の経過をまとめて発表し、質疑応答を行うというもので、言語聴覚士科2年間の集大成というべきものです。

緊張しながらも力強い表現で発表する2年生。
実習を通して、多くを学び、経験を積んできたことが伝わってきました。

1年生が積極的な態度で質問をする姿もありました。来年は皆さんの番ですね。

教員からの講評の後、実習先でご指導いただいた言語聴覚士の先生、ご協力くださった対象者様、関わってくださった全ての方に感謝をしながら、おひらきとなりました。

お互いの健闘を称え、次なる目標である国試合格に向けて「これからの2か月間がんばるぞ」と誓った2年生(と発破をかける教員たち)です。

寒さも本格的になってきました。
後期も大詰めです。
「授業や演習のまとめ」とか「テスト範囲」や「レポート課題」といった学期末お約束のワードが飛び交う時期です。
今年はそれに「打ち上げ会予約!」なんてことばも混じって聞こえてきています。

1年生は「嚥下障害Ⅰ」で、飲料にとろみをつける体験をしました。
液体はさらさらしているので口の中やのどを流れる速度が速く、また、のどの中でばらばらに飛び散るような動きをするため、機能の低下した方ではスムーズな飲み込みができずに、誤嚥しやすいのです。そこで、液体の「さらさら」「さーっ」とした感じから、とろっとしてまとまり、かつ口やのどでの動き(移動速度)をゆっくりにかえる「とろみ剤(増粘剤)」の出番です。
 授業では持ち寄った飲み物や液状食品に様々な濃度でとろみをつけて、味わいやのど越しを比べてみました。お茶や水、スポーツドリンク、コーヒーやバナナオレ、お味噌汁やコーンポタージュ、野菜ジュースや青汁、ピスタチオラテもありまして…。さて、どうなることでしょう。

上手にとろみをつけるにはコツがあります。しっかりと計量して、手早く混ぜます。
飲料によってはとろみの付きにくいものもありました。
お味は?

 
 コーンポタージュ、カルピスや野菜ジュースは、ギャップもなく、味わいも「いける!」。一方で風味が弱くなってしまったり、本来ののど越し感や爽快感がなくなると飲みにくくなる飲料もあり、「あ~↓↓、これは・・・ちょっときびしいな」という感想も聞かれました。初めてのとろみ飲料体験に驚いたこともあったでしょう。

 こちらはノンアルコールビール のとろみづけに挑戦しています( ↓) 。ザっとのどを通りゆくビールっぽさは減少し、泡が増えています。でもとろみがなくてもあっても、好きなものは好きなのですね。「泡も美味しい☆」って。共感します。

こんにちは

朝晩の涼しさに秋の深まりを感じますね。

1年生は、株式会社パシフィックサプライ様を講師としてお招きし、様々なAACの機器を体験をしました。

ところで、AACとは何のことでしょうか?
AACとは、『Augmentative & Alternative Communication』の略で『拡大代替コミュニケーション』と訳されています。
個人が日常のコミュニケーション上の困難を解決するために使う、一連の道具や手段の事を意味しています。

↑スイッチを押すと録音しておいたメッセージが再生される機器です。なにやら楽しいメッセージを録音してみています。

対象者の方には必要とするメッセージがそれぞれにあります。言語聴覚士はそれを選択して入力し、コミュニケーションの中で使用する訓練や調整を行っていきます。

↑その方の機能にあわせてスイッチもいろいろあります。赤いのは、一つだけのスイッチを、手のひらの大きな動きなどで押す『ビッグマック』です。

対象となる方の「伝えたい」という気持ちや意欲を育てる関わりや、柔軟な発想でコミュニケーションを支えていくことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。


10月7日(土)、8日(日)に大府市のあいち健康プラザで、こどもの福祉機器展~チャレンジドフェア~が開催されました。


障害を持つお子さんにとって快適で、家族や支援者が使いやすい福祉機器を全国から集めた展示会です。


車椅子や座位保持装置、声を出したり話したりすることに障害のあるお子さんのためのコミュニケーション機器、手や口まわりの動きにくさを持つお子さんの食事をサポートする器具(今年はパンフのみ)が展示されています。

実際に機器を試すことはもちろん、メーカ―やリハビリテーション専門職に相談したり、アドバイスも受けられます。

愛知県のリハビリテーション三団体(理学療法士会、作業療法士会、言語聴覚士会)が共同で運営している公益事業です。


本校学科長の大岡がスタッフとして参加しています。また、多くの本校卒業生が運営に携わっています。

本校の前身である名古屋文化学園医療福祉専門学校16期生の東俣先生。愛知県言語聴覚士会の理事もお務めです。

中央福祉専門学校12期生の白﨑先生。臨床2年目、にこにこ笑顔。

お子さんの発話をサポートするコミュニケーション機器について、ご家族からの相談に応じる本校言語聴覚士科 学科長の大岡先生。

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