5月3日の活動報告
今日も、AB班は名取市の「うらやす」で清掃・整理活動に入りました。
津波がもたらした大量の土砂の除去も進み、館内に散乱する備品の運び出しもはかどりました。介護ベッドや引き出し類など、利用者の方々が使っていたものを運ぶ際には、いろいろな感情が去来します。
作業の合間に、うらやすの4階屋上に上がらせていただき、周辺の被災地を一望しました。一望という言葉は、美しい景色に対して使うべきかと思います。この光景に、切なさ・やりきれなさを感じるばかりでした。
一方、石巻エリアで活動するCDE班は、それぞれ避難所での支援を継続しています。こちらは人と向き合うことが多く、被災された方々の様子に気を配りながら、お話し相手や遊び相手も務めました。お年寄りやお子さん、この震災から受けたものも様々で、学生も丁寧に接することに努めています。河北インターから近い避難所「ビッグバン」では、早朝からの朝食準備作業などもあります。活動開始から3日目となり、疲れも出てくる頃なので、メンバーがお互いの様子にも目を配り、後半の活動に向けて折り返しました。