課題解決型インターンシップオリエンテーション開催!

ミッションは「医療福祉の仕事の魅力を伝える!」

2019年7月26日、社会福祉法人新生会のサンビレッジ岐阜で、課題解決型インターンシップのオリエンテーションを開催しました。
サンビレッジ岐阜が入っている岐阜シティータワー43を中心とした施設では、夏休み期間に小学生のお仕事体験を受け入れています。今回のインターンシップは、その現場に大学生がスタッフとして参加。小学生や受け入れ先の事業所の方たちと関わりながら、課題解決に向けた提案を考えて発表します。
お仕事体験は、6年目。今年はのべ170名ほどの小学生が、放送局や診療所、保育園、薬局など、11の職業を体験します。しかし、職種によって申込数に偏りがあり、特に、福祉関係の職業は人気がありません。
そこで、インターンシップに参加する学生たちは、医療福祉の仕事を正しく理解してもらい、その魅力を伝えるにはどうしたらいいのかを考えていきます。
 
オリエンテーションは、サンビレッジ岐阜のコンセプト説明からスタート。本学の卒業生でもある井上さんからお話を伺います。
サンビレッジ岐阜では赤ちゃんから高齢者まで、最期まで安心して暮らせる街づくりをスローガンに、様々な取り組みを実施されています。その中で、なぜ小学生の職場体験を行うのか。それは、子どもたちが集まることで、ここで暮らす高齢者の方たちの笑顔が増え、生活が豊かになる多世代交流の一環として行ってきたとのこと。
そして、本物の現場で、本当の仕事を体験してもらい、その仕事の魅力を知ってほしい。それが、何年か先に一緒に働くために、今後の社会を担う世代への種まきになるという井上さんのお話に、学生たちもインターンシップへの意欲が高まります。
次に、実際に小学生たちが体験をする職場を順番に訪問。それぞれの職場の、昨年の様子などを伺い、課題解決へのヒントを集めていきました。
 
最後に、インターンシップに参加する日程や、どのように進めていくか、どんな情報を集めていくかなど、発表に向けた作戦会議を行い、本日は無事終了です。
いよいよ来週からインターンシップが開始します。学生たちから、どのような提案が出てくるのか、楽しみです。