こんにちは

朝晩の涼しさと、昼間にまだまだ残る暑さの差!!
お元気でお過ごしですか?

1年生は、株式会社パシフィックサプライから講師をお招きし、AAC体験をしました。

AACとは『Augmentative & Alternative Communication』の略で『拡大代替コミュニケーション』のこと。
コミュニケーションに困難がある人(お子さんも含みます)が、スムーズでより充実したコミュニケーションを可能にするために使う、さまざまな道具や手段のことです。

コミュニケーションを助ける機器にはさまざまなものがありますが、多くの機器や最新の機器に触れながら学習する経験はめったにできません。意義をよく理解した1年生の皆さんは、隣の教室に「今日はごめんやで」と、教員が詫びをいれに行くほどに盛り上がって学びました。

↑メッセージを録音しておくと、1つ~複数のスイッチを押すと再生します。

外食店で使用することを想定して「ハンバーグください」「デミグラスソースでお願いします」「PayPayで支払います」。・・・とか、聞こえてきます。

 ↑ 頬骨あたりに設置して、わずかな動きでセンサーが感知する『ポイントタッチスイッチ』。

 ↑透明文字盤。文字盤越しの相手と目線を合ったところが伝えたい一文字。微妙に動かしながら一文字ずつ読み取っていきます。コツが必要です。「にくまんたべたい」。通じたときはうれしい!

↑スイッチを押すと動く玩具。とことこ歩いてしっぽを振ってわんわん。指をあむっと噛んでくれてかわいい☆ 機器を使おうとする幼児に「スイッチを押せば、世界が動く」を感じてもらえそうな工夫です。


対象となる方の「伝えたい」という気持ちや意欲を育てる関わりや、柔軟な発想でコミュニケーションを支えていくことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

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