高山でのまちづくりの学びを発表
2019年9月7日(土)に、岐阜県高山市の飛騨・世界生活文化センターで、第1回飛騨高山学会が開催され、社会福祉学部小松理佐子教授ゼミの学生4名が高山での取り組みを発表しました。学会は「繋がるキャンパス」をスローガンに、飛騨高山をはじめとした飛騨地域を共通のキャンパスとして、調査・研究活動を実践している大学生や地元高校生が、その成果を発表します。
小松ゼミの学生たちは、「住みやすい高山にするための課題とこれから」として、昨年度に高山市で取り組んできたフィールドワークについて発表。社会福祉法人高山市社会福祉協議会や、高山市役所、まちづくり協議会へのヒアリングや、現在使われていない教員の社宅を利用した高齢者の交流施設「のくとい館」での活動から見えた課題と学びを伝えました。
ヒアリングから見えた地域と行政の関係性や、住民主体のまちづくりについて、学生たちからは、地域住民のまちづくりに対する関心を高める取り組みや、高校生や大学生が主体となってイベントを企画するなどの提案がありました。
学生たちの今後のまちづくりの提案に、会場からは、何かの縁で高山とつながった方が、今後も関わり続ける可能性についてなど、たくさんの質問があり、発表に対しての関心の高さがうかがえました。
発表された小松ゼミの皆さん。お疲れ様でした。