暑い毎日ですね。
期末試験を残して、前期の講義は終わっていますが、学校には自主勉強、テスト勉強をしている1年生、2年生がちらほら。
あれ、ここにも? じゃあ、けっこうな人数、来てるんだね~
1階のエントランスホールに張り出された研究発表。
タイトルを見てみると‥‥
「『行けたら行く』の使い方」?「飲食店で料理が出てくるのをどれくらい待てる」?「辛いものが好きな人はお酒好き」?「猫好きは内向的」?「夏生まれは寒がり」?



これは、言語聴覚士科の2年生、「心理測定法」の演習の成果をまとめたものです。
「心理測定法」の講義では、目には見えない人の「心」の働きを、客観的に数量化する方法を学ぶとともに、統計学の理論に基づいて分析するスキルを学びます。
その集大成として、チームでテーマを決め、仮説を立て、アンケート調査を行い、統計的な処理を経て、最終的な結論を導き出します。それを発表用スライドを作成して、発表します。


回収したアンケート結果を眺めてみて、直感的に差があると思えても、本当にそうでしょうか。
種々の検定を行って有意差(統計学的に意味のある差)が出て初めて、その仮説が正しかったのかどうかが知れるのです。
猫好きは内向的とはいえず、夏生まれは寒がりとは言えない ということなどなどが明らかになりました。
この演習はそう、研究です! 学会発表の練習でもあります
チーム名にもセンスが光ります☆