2018年6月16日[土]に、COC+参加大学共通プログラムの企業見学会が行われました。今回は、岐阜県東濃地域に本拠地を置く2社の企業をバスで訪問。岐阜大学、中部大学、日本福祉大学の3大学から27名の学生がしました。
1社目は、中津川市の食品製造会社、株式会社サラダコスモ。もやしやスプラウトなどの発芽野菜の生産を中心に事業を展開されています。母親が子を思う気持ちと同じように安全な野菜つくりを目指し、無農薬にこだわった天然のミネラルだけを使用した栽培を行っています。まずは、その現場、「中津川サラダ農園」を見学しました。
無農薬栽培のため衛生管理は徹底されており、そこにいる社員の皆が、その意識を持って働かれている様子を見ることができました。
続いて、教育型・観光生産施設「岐阜中津川ちこり村」へ移動します。土曜日ともあって、施設内は大勢のお客様でにぎわっていました。ヨーロッパでは日常的に食されている野菜「ちこり」をいただきながら、若手社員の方から、会社のこれまでの沿革や、事業概要、今後の展望をうかがいました。野菜を通じて、人々の健康を支える仕事をしているというお話に、学生たちも真剣に耳を傾けていました。
休憩を挟んで、次に訪問したのは、土岐市に本社工場を置く高砂工業株式会社。熱処理技術とその設備は、国内で最大級。東京ドーム30個以上という広大な土地で、国内産業を支えています。
はじめに、社員の方から会社の説明を伺いました。BtoBの企業であるため、日常生活で目にすることはあまりないかもしれませんが、車やスマートフォン、食品や薬まで、私たちの生活に必要なものを作るには、熱処理の技術が必要不可欠です。その生産設備を、メーカーなどの顧客の要望に合わせて作られている企業です。
開発から、生産、アフターフォローまで全ての工程を自社で行うことで、顧客からの信頼は高く、100年企業を目指して社員一丸となって頑張っておられます。
工場見学では、各設備を生産する現場や、商談に使用するショールームなどを回りました。本社事務所は部門ごとの壁がなく、経営者の方たちも同じワンフロアーで働かれています。また、敷地内には川魚の飼育も行っており、年に1回皆さんで食べるパーティーを行うなど、風通しの良さを感じました。
最後は、入社5年目と3年目の若手社員お二方との座談会。お二人が入社した経緯や、現在の仕事内容、働く職場の環境など、学生からの質問にざっくばらんに答えていただきました。
企業見学会は、今後も予定されています。関心がある方はぜひご参加ください。
<申し込み受付中>
2018年7月7日 西濃地区企業見学会
詳しくはこちらのチラシをご覧ください。
企業見学会チラシ