先週の土曜日の夕方、学内には「お久しぶりです」と笑顔の卒業生の姿が!また、会議室の遠隔会議システムの画面越しに、少しだけ懐かしい卒業生の皆さんのお顔!
 卒後1・2年目の卒業生が参加する卒後研修会の、今年度第3回目の開催でした。


 言語聴覚士の職場は医療機関、保健・福祉機関、教育機関と多岐にわたります。卒業生はそれぞれが専門性を発揮して、様々な領域の職場で活躍しています。

 卒後研修会は年4~5回程度、「発達領域」「失語・高次脳機能領域」「構音・嚥下領域」「聴覚領域」など領域ごとに、それぞれの職場で経験している症例を報告し、参加者同士で検討したり、教員がコメントや助言を加える形で行っています。
 卒後一年目、学校の授業で理解した内容程度では太刀打ちできない難しいケースにも専門職として、精一杯の支援を考え、実践している皆さんに、また情報交換と検討を通してより深い理解と充実した支援を、と研修に参加された皆さんにたくましさと、まぶしいものを感じました。

 在学中はハードなスケジュールの中で励ましあってともに学ぶ仲間として、卒後は離れていても、お互いの存在が力になるようなちょっと不思議な関係を築いていけると思います。学生生活を通して、皆さんによい出会いがあると、私たち教員はうれしいです。

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