こんにちわ。言語聴覚士科専任教員の谷内です。

去る106日、7日に東京(市ヶ谷)で行われた、

56回日本音声言語医学会学術講演会に参加してきました。

「音声言語医学の魅力 再発見」というテーマが掲げられており、

音声障害はもちろんのこと吃音、嚥下障害、発達障害といった、

幅広い分野での発表と意見交換が行われていました。

今回は私も参加だけでなく、

昨年度に修士論文にした高機能広汎性発達障害者のプロソディーについて、

内容の一部を発表させていただきました。

普段、授業で話すのとは違った雰囲気のため緊張してしまいましたが、

第一線でご活躍の言語聴覚士の先生方に質問していただけたのはよい経験となりました。

学会に参加をすると、多くの新しい情報を得るとともに、

様々な刺激を受けて臨床や研究への意識が高まるのを感じます。

「言語聴覚療法の魅力」も再発見できたかな、と感じた2日間でした。

10月のはじめ、日本福祉大学中央福祉専門学校の卒業生、1期生の初の卒後研修会が開催されました!

卒後研修会では、卒業生の先生方が、職場で経験した難しい症例について相談したり、
自分の行っている臨床技法をみなでディスカッションしたり、教員のレクチャーを受けたりします。
もちろん、その症例についてまとめた資料も作成しますので、症例報告の練習の場でもあります。

卒後研修会は、前身の名古屋文化学園医療福祉専門学校の先輩方が12年前に立ち上げたものです。卒業生全体の知識やスキルの研鑽に役立てようと、勉強会だけでなく、著名な講師をお招きして講演を拝聴する会を主催するなど、有意義な活動をしてきましたが、日本福祉大学中央福祉専門学校への事業継承に伴って活動終了となりました。

そして今回、日本福祉大学中央福祉専門学校の初の卒業生誕生を機に活動開始。
就職して半年あまり。試験採用期間が終了して暫く経てば、お休みの都合も付けやすく、
集まりやすいだろうと後期からのスタートです。
“365日リハ”(土曜日や日曜日を休日とするのでなく、365日いつでもリハビリを行う体勢のこと)を
導入している病院が増えている中でも、10名ほどの参加がありました。
たった半年あまり顔を見ないうちに、随分とたくましくなって、帰ってきてくれました!

9月10日、日本福祉大学中央福祉専門学校の同窓会が行われました。
学術的な発表の場あり、立食での懇親会ありと、ほのぼのとした中にも充実した内容の会でした。
言語聴覚士科は、まだ1期生が卒業したのみですが、介護福祉士科や社会福祉士科は20期以上の歴史を誇っています。
3科合同の同窓会ですから、言語聴覚士科は他科に比べますと、ほんの数名ですが、元気な顔を見せてくれました。
言語聴覚士科科長の大岡先生から、「在学中、修行のように頑張ったから、言語聴覚士としての今がある。これからもしっかり一緒に勉強しましょう」と激励の言葉が贈られていました。会場に来られなかったみなさんも、みんな一緒に元気でがんばりましょうね!

本日は前期試験の再試験の最終日です。万が一、この再試験に不合格ですと、2年間での卒業が遠のきますので、皆さんエレベーターホール前で最後の猛勉強です。再試験が終了しますと、夏もおしまい。後期が本格的に開始となります。

専門学校は大学とは違い、一般的に非常にタイトなスケジュールです。短い期間で、就職後の即戦力となることが求められるためです。ですから夏休みも少々短め。前期試験の終了とともに休みに入り、3週間程度のお休みの後に、再試験週間がやってきます。再試験のない学生さんは夏休みが少々長い、ということになる訳です。
その夏休みの初日、前期試験が終了したその翌日のこと、日本福祉大学中央福祉専門学校の夏の恒例、「福祉健康祭り」が行われ、言語聴覚士科の1年生も、しっかり参加しました。
「福祉健康祭り」は学生さんが主体となって運営します。外部から、カレーや木工作品、焼きたてパンなどを販売に来てくださる、作業所や施設の方たちのお手伝いをしたり、会場のBGMを考えたり、役割はいろいろ。

当日は、ご近所の皆さんや学生さんのお友達やご家族が遊びに来てくれるとあって、学科ごとの出し物も楽しいものが用意されていました。
にぎやかな講堂。
カレーやフランクフルト販売のお手伝い。

言語聴覚士科ブースは、神経心理学検査を使ってうっかり度チェックなど。

教員も浴衣で参加。

外では餅つき大会。お餅はただでいただけます。

そして、午後からはオープンキャンパスです。いつもとは少し違った説明会となりました。在校生と語ろうコーナーでは、1年生さんもお手伝いしてくれます。勉強中心の学校生活の中、でも楽しい夏の思い出です。

1年生は9月に入るとすぐに体験学習が始まり老人保健施設や幼稚園に出かけていきます。それが済みますと、初の学内演習が始まります。2年生はいよいよ学外臨床実習。病院に通う日々が迫ってきました。
廊下で最後の追い込み勉強をするのも今日で終了です。
演習や実習に備えて、検査手続きの練習をする人、基礎知識の確認作業をする人などなど、それぞれが、後期始動に向けての準備を開始しています。

皆様
次回の研究会のお知らせです。9月3日(土)15:00~ 場所:中央福祉専門学校 6F 基礎実習室
1.谷内  高機能広汎性発達障害における発話のプロソディー特徴について
第56回日本音声言語医学会総会・学術講演会 予演
2.大岡  幼児期の音韻認識及び視知覚認知発達の程度と就学後の書字成績との関連に関する縦断的検討
第106 回日本小児精神神経学会 予演
その他症例検討などのご希望がありましたらお知らせください。またお知り合いの方で参加ご希望の方がありましたらお誘いあわせの上ご参加ください。本校卒業生でなくても大歓迎です。参加費無料です。


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日本福祉大学中央福祉専門学校
言語聴覚士科 学科長  大岡 治恵
〒460-0012 名古屋市中区千代田3-27-11
℡:052-339-0200 FAX:052-339-0201
E-mail:<ohoka@n-fukushi.ac.jp>
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8月の第1週目、ただ今、学生さんたちは前期試験の真っ最中で、まさに怒涛の忙しさです。
7月の最終週の週末までは講義や学内演習があり、
次の週には前期試験が始まって、終了は8月上旬。
やっとお休みがやってきますが、
試験が済んだ2年生の夏休みは、休み明けに行われる、
国家試験の模擬試験のための勉強時間。
就職活動や、学外臨床実習の準備も同時進行。
模擬試験が済んだら、追再試期間をやり過ごし、いよいよ学外の臨床実習スタート。
そんな眼の回るような忙しさも、さすがは2年生、
口ではいろいろ言いながらも、きちんとこなしています。
医療職に就くためには、この程度のタイムマネジメントは
できないといけない事を彼らはよく知っています。

その忙しさの中、7月9日の土曜日、
臨床実習のバイザー(指導者)をお引き受けくださった先生方と、
お世話になる学生さん達との、お顔合わせが行われました。
教員とバイザーの先生方とで行われる、より良い実習を行うための会議のあと、
先生方と学生さんの懇談があります。
最初は不安と緊張でかたくなっていた学生さんたちでしたが、
実習中の注意点や、どんな準備をして実習に臨んだらよいかなど、
先生方にいろいろとご指導いただくうちに、すっかり緊張もほぐれた様子。

実際にお世話になる先生方にお会いして、臨床現場の様子をお伺いし、
臨床実習の具体的なイメージをもてたことが、大きな安心につながるのです。
画像は、会議でお茶をお出しする係りの緊張した様子と、
懇談で徐々に緊張もとけ、熱心に質問する学生さんたち。


忙しい中でも、こうして安心する機会があり、より一層、成長していくのです。



皆様
見出しのとおり次回の研究会のお知らせです。
7月16日(土) 17:00~ さくら発達障害研究会
場所:中央福祉専門学校 6F 基礎実習室
●「重度PDD児への支援」高須病院 下山先生
●研究計画書 豊田市こども発達センター 東俣先生
その他、症例検討などのご希望のある方はお知らせ下さい。
どなたでも参加できます。参加費無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせはこちらまでお願いいたします。
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日本福祉大学中央福祉専門学校
言語聴覚士科 学科長  大岡 治恵
〒460-0012 名古屋市中区千代田3-27-11
℡:052-339-0200 FAX:052-339-0201
E-mail:<ohoka@n-fukushi.ac.jp>
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こんな素敵なお便りをいただきました!
6月4日、本校で開催されたイベント 「VOCAで遊ぼう! in 名古屋!」http://blog.n-fukushi.ac.jp/chuolive/2011/06/08/%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%80%81%E5%A4%A7%E6%B4%BB%E8%BA%8D%E3%80%80%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91%E3%80%80%E3%80%8Cvoca%E3%81%A7%E9%81%8A%E3%81%BC%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%80in/にご参加くださったご家族からのお礼状です 。
心温まる励ましのメッセージと、由緒正しき神社のお守りまで!
2年生の、国家試験合格のためのご配慮。。。。感謝に耐えません。

教室の入り口の壁に、ぶら下げられることになりました!

貴重な勉強の機会は、楽しい遊びの時間でもあった上に、
こうして、人とのつながりの暖かさを感じる機会ともなりました。
お守りをお送りくださった、ご家族様はじめ、関係者の皆様、本当に有難うございました!

早いもので、6月も残すところ後わずか。この6月は、学生ボランティア活躍の月でした。
6月の4日、2年生がVOCAイベントで大活躍した (http://blog.n-fukushi.ac.jp/chuolive/) その翌日、
今度は1年生の有志が、第6回愛知県言語聴覚士総会・学術集会の当日スタッフとして参加しました。

今年の会場は、安城市です。

実行委員の教員と一緒に、打合せ。

学術集会の設営は、力仕事も結構あります。

設営完了。駐車場の誘導係も担当しました。
終了後の片づけまでは、発表や教育講演を拝聴します。

就職した後、学会運営に参加することもきっとあるでしょう。
そのときは、初めてスタッフ参加したこの経験を思い出してくださいね!
お疲れ様でした!!

6月6日は、本校の創立記念日。学生、職員ともに待望の3連休となりました。そこで土曜日曜と、有意義な休日を過ごした、言語聴覚士科の学生さん達の様子をお伝えします。
★★ VOCAで遊ぼう! in 名古屋! ★★
6月4日の土曜日、HPでも紹介しましたiイベン ト「VOCAで遊ぼう! in 名古屋!」 が開催されました。
http://www.n-fukushi.ac.jp/chuo/news/2011/0516n1.pdf
VOCAはAACの一種で、子どもから大人までを対象とした、おもに表出が上手くできない場合の助けとなってくれるツールです。たとえば、録音機能や再生機能がついていて、手の不自由な子どもでも、足で楽に押せる大きなスイッチがあったとします。子どもがスイッチを押すと、あらかじめ録音された「のどが渇いた!」と訴える声が再生されます。すると、お母さんがやってきて、何かを飲ませてくれるということが起こります。
周りの人や外の世界への働きかけがしにくい子どもは、スイッチを押すことで、自分の活動は外界に影響を与えうるのだ、という経験を重ねていくのです。定型発達の子どもとお母さんが、毎日無意識に行っていることが、子どもによっては難しい場合があり、その助けとなって発達をうながすツールでもあるわけです。
このイベントは、そうしたツールの楽しく便利な色々な使い方を、みんなで一緒に体験しようというもの。関わったのは、スタッフ、ユーザーさん、ユーザーさんのご家族、ユーザーを支援する方、そして学生ボランティ、全部あわせて総勢36名。にぎやかなイベントとなりました。その様子をダイジェストでお伝えしましょう。

朝、いつもより早い時間から、パシフィックサプライ(株)のスタッフの方たちと、2年生ボランティアでミーティング。
動作確認。中入っているドライヤーが、VOCAスイッチで動くしくみ。

言語聴覚士 佐藤八郎先生も到着し、速準備。
そろそろ皆さんいらっしゃいます。

VOCAスイッチを押してみよう!           わ~~シャボン玉!!
デジカメもVOCAスイッチで。
カメラが気になるお父さん。説明する八郎先生。
いつの間にかギャラリーが。養護学校教諭、作業療法士、言語聴覚士・・・様々な職種の皆様が、デジカメの扱いに興味津々。

VOCAスイッチで写真屋さんごっこ。             かっこよく撮れたかな?

シャボン玉スイッチもやりたい!

暗い箱の中でスイッチを押すと・・・・・              きれいっ!!








普通に転がすのも、楽しいけどね・・。






手を使わずに、やってみる。






もう一回、やりたいっ!!




大人も、子どもも、楽しいひ時!!
この後、佐藤八郎先生もお話もあって、充実した午前でした!!
ここまでで、午前中のプログラムは終了です。
午後からも、盛りだくさんのプログラムが待っています!






午後は、一緒にお弁当ランチ。
午後のプログラム 「ジュースづくり」 の買出しにGO!
ものすごくいいお天気です。
頑張って歩いたら、きっとジュースもおいしいよ!






第一陣は、アイスクリーム売り場に直行。






お姉ちゃんたちはジュース売り場。






ジュース作りにいるもの買えたかな?






バナナの係りと、紙コップの係り。






スイッチを押したら、ジュースができた!!







みんなで乾杯します。
乾杯の合図のスイッチは誰がおす?







おいしいジュースの後、大人は勉強の時間。







子どもは遊びの時間。





これでプログラムは終了です。
アイディアいっぱいの楽しい時間でした!
ご参加くださった皆様、有難うございました!
※掲載した画像は、参加された皆様のご了解を得て掲載しています。

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