4月の桜も、そろそろ若葉が目だってきました。
日本福祉大学中央福祉専門学校 言語聴覚士科も、新一年生を向かえ、にぎやかにスタートしました。

入学式、オリエンテーション、 健康診断など、あわただしく過ぎた4月の前半。
新入生歓迎会では、「下宿生」「主婦」「社会人経験者」など、
いろいろな属性をしめすワッペンをつけた2年生が、
実習の体験談を発表したり、学生生活のコツを伝授するコーナーや、

鶴舞ご当地クイズ、くじびきなど、盛りだくさんの内容で、新入生の皆さんも大いに盛り上がりました。

この先が楽しみな一年のスタートです。
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さくら発達障害研究会のお知らせ
4月23日(土)15:00~17:00
場所:中央福祉専門学校 6F 基礎実習室
「重度PDD児への支援」症例報告3例(予定)
参加費:無料
参加申し込み不要です。本校卒業生以外の先生方も大歓迎です。
ぜひお越しください。
お問い合わせは下記まで。
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日本福祉大学中央福祉専門学校
言語聴覚士科 学科長 大岡 治恵
〒460-0012 名古屋市中区千代田3-27-11
℡:052-339-0200 FAX:052-339-0201
E-mail:<ohoka@n-fukushi.ac.jp>
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2月19日の土曜日、名古屋駅近くの会場で、第13回言語聴覚士国家試験が行われました。
この日のために、毎日しっかり勉強してきた2年生、
前日まで風邪をひいていたり、緊張で眠れなかったり、体調に多少の心配はあれど、
みんな元気に、会場に集合しました!
教員2名も、お守り持参で会場前まで、朝、応援に行きました。
会場は全国で数箇所ですから、愛知県在住の学生は恵まれています。
本校の学生は勿論、他校の学生さん、遠方からやってくる受験生の皆さんも、
全員合格できることを願ってやみません。
言語聴覚士は、訓練を必要としている患者さまや、
指導、助言を必要としているお子さんやお母さんに対し、十分な数の確保が出来ていない職種です。
待っている人たちがいるから、みんな頑張れ!
同じく、学生の応援に来ていた他校の先生方も一緒に、全員合格しますようにと祈りながら、会場を後にしました。
午後には、今年度最後のオープンキャンパスも行われ、ミニ講座のあと、
言語聴覚士を希望する大学生や社会人のみなさんが、「在校生と語ろう」コーナーで、1年生と盛り上がっていました。

沢山の方に、言語聴覚士になって欲しいと、しみじみ感じる1日となりました。
今週はじめ、1年生後期の講義が全て終了しました。
けれど、試験勉強を頑張る1年生は毎日登校してきます。
本日もまだ、教室で勉強中です。

その隣の教室では、更に真剣な、はりつめた空気が・・。
国家試験を2月に控えた2年生が、ラストスパートの真っ只中。

1年生も、2年生も、それぞれの目標に向かって、まい進中です!
【 お知らせ 】 本校言語聴覚士科学科長の大岡治恵先生が、2月12日(土)、東京で開催されている発達協会の主催「春のセミナー」で、「二語文へつなげる指導と教材・教具」と題して講演を行います。興味のある方は下記アドレスをご覧下さい!http://www.hattatsu.or.jp/index.html
日本福祉大学中央福祉専門学校 言語聴覚士科には、社会人経験をもつ多くの学生が通ってきます。自分の新たな可能性を信じ、仕事をやめて2年間、勉強をする生活に切り替えるのは少し勇気のいる事です。勉強についていけるか、経済的に大丈夫か、本当に就職できるのかなど、様々な不安にどう対処をしたのかをご紹介していきます。
社会人の方必見です!今回は、社会人向けシリーズpart3「算段」と題して、無収入となる現状にどう対処したのかをお送りします。

名古屋文化学園医療福祉専門学校(事業継承元)の卒業生で、
転職を決意し、38歳で言語聴覚士を目指したAさんにうかがいました。
●学費や在学中の生活費の心配はありませんでしたか?
2年もの間、収入がなくなるかと思うと、いろいろと躊躇しますよ。
お金をかけたはいいが、本当に就職できるのか、
子どものために貯金をしたほうがいいのではないか、
今ある貯金をきりくずのは得策といえるのか、など、本当に色々と悩みました。
●そういった不安に、どう対処したのですか?
学費は貯金から捻出できる計算でしたので、
本当に就職できるかが、一番の不安材料でしたが、
学校説明会に何度か参加して、就職への不安は払拭できましたし、
社会人を経験した在学生の方に話を聞けたのがよかったです。
今の世の中、お金が余っている人は、そうはいないんですよね。
皆さん、いろいろな工夫をしていたので、
自分は恵まれたほうなのだと、勇気をもらいました。
生活費は妻も働いていたので、何とかなりましたし。
ただし、家賃の負担が大きかったので、在学中の2年間は、
近隣に住んでいた妻の実家にお世話になることになりました。
●2年間、無収入で過ごしたのですか?
家計の足しにしたかったし、欲しい本もありましたから、
1年生の間は、アルバイトをしていました。
それまでの勤務先で、塾講師のアルバイトをさせてもらえたので、
他の学生よりは、効率の良いアルバイトだったと思います。
必要経費の試算を何度もし、2年間のお金の流れのシミュレーションもしたというAさん。奥様や、奥様のご実家の理解を得るために、オープンキャンパスで得た情報をもって、説明にも出向いたそうです。一番身近な家族や親族、前の勤め先の理解と協力を得られたことで、追い詰められることなく2年間を乗り切ったとのことでした。肩身の狭さを感じることもあったようですが、何事をもやる気にかえるたくましさは、さすがに社会人経験者。定期試験では再試験料を払いたくないからと、必死で頑張ったそうです。
この3回で、社会人向けシリーズは終了です。進学をご検討中の社会人の方々のご参考になれば幸いです。
機会がありましたら、社会人向けシリーズpart4として、
年齢差のあるクラスメートとの学校生活について、「垣根」と題してお送りできればと思います。