平成29年8月24日、25日に、名古屋学院大学主催COC+多治見プロジェクトが開催され、日本福祉大学から社会福祉学部の宇井真輔さんが参加しました。
今回のプロジェクトは「観光」と「まちづくり」をテーマに、学生たちが多治見市の観光資源を自分たちの目で見て回り、直接声を聞いて、これからの多治見市の観光まちづくりについて考えました。
1日目の日中は、情報収集の時間。オリベストリートやモザイクタイルミュージアムなど、多治見市内を回りながら、それぞれの施設で関係者からお話を伺っていきます。
夜ご飯を食して、夜は名古屋学院大学の小林先生から多治見の講義を受けて情報の整理。一日集めた情報をグループで話し合いながら明日の発表に向けて準備を進めました。
夜はお楽しみの天体観測。強大な望遠鏡で見る木星や土星は圧巻でした。
2日目引き続き美濃焼や虎渓山を巡り情報収集を進めていき、いよいよ最終発表。美濃焼の情報発信やオリベストリートの活用など、グループで多治見市の観光まちづくりに対して施策を発表しました。
~参加学生の声~
プロジェクトが終わった直後にこの文章を書いていますが、参加して良かったと強く感じています。
私は地域福祉に興味があり大学の講義や学外活動でもそれに関連したことを多く取り組んでいます。
大学の講義では知識を得ることしかできず、実感がわかりませんでした。しかし、このプロジェクトで実際に街を歩き、その街の良いところや、悪いところをみつけ、まちづくりにどう活かすか考えることができました。それにより、知識を得るだけでなく、まちづくりを実感することができました。街の人々と関わることでさらに深く実感することも可能でした。
そして、参加者は日本福祉大学の学生だけでなく、他大学の福祉とはあまり関係のない大学で学んでいる学生も参加するため、「福祉」以外の視点からの「まちづくり」に関する意見も直接聞くことができたことで、大学で学ぶだけでは偏りがちな視点を広げることができました。
社会福祉学部 宇井真輔