2017年2月28日[火]、福祉の仕事職場体験バスツアーが開催されました。今回訪問した先は、地域で医療・福祉・保健・子育ての融合を目指し、地域包括ケアを実践されている和光会グループ。地域のことを知り、地域に必要なことを形にして、皆が生き生きと安心して暮らしていける地域社会づくりに取り組まれています。
午前中は医療、福祉それぞれの現場で働いている職員さんから、施設の状況や取り組みについてのお話を伺いました。地 域や社会全体の課題に合わせてお話いただけたことで、なぜ、地域包括ケアが必要なのかが理解できました。
昼食は実際に施設内で提供されている献立をいただき、午後からは施設見学。医療現場から、ケアハウス、特別養護老人ホームなど一連の流れを現場を見ながら説明いただけたことで、働いている方がどのように連携して地域の暮らしを支えているのかが体感的にわかりました。
見学後は、認知症の擬似体験と、防災・減災についての講義。そして、グループに別れて、職員の方を交えて座談会を行い、今日一日の学びを共有。盛りだくさんの内容を企画・準備・運営いただいた和光会グループの熱心な皆さまのおかげで、大変有意義な1日になったのではないでしょうか。
【参加者の感想】
◆多職種連携について具体的なイメージを持つことができ、今後、自分が働く上で活用していきたいと思った。
◆施設見学ができたので、その場の雰囲気を知ることができた。
◆高齢者が自宅に戻り地域で暮らしていくために、医療と福祉がどう連携していくのか学ぶことができた。
◆大学の講義で学んだ社会福祉学の内容を実際に見たり、体験できたことで充実した学びが得られた。
◆地域を知らなければこの仕事はできないことを知り、地域を学ぶ意味を理解することができた。