第3回コミュニティ支援力養成研修会、日本福祉大学で開催中!

この日に向けてボラセンスタッフはもちろんのこと、いわてGINGA-NETの皆さんはじめ
準備を重ねてきました。ようやく、開催です!

東日本、西日本から参加者を乗せたバスが到着、長旅お疲れさまでした。

そして地元中心の参加者も電車で到着。約70人の学生らで研修会スタートです。
  
山本“キャップ”克彦先生が口火を切ってプログラムが始まり、開催地美浜町の概要を、
美浜町役場の方々から案内いただきました。行政や産業、観光情報から町を知ると
同時に、もし大規模災害がこの地域で発生したら、ということまで想定できる内容でした。

続いて「災害発生から72時間を考える」と題したレクチャーを、NPO法人さくらネット
代表理事の石井布紀子さんから受けます。阪神淡路大震災での生々しい実体験も
お話しいただき、参加者はすでに真剣に聞き入っています。
  
「当時は72時間の大切さを知らなかった。知っていればできたことがもっとあったはず」という
言葉に重みを感じると同時に、これからを担う自分たちへの励みになります。グループワークも
行い、参加者同士のつながりも築かれていきます。

夜は宿舎の愛知県美浜少年自然の家へ移動。2000年10月に発生した鳥取県西部
地震で震災ボランティアを立ち上げた日野ボランティア・ネットワークの山下弘彦さん
にも、当時の状況を詳しく語っていただきました。学生ボランティアがどのように活動を
行うか、地域と人々の生活に密着した経験をベースにしたお話が響きます。
1日目はレクチャーに学ぶ内容が中心でした。翌日はそれに加えてフィールドワークや
炊き出し、避難所設営といった実践も加わって、ますます熱が入りそうです。