こんにちは
先週に引き続き、1年生の教室の様子をレポートします。
『成人聴覚障害』の授業で、純音聴力検査について実習しています。
純音聴力検査をご存知ですか?きっと、皆さん、これまでに何度も検査を受けていると思いますよ。
学校や職場の健診で、静かなお部屋に入れられて、ヘッドホンつけて、
「『ピー』の音が聞こえてるあいだ、手元のボタンを押していてくださいね~」といわれてやる、あれです。
聴力検査にはほかにもたくさんの種類がありますが、まずは一番スタンダードな純音聴力検査から実技練習が始まります。聴力の全体像をとらえるために大切な検査で、健診よりも、もっともっと詳細にデータをとり、記録していきます。実際に聴覚障害の対象児者の方に実施することも想定しながら、方法やコツを理解・体得していきます。
防音室という遮音性の高い部屋で練習しています。真剣に取り組む3人を、なぜか道着のクマ(この子の耳には補聴器がついているんですよ) が見守っています。
5月とは思えないほど暑い日があったり、ときにはまだ肌寒く感じたりと、体調管理の難しい時季ですね。いかがお過ごしですか。
4月に入学した1年生は、座学に加え、種々の実技演習も始まりました。
「忙しい~」「難しい~」とうなることがありながらも、着実に学びを進めていっています。
専門科目の一つ、『言語発達障害学』では4月からお子さんのことばの獲得の過程やその障害について学習をすすめてきました。この日は検査の進め方について、講義を受け、検査用具の実物に触れたり、検査用紙の記入の仕方を熱心に学んでいました。
指示の出し方、計時のタイミング、検査用具の提示法のポイント、など専門的な内容を確認しながらも、「ストップウォッチの使い方ってどんなんだっけ?」とか「結構難しいなあ・・・」、「見られながら(検査される役を)やるのは緊張するよね~」などの声もあちらこちらで聞かれ、和やかな授業風景でした。1年生の皆さん、がんばってます!
みなさん、こんにちは。
本日、入学式が行われました。
言語聴覚士科では 15期生 を迎えることができました。
桜の写真は、先週、学校の最寄り駅である鶴舞駅のロータリーの桜が満開の時に撮影しておいたものです。
入学生の皆さんのこれからの2年間が充実したものになりますように!
先日、発表があった言語聴覚士国家試験は、本校は合格率100%!!
教員室では介護福祉士科の100%とダブルのケーキでお祝いを致しました。
これは日本福祉大学の理事長先生がご用意くださったものです。
ありがとう、理事長先生!!
みなさん こんにちは
本日3月17日(金)に令和4年度卒業式が執り行われました。
13期生が2年間の修行を終えて、もとい、全課程を修業されて、卒業証書を受け取りました。
2年間、たいへんなこともあったと思いますが、やり遂げましたね。
晴れやかな笑顔で次のステージへ向かおうとする卒業生の姿に、たくましさを感じ、教員一同とてもうれしく思っています。
卒業おめでとう!
今後、自分らしく元気で活躍してね、とエールを送ります!
こんにちは
言語聴覚士国家試験は明日がいよいよ本番です。
今日、教員室に飾られているのは ネコヤナギ です。
花言葉は『努力が報われる』。
教員室の神社とともにお守り代わりにアップロードします。
皆、無事に受験できますように。
その力を全部発揮できますように。
今まで積み重ねてきた努力を信じて、さあ、いってらっしゃい!
国家試験直前です。
今週末に行われる第25回言語聴覚士国家試験に向けて、受験生は最後の追い込み中です。
教員は神頼みに行ってまいりました。
名古屋の合格神社といえば、こちら。
上野天満宮です。
境内には咲き始めの梅。
花言葉は「不屈の精神」。
がんばれ!
皆さん、こんにちは。
本校では1年生は春休み前の1週間、初めての臨床実習に行きます。
病院やクリニックなど現場で働く言語聴覚士の先生方のもと、現場における「見学実習」です。言語聴覚士の役割を理解することや、いよいよ臨床実践的にもなる2年次の学習に活かすことなどが目的です。
この日はそのための事前のガイダンスが行われました。
はじめての学外の実習ということもあって、どの学生も緊張の面持ちでした。
これまで学んできたことを確かめながら、さらに多くを考えることのできる実りある実習にしてきてほしいと思います。1年生の皆さん、元気でいってらっしゃい!
また、同日、全校で避難訓練も行われました。
就職すれば、自分の身を守るだけでなく、病院職員として、患者様の避難誘導をしなくてはいけません。
備えあれば憂いなし。
イメージをもってしっかり訓練しておくことは大切ですね。
すっかり本格的な冬です。
学校では後期の授業が最終週となりました。
1年生は嚥下障害の授業で飲料にとろみをつける体験をしました。
飲料の液体は口の中やのどを流れる速度が速く、のどでばらばらに飛び散るような動きをするため、機能の低下した方では、むせたりしてスムーズな飲み込みができずに、誤嚥もしやすくなるのです。
そこで、液体の「さらさら」「さーっ」とした感じから、とろっとしてまとまり、口やのどでの動きをゆっくりにかえる「とろみ剤(増粘剤)」の出番です。
今日の体験では、さまざまな飲料に、様々な濃度でとろみをつけてみて、その後、味わいやのど越しも比べてみました。
「レモネード」「キャラメルラテ」「ほうじ茶」「炭酸飲料」「紅茶」「オレンジジュース」などを「とろっ」とさせたり、「どろり」とさせたりして飲み込んでみます。
「とろみの付きやすさに差がある」「時間経過で状態が変化する」「美味しい!」「味が変わってキビシイ‥」「障害で嚥下反射が遅くなってもこれなら対応できそう」など、いろいろ気づいたことがありましたね。
また特別に上手に(?)できたとろみ水を今日が誕生日のクラスメイトに捧げる、など、まことに賑やかに取り組んだ1年生なのでした。
みなさんこんにちは
今日、令和4年度 臨床実習報告会が開催されました。
これは、言語聴覚士科2年間の集大成というべき会です。
2年生の秋口から始まる臨床実習では、病院や発達センターなどの施設において現場の知識や技術を習得します。
この発表会はそこで経験させていただいた症例について、評価、訓練の経過をまとめ、発表し、質疑応答を行うというものです。
実習を通して、多くの知識と技術、経験を身につけてきたことが伝わってきました。拍手!!
実習先でご指導いただいた言語聴覚士の先生、ご協力くださった対象者様、関わってくださった全ての方に感謝いたします。ありがとうございました。
1年生も参加し、積極的な態度で質問をする姿がありました。↓
会の終了後は、お互いの健闘を称え、国試合格に向けた「これからの2か月間がんばるぞ」と誓いあう2年生(と発破をかける教員たち)なのでした。
みなさん こんにちは
いよいよ本格的な冬到来ですね。ここ名古屋も徐々に朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
1年生はただいま「言語発達領域」の演習をがんばっています。学内演習は1年生後期のスタートと同時に始まり、2年生前期終了時までに4領域を順に進めていきます。今はその2領域目です。
学内演習では対象となるお子さんに来校してもらい、言語発達の検査や訓練の実習をします。
その子の発達段階や興味に合わせて、作成したり、選択した教材を使います。事前にやり方を練習したうえで、さあ、本番!
緊張しながらも、いい表情・やわらかい雰囲気を心がけて、お子さんの反応を促していきます。
隣で教員が実施方法や記録の取り方を指導しています。
今日の2回目の実習について、担当教員からのコメントは「度胸もついてきて、いい感じ!」とのことでした。
1年生の皆さん、引き続きがんばってくださいね。